札幌から稚内への行き方3選！バス・飛行機・電車での最安・最速アクセス方法

札幌から稚内に行く方法は？距離は？

稚内は、札幌から北に約330㎞離れた場所にあります。各種アクセス方法はありますが、移動距離が長く、便数も限られているため、札幌から訪れる場合、基本的に1泊以上宿泊して訪れるのがおすすめです。

札幌から稚内までの最速・最安の行き方は？

このように、移動手段によって移動時間や価格はさまざま。出発場所や時間、値段などそれぞれ詳しく説明するので、ご自身の予算や滞在時間に合った行き方を選んでくださいね。

また、稚内から札幌への帰り方も紹介するので、参考にしてみてください。

札幌から稚内まで高速バスでアクセス！

札幌から稚内まで、最も安く移動でき最もおすすめのアクセス方法は、高速バスです。夜行便もあるため、時間を有効に使いたい人にもおすすめです。

稚内へは、北都交通と宗谷バスが共同運行する「都市間高速バス わっかない号」が運行されています。札幌のバスの乗り場は、大通バスセンター1階のりばの1ヶ所となっています。

約5時間45分でのアクセス

渋滞状況や路面状況、天候にもよりますが、大通バスセンターから稚内までは、高速バスで約5時間45分でのアクセスとなります。

なお、冬期間は路面の凍結により、道路が渋滞したり、高速道路で低速の速度制限が設けられる場合も多々あります。大幅に遅延する場合もあるため、時間に余裕を持って利用しましょう。

稚内までの金額は片道6,030円～

都市間高速バス わっかない号の片道料金は、大人（中学生以上） 6,700円、子ども（小学生） 3,350円となっています。なお、大人運賃のみネット割引があり、6,030円となります。詳しくは北都交通公式サイトをご覧ください。

札幌から乗車するバス停は、大通バスセンター1階のりばの1ヶ所のみとなります。なお、近くに北海道中央バス札幌ターミナルがあり、混同しやすいため、間違えないよう気を付けてください。

乗車券は、大通バスセンター窓口で購入できるほか、電話予約（011-241-0241 受付時間朝7時20分～夜23時00分）も可能です。また、発車オ～ライネットからはインターネット予約も可能です。

わっかない号は2024年5月現在、札幌発は朝7時40分から夜23時00分までの間に1日6便運行されています。最終便は、大通バスセンターを23時00分に出発、稚内駅前バスターミナルに翌朝5時25分に到着する夜行便となっています。そのため、夜間の時間を活用しての移動も可能。詳しい時刻表は北都交通の公式サイトをご確認ください。

稚内到着後は、稚内駅前バスターミナルで降車できます。便によっては、稚内フェリーターミナルでも降車できます。

札幌からバスで移動するメリット＆デメリット

メリット

• 金額が最も安い
• 乗り換えがない
• 冬季間、特急列車と比べると運休になる確率が低い
• 夜行便があり、時間を有効活用できる

デメリット

• 特急列車や飛行機より所要時間が長い
• 冬季間、降雪や路面凍結などにより、大幅に到着が遅れることがある

札幌への帰りは稚内駅前から出発！

わっかない号の帰りは、行きと同様に稚内駅前バスターミナルから乗車でき、札幌市内まで運行されています。便によっては、稚内フェリーターミナルからも乗車できます。

帰りの便は、朝6時30分から夜23時00分の間に1日6便運行されています。最終便は稚内駅前を23時00分に出発し、札幌駅前に翌朝5時40分に到着する夜行便となっています。

また、札幌で降車できるバス停は、苗穂駅、大通バスセンター、札幌駅前（北4条西4丁目1）となっています。

バスはコスパや時間の有効利用を重視して稚内に行きたい人におすすめ！

バスでの移動は、コスパを重視する方におすすめです。また、行き帰りの便ともに深夜発、早朝着の夜行便が運行されているため、時間を有効活用したい方にもおすすめです。

札幌から稚内まで飛行機でアクセス！

札幌からの距離が約330kmある稚内へは、全日空（ANA）により新千歳空港から飛行機が運航されています。札幌駅から新千歳空港駅への移動が必要ですが、その移動時間や搭乗手続きの時間、フライト時間を含めても、最短時間でアクセスできます。

約2時間40分と最短でアクセスできる

稚内行きの飛行機は、新千歳空港から飛行機が運航されています。札幌駅から新千歳空港駅までは、快速列車「快速エアポート」で約40分。また、新千歳空港から稚内空港へのフライト時間は約55分間です。

飛行機の出発時間の1時間前に新千歳空港に着いたとしても、合計約2時間40分と最短時間でアクセスすることができます。

稚内までの金額は片道約8,740円〜

札幌駅から新千歳空港駅へ向かう快速列車「快速エアポート」は、1時間あたり5、6便運行されています。料金は、自由席 1,150円、指定席 1,990円となっています。

また新千歳空港から稚内空港への飛行機は、全日空（ANA）から運航されており、新千歳を朝10時15分に出発し稚内に昼11時10分に到着する便と、新千歳を夕方15時35分に出発し、稚内に夕方16時30分に到着する、1日2便があります。

運賃は、予約タイミングや搭乗日によって大きく変動します。安い便やタイミングであれば7,590円、高い便であれば27,000円となっていますが、1ヶ月以上前に予約した場合、多くの便は7,590円～13,000円となっています。

札幌から飛行機で移動するメリット＆デメリット

メリット

• バスや特急列車よりも格段に早くアクセスできる
• 特急列車よりも大きな荷物を運びやすい

デメリット

• 札幌から新千歳空港へ移動する必要がある
• 予約タイミングや搭乗日によって価格が大きく変動する

札幌への帰りは稚内空港から出発！

札幌への帰りは行きと同様に、稚内空港から新千歳空港までの航空便が、全日空から運航されています。稚内空港を昼11時45分に出発し、新千歳空港に昼12時40分に到着する便と、稚内を夕方17時05分に出発し、新千歳に夜18時00分に到着する便の、1日2便があります。

また、新千歳空港駅から札幌駅へ向かう快速列車「快速エアポート」は、1時間あたり5、6便運行されています。

飛行機は最短時間でアクセスしたい人におすすめ！

飛行機での移動は、最短時間でアクセスしたい方におすすめです。早めに予約を行えば、特急列車の料金よりも安い場合もありますので、札幌から稚内への旅行を計画する際は、ぜひ早めに航空券をチェックしましょう。

札幌から稚内まで特急列車でアクセス！

札幌から稚内へは、特急列車を利用して訪れることもできます。北海道の雄大な景色を眺めながら移動したい方におすすめです。

約5時間15分～アクセスできる

札幌駅から稚内駅へ特急列車で向かう場合、特急宗谷という直行便が運行されています。ただし、札幌駅を朝7時30分に出発し、稚内駅に昼12時42分に到着する、1日1便のみとなっています。

そのほかの時間帯に特急列車を利用する場合は、札幌駅から旭川駅まで特急ライラックまたは特急カムイに乗り、旭川駅で特急サロベツに乗り換えて稚内駅に向かうルートとなります。

詳しい時刻表は、JR北海道の公式サイトをご確認ください。なお、ダイヤは定期的に改定されますので、必ず最新の情報をご確認ください。

稚内駅までの金額は片道10,560円〜

札幌駅から稚内駅までの片道料金は、自由席は10,560円、指定席は11,090円となっています。特急列車の乗車券は、JR札幌駅の西口、東口改札の券売機もしくは、みどりの窓口で購入できます。

札幌から特急列車で移動するメリット＆デメリット

メリット

• 渋滞に巻き込まれる可能性がない
• 車窓から北海道の風景を楽しむことができる

デメリット

• 料金がバスよりかなり高い
• 直行の特急列車は1日1便のみ
• 冬季間、バスより運休となる確率が高い

札幌への帰りは稚内駅から出発！

帰りは、行きと同様に稚内駅から札幌駅へ、特急列車を利用して帰ることができます。直行便である特急宗谷は、稚内駅を夕方17時44分に出発し、札幌駅に夜22時56分に到着する便が、1日1本運行されています。

そのほかの時間帯に特急列車を利用する場合、稚内駅から旭川駅まで特急サロベツに乗り、旭川駅からは特急ライラックまたは特急カムイに乗り換えて札幌駅に向かうルートとなります。

特急列車は雄大な景色を眺めながら移動したい方におすすめ！

特急列車での移動は、高速バスよりも料金が高く、飛行機よりもアクセスに時間を要するため、移動手段としてのメリットは低いです。

しかし、高速道路を走る高速バスや上空を飛ぶ飛行機と異なり、北海道の雄大な景色を眺めながら移動することができます。札幌から稚内への移動自体を旅の楽しみの一つとしたい方には、特急列車がおすすめです。

目的に合わせて札幌から稚内に行こう！

本記事では、札幌から稚内までの移動手段について、高速バス、飛行機、特急列車の3つをご紹介しました。

それぞれメリットやデメリットがありますが、1番おすすめの移動手段は高速バス。飛行機や特急列車と比べて料金が安く、コスパを重視する方におすすめです。また、夜行便があるため、時間を有効活用したい方にもおすすめです。

最短時間で移動したい方には、飛行機が最適。北海道の雄大な景色を眺めながら移動したい方には、特急列車がおすすめです。

それぞれのメリット・デメリットを把握した上で、ご自身に合った移動手段で稚内まで移動してくださいね。

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