【2024年最新】倉敷駅周辺のおすすめ観光スポット23選！グルメや創作も

倉敷駅周辺には観光名所や穴場スポットがいっぱい！

岡山県倉敷市の人口は約47万人で、岡山第2の都市です。瀬戸内海に面し、大阪と広島の中間に位置する倉敷市は、温暖な気候と高梁川（たかはしがわ）がもたらす豊かな大地、海運などで栄えてきました。

江戸時代には商人の町や農業の町、明治時代からは繊維の街、昭和から令和にかけては工業都市として発展した倉敷市は、日本屈指の観光地として有名です。

倉敷市の児島地区は、学生服のシェアが全国1位（市町村単位）で、ジーンズの生産地としても有名です。船穂地区では農業も盛んで、おいしいぶどうや米などが栽培されています。

倉敷市は面積も広く、観光名所が分散しているため、1日では周りきれません。特に倉敷駅周辺は、日本有数の観光地である美観地区だけでなく、倉敷の名産品を取り扱うお店も揃っているため、とても魅力的な地域です。

今回は倉敷駅周辺の人気スポットをご紹介！倉敷駅から徒歩でいけるスポットを中心に厳選したので、ぜひ旅の参考にしてみてくださいね。

倉敷駅周辺の観光スポット10選

倉敷駅周辺には、お土産を買えたり、グルメを楽しめるおすすめスポットがいっぱい！倉敷駅から徒歩でいける美観地区にある観光スポットを中心に紹介します。

倉敷美観地区

「重要伝統的建造物群保存地区」に指定された美しい町並み

倉敷美観地区は江戸幕府の直轄地（天領）として栄えたため、江戸時代の建物が多く保存され「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されています。周辺の町屋づくりの建物は風情があり、日本の伝統建築を楽しめるので、外国人も含めて観光客に大人気です。夜のライトアップも素晴らしいので、宿泊の場合は、ぜひ散歩に出かけてみてくださいね！

倉敷美観地区の倉敷川沿いには、大原美術館や郷土玩具館など多くの観光名所がずらりと並びます。おすすめスポットをこのあと詳細に紹介するので、参考にしてくださいね。

なお、倉敷美観地区を存分に楽しむためには、まず倉敷館観光案内所へ行きましょう。休憩も可能なので、ここで情報収集することをおすすめします。

基本的に、美観地区のお店には駐車場はないため、近くのパーキングに駐車してください。

大原美術館

日本初の西洋美術を中心とした私立美術館

大原美術館は､倉敷の事業家であった大原孫三郎が、画家の児島虎次郎を悼んで、1930（昭和5）年に設立した、日本で最初の私立美術館です。日本美術のコレクターであった孫三郎は、友人の虎次郎に依頼して、ヨーロッパや中国、エジプトの美術作品を収集していました。大原美術館にはそれらの美術作品が展示されており、なかでもエル･グレコ、ゴーギャン、モネなど著名な西洋絵画が収蔵されていることで知られています。

展覧会やイベントなども随時開催しており、筆者も2度ほど訪れたことがありますが、岡山・倉敷を代表する美術館ですよ。

倉敷美観地区でもダントツ1位の入場者数を誇るおすすめの観光スポットなので、ぜひ訪れてみてくださいね。

倉敷物語館

江戸時代の古民家を改修した観光文化施設

倉敷物語館（くらしきものがたりかん）は、美観地区の入口にある観光文化施設。倉敷市民と観光客の交流の場として利用されています。

江戸時代に建てられた倉敷物語館は当時の景観を残し、特に南側の長屋門や塀、西側の路地が美しく、観光客に倉敷らしさを伝えると評判です。

館内には、展示室、和室、多目的ホール、会議室、多目的トイレなどがあり、貸室としてご利用することもできます。随時、ワークショップなどのイベントが開催され、市民と観光客をつなぐ活動が行われています。電車の待ち時間を有効活用するのにもピッタリですよ。

倉敷アイビースクエア

蔦で覆われた赤煉瓦の複合施設

倉敷アイビースクエアは倉敷紡績所（現：クラボウ）の本社工場を再開発した複合文化施設。宿泊施設、レストラン、特産品販売店、体験工房、歴史館などがあります。

その名のとおり、蔦（アイビー）に覆われた施設で1889年（明治22年）に建設された近代建築で、レトロな雰囲気がいっぱいです。2007（平成19）年に経済産業省から「近代化産業遺産」として認定され、2017（平成29）年には文化庁から「日本遺産」構成文化財の一つとして認定を受けるほど、後世に残したい素晴らしい建築物と評価されています。

広い中庭では結婚式が行われることもあり、フォトジェニックで憧れの式場といえるでしょう。ぐるっと一周して散策するだけでも、観光や電車待ちの時間つぶしにも最適です。倉敷の名産品も販売していますので、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。

倉敷市立自然史博物館

自然と人のかかわりについて学べる博物館

倉敷市立自然史博物館は、自然と人とのかかわりについて理解を深められる博物館です。4つのテーマで展示を分け、自然を探検できるような構成になっています。

テーマは「岡山県のなりたち」、「岡山県のいきもの」「昆虫の世界」「植物の世界」です。

入館してすぐのところに、ナウマンゾウの母子が出迎えてくれるのですが、動いてくれるのがインパクト大です。また、倉敷の化石やミニ水族館もあり、子どもから大人まで、楽しく過ごせますよ。

とにかく入場料が安いので、コストパフォーマンスは最高です。電車の待ち時間をつぶすのにもちょうどいいので、ぜひチェックしてみてくださいね。

日本郷土玩具館

全国の玩具が勢ぞろいする穴場スポット

日本郷土玩具館は、「gangukan」の愛称で知られる施設。1967（昭和42）年に開館した郷土玩具を専門に展示しており、 敷地内には、日本全国の郷土玩具を展示する「博物館」のほか、玩具や雑貨を販売するショップやギャラリーなどを併設しています。

博物館では、日本の伝統的な郷土玩具を見ることができ、懐かしさや新鮮な驚き、感動を覚えます。50代以上の方なら、張り子のトラや赤べこを見ると子どもの頃を思い出すでしょう！

なお、敷地内には、全国の作家によるクラフトやアートの展覧会を開催する「プラスワンギャラリー」、日常で使う器などを提案する「サイドテラス」などもあり、訪れる人を飽きさせません。

倉敷市立美術館

日本画家である池田遙邨の作品が充実した美術館

倉敷市立美術館は、郷土出身の日本画家である池田遙邨氏から倉敷市への作品寄贈が契機となり、旧市庁舎の再利用法として設立されました。

池田遙邨（ようそん）の作品は約8,000点、その他の郷土ゆかりの作家や多彩な作品を収集し、約1万1,000点の収蔵品があります。そのほか、主に国内の作家の作品を収集しており、分野は日本画、油彩画、水彩画、版画、素描、彫刻、工芸などです。

特別展や美術教養講座、美術実技講座などを随時開催していますよ。芸術に興味がある人は、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか？

大橋家住宅

国の重要文化財に指定されるほどの美しさ

大橋家は、江戸時代の倉敷で塩田や新田開発で大きな財を成した大地主の邸宅でした。1796（寛政8）年に建てられた建物を2度ほど大改修したものです。

なまこ壁や長屋門、倉敷窓に倉敷格子といった倉敷の町家の特徴をそなえた、非常に立派な建物で、国の重要文化財にも指定されています。江戸時代の商家の姿を現在に残す重厚な造りが保存されており、格式の高さや繁栄ぶりをうかがい知ることができるので、ぜひ訪れてくださいね。

阿智神社

鶴形山から倉敷美観地区を見下ろす神社

鶴形山は倉敷美観地区を見下ろすことができる絶好のビュースポット。この鶴形山の山頂に鎮座しているのが阿智神社です。

倉敷の古名は「阿智」であり、その名を冠した阿智神社は倉敷総鎮守の神社とされています。

境内には能舞台や古代庭園を構え、推定樹齢300〜500年の「阿知の藤」（県指定天然記念物）が有名です。毎年10月第3日曜日には、倉敷秋まつり（秋季例大祭）が開催され、多くの人が集まり、総勢200名の神輿行列で約14kmにも及ぶ御神幸（神幸祭）が行われます。

倉敷の名物キャラクターである「素隠居（すいんきょ）」がいたる所に出現し、人々の頭を叩いてまわる行事も同時に行われるので、ぜひ頭を叩いてもらいましょう。素隠居に頭を叩かれると、「賢くなる」「健康になる」といわれていますよ！

桃太郎のからくり博物館

桃太郎だけでなく、ちくわ笛で大人気

桃太郎のからくり博物館には、鬼退治で有名なおとぎばなし「桃太郎」に関係したカラクリやネタが盛りだくさん。

館内は、摩訶不思議な空間が広がり、意外性が人気です。桃太郎の錦絵や歴史資料、ミニシアターで桃太郎を知った後、洞窟探険、お化け屋敷、錯覚からくりなどを楽しめます。

1組に1人、案内の人がついてくれるので、安心して桃太郎ワールドを堪能できますよ！館長の住宅 正人（すみたく まさと）氏は、ちくわ笛奏者という肩書をもち、タイミングが合えば、名物「ちくわ笛」を聴くことができますよ。きっとちくわ笛の虜になること、間違いなしでしょう！

倉敷駅周辺のグルメスポット5選

倉敷駅周辺にはグルメスポットがたくさんあります。その中でも、岡山や倉敷の銘菓やグルメを紹介します。岡山在住の筆者厳選のお店ばかりです。ぜひ立ち寄って、美味しさを味わってくださいね。

むらすずめ

むらすずめ手焼き体験ができるお店

むらすずめは、倉敷名物の和菓子。筆者も子どもの頃からよく食べています。薄いどら焼きのような生地を焼き目を内側にして、粒あんを挟んだ編み笠のような形状をしたお菓子です。

米の産地であった倉敷にちなんで、橘香堂（きっこうどう）の創始者が開発しました。稲穂の黄金色をしたお菓子で、稲穂に雀が群がる様子をヒントに、当時の倉敷町長が「むらすずめ」と名付けたそうです。

美観地区にあるお店では、自分でむらすずめを焼く体験ができます。とても楽しいので、ぜひ体験してください。体験では、市販品よりも大きなジャンボむらすずめを作れるコースもあって、筆者のおすすめです！体験申し込みは店頭で行い、先着順で体験できます。体験時間は約10分ほどです。子どもの場合は小学3年生以上身長が130cm以上の人が対象で、1人で体験できる場合のみ参加可能です。親子で体験するのも良い思い出になりますよ。

大手まんぢゅうカフェ

岡山銘菓「大手まんぢゅう」を堪能できる

岡山銘菓といえば、吉備団子と並んで有名なのが大手まんぢゅうです。優しい甘さと日本酒を使った薄い皮の香りが、和菓子好きな人の心を捉えて離しません。

滑らかなこしあんと薄い皮のハーモニーが人気の秘訣で、贈り物やお土産としても非常に喜ばれます。岡山城のライトアップイベント「烏城灯源郷」では、お茶菓子として販売されます。

大手まんぢゅうカフェでは、蒸したての大手まんぢゅうや大手まんじゅうソフト、夏限定の大手まんぢゅうのかき氷（7〜9月）を食べられますよ！蒸したての大手まんぢゅうは絶品ですので、ぜひ試してみてくださいね。

くらしき桃子

旬の果物をつかったプリンやパフェなどが大人気

くらしき桃子は、岡山を代表するお土産スイーツとして大人気のお店です。和菓子が定番だった岡山銘菓に新風を吹き込んだスイーツと言われています。

最初に販売された「清水白桃ぷりん」は、岡山県産の清水白桃を使用したプリンで、清水白桃のみずみずしい甘さが特徴です。筆者も初めて食べたときはその美味しさに驚いた記憶があります。その後、「ぷりん」がシリーズ化され、紫ぶどう、金桃、桑の実など、岡山名産の果物を使用したラインナップが魅力です。

また、くらしき桃子では、岡山のパフェをテーマとした街おこしにちなんで、新鮮な岡山フルーツを使ったパフェを食べられます。各店舗で提供されるパフェの種類が異なるため、自分の好みのパフェを探してみるのも楽しいですよ！

町家喫茶 三宅商店

開店20周年を迎えた大人気の喫茶店

町家喫茶 三宅商店は、観光客だけでなく、岡山県民にも大人気の古民家カフェ。町屋を改装したおしゃれな店内はカップルや女子旅の観光客などが多く訪れます。

ランチにはカレーが提供され、季節によりトッピングが異なるのが魅力です。

スイーツはパフェやケーキ、豆乳ぜんざい（冬季限定）などがあり、バリエーションが豊富！インスタ映えするスイーツはどれも美味しそうで、選ぶのに迷いますよ。

繁忙期でなければ予約も可能なので、お店に問い合わせてみてくださいね。

地酒と郷土料理 さわらや

岡山名物の鰆料理を堪能できるお店

2023年にオープンした「さわらや」は、築200年を超える蔵をリニューアルした風情があり、落ち着く空間のお店です。様々な創作鰆（さわら）料理を堪能できますよ！

倉敷は海に面しているため、鰆やタコ、鯛などが特産品。タコ料理は専門店が数軒あります。

近年、漁獲量が激減した鰆の専門店ができたのは、観光客だけでなく、岡山県民にとっても嬉しいことです。

脂がのった鰆は甘くて柔らかくて、とても美味しいので、ぜひ食べてみてくださいね。お酒との相性も抜群で、岡山の地酒がよく合いますよ。

なお、席数が少ないので、予約をすることをおすすめします。

倉敷駅周辺のショッピング・遊び・体験8選

倉敷駅周辺には電車の待ち時間をつぶせるスポットもありますが、ショッピングや遊びを楽しむスポットも多くあります。アリオ倉敷やアウトレットは駅近くにあるため、暇つぶしにはぴったりですよ。

また、穴場の創作体験ができるスポットも紹介します。ここはぜひ体験してほしいスポットです。

林源十郎商店

倉敷のブレない価値観を広める活動拠点

古い町屋を修理しながらずっと住み続ける美観地区の人々。美観地区の民芸の継承や町並み保存などの活動を続けてきた「ブレない価値観や本質」が観光客の心をつかみます。

このような美観地区の「ブレない」取り組みを広めるため、2012年に林源十郎商店がオープンしました。民芸やアート、カフェなど「衣・食・住」を提案する素敵なお店がたくさん集まっています。

特に、丈夫な倉敷帆布を使ったバッグ、彩り豊かなマスキングテープ、デニム生地の仕立てスーツなど倉敷でしか手に入らない逸品がたくさんあるので、おすすめです。

倉敷を伝える様々なモノを探してみると、楽しくて時間を忘れてしまうかも！ぜひ立ち寄ってみてくださいね。

アリオ倉敷

大型ショッピングモールで暇つぶしにぴったり

アリオ倉敷は、セブン＆アイグループの全国チェーンのショッピングモール。旅行で必要なものを買い足すことができます。

レストランやフードコートでの食事も可能で、休憩もできる場所があるため、観光の息抜きにはぴったりでしょう。電車待ちの時間をつぶしたり、倉敷のお土産もある程度のものは購入できます。

駅から近いことが最大のメリットで、待ち合わせや雨宿りにも便利です。

三井アウトレットパーク 倉敷

色々なブランド品がお買い得で暇つぶしに最適

三井アウトレットパーク倉敷は、三井不動産グループのアウトレットチェーン店。スポーツ用品や雑貨などのブランド品をお買い得な価格で購入できると人気です。

敷地内は広々としており、子連れでも動きやすいのが特徴。駅から近いため、暇つぶしにも最適で、食事や軽食もできます。電車の待ち時間が長い場合、ウインドウショッピングを楽しむとよいでしょう。

倉敷みらい公園

水と緑に囲まれた憩いの空間

倉敷みらい公園は、アリオ倉敷や三井アウトレットに隣接する緑豊かな公園。空中木デッキやベンチを配置し、ツリーハウスや複合遊具もあるため家族連れに人気です。広さは約2.1ヘクタールもあります。

大きな芝生広場は、災害時に避難場所にも利用できる優れものです。また、公園内の随所に、かまどベンチやマンホールトイレなどの災害対応機能を備えているため、災害時には非常に便利で助かりますね。

こかげデッキや子どもの水遊び場も備え、子どもは自然と触れ合いながら楽しく遊べます。

電車の待ち時間の暇つぶしにゆったり散策するのもおすすめですよ。

くらしき川舟流し

川舟からの景色が楽しめ、いつもと違う風情を味わえる

かつて、さまざまな物資を運んだ倉敷川の川舟。現代では、川からの風景を楽しめるアクティビティとして、人気の観光川舟となっています。

いつもと違う川からの景色を楽しめるのが魅力で、観光客に人気です。ゆったりした時間を堪能できますので、時間があれば、ぜひ乗ってみてくださいね。

注意事項は以下のとおりです。　　　　　　　　　　　　

• 1艘の定員は6名
• ペットの乗船は不可
• 日傘の使用は不可
• 雨天、強風など悪天候時は運航中止
• 熱中症警戒アラートが発令されたとき、午後は運休

チケットは倉敷館観光案内所での当日販売のみとなり、予約はできませんので注意してくださいね。

ガラス工房minerva

ステンドグラスなどを楽しめるガラス工房

ガラス工房minervaでは、ステンドグラスやキルンワーク（ガラスフュージング、パート・ド・ヴェール）などの教室を開いたり、ギャラリーで展示したりすることで、ガラス細工の素晴らしさを広めています。

ステンドグラス体験やガラス細工体験もやっているので、自分だけの作品づくりに挑戦してみてはいかがでしょう？

ステンドグラスだけでなく、キーホルダー、帯留め、ブローチ、ピアス・イヤリングなどのワークショップを体験できます。約30分〜2時間の体験です。出来上がった作品は3〜4週間後の焼成後に自宅まで配送してもらえます。

切子ちょうちんづくり体験

古民家を改装した斎館で作る幻想的なあかり

倉敷でおすすめしたい超穴場の創作体験は、倉敷光作所の「切子ちょうちん」作製体験！倉敷光作所は美観地区にある「和のあかり」を生みだす会社で、作家の須山寛子氏が切子灯篭にヒントを得て開発した「切子ちょうちん」が原点です。

この切子ちょうちんをさらに昇華させた素晴らしい光の芸術品が「希莉光（きりこ）あかり」です。希莉光あかりは、美しさを追求するため、使用する和紙は京都や東京へ行き、仕入れています。

2023年にホテル雅叙園東京で開催された「和のあかり×百段階段2023」で展示され、好評を博したため、2024年の「和のあかり×百段階段2024」でも展示されました。東京で展示を見て感動した人のなかには、倉敷まで訪れて作製体験をして帰られた人もいたそうです。筆者も映像で拝見し、優しいあかりに感動したのですが、幻想的なあかりは見る人を捉えて離さないのでしょう。

希莉光（きりこ）あかりは、毎年3月に行われる「倉敷春宵あかり（くらしきはるよいあかり）」というライトアップイベントでも通りに飾られ、訪れた人を楽しませています。

希莉光あかりは高度な技術と時間を必要とするため、作製体験ができません。そこで、須山氏は、簡単で短時間でできる切子ちょうちん作製体験を始めたそうです。

切子ちょうちん作製体験は、阿智神社の境内にあるコワーキングスペース斎館で体験できますよ。作製体験は1時間30分〜2時間です。全国で展示があり、当日だと対応できない場合があるため、前もって必ず予約ページで予約してくださいね。

コースは、「極（KIWAMI）」「雅（MIYABI）」「華（HANA）」の3つがあり、当日、実物を見てから決めることができます。岡山名物の多彩なマスキングテープや切子などで自分好みに装飾できるのが人気の秘訣です。

極（KIWAMI）は、桜の花びらの落光がとても風情があるので、おすすめですよ！

カップルから家族連れ、女子旅にもおすすめの切子ちょうちん作製体験で、旅の思い出を作ってみませんか？

atelier＆gallery 土と月

心に触れる旅の思い出づくり

atelier＆gallery 土と月は、広島県神石高原町の陶芸家である香山善弘氏が作り出したアート空間。触感と心はつながっており、ものづくりで心に残る思い出を作って欲しいという香山さんの願いでつくられました。

美観地区で、備前焼の土ひねりや電動ろくろ、絵付けなどの体験ができる穴場スポットです。備前市まで行かずとも備前焼の体験ができるため、とても便利な創作体験スポットとして観光客に人気です。なお、体験は前もって予約が必要です。予約ページから希望のメニューを選んで予約しておきましょう。

コースは、「手びねり体験」「四季彩備前 手びねり体験」「電動ろくろ体験」「絵付け体験」の4つ。体験時間は30〜上限120分で、小さい子どもでも体験可能なのが嬉しいですね。

焼きあがった作品は、2〜3週間後に送料着払いで送ってもらえます。ぜひ自分だけのオリジナルな備前焼を創作してみてくださいね。

倉敷駅周辺の観光スポットを満喫しよう

この記事では、倉敷駅周辺のおすすめ観光スポットを紹介しました。倉敷駅周辺にはたくさんの観光・体験スポットがあり、観光やグルメ、ショッピングを堪能できるのが魅力です。

美観地区はなまこ壁の町並みが美しいので、散策しながら観光スポットを巡ることをおすすめします。

紹介したスポットを参考にして、倉敷旅行のスケジュールを立ててみてくださいね！

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