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韓国のおすすめ市場15選!ソウルで食べ歩きができる人気スポットを厳選

韓国には、食べ歩きや買い物が楽しい個性的な市場がいっぱい! 今回は韓国の中でも日本からの旅行者が特に多いソウルにある、おすすめの伝統市場を人気ランキング上位から13選ご紹介します。初めての旅行で絶対に訪れたい人気の市場から、韓国通が厳選するディープな穴場市場まで厳選したので、韓国旅行の参考にしてくださいね!

ライター
amica
書籍、雑誌、web等を通じて旅行ガイド情報を発信。ファミリー向け情報やマニアックな穴場スポットの紹介などが得意分野。月イチ韓国族なので、最新トレンドスポットから誰も知らない地方ネタまで、韓国情報を実際に足で訪ねて情報発信しています。
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韓国には、食べ歩きや買い物が楽しい個性的な市場がいっぱい!

今回は韓国の中でも日本からの旅行者が特に多いソウルにある、おすすめの伝統市場を人気ランキング上位から13選ご紹介します。初めての旅行で絶対に訪れたい人気の市場から、韓国通が厳選するディープな穴場市場まで厳選したので、韓国旅行の参考にしてくださいね!

Contents

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韓国旅行で絶対行きたい!韓国の市場の魅力は?

photo by amica

韓国の市場(シジャン)は、親しみのある雰囲気から韓国市民のみならず世界各国の旅行者に愛されています。

旅行者が行きやすいのは、人気が高く食べ歩きが楽しめる市場。こうした市場は観光客も多く、店の人も観光客の扱いになれています。初めての韓国旅行なら、観光客に人気のスポットでまずは韓国の市場の雰囲気に触れてみましょう!

そして2度目、3度目の韓国旅行者なら、より地元密着型の市場を訪ねてみては?特にローカル民が集う市場にある食堂は、そこで働く人々の胃袋を支えているだけに、安くておいしい店が多いですよ!

そして韓国の市場に行ったら、ぜひ笑顔であいさつをすることを心がけましょう。韓国の方は、知らない人には意外と無愛想です。ところがお店などでこちらが笑顔であいさつをすると、そこからは日本人の10倍の速さで親密になります。あいさつひとつで気持ち良く楽しい時間が過ごせるので、ぜひ覚えておいてくださいね!

今回ご紹介する市場は安全で、韓国旅行の初心者でも行きやすい場所ばかりです。足繁く韓国に足を運んで、ぜひ自分の足でお気に入りの市場を見つけてくださいね!

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韓国で食べ歩きにおすすめ!人気の市場8選

市場の1番のお楽しみといえば、なんといっても食べ歩き!韓国の食べ歩き自慢の市場にはそれぞれ名物があるのが特徴で、大邱(テグ)の西門(ソムン​​)市場​​のぺちゃんこ餃子と呼ばれる「ナプチャッ・マンドゥ​​」や、釜山のチャガルチ市場の「ムルトック​​」などはその代表です。

今回は初めての韓国旅行の訪問先として多い、ソウルにある食べ歩き自慢の市場を紹介します。市場名物の食べ物がある市場や、常に行列が絶えない人気店がある市場、観光客を楽しませる工夫を重ねている市場ばかりなので、お腹をすかせて訪問してくださいね!

広蔵市場(クァンジャンシジャン)

ソウルの中心部にある市場メシの宝庫!

photo by amica

広蔵市場は、ソウルの中心部にある、韓国初の常設市場として1905年に開場した長い歴史を持つ韓国を代表する人気市場です。約4.2万㎡と東京ドームに匹敵するほどの大きさを誇り、その中に韓服向けを含む生地や古着、寝具、輸入品、そして青果や鮮魚、お惣菜といった日常の食料品など、およそ5,000軒もの店がひしめき合っています。

とくに食べ物屋台がひしめく「うまいもん通り」と呼ばれるエリアには、屋台の両脇には飲食店もあり、常に世界中の観光客で大賑わい。支払いは基本的に現金が使われています。日本語は通じないと思った方が無難ですが、日本人観光客も多いので、日本語メニューのある店や、簡単な日本語が通じる店も少なくありませんよ!

広蔵市場の名物グルメ

photo by amica

広蔵市場には名物料理が盛りだくさん!今回は中でも代表的な3つの名物料理を紹介します。これ以外にも、注文すると器の中に麦飯とカウンターに置かれた野菜をぱぱっと器に盛り、コチュジャンとごま油を入れて出てくる「ポリパッ​​」(麦飯ビビンバ)なども名物料理のひとつです。​​

さらに市場の入口でたまに見かける行列は、日本のツイストドーナッツに当たる「クァベギ​​」の有名店の列。そして最近では、市場内にスターバックスがオープンして話題になっています。

ただ、あまりの観光客人気に観光客向け値段として価格を高く設定して繰り返し摘発されるという事例もあったので、メニューを見比べて適正価格の店を選ぶようにしましょう。

ピンデトッ(緑豆チヂミ​​)

photo by amica

市場を歩いていると、何やらたっぷりの油でお好み焼きのようなものを焼いているお店をよく見かけます。これがピンデトッ​​で、韓国のチヂミの1種です。ピンデトッ​​を焼いている側では、豆のようなものを石臼で自動的にすりつぶしている光景がみられますが、ピンデトッの生地を作るために水でふやかした緑豆を石臼で挽いているものです。こうして作られた生地に豚肉や牡蠣、野菜などを入れて鉄板で焼き上げます。

外はパリッと、中はふんわりとしているのが特徴で、サイズもかなり大きくて醤油ダレなどにつけて食べるので食べ歩きにはちょっと不向き。購入店で座って食べるか、テイクアウトしてホテルで食べるのがおすすめです。

麻薬キムパッ

photo by amica

麻薬キムパッとは何やら物騒な名前ですが、一般的には「コマキムパッ」と呼ばれる、通常のキムパッよりかなり小さい、ひと口サイズのキムパッです。具材は人参とほうれん草、たくあんといったシンプルなもので、名前の由来は1度食べ始めたらおいしくて箸が止まらなくなることが由来だそう。

今では広蔵市場の多くの屋台に置かれている麻薬キムパッの元祖店は「モニョキムパッ​」で、現在広蔵市場内に2店あります。このうち場所がわかりやすいのは2号店で、屋台通り中央交差点付近にあり、2人の女性のイラストが描かれた大きな赤い看板が目印です。​​

ユッケ

photo by amica

生の牛肉を細切りにし、醤油やごま油、砂糖、ニンニクなどで味付けしたユッケは、現在日本ではなかなか食べることが難しい料理。しかし広蔵市場にはユッケ店が集まっている、通称「ユッケ通り」があるほどの名物料理です。

一般的なユッケは生肉の上に卵の黄身を落としたものですが、広蔵市場にはユッケにサンナクチと呼ばれる生のタコをぶつ切りにしたものを合わせた「ユッケタンタンイ​​」や、ユッケを具材にしてキムパッ​​にしたもの、ナムルとユッケを合わせた「ユッケビビンバ」など、バリエーション豊富に楽しめますよ。

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広蔵市場(クァンジャンシジャン)の基本情報

住所

88 Changgyeonggung-ro, Jongno District, Seoul, ,韓国

電話

+82-2-2269-8855​​

営業時間

うまいもん通り 9:00~23:00
※店舗により異なる。コアタイムは10:00〜22:00頃

休業日

日曜、1月1日、旧正月(ソルラル)、秋夕(チュソク)の連休

※うまいもん通りの屋台は日曜日も営業。休業日は各店舗により異なる

アクセス

地下鉄1号線鐘路5街(チョンノオーガ)駅 7・8番出口、地下街9・10番出口から徒歩すぐ

公式サイト

http://jkm.or.kr/home/home/sijang/

南大門市場(ナムデムンシジャン)

観光客に大人気のソウルを代表する市場

photo by amica

南大門市場は、ソウル駅や人気の観光地・明洞からも徒歩でアクセスできる、ソウルを代表する市場。朝鮮王朝時代の1414年に作られ、現在ではソウル最大規模を誇る市場で、東京ドームのおよそ1.4個分の広さを誇ります。約1万店以上のお店が軒を連ねており、「ないものはない」といわれるほどの充実度!何度も足を運んでいる筆者でもまだまだ行ったことのないエリアもあり、毎回目的の店を探すのに苦労するほどです。

屋台、店舗、ファッションビルと店の形式もさまざまで、地下にも店が広がっています。デニムなども屋台でありながら試着もでき、同じ通りにある屋台のお直し専門店で丈詰めをしてくれるなど、まさに「なんでも市場」ならではの楽しみがありますよ!

食べ歩き派におすすめの名物グルメ

photo by amica 「カメコルイェンナルソンワンマンドゥ&ソンカルグッス」の行列

南大門市場では、食べ歩きグルメも豊富です。名物のひとつ「ホットク」は、生地にシナモンや黒砂糖などを混ぜて丸く焼き上げるもので、なかでも南大門ではホットクの中にチャプチェのようなものを入れた「南大門野菜ホットク」が人気です。

そして美味しい香りから逃れられない名物が韓国式の餃子「マンドゥ​​」。行列店として有名な「カメコルイェンナルソンワンマンドゥ&ソンカルグッス」では、店頭で常に湯気をたてながら販売されているアツアツがいただけます。

広蔵市場同様に、ここでも「クァベギ​​」は大人気!それ以外にも、日本でいうおでんに入っている練り物を揚げたような「ハッバー」は、餅やチーズが入っていたりと種類豊富です。

しっかり食べたい派は名物横丁をチェック!

photo by amica 巨済食堂

食べ歩きよりもしっかり南大門市場で食事を楽しみたいなら、ぜひ「横丁」に注目を。「太刀魚横丁(カルチコルモッ)​​​​」を覗くと、店の前で煙にむせながらお店の方が魚を焼いています。こちらの名物は「太刀魚の煮付け」で、真っ赤な汁の中に切り身が入っていて、辛いというよりはコク深い味わいです。

そして1番人気の横丁といえば「カルグクス横丁」。各店のアジュモニ(おば様)たちの客引きも名物のひとつです。各店共カルグクスに冷麺、ポリパッ、パンチャン(おかず)の小鉢がついてくるスタイルで食事を楽しめます。

幅広い韓国料理の中からメニューを選びたいなら、南大門市場のGate2とGate3の間​​にある「うまいもん横丁」がおすすめですよ!

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南大門市場(ナムデムンシジャン)の基本情報

住所

21 Namdaemunsijang 4-gil, Jung District, Seoul, 韓国

電話

+82-2-753-2805​​

営業時間

8:00〜17:00
※各店舗により異なる。ショッピングビルは早朝から、卸問屋は土曜は14:00頃までが目安

休業日

各店舗により異なる

※ショッピングビルは日曜休業が多数。ソルラルや秋夕(チュソク)、夏期の連休がある場合も

アクセス

地下鉄4号線の会賢(フェヒョン)駅5番出口から市場6番ゲート、6番出口から4番ゲート

公式サイト

http://www.namdaemunmarket.co.kr/index.php

望遠市場(マンウォンシジャン)

ソウルの食べ歩きが楽しい市場No.1!

photo by amica

弘大(ホンデ)や漢江(ハンガン)に近い場所にある、全長およそ250mの望遠市場は、アーケードがかけられた、近年の韓国の伝統市場の典型的スタイルの市場です。1970年代に形成され始め、2006年に伝統市場として正式に認められた頃は、日本でいう近所の商店街的な雰囲気が強い市場でした。

ところが韓国のメディアで望遠市場のローカルフードが取り上げられたり、バラエティー番組のロケ地として登場したりする機会が増加。さらに周囲におしゃれなカフェや雑貨店が増えたこともあり、最近では海外からの観光客にも人気のスポットに。地元の買い物客と食べ歩き目当ての観光客が入り混じり、独特の雰囲気がありますよ!

望遠市場の名物グルメ

photo by amica 「望遠コロッケ」の「クァベギ​​」

望遠市場の食べ歩きグルメの王様といえば、やはり「タッカンジョン」です。一口大に切って揚げた鶏肉を甘辛いソースで和えたもので、食べ歩きしやすいように紙コップに入れて竹串をつけてくれます。

筆者が望遠市場に行ったら必ず食べるのは、大通りに面した市場の入口にある「望遠コロッケ」の「望遠手製(スジェ)コロッケ​​」と​​「クァベギ​​」。価格もお手頃で1度食べたら誰もがやみつきになる味ですよ!

そのほかにも持ち帰ってホテルでゆっくり食べたい、ハンバーグや肉団子のような「マンウォントッカルビ​​」や、イートインで食べられる大繁盛店「ホンドゥッケソンカルグクス​​」など、見逃せない店だらけですよ!

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望遠市場(マンウォンシジャン)の基本情報

住所

27 Poeun-ro 6-gil, Mapo-gu, Seoul, 韓国

電話

+82-2-335-3591​​

営業時間

10:00~20:00 
※各店舗により異なる

休業日

なし
※各店舗により異なる

アクセス

地下鉄6号線望遠駅2番出口から徒歩約8分​​

通仁市場(トンインシジャン)

お弁当カフェが名物の伝統市場

photo by amica

景福宮の近く、カフェストリートがあることでも知られる西村(ソチョン)エリアにある在来市場です。実は市場の原型となったのは1941年に開設された日本人向けの公設市場で、その後時代の変化に合わせて姿を変えていきました。全長はおよそ200mで、アーケードで覆われているので雨の日でも安心!店舗は生鮮食品や惣菜店などが中心で、約70店舗ほどが集まっています。

通仁市場を訪ねたら、ぜひ周辺の散策を楽しみましょう。市場を通り抜けた場所にある老舗のパン屋「孝子(ヒョジャ)ベーカリー​​」は、日本でも人気のアイドルグループやこの度再度大統領府となる「青瓦台(チョンワデ)」の御用達の店として知られていますよ!

通仁市場の名物グルメ

photo by amica

通仁市場​​が観光客に人気となったのは、好きなおかずを買って自分だけのお弁当を作れる「お弁当カフェ​​」の存在です。市場内の加盟店だけで通用する葉銭(ヨッチョン)と呼ばれる通貨を、市場内にある「顧客満足センター」の2階で購入してパックを受け取り、コインを交換しながらさまざまな店舗でおかずを集めます。

販売しているのは、トッポッキやキムパッなどの定番の市場フードが中心。葉銭が不足したら追加で購入するか、不足分を現金で支払うことも可能で、逆に余った場合は1枚500ウォン(約53円)で返金もしてもらえます。

各店舗では必要なコインの枚数は「냥(ニャン)」という単位で表示されています。センターには飲食できるカフェスペースがあり、ご飯や汁物の購入もできますよ!

通仁市場(トンインシジャン)の基本情報

住所

18 Jahamun-ro 15-gil, Jongno District, Seoul, 韓国

電話

+82-2-722-0911​​

営業時間

お弁当カフェ 11:00〜16:00(火〜金​)​、 11:00-17:00(土〜日) ​​

市場内の店舗 7:00~21:00 

※各店舗により異なる​​

休業日

第3日曜日

※各店舗により異なる​​ 。お弁当カフェは月曜日および第3日曜日​​

アクセス

地下鉄3号線景福宮(キョンボックン)駅 2番出口から徒歩約8分

料金

お弁当カフェ用通貨は20枚10,000ウォン(約1,069円)から購入可能

東大門市場(トンデムンシジャン)

広いエリアにショッピングや食べ歩きの楽しさが満載!

photo by amica

東大門市場は、これまでご紹介した市場とは少し捉え方が異なる市場です。エリアの中心に「東大門総合市場」という、生地や手芸用品、婚礼用品などを扱う約4,000店舗が入る卸問屋ビルがあります。

それ以外にもこのエリアにはファションアイテムを中心とした卸問屋や販売店が集合しており、このエリア一帯を指して東大門市場と呼ばれることも。このエリアには、東大門総合市場以外に、以下のような店舗があります。

ファッションビル

現代(ヒュンダイ)シティアウトレット​​・dundun​​・ミリオレ東大門店・DOOTA(ドゥータ)MALL​​ など

アクセサリーショップ

nyu nyu(ニューニュー) 東大門店・MIMILINE(ミミライン)​​など

卸問屋中心(一部小売り可能)

平和市場​​・南平和市場​​・東大門靴卸売市場​​ など

化粧品

マスクショップ​​・Miss​​・RION SKIN​​・RION SKIN など

文具・おもちゃ

昌信洞 文具・玩具総合市場

東大門市場の名物グルメ

photo by amica

問屋街にはそこで働く人、買い付けに来る人、配達をする人などが多く集まるため、安くて美味しい店が集まるのが必然です。東大門で気軽に食事を楽しみたいなら、東大門総合市場の西側の裏通りにある屋台通りがおすすめ。トッポッキやティギム(天ぷら)など、食べ歩きも可能な伝統的な屋台フードが楽しめます。

もう少ししっかり食事をとりたい時には、「東大門タッカンマリ横丁​​​​」は外せません。タッカンマリは日本人が好きな韓国料理No. 1にも輝く料理で、夜中でも営業している店も多い、頼れる存在です。

タッカンマリ横丁につながる場所にある「焼き魚横丁」も魅力的で、各店の店頭で魚を焼いている姿は写真映えもバッチリですよ!​​

東大門総合市場(トンデムンシジャン)の基本情報

住所

272 Jong-ro, Jongno District, Seoul, 韓国​​

電話

+82-2-2262-0114​​

営業時間

生地, 衣類材料 8:00〜18:00

アクセサリー材料 9:30〜19:00

婚礼用品・ホームインテリア 8:00〜19:00

N棟フードコート 7:00〜18:00、土7:00〜17:00

B棟 食堂街 8:00〜19:00​​

休業日

日曜
※婚礼用品・ホームインテリアは第2日曜・第4日曜​​

アクセス

地下鉄4号線東大門駅9番出口地下直結​​

公式サイト

https://www.ddm-mall.com/

鷺梁津水産市場(ノリャンジンスサンシジャン)

ソウル最大の水産市場!買ってその場で食べられる市場

photo by amica

地下鉄1号線鷺梁津(ノリャンジン​​)駅からは歩道橋、地下鉄9号線の同駅からは地下歩道で直結している鷺梁津水産市場は、ソウル最大の水産物市場です。現在の場所には2016年に移転し、地下2階〜6階の建物の中には競りが行われるスペース、販売スペースのほか食堂スペースもあり、24時間活気にあふれています。

1階の専用スペースで競りが行われるのは、午前1時頃から4時頃までの間。活魚の競りが行われる3時頃が最も活気づきます。この競りは、日曜日を除き観光客も見学可能です。1階には小売店が軒を連ねていて個人で購入も可能で、買ったその場で新鮮なまま食べるのがこの市場の醍醐味ですよ!

鷺梁津水産市場の名物グルメ

photo by amica

鷺梁津水産市場で新鮮な魚介を食べるには、1階にある小売店で好みの魚を購入し、店で紹介された2階の食堂に購入したものを持って行き、希望する調理法を伝えます。すると希望に合わせて調理したものを提供してくれます。薬味代や調理代が必要になり、目安は3万ウォン(約3,207円)程度です。

刺身だけではなく、ホタテを買ってバター焼きや鍋に仕立ててもらうことも!カニを食べ終わった後は、残りでカニチャーハンなどにしてくれるので、子ども連れでも安心して利用できます。

支払いは、多くの店で現金のほかクレジットカードも使えます。一部の店舗では日本語ができるスタッフも​​いるので心強いですね!

鷺梁津水産市場(ノリャンジンスサンシジャン)の基本情報

住所

674 Nodeul-ro, Dongjak District, Seoul, 韓国

電話

+82-2-2254-8000

営業時間

24時間営業※扱う魚の種類によって異なる

休館日

旧正月・秋夕(チュソク)の連休
※各店舗により異なる

アクセス

地下鉄9号線鷺梁津駅7番出口から地下歩道で直結、地下鉄1号線同駅1番出口から徒歩約2分

公式サイト

https://www.susansijang.co.kr/nsis/miw/ja/intro

セマウル伝統市場

漢江の南側・蚕室にある伝統市場

photo by PIXTA ※市場近くにある野球場と総合位運動場

ロッテワールドや、プロ野球の球場を含む総合運動場などがある蚕室​​(チャムシル)エリアに位置する、1970年代にオープンした伝統市場です。

江南エリアという土地柄、近代的で清潔感があふれる市場で、アーケードも完備なので雨の日も安心です。野球場に向かう観客たちが試合前などに小腹を満たすため立ち寄ることも多いとあってか、トッポッキ、マンドゥ、タッカンジョンといった定番の市場メシや、新鮮な農水産物などが1万ウォン(約1,069円)程度で販売されています。

近年観光客の間でも知名度が上がってきているセマウル伝統市場。まだまだ地元密着型ならではの市場の雰囲気を楽しめる穴場的スポットですよ!

セマウル伝統市場の名物グルメ

photo by PIXTA タッカンジョン※写真はイメージです

セマウル伝統市場には、人気が高い名物店が勢ぞろい!豚足やポッサム​​を扱っている人気店が「コンシネ チョッパル ポッサム」で、珍しいものでは豚の皮などが販売されています。添付の甘辛ソースにつけるとおつまみにも最高なので、野球場でビールと一緒に食べたら最高ですね! 

マンドゥ専門店で行列が絶えないのが「PAOPAO​​(パオパオ)」。人気店で仕込みの時間が必要なのか、営業時間の10時〜20時のうち、14時〜15時はクローズになります。

そして市場1番人気が「ケッニプ(エゴマ)タッカンジョン」で、その名の通り甘辛い味付けの唐揚げにエゴマのパンチが効いていてビールによく合う味ですよ!

セマウル伝統市場の基本情報

住所

24 Seokchonhosu-ro 12-gil, Songpa District, Seoul, 韓国

電話

-

営業時間

8:00~20:00
※各店舗により異なる

休業日

各店舗により異なる

アクセス

地下鉄2号線蚕室セネ駅3番出口から徒歩約4分 ​​

ソウル中央市場(チュンアンシジャン)

グルメな芸能人も通う食自慢の伝統市場

photo by amica

ソウル6大在来市場の一角を担う存在のソウル中央市場。松重豊氏とグルメ番組で共演している韓国のバラードの皇帝・ソン・シギョン​​氏がYouTubeで市場界隈の店を紹介した頃から注目が高まり、最近は筆者が最も足を運んでいる市場でもあります。

場所は地下鉄2号線新堂(シンダン)駅1番出口からすぐという好立地。アーケードがあるので雨の日でも安心です。市場のメインは約400mほどの通り沿いで、生鮮食料品や生活雑貨を扱う店や飲食店などがひしめいています。

2009年に地下空間に芸術家たちのベースが誕生した頃から市場周辺に若者に人気の飲食店なども増え始め、市場に隣接する場所には台所用品や家具の面白い店舗群も。グルメも買い物も楽しめるので、1日中ここで過ごせますよ!

ソウル中央市場の名物グルメ

photo by amica チャプサルホットク

この市場で筆者が最も好きなのは、ハルモニ(おばあさん)が焼く米粉を使った「チャプサルホットク​​」。特に冬に食べると心と体にしみます。

カルグクスやコングクスといった麺類と並んで市場の名物として名前が上がるのは、実はポリパッ​​と呼ばれる麦飯。絶対おすすめしたいのがコギサンパッ(肉包みご飯)で、ポリパッ​​やポリパッ​​ビビンバに肉をのせて野菜で包んで食べるヘルシー料理です。

そして本当に注目して欲しいのが、メイン通りの裏通りにあるコプチャン(ホルモン)店の数々。この辺りのコプチャンは「往十里コプチャン」と呼ばれており、ホルモンってこんなにおいしかったのか!と思わせる雰囲気の良い名店がそろっていますよ!​​

ソウル中央市場の基本情報

住所

22 Toegye-ro 85-gil, Jung District, Seoul, 韓

電話

+82-2-2232-9559​​

営業時間

市場 明け方~23:00、地下 8:00~24:00​​
※各店舗により異なる

休館日

市場 第3日曜、旧正月・秋夕(チュソク)の連休  

地下 第3火曜

工房 第3日曜

※各店舗により異なる

アクセス

地下鉄2・6号線新堂駅2番出口から徒歩すぐ​​

公式サイト

https://blog.naver.com/jungangmk

韓国通が厳選!ディープな雰囲気を味わえる市場7選

今回はソウルの市場が中心ですが、個性派の市場がそろっている釜山、夜市も楽しめる大邱の市場など、韓国にはソウル以外にも見逃せない市場がたくさんあります。

そして「5日市(オイルジャン​​)」と呼ばれる、月に決まった日数だけ出現する市場もあります。平昌(ピョンチャン)の「蓬坪(ポンピョン​​)五日市​​」や、ソウル近郊では京畿道(キョンギド)の城南(ソンナム)市​​の「牡丹(モラン)市場」が有名で、「カクソリ」と呼ばれる日本のチンドン屋さんのようなものも出て楽しいですよ!​​

ここではそうした地方の市場に足を伸ばす前に、「2度目以降のソウル旅行」で行きたい、ソウルにあるユニークな市場を紹介します!

ソウル風物市場(プンムルシジャン)

カオスが楽しい2度目以降のソウル旅行者向け市場!

photo by amica

「​ソウル風物市場​」は、韓国最大の蚤の市と呼ばれる場所で、以前は現在の東大門デザインセンターのある東大門運動場に位置していましたが、2008年に現在の場所に移転しています。

建物の中に入ると、そこは地球で1番カオスな世界!店舗数はおよそ900を数え、骨董品、生活用品、地域特産品、伝統工芸品など、アンティーク好きにはたまらない商品がそろっています。

2階には「青春一番街​​(チョンチュンイルボンガ​​)」というコーナーがあり、1960年代から70年代の商店街が再現。無料で当時の制服なども借りられるので、恥ずかしがらずに借りて、写真撮影を楽しみましょうね!(簡易更衣所あり)

週末を中心に駅から風物市場までも大賑わい!

photo by amica

週末は、駅から風物市場​​に至るまでの道筋からもうカオスな状態に!聖水や弘大ではほとんど見かけなかったハラボジ(おじいさん)やアジョシ(おじさん)がソウル中からここに集まっているのでは?と思うほどで、売り手も買い手も年齢層が高めで、男性比率も高いのが特徴です。

「これは誰が買うの?」と思っている側から買い手がついて不思議なので見ているだけで楽しいですよ。よく見てみると、日本のアンティーク店などで買えばそれなりの値段になるピンバッチなどが破格の値段で売られていることも!行ったからには本腰を入れて探してみましょう。現金オンリーなのでご注意を!

ソウル風物市場の名物グルメ

photo by amica

風物市場の2階にフードコートがありますが、食べ歩きを楽しむなら、建物の外に出ましょう。週末を中心に、ここから地下鉄1号線でひと駅先の東廟前(トンミョアッ)駅までずっと蚤の市の露天が続いており、その中に食べ物系の店が点在しています。

扱っているのはトッポッキやおでんなど屋台メシの王道が中心。その場で焼いてくれる韓国風トーストなど、意外とレベルが高いですよ!

そして何より値段が安い!アイスコーヒーが1杯1,000ウォン(約107円)で、韓国によくあるスティックコーヒーのようですが、周囲の雰囲気というスパイスが効いてなぜか格別に美味しいのです。支払いは現金、日本語は通じませんが、指差しでなんとかなりますよ!

ソウル風物市場の基本情報

住所

21 Cheonho-daero 4-gil, Sinseol-dong, Dongdaemun District, Seoul, 韓国

電話

+82-2-2232-3367​​

営業時間

10:00 ~19:00(食堂は22:00まで)​​

休館日

火曜

アクセス

地下鉄2号線新設洞駅10番出口から徒歩約2分

孔徳市場(コンドクシジャン)

ビルの谷間で地元の会社員に愛される市場

photo by amica

地下鉄5号線、6号線、さらには空港鉄道A’REXや京義・中央(キョンイ・チュンアン)線と4つの路線が乗り入れ、ソウルに旅行をする際にはこのエリアにホテルを取るのが1番便利!と言われることもある孔徳(コンドッ)駅。一帯はビル街で、忙しそうなビジネスパーソンが行き交っています。

そんなビルの谷間にあって、昔ながらのソウルの街並みが保たれている一角が「孔徳市場」です。規模は決して大きくありませんが、日常の生鮮食料品を扱う店なども残されています。市場は屋根のある部分と、通りに面して店舗が連なっているだけの部分があり、食べ歩きが楽しめるのは主に屋根がある部分なので、雨の日でも安心ですよ!

孔徳市場の名物グルメ

photo by amica ※写真はイメージです

孔徳市場には、チョッパルとチヂミの2つの名物料理があり、それぞれ横丁を形成しています。

チョッパルとは、豚足を醤油ベースのタレで長時間煮込んだ料理。豚の足のひづめの部分までわかるので最初は驚きますが、1度食べてしまえばその美味しさには抗えません!​​一部の店舗では、チョッパル​​を注文すると温かいスープであるスンデグッ​​をサービスで提供してくれます。豚の腸詰めであるスンデも食わず嫌いの人が多いメニューなので、この機会にぜひ1度チャレンジを!

チヂミ横丁では、好きなものを選んでその場で食べ歩きを楽しむのもいいですが、店でマッコリと合わせて楽しめば、ソウルっ子気分に浸れますよ!

孔徳市場の基本情報

住所

256-6 Gongdeok-dong, Mapo-gu, Seoul, 韓国

電話

+82-2-712-4783

営業時間

9:00~22:00
※各店舗により異なる​​

休館日

第2・4日曜​​

アクセス

地下鉄5・6号線・空港鉄道孔徳駅5番出口から徒歩すぐ

京東市場(キョンドン​​シジャン)

東京ドーム2個分の大きさを誇る巨大市場

photo by amica

ソウル東部の東大門区にある京東(キョンドン​​)市場は、東京ドーム2個分の規模を誇るソウル最大の市場。日常の生鮮食品を扱う在来市場と、韓方の薬剤を扱う「薬令(ヤンニョン)市場」の2つのエリアに分かれています。

市場のメインストリートにはアーケードがかけられていますが、駅からの通り上にも多くの店や屋台が出ています。日本産とはまたひと味違う美味しさがあるごま油や韓国海苔、高麗人参や伝統茶などを扱う店も多いので、お土産探しにもピッタリ!近年は昔の劇場を改装したスターバックスが登場し、大きな話題になっています。

薬令市場では、「韓医薬博物館」へ行ってみましょう。足湯やマッサージといった体験が受けられますよ!​​

京東市場の名物グルメ

photo by amica

京東市場にはしっかりとフードコートもあるので、食べ歩きというよりは人出がそれほど多くない朝の時間に訪問して、しっかり朝食をいただくスタイルがおすすめ。

在来市場ならではの雰囲気が味わいたいなら、市場新館の地下1階にある食堂街がおすすめです。もっと豊富なメニューの中から好きなメニューを選びたい場合には、新館3階にあるフードコートへ。約20店舗ほどが入っており、定番メニューが手頃な価格でいただけます。

食後は話題の​​「STARBUCKS COFFEE 京東1960店​​」に足を伸ばして、ニュートロな雰囲気を満喫するか、薬令市場にある韓方医院が経営するカフェで、体質に合わせたお茶をいただくのもおすすめです。

京東市場の基本情報

住所

3 Gosanja-ro 36-gil, Dongdaemun District, Seoul, 韓国​​

電話

+82-2-967-8721​​

営業時間

8:00~18:00 

※各店舗により異なる

休館日

第2・4日曜、1月1日、旧正月・秋夕(チュソク)の連休 

※各店舗により異なる​​

アクセス

地下鉄1号線祭基洞(チェギドン)駅 2番出口から徒歩約6分、京義・中央線清凉里(チョンニャンニ)駅1番出口から徒歩約6分​​

公式サイト

https://www.kyungdongmarket.co.kr​​

中部市場(チュンブシジャン)

ドライフルーツなど乾物が中心のユニークな市場

photo by PIXTA

東大門のファッションビル群からも近い場所にある、1957年開場の歴史ある市場。市場内には約1,000店​​がひしめきあい、こちらの市場にある店舗は卸問屋の役割を担っているため朝が早いのが特徴です。朝に開いている店が少ないエリアだけに、ここに買い物に来れば朝の時間を有効活用できます。

中部市場は乾物が多いのが特徴で、魚の干物からドライフルーツ、海苔や昆布などを扱う店が数多くあります。筆者がここでよく買うのはドライフルーツや野菜チップス。少し買い過ぎたかな?と思ってもすぐになくなってしまうおいしさです。​​メインストリートにはアーケードがかかっているので、雨の日でも買い物を楽しめますよ!

中部市場の名物グルメ

photo by PIXTA

観光客向けの市場ではないため、それほど食べ歩きが楽しめる屋台などは充実していません。それでも食べ物の味にはうるさい市場で働く人たち向けの食堂や軽食屋台があります。

メインストリートにある屋台では、オデン、スンデ、カルグクスといったいわゆる粉食(プンシッ)​​メニューが充実。昼や夜にガッツリ食べるためにも、朝は軽く済ませたい人に最適です。そして広蔵市場が近いせいか、麻薬キンパッ​​やピンデトッ、クァベギ​​を扱う店もあります。名物料理としてはススブクミ(キビのお焼き)があるので、デザート感覚で食べてもいいですね!​​

もっとしっかり食べたい時には、定食などを提供しているローカル食堂が市場内にありますよ!

中部市場の基本情報

住所

35 Eulji-ro 36-gil, Jung District, Seoul, 韓国

電話

+82-2-2267-5617​​

営業時間

4:00~19:00 

※各店舗により異なる​​

休館日

日曜、旧正月・秋夕(チュソク)の連休、夏季休業 

※各店舗により異なる​​

アクセス

地下鉄2号線乙支路4街駅7番出口から徒歩約3分

公式サイト

https://www.jungbusijang.co.kr

清凉里(チョンニャンニ)伝統市場

大きな市場に挟まれた地元密着型の伝統市場

photo by amica

清凉里(チョンニャンニ)伝統市場は、京東市場に薬令市場、そして活気あふれる清凉里​​(チョンニャンニ​​)青果物市場など、大きな市場に挟まれるようにしてある、コンパクトな市場です。メインストリートの長さはおよそ150mでアーケードがかけられています。

紛らわしいのが隣接している「清凉里​​青果物市場」で、規模的にはこちらの方が大きく、大通りにも面しています。ハングルが読めればアーケード入口に書かれた文字の内容で判断することもできますが、読めないとそれも難しい。「청량리전통시장​​」と書かれたアーケードの写真をスクショして保管し、実際の看板と合っているか照合してみると安心ですよ!

清凉里伝統市場の名物グルメ

photo by amica

しかし!規模が小さいからといってこの市場を侮ってはいけません。なんと食べ歩きグルメの名物が2つもあるんです!そのうちの1つはチョッパルで、迫力のチョッパルが並んだ店が市場の中に点在しています。

そしてもうひとつの名物が、チキンです。市場の中には「清凉里チキン​​通り」と呼ばれる一画があり、一般的なチェーン店のチキンとは異なり、「トンタッ」と呼ばれる昔ながらの​​鶏の丸焼き式店があります。トンタッを提供している店は店頭で鶏の丸焼きをしているオーブンがあるのでそれを目印にしましょう。塩などをつけて食べ、ビールと合わせてチメクを決めるのが最高です!

清凉里伝統市場の基本情報

住所

821 Cheongnyangni-dong, Dongdaemun-gu, Seoul, 韓国 

電話

+82-2-960-4125

営業時間

8:00~20:00 

※各店舗により異なる

休館日

なし

※各店舗により異なる​​

アクセス

地下鉄1号線清凉里駅1番出口から徒歩約4分

新浦国際市場​​(シンポクッチェシジャン​​)

名物グルメが多い観光客に人気の市場!

photo by amica

仁川と聞くと空港が思い浮かびますが、仁川市内は意外と空港から離れた場所にあります。しかしソウルから地下鉄で1本でアクセスでき、チャイナタウンや、家々の壁に童話をモチーフにしたペイントが施された「松月洞童話村(ソンウォルドンドンファマウル)」など、観光スポットも多いエリアです。

江戸時代の日本と同様に鎖国政策をとっていた朝鮮王朝が、1883年に鎖国を解いて初めて開港したのが仁川。それ以来多くの外国人が集まり、その人たちを相手に野菜や果物を売る商人が集まってできたのが新浦国際市場です。現在は名物料理の多い、食べ歩きの楽しい市場として多くの観光客を集めています。

新浦国際市場の名物グルメ

photo by amica 新浦国際市場のタッカンジョン

新浦国際市場の名物グルメとして有名なのが、鶏肉に甘辛いたれを絡めた韓国式唐揚・タッカンジョンです。ただし辛味に弱い人は少しご注意を!

近くにチャイナタウンがあり、開港当時から中国人の出入りも多かっただけに、山東(サンドン)コンガルパンという中国系のパンも人気です。風船を膨らませたような形状が特徴で、外はパリパリ、中はしっとりとした食感で、素朴な甘味があります。

これ以外にも魚のすり身を棒にさして揚げ焼きにした新浦ホットバーなどとにかく美味しい市場メシが多いので、しっかりとお腹を空かせて出かけてくださいね!

新浦国際市場の基本情報

住所

11-5 Woo Hyun-ro 49beon-gil, Jung-gu, Incheon, 韓国 

電話

+82-32-772-5812

営業時間

10:00~21:00

※各店舗により異なる

休館日

第2日曜、1月1日、旧正月・秋夕(チュソク)の連休 ※各店舗により異なる​​

アクセス

地下鉄1号線東仁川(トンインチョン)駅 2番出口から徒歩約8分

楽園地下市場(ナゴンチハシジャン)

ソウルでも珍しい地下だけの市場

photo by amica

ちょうど仁寺洞と益善洞(イクソンドン)を結ぶ中間にある、楽器店が集まる楽園商店街にある市場です。

普通、市場というとアーケードに囲われていたり、青空の下でパラソルが開かれていたりするイメージがありますが、この市場があるのはなんと地下!しかも1968年からそのスタイルを変えずに続いている歴史ある市場です。市場への入口となる階段には、青く大きな看板に「낙원시장(楽園市場)」と書かれているので、それを目印にしましょう。

筆者が最初に入った時には、地下とあって闇に吸い込まれてしまいそうな気分でとても勇気が必要でした。しかし勇気を出して入ってしまえば大丈夫!むしろ他の市場よりも昔ながらの人情が残っている楽しい市場ですよ!

楽園地下市場の名物グルメ

photo by amica

市場の中は、青果や日用品を販売する店と数多くの食堂があります。韓国のグルメ番組で取り上げられて一躍有名になった、韓国の納豆鍋と称される「チョングッチャン」のほか、キムパッ、カルグクスなどが楽しめます。どれも他の市場よりも安めの値段設定です。

この写真の店は「クミネ」で、チョン・ヘインの主演映画『ユヨルの音楽アルバム』の撮影が行われた場所。店内に写真などもたくさん貼られていますよ!

そしてこの市場では、元気に働いている女性たちにも注目を。おかみさんたちがよく「あんたは金勘定しかできゃしない!」なんて旦那さんに文句を言っていることも!韓国の人々の素顔のやり取りが最高のおかずになる市場でもあります。

楽園地下市場(ナゴンチハシジャン)の基本情報

住所

428 Samil-daero, Jongno District, Seoul, 韓国

電話

+82-2-743-4200

営業時間

6:00~22:00 ※店舗により異なる

休業日

日曜、1月1日、旧正月(ソルラル)、秋夕(チュソク)の連休※各店舗により異なる

アクセス

地下鉄1・3・5号線鐘路3街駅5番出口から徒歩約2分

韓国の市場を楽しむための注意点

photo by amica

ここでご紹介した市場を見るだけでも、韓国にはさまざまなタイプの市場があることがおわかりいただけましたか?

広蔵市場のように海外からの観光客が多い市場では、店側も観光客の扱いに慣れていますが、中部市場のように買い付けや地元客が中心の市場では、邪魔にならない配慮も必要です。

ここでは、韓国の市場散策を楽しむ上でのいくつかの注意点を解説します。

現金を多めに持参する

「韓国はIT大国。現金なんてほとんど使わなかった」という旅行者の方の意見を見かけます。確かに一般的にはそうですが、唯一例外的な場所、それが市場です。支払いは現金のみという市場が圧倒的に多いのが現状なので、市場散策を楽しむためには現金は必須です。

そして「南大門市場」など観光客が多い市場でショッピングをする時には、クレジットカード払いはNG、現金であれば日本円もOKという店もあります。そしてクレジットカードを受け付けている店であっても、現金で払うならカードの手数料分割引という店もあり、現金の方がおトクになることもありますよ。

ウェットティッシュやゴミ袋を持ち歩く

市場で購入した飲食物を食べ終わった後のゴミは、基本的には購入した店にお願いすれば処分してもらえます。しかし食べ歩きで購入した店から遠く離れてしまった場合、わざわざゴミを捨てるために戻るのは現実的ではありません。

そこでおすすめなのが、小さなビニール袋を持ち歩く方法です。そのままゴミ箱のある場所まで持ち歩いても服やバッグが汚れる心配はありません。

さらに市場の食べ歩きメニューは、タレでベトベトしていたり、砂糖などがまぶされていたりするものも多いので、口の周りや手がベトついてしまう場合が多くあります。食べる前に拭いて衛生を保つ意味でも、ウェットティッシュ​​を持参すると便利です。

ぼったくりに注意する

最近あるニュースが韓国で話題になりました。それは広蔵市場で、海外からの観光客を相手にぼったくりをしているというニュース。

手口としては、海外からの観光客に高い金額が書かれたメニューを示すという単純な方法です。さらに別のYouTuberが摘発した事例では、一般的なマンドゥ​​を頼んだのに、勝手にトッピングをして割高にするという手口。ケースによってはトッピング代として通常の倍の値段をふっかけていたといいます。

何度か摘発されても改善されないケースもあるので、観光客が多い市場では十分に注意が必要です。

市場の営業時間をチェックする

韓国の市場では、営業時間にも十分に注意が必要です。中部市場のように極端に朝が早い市場もあれば、東大門市場のファッションビルのように深夜営業をしている市場もあります。

休日にも注意が必要で、最近は日曜日は閉店している店舗が目立つ市場も少なくありません。東大門市場のファッションビルのように、月曜といった平日が休みの場合もあります。

臨時や長期休暇で目立つのは、旧正月(ソルラル)・秋夕(チュソク)に加え、夏季休暇です。チュソクの場合も、当日だけが休みなのか、前後3日ほどが休みなのかなど、市場や店舗ごとに違いがあります。​​

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韓国の市場でグルメや買い物を楽しもう!

この記事では、ソウルにある食べ歩きが楽しい市場を中心に紹介しました。筆者が韓国の市場に最も魅力を感じるのは「人」です。コンビニなどと異なり、市場で買い物をするにはどうしても店の方との会話が必要になります。そこから言葉が通じないながらもなんとなくコミュニケーションが始まり、結果として旅行から帰ってきた時に思い出すのは、食べ物の味ではなく、市場の方々の笑顔だったりします。

ソウルも含め、韓国全土にはまだまだ穴場の魅力ある市場があるので、より多くの市場を訪ねて韓国旅行を満喫してくださいね!

※記事のレートは2025年7月12日現在、1ウォン=0.1069円で計算しています。
cover photo by amica

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