深谷のいちご狩りスポットは？人気の品種やおすすめの時期を解説

埼玉・深谷のいちご狩りスポットは魅力がいっぱい！

埼玉県北部に位置する深谷市は、「深谷ねぎ」で全国的に知られる農業の盛んな街。東京都心から電車で90分、関越自動車道を使えば車で35分とアクセスも良好です。

肥沃な土壌と豊富な日照時間を活かした農業が盛んで、野菜や花きの栽培が特に有名。その恵まれた環境を活かして、いちご栽培も盛んに行われています。

深谷市内には、それぞれが独自の栽培方法や品種にこだわった個性豊かないちご農園が点在。有機肥料を使用したいちご農園や自然な受粉にこだわったいちご農園など、安心安全な栽培方法を採用する農園も増えています。

この記事では、深谷市内で人気の7つのいちご狩りスポットをご紹介。各農園の特徴や料金プラン、アクセス方法に加えて、いちご狩りを楽しむためのコツもご紹介します。休日のお出かけや家族でのレジャーの参考にしてください。

深谷のいちご狩りができるスポット7選

深谷市内には、こだわりの栽培方法と豊富な品種を誇るいちご狩りスポットが点在しています。高設栽培を導入して快適に収穫できる最新式の農園から、土耕栽培にこだわる伝統的な農園まで、それぞれに特色があります。

この記事では、深谷市内で人気の7つのいちご農園をご紹介。各スポットの特徴や栽培品種、料金プランを詳しく解説します。

また、いちご狩りならではの完熟いちごの魅力と、おいしいいちごの見分け方、食べ方のコツについても紹介するので、いちご狩り体験の参考にしてくださいね。

Angelina berrys farm

バリアフリー完備の快適な高設栽培農園

深谷市後榛沢地区に位置する、快適な設備が整ったいちご狩りスポットです。園内はバリアフリー設計で、車椅子やベビーカーでの移動もスムーズ。高設栽培を採用しているため、腰をかがめることなく立ったまま快適にいちご狩りを楽しめます。

休憩スペースには鍵付きロッカーも完備され、チョコレートソースと練乳のサービス、セルフサービスのドリンクコーナーも用意されています。

いちご狩りができる品種

• 紅ほっぺ：甘みが強く、程よい酸味が特徴。コクと香り高い濃厚な味わい
• かおり野：上品な香りとさわやかな酸味のバランスが魅力
• 恋みのり：酸味が少なく柔らかな甘み。大きな実はハート形に

自分に合ったいちご狩りコースを選べる

Angelina berrys farmでは2種類のいちご狩りコースがあります。

・食べ放題45分コース：完全予約制で、10:00/11:00/12:00からスタート。チョコレートソースと練乳付き。セルフサービスでお茶・紅茶・インスタントコーヒーも利用可能
・自摘みテイクアウトコース：持ち帰り専用の量り売り。パックの蓋が閉まる量まで自由に摘み取り可能

営業期間は2月中旬から6月上旬〜中旬ですが、6月の場合はいちごの状況によって採れないこともあるので、事前に確認しましょう。

やよいちごファーム

温度管理が行き届いた快適ないちご狩りスポット

深谷市上野台に位置する、八千代ファームが運営する快適ないちご狩りスポット。ハウス内は20℃前後に温度管理され、地面はビニールシートで覆われているため清潔。

車椅子やベビーカーでの入園も可能です。練乳のサービスがあり、消毒液も完備。安全・安心なファミリー向け農園として人気を集めています。

いちご狩りができる品種

• 紅ほっぺ：大粒で色も味も濃厚。ジューシーで食べごたえ抜群
• あきひめ：甘い香りが強く、酸味が少なめ。やわらかい果肉で食べやすい
• おいCベリー：濃い赤色で果肉がしっかり。7粒で1日分のビタミンCがとれる

混雑時は予約がおすすめ

やよいちごファームのいちご狩りは食べ放題制で、1月初旬から5月下旬まで楽しめます。完全予約制ではありませんが、混雑時は予約がおすすめです。木曜日の最終受付は11:30まで。練乳付きで、ハウス内の温度管理も快適です。

いちご畑花園

日本最大級のあまりん栽培にこだわったいちご農園

深谷市黒田に位置する、栽培環境にこだわった高設栽培の農園です。環境データを細かく管理し、最適な栽培条件を追求することで、質の高いいちごづくりを実現。

特に埼玉県オリジナル品種「あまりん」の栽培規模は日本最大級を誇り、そのおいしさを求めて多くの来園者が訪れています。

いちご狩りができる品種

• あまりん：埼玉県限定の超人気品種。抜群の糖度を誇るプレミアムいちご
• かおりん：糖度と酸味のバランスが絶妙。「幻のいちご」と呼ばれる希少品種
• べにたま：大粒で糖度が高く、さわやかな酸味と芳醇な香りが特徴
  
  ※生育次第で提供する品種は変更する場合があります

いちご狩りのプラン・概要

30分食べ放題コースのみで、例年4月頃から開催。事前の電話予約が必要で、FAXや留守電、SNSでの予約は不可となっています。開催時期や詳細は電話またはInstagramで確認しましょう。

お店ではお土産用のいちごを販売しているので、家族や友人へのお土産におすすめですよ！

加藤さんのいちご園

高設栽培と自家製加工品が魅力の農園

深谷市西大沼に位置する、2017年オープンの比較的新しい農園です。高設栽培を採用し、立ったままでいちご狩りを楽しめるのが特徴。

自家製のいちごジャムやフルーツソース、夏季限定のいちご削りなど、加工品の販売も行っています。広い駐車場を完備し、団体での来園にも対応可能です。

いちご狩りができる品種

• 紅ほっぺ：酸味と甘さのバランスが絶妙な人気品種
• あまりん：名前の通り甘さが特徴の埼玉県限定品種

※あきひめやほしうららなどの品種も栽培中

トッピングの持ち込みOK

1月中旬から5月末まで、30分単位の食べ放題制。練乳などのトッピングは持ち込み可能で、好みの味わい方を楽しめます。午前中は10:00〜13:00まで随時受付、午後は予約制となっています。

花園いちご園

道の駅「はなぞの」の近くに位置する広大ないちご農園

関越自動車道花園ICから3分という好アクセスの場所に位置し、人気スポット道の駅「はなぞの」やJA花園農産物直売所に隣接する便利な立地の農園です。

約3,500㎡の広々としたハウスで、章姫と紅ほっぺの2品種を高設栽培。清潔な環境で、車椅子やベビーカーでも快適にいちご狩りを楽しめます。

朝採りいちごの直売・直送も行っており、LINEでの注文にも対応。シーズン中は毎日営業で、気軽に立ち寄れる身近ないちご狩りスポットとして人気を集めています。

いちご狩りができる品種

• あきひめ：いちご狩り専用の人気品種
• 紅ほっぺ：直売コーナーで販売される甘み豊かな品種

いちご狩りはお昼頃までに行くのがおすすめ

1月から6月まで毎日営業。30分食べ放題制で、特に週末や連休は予約がおすすめです。午後はいちごの数が少なくなる可能性があるため注意が必要。また、バッグ類の園内への持ち込みは不可となっているためロッカーを利用しましょう。

安藤農園

全天候型施設とミニ牧場を併設した体験型農園

深谷市本田にある、天候に左右されず快適にいちご狩りを楽しめる全天候型施設。広々とした休憩所にはキッズコーナーやロッカーを完備しており、トイレも整備されています。

園内にはミニ牧場も併設されており、黒毛和牛やヤギとのふれあいやエサやり体験ができます。いちご狩りと合わせて楽しめる複合型レジャースポットですよ。

いちご狩りができる品種

• あきひめ：甘味が強く香り豊かな人気品種
• 紅ほっぺ：大粒で甘味と酸味のバランスが良い
• あまりん：直売限定の埼玉県オリジナル品種
• かおりん：直売限定の希少品種

40分食べ放題制！快適な休息所もあって安心

40分食べ放題制で、12月から6月まで営業。練乳の持ち込みも可能です。車椅子やベビーカーでの入園も可能ですが、事前連絡が必要です。休憩所も広々としており、ゆっくり過ごせるでしょう。

また、オリジナルいちごジャムやいちごアイスなどの販売もしているので、お土産や旅の思い出に、ぜひチェックしてみてくださいね！

コーンベリーファーム

SNSで情報発信する新しいスタイルの農園

深谷市折之口に2023年開園した比較的新しいいちご農園です。高設栽培で「あきひめ」や「やよいひめ」などの品種を栽培し、年初から初夏までいちご狩りを提供しています。

Instagramを活用した情報発信に力を入れ、いちごの生育状況や農園の最新情報をリアルタイムで確認できるのが特徴。イチゴ狩り受付では箱詰めやパック詰めの直売も実施しています。

いちご狩りができる品種

• あきひめ：柔らかな食感と甘みが特徴の人気品種
• やよいひめ：酸味と甘みのバランスが良い品種
  
  ※最新情報をご確認ください

予約不要のいちご狩り

予約不要で当日利用可能。ただし午前中は混雑するため、電話での事前確認をおすすめします。10名以上の団体は要相談。中学生以下は保護者同伴が必須で、付き添いの方も入園料が必要です。

フレッシュ＆大粒のいちごの販売もしているので、お土産や「もっといちごを堪能したい！」という方は、ぜひ購入してみてはいかが？

いちご狩りのコツは？

いちご狩りでは、食べた量や値段の損得を気にする方も多いですが、それでは本当の楽しみを逃してしまいます。

いちご狩りの醍醐味は、完熟の香り高いいちごを自分の目で見つけ、摘みたての瞬間に味わえること。スーパーでは決して味わえない、産地ならではの体験を楽しみましょう。

ここでは、より楽しくおいしくいちご狩りを楽しむためのコツをご紹介。適切な服装の選び方から、甘い実の見分け方、そして最高の状態で味わうためのテクニックまで、押さえておきたいノウハウを詳しく解説します。

これらのポイントを押さえれば、きっといちご狩りがもっと楽しくなりますよ。

いちご狩りの持ち物や服装

いちご狩りを快適に楽しむには、服装選びが重要です。ハウス内は20〜25℃程度に温度管理されているため、外気との温度差に注意が必要。特に冬場は厚着のまま入ると汗をかいてしまうため、上着などの調節がしやすい重ね着スタイルがおすすめです。

服は汚れても良いものを選びましょう。いちごの果汁が飛び散ることもあるため、特に白や淡い色の服装は避けるのが無難です。小さなお子様連れの場合は、着替えの用意もあると安心です。

靴は、ハウス内のビニールシートを傷つけないよう、ヒールのない履き慣れたスニーカーやフラットシューズが最適。また虫よけ対策として、スカートの場合はレギンスやタイツの着用も検討してくださいね。

ウェットティッシュやハンドタオルなどの携帯も忘れずに！いちごの果汁で手が汚れることもあるため、こまめに拭けるようにしましょう。

いちごの摘み方

いちご狩りで最も気をつけたいのが、正しい摘み取り方です。多くの方が思わず引っ張ってしまいがちですが、これは苗に大きなダメージを与えてしまう原因に。いちごは繊細な植物なので、優しく丁寧な摘み取りを心がけましょう。

おすすめの摘み方は、いちごの実のすぐ下の茎を人差し指と中指で優しく挟み、親指で手前に折り返すように摘み取る方法です。

コインを回すような感覚で、くるっと返すだけで簡単に外れます。茎をそのまま指でつまんで摘み取るのもOK。上手に摘み取ることで、農園のいちごを長く楽しめます。

美味しいいちごの見分け方

いちご狩りでおいしい実を見つけるには、いくつかのポイントがあります。まず注目したいのが完熟度合い。ヘタの付け根まで真っ赤に色づいているものは完熟の証です。特に表面のつぶつぶ（種子）まで赤みを帯びているものは、完熟の極みといえます。

次に、果実の状態をチェックしましょう。ヘタが濃い緑色でピンと反り返っているものは鮮度抜群。また、果実の表面にツヤとハリがあり、かすかな産毛が残っているものも良品です。

大きさは、見栄えのする大玉よりも、中程度のものの方が甘みと酸味のバランスが取れています。いちごの形は品種によって異なりますが、一般的にやや扁平なものの方が糖度が高くなる傾向にあります。

いちご狩りのマナー

いちご狩りを楽しむ際は、いくつかの基本的なマナーを守るのが大切です。特に重要なのが、設定された時間の厳守です。30分や60分などの制限時間が設けられている場合、他のお客様のためにもルールを守りましょう。

いちごの扱い方にも注意が必要です。一度触れたいちごは摘み取り、食べきれる量だけを摘むことを心がけましょう。完熟いちごは非常にデリケートで、触れただけでも傷んでしまいます。ヘタや傷んだいちごは株の間に放置せず、ゴミ箱に捨てましょう。

練乳やチョコレートソースなどのトッピングについては、農園によってルールが異なります。持ち込み可能な農園もあれば、園内での販売や追加料金が必要な場合も。事前に確認して、それぞれの農園のルールに従いましょう。

深谷でいちご狩りを楽しもう！

この記事では、深谷市内の魅力的ないちご狩りスポット7選をご紹介しました。高設栽培を導入した最新式の農園からミニ牧場を併設した体験型施設まで、個性豊かな農園が点在しています。

また、深谷市のいちご農園では、埼玉県オリジナル品種の「あまりん」や「かおりん」など、この地域でしか味わえない希少ないちごにも出会えますよ。ぜひこの記事を参考に、甘くておいしいいちご狩り体験を満喫してください！

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