大阪のおすすめ美術館14選！国立国際美術館や中之島なども紹介

大阪にはおすすめの美術館がいっぱい！

大阪には、多彩な魅力を持つ美術館がたくさんあります。歴史的な美術品を収蔵する美術館から、現代アートに特化した展示を行う施設まで、幅広いジャンルの美術を楽しめます。

また、個性的な企画展や絵画の有名画家の作品が勢揃いする特別展示などが定期的に行われ、何度訪れても新しい発見があるのも大阪の美術館の魅力です。

今回は大阪に来たら、ぜひ訪れてほしい美術館をピックアップしてみました。ぜひ参考にしてみてくださいね。

大阪のおすすめ美術館14選

大阪は、歴史的な美術品から最先端の現代アートまで、幅広いジャンルの芸術を楽しめる美術館が揃っています。日本古来の貴重な文化財から、世界的に有名な海外画家の名作まで、多彩な作品と出会えるのが魅力です。

アートファンはもちろん、観光で訪れる方にもぴったりな美術館ばかり。今回は、大阪でぜひ足を運んでほしいおすすめの美術館14選を厳選してご紹介します。特別なアート体験を楽しんでみてください！

国立国際美術館

地下型美術館で現代アートを満喫！

大阪の国立国際美術館は、独特な完全地下型の建築が大きな特徴で、地上部分にはエントランスのみがあり、展示スペースはすべて地下に広がっています。

国内外の現代美術を中心に、前衛的な特別展やコレクション展を定期的に楽しめ、アートファンや大阪旅行で訪れた際には必見のスポット！

また、建物そのものもアートとして魅力を放っており、建築や写真撮影が好きな方にもおすすめです。大阪の国立国際美術館は、新しい発見や感動が待っている美術館です。

大阪中之島美術館

大阪の新たなアート拠点で世界の名作に出会える

2022年に開館した大阪中之島美術館は、大阪市が誇る近現代美術コレクションを展示する新たなアートスポット！

黒い直方体の建物が印象的で、内部は開放感あふれる吹き抜け構造になっています。4、5階にある展示室では、モネ展などの有名な企画展も開催されており、アートファンにとって必見の場所といえるでしょう。

施設内には、19世紀後半から現代にかけての日本や世界のアート作品を6,000点以上所蔵し、地元大阪のアーティスト作品も充実しています。近代〜現代のアート作品に触れたい方や、美術館巡りが好きな人におすすめです。

大阪市立美術館

リニューアルでさらに輝く、天王寺の美術館

大阪市立美術館は、1936年の開館以来、市民に愛されてきた歴史ある美術館です。天王寺公園に位置し、国宝や重要文化財を含む5,000件以上の寄託作品や約8,000件の所蔵作品を誇ります。

現在は改修のため休館中ですが、2025年3月1日にリニューアルオープン予定。生まれ変わった美術館は、現代の美術館に求められる新しい機能や設備が加わり、さらに魅力的なスポットとなることが期待されます。これからの美術館でどんなアート体験ができるか楽しみですね！

あべのハルカス美術館

さまざまなジャンルのアートが楽しめる都会の美術館

あべのハルカス美術館は、駅直結でアクセス抜群、気軽に立ち寄れる美術館です。年間4〜5本の企画展が開催され、西洋美術や日本・東洋美術、現代アートなど幅広いジャンルをカバーしています。

過去にはモネの作品も開催されるなど、アートファンにはたまらない多彩な企画展が魅力です。

美術館が入っているビルには百貨店やレストラン、ホテルも揃っているので、ショッピングや食事のついでに立ち寄ることも可能で、アートが日常の一部に感じられる場所です。

さまざまな時代やスタイルの作品に触れられる美術館なので、アート初心者からコアなファンまで幅広い層が楽しめますよ。

絹谷幸二 天空美術館

子どもも大人も夢中！天空のアートワールドへ飛び込もう！

絹谷幸二 天空美術館は、梅田スカイビル「タワーウエスト」27階にある、アートと遊びが融合した美術館です。エレベーターで27階に上がると、大きな太陽の絵が迎えてくれ、3Dメガネをかけて楽しむ迫力満点の映像体験がスタート！

絵の中に飛び込んだような感覚を味わえ、飛び散る花びらや迫ってくる龍、風神・雷神が目の前に現れるので、子どもから大人まで大興奮間違いなしです。

展示室は、イタリアの空をイメージした「青」と、日本らしい「赤」の2つのゾーンに分かれていて、絹谷幸二氏の色鮮やかな作品が並んでいます。まるでテーマパークのアトラクションのようにアートを体感できるので、家族連れでも楽しめるスポットです。

大阪浮世絵美術館

巨匠たちの浮世絵が集結！大阪で感じる日本の伝統美

大阪浮世絵美術館は、心斎橋筋商店街に2019年にオープンした、浮世絵好きにはたまらない美術館です。

館内では、葛飾北斎（かつしかほくさい）や歌川広重（うたがわひろしげ）など、浮世絵の巨匠たちの作品を間近でじっくり鑑賞できます。

特に葛飾北斎の代表作「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏（ふがくさんじゅうろっけい かながわおきなみうら）」は、まさに浮世絵の魅力を象徴する一枚。大きな波が今にも押し寄せるようなダイナミックな構図と繊細な色彩表現をぜひ堪能してみてください。

観光やショッピングの合間に、気軽に日本の伝統美に触れられる場所なので、アート好きや歴史ファンにはおすすめの美術館です。

上方浮世絵館

摺り体験で浮世絵をもっと身近に！大阪の上方浮世絵館

上方浮世絵館は、大阪で生まれた独自の浮世絵を紹介する美術館。上方浮世絵は、江戸時代後半から明治初期にかけて大阪で作られたもので、特に役者絵が中心です。

江戸の浮世絵とは異なり、上方の役者絵は役者を美化せず、人間味を感じさせる描写が特徴的です。海外でも「Osaka Prints」として知られ、多くの美術館でコレクションされていますよ。

また、上方浮世絵館では、実際に浮世絵の摺り体験もでき、版木に触れながら制作の魅力を体感できます。大人から子どもまで楽しめる体験型の美術館で、江戸時代の大阪文化に触れてみてはいかがでしょうか。

湯木美術館

茶道具と古美術の名品が集う、大阪の隠れた文化スポット

湯木美術館は、1987年に日本料理「吉兆」の創業者・湯木貞一（ゆき ていいち）氏によって開館した美術館です。

湯木氏は、日本料理を芸術の域にまで高めたことで知られ、同時に茶道具の収集にも情熱を注いでいました。ここでは、奈良時代から江戸時代にかけての茶道具や茶懐石の器、古美術品などが展示されており、重要文化財も多数含まれています。

「石山切」「志野茶碗 銘広沢」など、茶の湯の魅力を感じられる品々が揃い、年に3〜4回の企画展示も開催しています。日本陶器の美しさを楽しみたい人にもおすすめです。

中之島香雪美術館

静かな空間で芸術と向き合える

中之島香雪美術館は、朝日新聞社の創業者・村山龍平が集めた日本や東アジアの古美術品を展示する美術館で、2018年にオープンしました。

刀剣や茶道具、仏教美術など、幅広いコレクションを楽しめるのが魅力です。都会の真ん中にありながら、静かな空間でアートに浸れるのでゆったりと作品を楽しめます。

美術館では、展示に合わせた講演やセミナーも開催され、ミュージアムショップでのお買い物も楽しめますよ。歴史や美術に興味がある方はもちろん、喧騒から離れてリフレッシュしたい方にもぴったりの場所です。

大阪市立東洋陶磁美術館

世界屈指の東洋陶磁コレクション

大阪市立東洋陶磁美術館は、中之島公園内にあり、自然に溶け込むように建てられた美術館です。1982年に開館し、世界的に有名な「安宅コレクション」をはじめ、中国や韓国、日本の陶磁を中心に、質の高いコレクションを展示しています。

館内には国宝2件、重要文化財13件が含まれており、展示は約400点の作品が並びます。自然光を活かした展示ケースや回転式の展示台など、鑑賞者が作品をじっくり楽しめる工夫が施されていますよ。

年1～2回の企画展も開催され、陶磁やアートが好きな方は、見逃せないスポットです。

藤田美術館

美術品の宝庫、藤田美術館

藤田美術館は、明治時代の実業家・藤田傳三郎（ふじた でんざぶろう）が集めた日本やアジアの美術品を展示する美術館です。大切な文化財が海外に流れ出ないように、傳三郎が集めたコレクションを、1954年に息子たちが公開して美術館が誕生しました。

日本の貴重な美術品はもちろん、アジアの芸術品もじっくり楽しめるスポットです。歴史やアートが好きな方はもちろん、アジアの文化にも興味がある方にはぜひ訪れてほしい美術館です。

コヤノ美術館（本館）

50年かけて集めたコレクションが輝く美術館

コヤノ美術館は、大阪市都島区にある本館と、兵庫県にある西脇館の2館で構成されています。館長でありコレクターの小谷野達雄（こやの たつお）氏が50年かけて集めた貴重な美術品や民芸品が展示されており、毎年1月に展示品の入れ替えが行われます。

西脇館は、豪農・藤井家の歴史ある邸宅を修復して2008年に公開されたもので、建物自体が国登録有形文化財となっています。喧騒から離れ、ゆっくりと美術品と歴史的建築を楽しめる、美術ファンにもおすすめの場所です。

山王美術館

都会の静寂で楽しむ、名作絵画と陶磁器の美術館

山王美術館は、ホテルモントレ株式会社の創立者が50年以上かけて集めたコレクションを公開している美術館です。

2022年に大阪ビジネスパークへ移転し、5階建ての新しい美術館としてリニューアルオープンしました。館内は3フロアにわたる広い展示スペースを持ち、近代西洋絵画、日本画、陶磁器、彫刻など600点以上の貴重な作品が展示されています。

春と秋に開催されていた企画展に加えて、常設展示も充実し、いつでも名作に出会える場所となりました。静かな空間で、心ゆくまで美に触れられる美術館。アート好きにとっては見逃せないスポットです。都会の喧騒から離れて、ゆっくりと芸術を楽しみたい方にもおすすめですよ。

和泉市久保惣記念美術館

東洋古美術を楽しむ美術館

和泉市久保惣記念美術館は、昭和57年に開館した和泉市立の美術館で、日本と中国の絵画や書、工芸品を中心に約12,000点を収蔵しています。

特に東洋古美術の充実したコレクションが魅力で、年4～5回の企画展や特別展で貴重な美術品が公開されています。

さらに、広大な敷地内には音楽ホールや市民ギャラリー、市民創作教室などもあり、茶会やコンサート、市民作品展なども定期的に行われ、地元の文化活動の場としても親しまれています。

大阪の美術館を訪れてアートな観光を満喫！

この記事では、大阪のおすすめ美術館を紹介しました。歴史やアートに触れられるスポットがたくさんある大阪では、美術館巡りをしながら観光やグルメ、ショッピングを効率よく楽しむのがおすすめです。

ぜひ紹介した美術館を参考にして、大阪旅行のスケジュールを立ててみてくださいね！

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