【2024年最新】沖縄の離島24選！人気＆おすすめの島を厳選

沖縄には人気＆おすすめの離島がいっぱい！

沖縄県には、海岸線の長さが100メートル以上ある自然の島が691もあります。八重山諸島や宮古諸島、沖縄諸島などに分けられる島々は、見どころもいっぱい！

この記事ではエリア別に人気＆おすすめの島を紹介していきます。そこだけを目的に訪れるべき離島はもちろん、沖縄本島から日帰りできる小さな島もたくさんありますよ。

八重山諸島の人気＆おすすめの離島7選

八重山諸島は日本最南端の島や日本最西端の島もあるエリア。沖縄本島よりも台湾の方がずっと近い海域になります。12の有人島と多くの無人島がある八重山諸島は、観光地として人気の島が多いのも特徴。その中からぜひ訪れたい7つの離島を紹介しましょう。

石垣島

八重山諸島の拠点となる人気の島

石垣島は、沖縄本島、西表島に次いで沖縄県で3番目に大きな島。八重山諸島の中心となる島で、近くの離島巡りをする場合は石垣島から出発することになります。

市街地は発展していて飲食店やお土産物の店も充実。でも少し郊外に出れば、亜熱帯の木々や広大な畑が広がっています。

石垣島のみどころ

石垣島を代表する観光名所が、川平湾（かびらわん）。島の北西海岸にある入り江です。川平ブルーと呼ばれる美しい青のグラデーションが有名。潮の流れが早いので海水浴はできませんが、グラスボートやシーカヤック、SUP体験ができます。また川平湾から出港する体験ダインビングに参加すれば、巨大なマンタと世界有数の遭遇率を誇る川平石崎マンタスクランブルも訪れることができますよ。

島の北端の平久保崎も人気の観光スポット。コバルトブルーの海が視界いっぱいに広がる絶景スポットで、晴れた日には多良間島まで一望できます。周辺は牧草地で、のどかな牛の姿も見ることができますよ。

竹富島

昔ながらの琉球文化が残る大人気観光スポット

竹富島は石垣島から高速船に乗って約10分で到着する島。八重山諸島のなかでもとくに高い人気を誇ります。周囲約9.2キロの小さな島には美しい赤瓦の伝統的な家屋が立ち並び、昔ながらの沖縄の風景そのもの。石垣島からの日帰り観光はもちろん、趣のある宿に宿泊することもできます。

竹富島のみどころ

竹富島といえば、観光名物の水牛車に乗る集落めぐりが人気。ガイドさんののんびりした話や三線の音色を聞きながら琉球の風景を堪能できます。またレンタサイクルで島を巡るのも人気です。

竹富島の絶景ビーチとして有名なのが、コンドイ浜とカイジ浜。コンドイ浜は海水浴ができる人気のビーチで、美しい砂浜とエメラルドグリーンの海を楽しめます。カイジ浜は珍しい星の砂があるビーチ。流れが速く、遊泳には注意が必要ですが、濡れた手で砂に触れてくっついた砂をよく観察すると、星の砂が見つかりますよ。

西表島

ジャングルが広がる東洋のガラパゴス

西表島は沖縄県では沖縄本島の次に大きい島。その面積の90％以上がジャングルという大自然の宝庫です。天然記念物のイリオモテヤマネコなど固有種も多く、東洋のガラパゴスとも呼ばれる島は、全体が国定公園に指定された日本最後の秘境です。

海、山、川の魅力が詰まっていて、トレッキングやジャングルクルーズなどの冒険を堪能できますよ。

西表島のみどころ

西表島の見どころは、その豊かな自然。山ではトレッキングを楽しめ、マングローブに覆われた川では、クルージングやカヤックを体験できます。

なかでもみどころは、日本の4分1のマングローブ林が広がる仲間川。カヤックでマングローブのなかを進めば、たくさんの珍しい動植物が目の前に現れます。

ホタルの輝きもみどころ。4月上旬から6月上旬にかけて、八重山諸島の固有種であるヤエヤマヒメボタルがジャングルを乱舞します。

また西表島の沖合400mほどに浮かぶ由布島（ゆぶじま）は全体が植物園になっている島。島まで浅瀬の海を渡っていく水牛車が最大のみどころになっています。

与那国島

ダイバーにも人気！日本最西端の有人島

与那国島は、日本最西端の有人島。沖縄本島からは約500キロの距離があり、台湾までは約110キロ。その位置関係から、琉球と中国両方の影響を受けた独自の文化を見ることができます。

またこの島は、ドラマ『Dr.コトー診療所』のロケ地としても有名。聖地巡礼に訪れる人も多く、またハンマーヘッドシャークとの遭遇率が高いことからたくさんのダイバーも集まります。

与那国島のみどころ

与那国島の東端の東崎（あがりざき）は、約100メートルの断崖絶壁が続く岬。先端には東埼灯台が立っていて、天気のいい日には、遠くの西表島まで眺めることができます。そんな岬周辺はなだらかな放牧地。与那国馬や牛が放牧されています。

与那国島に行ったら必ず訪れるべきなのは、西崎（いりざき）。日本最西端の島の、さらに西の端にある岬です。日本最西端の碑や灯台、展望台があり、日本で最後に沈む夕陽を見ることができますよ。

このほか、人気ドラマと映画が撮影された『Dr.コトー診療所』のオープンセットもあり、観光でも人気スポットに。ドラマのために20年以上前に建てられた建物ですが、新築当初から古く見せるように加工されていました。内部を見学することができますよ。

波照間島

星空も有名な日本最南端の島

波照間島（はてるまじま）は、有人島としては日本最南端の島。石垣島の南西約50キロ沖にあります。果てのうるま（サンゴ）が島の名の由来。沖縄屈指の透明度を誇るハテルマブルーの青い海が魅力で、海と空、サトウキビ畑以外に何もないぜいたくな風景が印象的です。

また南十字星が見られる星空の名所としても知られています。

波照間島のみどころ

ハテルマブルーを堪能するなら北（ニシ）浜がおすすめ。島の北西部にあるビーチで、真っ白な砂浜と海のグラデーションが絶景です。

高那崎は、日本最南端の岬。約1キロ続く断崖絶壁に波が打ち寄せる荒々しいスポットで、日本最南端之碑があります。

小浜島

シュガーロードが人気の趣ある島

小浜島は石垣島と西表島のほぼ中間にある島。島の周囲は約16.5キロ。自転車で巡れるほどの大きさの島にはマングローブ林とサトウキビ畑が広がっています。昔ながらの沖縄の家や道が残っていることでも有名です。

島周辺の海は石西礁湖とよばれる国内最大のサンゴ礁地帯。コバルトブルーの透明度抜群の海は、シュノーケルやダイビングの人気スポットでもあります。

小浜島のみどころ

小浜島の風景でもっとも有名なのが、シュガーロード。朝の連続ドラマに登場して有名になった道で、両側にサトウキビ畑が広がる中を延びています。レンタサイクルで走るのが人気！ただし意外にアップダウンがあるので電動自転車がおすすめです。この道は集落からも離れているため星空観測スポットとしても人気があります。

島の西側にある石長田（いしなーた）海岸は、海岸の目の前にマングローブが自生している珍しいスポット。たくさんの生物を見ることができ、カヤックや自然探索ツアーも人気です。またこの石長田海岸にあるカトレ展望台は、西表島まで一望できる人気の絶景スポット。夕日の名所としても知られています。

黒島

人よりも牛が多いのどかな島

石垣島の南西に浮かぶ黒島は、牧畜が盛んな島。住民よりも牛の数が多いことで知られています。島の輪郭がハートの形なので、別名はハートアイランド。サンゴ礁に囲まれた美しい海はウミガメの産卵地としても有名で、シュノーケリングやダイビングの人気スポットにもなっています。

黒島のみどころ

伊古桟橋は、遠浅の海に長く伸びた桟橋。石垣島から船が行き来していた時代の古い桟橋で、現在は使用されていませんが、海に向かってまっすぐ伸びた光景が写真映えすると大人気。とくに朝の日の出は絶景です。また昼間の満潮時になると、海の上を歩いているような気分になれると評判です。

黒島展望台は、島のまんなかにある高さ10メートルの展望台。螺旋状の奇妙な形で高さはあまりないものの、黒い島はとても平坦な島なので遠くまで見渡せます。たくさんの黒い牛がくつろいでいる様子はのどかで心が和みますよ。

宮古諸島の人気＆おすすめの離島5選

宮古諸島は、沖縄本島と八重山諸島の間にあるエリア。主な島々は、中心の宮古島から橋や船で渡ることができます。宮古諸島の最大の魅力は、ミヤコブルーと呼ばれる美しい海。世界屈指の透明度を誇っていて、シュノーケリングやダイビングの人気エリアになっています。

続いてはそんな宮古諸島の島々から、厳選したおすすめの5つの島を紹介しましょう。

宮古島

ミヤコブルーで知られる美しいビーチの宝庫

宮古諸島の中心になる宮古島は、沖縄本島から南西に約300キロ離れた島。宮古諸島の中心地として大人気で、日本の観光地の中でも常に上位の人気を誇っています。

大型のリゾートホテルから小さな民宿まで、宿泊施設が充実しているのもポイント。街の中心部には大型の店も多く、買い物にも便利な島です。

宮古島のみどころ

宮古島のみどころはたくさんありますが、必ず訪れたいのは美しい砂浜で知られる与那覇前浜ビーチ。非常にきめ細かな白い砂浜とミヤコブルーの海のコントラストが美しく、東洋一のビーチと呼ばれています。

また、国指定名勝の東平安名崎（ひがしへんなざき）も人気のスポット。宮古島の東の海に長く突き出した岬で、その左右にミヤコブルーの海が広がります。先端の灯台の上から眺めるパノラマの絶景は、とくにおすすめですよ。

さらに、島の北方に広がる八重干瀬（やびし）は、日本最大級のサンゴ礁群。ツアーで訪れるダイビングやシュノーケルのスポットとして有名です。

伊良部島

絶景の橋を渡っていく人気の島

伊良部島は、宮古島の北西にある宮古諸島で2番目に大きな島。宮古島から伊良部島へは、全長3,540メートルの伊良部大橋で渡ることができます。この橋は無料で通行できる橋としては日本最長。橋の左右には美しい海が広がり、この橋自体が人気の観光スポットになっています。

伊良部島のみどころ

伊良部島の北部にある白鳥崎は入り組んだ岩場が続く絶景の名所。遊歩道があり、フナウサギバナタ展望台まで散策もできます。

また伊良部島は絶景のビーチがたくさんある島。なかでも絶景ビーチといわれているのが渡口の浜です。ここは白い砂浜が続く長さ約800メートルのビーチ。海の美しいグラデーションをパノラマで楽しむことができます。

下地島

空港とビーチの名所が大人気の島

下地島は、伊良部島に貼りつくように隣接した島。宮古島から伊良部島を経由して車で行くことができます。またこの島はパイロット養成の訓練飛行場がある島として航空ファンには有名だったところ。2019年にはみやこ下地島空港として定期便も就航しました。

下地島のみどころ

下地島の最大のみどころは空港とビーチです。みやこ下地島空港は、美しい海に滑走路誘導灯が伸びており、そしてその影響で砂が堆積し、美しい砂浜が誕生しました。

この滑走路の名前をとった17エンドというビーチは、宮古島エリアでも屈指の絶景スポット！ビーチで遊びながら頭上を通る大迫力の飛行機を眺められるのも魅力です。訓練飛行では滑走路に降りて再び飛び立つ、タッチアンドゴーを行う様子を眺めることもできます。

人魚伝説などの神話が残る、通り池もみどころ。大小2つの池が水中で繋がり、さらに海とも繋がっている国の天然記念物です。

来間島

おしゃれなカフェも多い人気の島

来間島は、宮古島の南西部にある周囲9キロほどの小さな島。こちらも宮古島から橋を渡って行ける離島となっていて、島へと繋がっている長さ約1,690メートルの来間大橋からの景観も人気です！ミヤコブルーの美しいグラデーションを楽しみながら、ドライブができます。

島の中は東側に集落がひとつあるだけで、あとはほとんどが畑。しかしそんな島に移住する人も多く、近年ではおしゃれなカフェや雑貨店なども増えています。

来間島のみどころ

来間島の西側には美しいビーチが点在しており、なかでもとくに人気なのが長間浜。夕日のスポットとしても有名です。

また景色を眺めるのなら、おすすめは竜宮城展望台。島の東端にある展望台で、竜宮城を模した3階建ての建物はオレンジ色の屋根が目印です。ここからは対岸にある与那覇前浜ビーチまで続く、ミヤコブルーのグラデーションの絶景を眺めることができます。

池間島

渡り鳥の楽園はハート岩も有名

池間島は宮古島の北側にあり、全長1,425メートルの池間大橋で繋がっている島。八重干瀬にもっとも近い島でもあります。美しいビーチが点在し、伝統文化が残る島としても有名。また池間島は1年を通してたくさんの渡り鳥が飛来する島で、全体が国の鳥獣保護区に指定されています。

池間島のみどころ

池間島の中央部にある池間湿原は、約38ヘクタールの広さがある沖縄県最大級の湿原。カモやサギなど多くの渡り鳥たちの休憩所になっていて、「日本の重要湿地500」にも指定されています。野鳥観察小屋でバードウォッチングをするのもおすすめですよ。

また幸せのハート岩は、朝の連続テレビ小説に登場して有名になったスポット。隆起したサンゴ礁の岩にハート型の空洞ができていて、干潮時に見ることができます。

沖縄諸島の人気＆おすすめの離島7選

沖縄諸島は、沖縄本島を中心とした島々。慶良間諸島や硫黄鳥島、さらに行政的には大東諸島まで範囲に含まれます。

続いては、沖縄諸島のおすすめの島々を紹介しましょう。

南大東島

沖縄のはるか東の孤島

南大東島は沖縄本島の東360キロの位置にある島。大東島という名前は、沖縄から見て東の海の彼方にある島という意味だといわれています。 

遠くから見るととても平らな島に見えますが、周囲が丘陵地で中央部がくぼんだ盆地になっているのが特徴。この形は珊瑚が数回の隆起を繰り返してできたといわれています。

南大東島のみどころ

南大東島は周囲と隔絶した孤島ならではの自然がみどころ。

たとえば島の北部にある大池の周辺にある湿地帯には、数千本のオヒルギが群生しています。オヒルギは海の近くのマングローブとして知られる種類の植物。島の内側に群生していることは珍しく、内陸に閉じ込められたオヒルギとして貴重な存在になっています。

海水プールは、海辺の岩礁を掘って作った自然のプール。島には砂浜がないため、子どもたちはこの海辺のプールで夏を楽しみます。

久米島

ハテの浜が人気！多くの生物が集まる海の楽園

久米島は那覇から西に約100キロ離れた島で、沖縄諸島の中ではもっとも西にあります。琉球王朝時代からその美しさは琉球一だと讃えられ、球美の島と呼ばれていました。

久米島の周囲は1,000メートル級の深い海に囲まれていることから、魚類の豊富さでも知られています。熱帯魚だけでなく、ザトウクジラやジンベイザメ、イルカ、マンタ、ハンマーヘッドシャークなどダイバー憧れの生物がいっぱい。また沖釣りの人気スポットにもなっています。

久米島のみどころ

久米島といえば有名なのが、ハテの浜。久米島の東側の沖合に浮かぶ長さ約7キロの3つの砂州です。真っ白な砂でできた天国のようなビーチは船に乗って約20分で到着。海水浴やシュノーケリングを楽しめます。

ビーチでは日本の渚百選にも選ばれているイーフビーチも人気。きめ細かな白い砂浜が2キロにわたって広がるビーチは波も穏やかで、海水浴場として最適です。またこの浜は、天の川が見られる星空スポットとしても有名。ぜひ夜の海岸も楽しんでください。

座間味島

ケラマブルーの海が広がる絶景ビーチの島

沖縄本島から南西に約40キロ離れたところにある座間味島は、透明度の高い海で知られる島。国立公園に指定されている慶良間諸島の中でもっとも観光客が集まる島です。一番の魅力はケラマブルーと称される美しい海。海水浴やダイビングはもちろん、冬にはホエールウォッチングを楽しむこともできます。

この座間味島は映画『マリリンに逢いたい』の舞台にもなった島。座間味島には海を泳いで会いに来るシロを待っているマリリンの像が、対岸の阿嘉島にはシロの像があります。

座間味島のみどころ

座間味島には多くの海岸がありますが、遊泳可能なのは古座間味ビーチと阿真ビーチ。古座間味ビーチはミシュラン・グリーンガイド2つ星の海水浴場で、阿真ビーチはウミガメに会える海水浴場として有名です。

高月山展望台は、起伏の激しい座間味島の山を登ったところにある絶景スポット。安護の浦湾や渡嘉敷島、沖縄本島を望む展望台と、古座間味ビーチや安室島を望む展望台があり、どちらからもケラマブルーの美しさを堪能できます。星空の観察スポットとしても有名なので、夜にお出かけするのもおすすめです。

阿嘉島

ケラマジカに会えるかも？マリンレジャーで人気の島

阿嘉島（あかじま）は、慶良間諸島の小さな島。美しい自然と海、昔ながらの集落が残る島で、マリンレジャーのスポットとしても人気です。レンタサイクルを借りて集落や展望台の散策を楽しむ人が多いのも特徴。隣接する慶留間島や外地島とは橋でつながっているので、阿嘉島を拠点にした島めぐりも楽しめます。

阿嘉島のみどころ

阿嘉島の北側にある北（ニシ）浜ビーチは島の人気スポット。サンゴ礁を気軽に楽しめるシュノーケリングポイントとしてたくさんの人が集まります。また、ニシバマテラスは美しい景観を眺めるスポット。ゆっくりと島時間を楽しめる場所として人気です。

国立公園ビジターセンターさんごゆんたく館では、サンゴに関するいろいろな展示を見ることができます。ビジターセンター周辺には天然記念物のケラマジカが住んでいるので、もしかしたら会えるかもしれませんよ。

渡嘉敷島

ダイバー憧れの島！ホエールウォッチングも人気

渡嘉敷島はケラマブルーの透明度の高い海を堪能できる島。島内には20カ所近いダイビングポイントがあり、ダイバー憧れの島のひとつとして知られています。またここは近海にザトウクジラが姿を見せるホエールウォッチングの人気エリア。毎年冬にはホエールウォッチングを目当てにした観光客でもにぎわいます。

慶良間諸島最大の島である渡嘉敷島は、サンゴ礁だけでなく標高200メートル級の山々のゆたかな緑が守られているのも魅力。こうしたエコツーリズムへの取組が評価され、渡嘉敷島は世界水準のナショナルパークに育てる場所にも指定されています。

渡嘉敷島のみどころ

美しい海に囲まれた渡嘉敷島のなかでも、渡嘉志久ビーチと阿波連ビーチは人気のスポット。どちらもシュノーケリングやダイビングのスポットとしておなじみです。とくに渡嘉久志ビーチはウミガメとの遭遇率が高い海岸なので、ウミガメに会いたい人にはおすすめです。

渡嘉敷島の南端にある阿波連園地は展望台がある広場。島の突端にあるため、東からは朝日を、西からは夕日を望むことができます。

粟国島

ソテツの島はダイビングも人気

粟国島は沖縄本島の約80キロ西にある島。火山活動によってできた島なので、沖縄県の他の離島とは異なる独特な景観になっています。島のあちこちにソテツの木が自生しているのも特色。ソテツの島とも呼ばれています。

また多くのダイバーが集まる島でもあり、また映画『ナビィの恋』のロケ地としても有名です。

粟国島のみどころ

火山の噴火でできた岩場も多い島ですが、サンゴ礁は発達し、白浜のビーチもあります。島の東側にあるウーグの浜（長浜ビーチ）もそんな海岸の一つ。白く美しい砂浜が1キロも続いています。透明度の高い海とサンゴ礁、多くの生き物が魅力で、海水浴やシュノーケリングに最適。朝日の絶景スポットとしても知られています。

また村民牧場は、村の資源でもあるソテツの保護を兼ねた牧場。ソテツは飢饉の際の非常食として育てられてきた木で、今もその精神を受け継いで大切に守られています。

伊平屋島

イヘヤブルーの美しい海が魅力！沖縄最北の有人島

伊平屋島は、沖縄県最北に位置し、沖縄の原風景がそのまま残っている離島です。沖縄屈指の透明度を誇るイヘヤブルーの海が特徴。エメラルドグリーンの海は非常に美しく、ダイバーたちの隠れた人気スポットになっています。

200メートル級の山々が連なり、断崖絶壁や巨石の迫力ある景色が広がっているのも魅力。近海でとれる新鮮な魚介類や年2回収穫されるお米など、島グルメの豊かさもポイントです。

伊平屋島は那覇からのアクセスが少し不便なため、沖縄では比較的マイナーな存在の観光地。日帰りだと30分程度しか滞在できないフェリースケジュールになっているため、渡航前に宿や交通手段の確保が必須です。しかし多くの魅力を持った島なので、ぜひ訪れてみてくださいね。

伊平屋島のみどころ

この島の別名は、てるしのの島。てるしのとは太陽神のことで、田名集落の北側の岩山にあるクマヤ洞窟は、天照大神が隠れたとされる天岩戸伝説の聖地になっています。天岩戸伝説は日本各地にありますが、ここはその最南端の地です。

伊平屋島のメインビーチは南部にある米崎海岸。白い砂浜が広がる自然のままのビーチで、少し沖に泳ぐとたくさんのサンゴを見ることができます。初心者はサンゴ礁のスポットも教えてくれるツアー参加がおすすめ。安心してシュノーケリングを楽しめます。

また、伊平屋島から野甫大橋を渡った先の野甫島にある、前田の浜は波が穏やかなビーチ。ウミガメスポットとしても知られています。

沖縄本島から日帰りでも行ける人気＆おすすめの離島6選

座間味島や渡嘉敷島も沖縄本島から日帰りで行くことはできますが、沖縄本島の周囲にはさらに気軽に行ける離島がたくさんあります。

最後は、沖縄本島から日帰りで訪れやすいおすすめの島を紹介しましょう！

ナガンヌ島

ナガンヌ島は那覇から船で約20分で到着する、慶良間諸島東端のエリアにある小島。リゾートアイランドとして知られる無人島で、シュノーケリングやダイビングなどのマリンスポーツを楽しむことができます。サンゴ礁のかけらでできた白い砂浜とエメラルドグリーンの海は、まさに絶景！シャワーやトイレなどの施設、オプションのアクティビティも充実していて、1日たっぷり楽しめます。

また基本は日帰りですが、宿泊用のコテージもあり、無人島滞在も体験できるのは魅力です。

ナガンヌ島のみどころ

ナガンヌ島は東西に細長い島。西と東の端はアジサシという渡り鳥の繁殖地とウミガメの産卵地になっています。

ビーチで遊べるのは中央部分。ここではシュノーケリングやドラゴンボート、パラセーリング、ウエイクボードなどに挑戦できます。アクティビティを堪能するのはもちろん最高ですが、絶景のビーチはのんびり眺めているだけでも癒やされますよ。

水納島

ビーチリゾートとして人気のクロワッサンアイランド

水納島は、沖縄本島の本部半島の北西に浮かぶ島。クロワッサンのような形をしていることからクロワッサンアイランドとも呼ばれています。本部半島の渡久地港から高速船に乗れば15分で到着する島なのに、そのビーチの美しさはばつぐん！水納島ツアーも人気です。

とくにまぶしいほど白い砂浜が特色で、海水浴やダイビング、シュノーケル、パラセーリングなどさまざまなマリンレジャーが楽しめるリゾートアイランドになっています。

水納島のみどころ

小さな島の見どころはなんといっても水納ビーチ。マリン用品をレンタルして海水浴やアクティビティを楽しめます。沖縄本島の近くで真っ白なビーチを体験したい人にはぴったりなスポットです。

伊江島

タッチューとビーチが人気の島

伊江島は、沖縄本島の北西にある本部半島の北西沖に浮かぶ離島。本部港から約30分で渡ることができ、観光の島として人気があります。

レンタカーやレンタバイクもありますが、レンタサイクルでゆっくり島を巡るのも人気。グルメも充実し、民泊にも力を入れている島なので、日帰りだけでなく宿泊していくのもおすすめです。

伊江島のみどころ

伊江島のみどころは、真っ白な砂浜が続く伊江ビーチ。海水浴やマリンアクティビティを満喫できます。

城山（ぐすくやま）は、伊江島タッチューとも呼ばれる伊江島のシンボル的存在。平坦な島に突き出していて、美ら海水族館など遠くからでもその姿を見ることができます。タッチューの頂上は、視界をさえぎるものがまったくないパノラマの絶景！標高172メートルの山頂までは登りやすい階段があり、約15分で登頂できます。

また伊江島ハイビスカス園では、島の中で交配されたオリジナル品種のハイビスカスなど約800種類を展示。こちらもこの島の名物となっています。

古宇利島

恋人たちに人気のパワースポット

古宇利島は本部半島の東側にある島。かつては半農半漁の静かな島でしたが、古宇利大橋が開通して本島と繋がるとドライブスポットとして人気の島になりました。

その古宇利島は古くから恋の島や神の島と呼ばれています。これは沖縄版アダムとイブのような伝承が残っているから。また、「こうりじま」という読み方の語源も、恋島（くいじま）だと言われています。

古宇利島のみどころ

恋の島・古宇利島の象徴が、ティーヌ浜にあるハートロック。ほかにも恋愛のパワースポットが多くあるので、ぐるっとめぐって恋愛のパワーを集めるのもおすすめです。

島へと続く全長1,960メートルの古宇利大橋も、観光スポットとして人気です。その秘密は橋から望む景色。天気が良ければエメラルドグリーンに輝く海の上を飛ぶような気分を堪能できます。

このほか、古宇利オーシャンタワーからの景色も人気。もちろん美しいビーチでの海水浴やシュノーケリングも楽しめます。

瀬底島

絶景ビーチが人気！気軽に行ける島

本部半島西側の沖合にある瀬底島は、本部半島と全長762メートルの瀬底大橋で結ばれていて車でも訪れやすい離島。リゾートホテルやおしゃれなカフェも多く、沖縄定番の観光スポットになっています。

瀬底島のみどころ

瀬底島のみどころは、約800メートルの白い砂浜が美しい瀬底ビーチ。ビーチリゾートとして知られるこの海岸には充実した設備が揃っていて、監視員やライフセーバーも常駐。安心して海水浴を楽しめます。

このビーチは砂浜や海だけでなく景色が美しいのもポイント。ビーチからは伊江島や水納島を眺めることができ、島の向こうに夕日が沈む光景は絶景といわれています。

そして沖縄本島から近い島なのに街の灯りが少ないことも特色。夏の終わり頃から秋にかけては、満天の星空を堪能できる島として人気を集めています。

沖縄の離島は魅力がいっぱい！

たくさんの離島がある沖縄。ケラマブルーやミヤコブルー、イヘヤブルーという言葉があるように海の色だけでも千差万別です。それぞれの島にはまったく異なる魅力があり、離島めぐりは飽きることがありません。

この記事を参考に、沖縄の離島をぜひ訪れてみてくださいね。

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