青葉城本丸会館

仙台城跡は仙台に位置する名所です。1601年、伊達政宗によって築かれたこの城は、かつて仙台藩の中心として栄えました。明治時代に火災や空襲などにより城のほとんどを焼失してしまい、現在残っているのは石垣のみですが、城跡として多くの観光客が訪れています。城跡からは仙台市街地を一望でき、その眺望は圧巻です。夜には市街地の夜景を楽しめます。また、敷地内には政宗公の銅像が立っているため、ぜひ記念に一枚写真を撮ってみてください。敷地内の「青葉城資料館」では城の歴史や伊達政宗に関する展示があり、歴史を学ぶこともできます。

大崎八幡宮は宮城県仙台市を代表する神社の一つで、1607年に戦国武将・伊達政宗によって建立されました。御社殿は、日光東照宮と同じ「権現造」という様式で建てられており、豪華な装飾が施され、1952年には国宝に指定されています。その他にも重要文化財の長床や馬が飼われていた「神馬舎」など見どころが多くあります。大崎八幡宮では、毎年1月14日に「松焚祭」という約300年の歴史を持つ行事が行われることでも有名です。正月飾りや古い神札を焚き上げる正月送りの行事で、この火にあたると1年間病気にかからず家内安全のご利益があるとされています。興味のある方は、ぜひ神社の行事に合わせて参拝してみてください。

秋保大滝は、幅6m、落差55mの壮大な滝で、栃木県の華厳の滝や和歌山県の那智の滝と並び、日本三名瀑の一つとされています。また、日本の滝百選にも選ばれている有名な滝です。秋保大滝は、紅葉に染まる秋の季節が有名ですが、四季折々の風景も素晴らしく、春夏秋冬いつ訪れても美しい景色を楽しめます。滝を眺める絶景スポットは「滝見台」と「滝つぼ」の2ヶ所です。「滝見台」からは滝を見下ろす形で、マイナスイオンを感じながら滝の全貌を楽しめます。「滝つぼ」からは、至近距離で滝を見上げることができ、その迫力満点の光景は圧巻です。水しぶきを受けながら、豪快な滝の力強さを体感できるでしょう。

仙台うみの杜水族館は、東北最大級の水族館として2015年に開館した海の生き物たちの魅力を伝える施設です。館内には、巨大な大水槽「いのちきらめくうみ」があり、マグロやサメが悠々と泳ぐ姿に圧倒されます。イルカ・アシカショーやペンギンたちが観覧席に来てくれるふれあい体験が人気。他にもイルカにタッチして写真が撮れたり、バックヤードツアーや真珠取り出し体験があったりと、参加型のイベントが盛りだくさん。飲食店も充実しており、2階の「cabana」ではサメ肉を使ったシャークナゲットを味わえます。園内を楽しむには2～3時間ほどかかるため、午前中に訪れるのがおすすめです。近くの三井アウトレットパークと合わせて、1日楽しめる仙台の新定番スポットです。

瑞鳳殿（ずいほうでん）は、仙台藩初代藩主・伊達政宗の墓所として1637年に建立された厳かな霊廟です。「威風堂々」を体現するかのような金箔や彫刻で彩られた建築は、桃山文化の粋を集めた芸術作品としても評価が高く、国の重要文化財に指定されています。主な見どころは、政宗の遺品を展示する資料館と、政宗の遺骸を安置する本殿です。春には桜、秋には紅葉が境内を彩り、特に夜間のライトアップ時期は幻想的な雰囲気に包まれます。効率よく観光するなら、仙台城跡へ行く途中に訪れるのがおすすめです。歴史好きはもちろん、建築や芸術に興味のある方や映える写真を撮りたい方にも魅力的なスポットです。瑞鳳殿は、仙台の歴史と文化を凝縮した必見の観光名所といえるでしょう。

AER展望テラスは、仙台駅直結のAER（アエル）ビル31階に位置する、仙台市内を360度見渡せる無料の展望スポットです。西側では蔵王をはじめとする奥州連山を背景に仙台市街が広がり、東側には仙台平野と太平洋まで見渡せる雄大な眺望が楽しめます。昼は開放的な景色、夜は仙台の街並みが織りなす美しい夜景が魅力で、特に定禅寺通りの並木道の眺めが人気です。駅前という立地も魅力で、観光の帰りや夕食後に訪れやすいのもポイント。ビル内にカフェやショップもあるため、景色を見終わったあとにお茶や買い物を楽しむこともできます。AER展望テラスは、仙台の街並みを一望できる、アクセス抜群の絶景スポットとして、観光の際は外せない場所です。