大分でしか食べられないグルメ17選！地元民が厳選するおすすめ店も

大分で絶対食べたいグルメを厳選

大分県には、大分でしか食べられないサクサクジューシーなとり天や中津唐揚げ、絶品炊き込みごはんの吉野鶏めしのほか、新鮮な関アジや関サバ、臼杵ふぐ、かぼすブリなどがあります。

この記事では大分でしか食べられない名物グルメをご紹介！九州の大分で育まれた新鮮な海の幸や畜産物を味わえば、きっと幸せな気持ちになれるでしょう。甘みのある九州特有の醤油や、大分名産のかぼすを使ったさっぱりとした味付けで楽しんでみてはいかが？

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大分でしか食べられない名物グルメ15選

大分でしか食べられないグルメといえば、何を思いつくでしょうか？ここでは、大分のおすすめグルメを厳選してご紹介します。大分ならではのグルメにチャレンジして、大分旅行を最大限に満喫してみてくださいね。

とり天

サクサクジューシーなとりの揚げ物

とり天は、大分県で食べられているとりの天ぷらです。醤油やニンニクなどで鶏に下味をつけたら、天ぷら粉をたっぷりつけてサクサクジューシーに揚げます。軽やかな衣をまとった鶏肉は、これまた大分ならではの酢醤油×カラシやポン酢などとの相性がばつぐんです。

揚げたてのとり天に、大分名物のかぼすを搾ってサッパリ食べるのもおすすめですよ。

とり天は県内初のレストランで、別府にあるレストラン東洋軒が発祥。特製カラシ醤油をつけて食べたり、かぼすを搾ったりして味変しながら楽しめるのが魅力です。

ご飯が進むだけでなく、ビールのお供にもぴったりの逸品ですよ。レストラン東洋軒はランチ時はとくに混んでいるので、夜に行くのが狙い目です。

琉球丼

大分で獲れた新鮮な魚介類を漬け込んだ丼

琉球丼は、新鮮なアジやサバ、イワシ、太刀魚などを、しょうゆ・みりん・酒・ごま・しょうがで作った特製ダレに漬け込み、酢飯の上にのせていただく丼料理です。

大分の新鮮な旬の魚を一度に味わえる、地元ならではの漬け丼で、古くから魚の保存食として親しまれてきた郷土料理でもあります。

琉球丼の発祥のお店は、JR大分駅から徒歩で約9分の場所にある与一です。現在は3代目がお店を切り盛りしていて、目の前で魚を捌いて琉球丼を作ってくれます。大分の地酒の日本酒や焼酎のレパートリーも豊富なので、大将のおすすめを試してみてはいかがでしょうか？

吉野鶏めし

鶏肉とごぼうを甘いタレで炊きあげたご飯

吉野鶏めしは、鶏肉の消費量が全国トップクラスの大分県で昔から親しまれている、鶏の炊き込みご飯です。鶏肉とごぼうのうま味がたっぷり詰まった、ご当地グルメのひとつ。お米は大分県産を使用し、鶏肉とごぼうも九州産というこだわりよう。甘めの調味液で炊き上げられており、甘味とコクのバランスが絶妙で、「うま味のかたまり！」と表現したくなるおいしさです。

吉野鶏めしは、大分県の吉野地区で古くから作られてきました。地域の味を未来に残そうと、地元の婦人会を中心に吉野鶏めし保存会が結成され、今もその伝統が守られています。

現在では、大分県内のスーパーやデパートなどでも手軽に購入できるようになり、家庭でも気軽に楽しめますよ。大分の人気グルメ、とり天や中津唐揚げと組み合わせれば、まさに大分フルコース！テイクアウトで気軽に、大分の味覚を楽しんでみてはいかがでしょうか？

にら豚

ニラとキャベツのシャキシャキ感がたまらない！

にら豚は、全国でも有数のにらの産地として知られる大分県で生まれた、ご当地の中華風スタミナ料理です。豚肉・キャベツ・にらをたっぷり使い、醤油ベースの甘辛ダレで炒めたシンプルながらクセになる一品。

にら豚を最初に提供したのは、大分市にある中国料理 王府（ワンフー）。中華料理のように見えますが、実はこの料理は創作料理として誕生したオリジナルメニュー。中華の技法を取り入れつつ、大分ならではの味に仕上げられています。

甘辛いタレがしっかり絡んだ豚肉とにらの組み合わせは、まさにご飯泥棒！一度食べたら、箸が止まらなくなりますよ。スタミナ満点で、元気をつけたいときにもぴったりの一品です。

だんご汁

甘めの麦味噌が身体に染みるだんご汁

だんご汁は、小麦粉をこねて伸ばした平たい団子を主役に、人参、しいたけ、ねぎ、ごぼう、白菜、肉類など、具だくさんの食材をたっぷり使った白味噌仕立ての郷土料理です。

もちもちとした団子はコシがあり、食べごたえも十分。だんご汁一杯でしっかりお腹が満たされるほどです。米が貴重だった時代には、小麦粉を使った料理（粉食）が大分の人々の食生活を支えていたと言われています。

だんご汁を楽しむなら、由布院にある甘味茶屋がおすすめ。古民家風のたたずまいで、どこか懐かしい雰囲気の中、郷土料理をゆっくり味わえます。とり天とのセットや、天むすとのセットなど、組み合わせも豊富です。

関あじ・関さば

豊後水道で獲れた絶品のあじ・さば

関あじ・関さばは、瀬戸内海と外洋がぶつかる大分県佐賀関（さがのせき）の荒波の中で育った、引き締まった身とほどよい脂の乗りが特徴の高級魚です。どちらも一本釣りで水揚げされ、すぐに活け締め・神経抜きといった処理が行われるため、鮮度が極めて高いのが魅力！

大分名物のかぼすをキュッと搾っていただけば、さわやかな酸味が魚のうま味をさらに引き立ててくれます。

関あじ・関さばを本場で味わうなら、大分市中心部から車で約1時間のあまべの郷 関あじ関さば館がおすすめ！ここでは、関あじ・関さばをはじめとした旬の魚介を使った関の海鮮丼や、豪快な関あじの姿造り、さらに大分の旬を堪能できる懐石コースも用意されています。

レストランの窓からは、美しい海の景色が一望できるのもうれしいポイント。大分の海の恵みを目でも舌でも味わってみてはいかがでしょうか。

中津からあげ

原材料と味付けが光る全国区の唐揚げ

中津からあげは、しょうゆベースのタレにスパイスをしっかりと効かせて漬け込み、カラッと揚げた風味豊かな唐揚げです。

大分県中津市は、唐揚げ専門店の多さで知られており、からあげの聖地とも呼ばれるほど。全国に900店以上ある唐揚げ店の中から選ばれる、からあげグランプリでは、中津市の店がたびたび受賞しており、その味は全国的にも高く評価されています。

JR中津駅から徒歩約7分のからいち 中津総本店では、10種類以上のスパイスをブレンドした秘伝のタレに、鶏肉を24時間以上じっくり漬け込んでいます。下味がしっかり染み込んだ唐揚げは、香りも味もばつぐん！

使用する鶏肉は、大分・宮崎・鹿児島産の味の濃い地鶏。衣には北海道産のでんぷん粉を使用し、しかも遺伝子組み換え原料は不使用というこだわりぶり。サクッと軽やかな食感も魅力です。

からあげグランプリで9年連続金賞を受賞しているという実績にも納得！中津の名物からあげ、ぜひ味わってみてくださいね。

地獄蒸し料理

地熱から噴き上がる蒸気で豪快に調理

地獄蒸しは、大分県別府市の豊富な温泉資源を活かして、湯けむりの蒸気で食材を蒸し上げる郷土料理！約100℃の蒸気が噴き出す窯に、野菜や魚、肉などをざるに乗せて入れ、天然の蒸気で一気に加熱します。温泉の蒸気にはほんのり塩味があり、素材そのもののうま味を引き出してくれるのが魅力ですよ。

地獄蒸し工房 鉄輪（かんなわ）は、別府地獄めぐりや鉄輪温泉の観光エリアにある人気の体験型レストラン。注文した食材を自分でセイロにセットし、目の前で立ちのぼる蒸気を使って調理するセルフスタイルの地獄蒸しが楽しめます。

湯けむりに包まれながら、ほくほくの野菜やジューシーな魚介・お肉を味わってみてはいかがでしょうか。

別府冷麺

満州がルーツのもちもち冷麺

別府冷麺は、満州で食べられていた冷麺を日本に持ち帰って提供するようになったのがルーツとされています。開業当初は満州で食べられていた味付けで出していたそうですが、キムチを入れたり、魚介系の出汁をとったりして徐々に日本風にアレンジしていったのだとか。

麺にはそば粉が練り込まれており、もちもちとした食感が特徴。さっぱりとした魚介スープとの相性も抜群で、ひと口すするたびに旨みが広がります。

湯の街・別府では、温泉に入ったあとにキリッと冷えた別府冷麺を楽しむのもおすすめ！湯上がりの一杯として、ぜひ味わってみてくださいね。

日田焼きそば

カリカリもちもちの新食感の焼きそば

日田焼きそばは、昭和30年代に生まれた鉄板で焼くカリカリもちもち食感の焼きそば。具材は肉・もやしのみとシンプル！茹でた麺を鉄板焼きすることで、カリカリもちもちの食感を実現しています。甘辛いソースでサッと炒めているので素材の味わいが際立ちますよ。

本場の味を楽しむなら、想夫恋 日田本店がおすすめ！自家製麺は季節に合わせて水分量を調整するこだわりぶりで、特製の秘伝ソースやもち豚、シャキシャキのもやし・ねぎとともに、丁寧に焼き上げられています。焼き加減も、創業以来受け継がれてきた直伝の技術で仕上げられているため、ここでしか味わえない本格的な日田焼きそばが楽しめます！

ひたん寿し

野菜・果物を使った創作寿司

ひたん寿しは、大分県日田市で生まれた、旬の夏野菜や果物をふんだんに使った一口サイズの創作寿司。なかでも代表的なのが、納豆・山芋・ねぎを高菜で巻いた、たか菜巻。野菜や果物を巧みに取り入れた色とりどりの寿司がそろっており、魚介を使わないメニューが中心のため、ベジタリアンの方にもぴったりです。

このひたん寿しを味わえるのが、地元で長年愛されてきた寿司店の彌助すし。たか菜巻の生みの親ともいえるお店で、野菜や果物を使った華やかなひたん寿しはもちろん、大分近海で獲れた新鮮な魚介を使った、海ん寿しも人気です。

日田産の新鮮な野菜や果物、そして地元の海の幸を一度に楽しめる、欲張りなセットをぜひ堪能してみてください。

臼杵ふぐ

厚切りで食す！鮮度ばつぐんのふぐ

臼杵ふぐは、豊後水道・佐賀関のある臼杵で水揚げされるふぐです。透き通るように輝く身質が特徴で、厚めに引いたふぐの身を存分に味わえます。とくに夏の旬のふぐは絶品です。

山田屋 臼杵本店は、1905年に臼杵で創業された老舗のふぐ料理屋。その歴史・伝統のある味わいを3代目が受け継ぎ、大分市や東京都内でも臼杵ふぐのおいしさを伝えています。

新鮮で厚切りの臼杵ふぐを食べたい方は、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか？

かぼすブリ

かぼすを食べて育ったさっぱりとしたブリ

かぼすブリは、大分県特産のかぼすをエサに混ぜて育てる、養殖のブランドブリです。柑橘のもつ抗酸化作用により、日持ちが良くなるだけでなく、特有の魚臭さが抑えられ、脂ののった身もさっぱりとした後味に仕上がります。

割烹 みつごは、かぼすブリや臼杵ふぐ、寄せ鍋、すき焼きなどを幅広く提供している日本食料理屋。かぼすブリコースでは、かぼすぶりをふんだんに使ったぶり寿司やりゅうきゅう、ぶりカルパッチョ、鰤しゃぶ鍋、雑炊などを思う存分に味わえますよ。

竹田ちゃんぽん

大分の野菜たっぷりのちゃんぽん

竹田ちゃんぽんは、地元産の野菜をふんだんに使用した豚骨、もしくは醤油ベースのちゃんぽんです。江戸時代から交流が盛んだった長崎から伝わってきた経緯があります。

竹田市にあるひらた食堂は、4代にわたって営まれている老舗の食堂。ここの竹田ちゃんぽんには、大分県産の野菜がなんと300g以上も使われており、ボリューム満点！県内外から多くの人が訪れる人気メニューです。同じく県内産の野菜を惜しみなく使った野菜炒め定食も絶品！野菜メインで腹いっぱい食べてみては？

豊後高田そば

地産地消で食べる十割そば

豊後高田そばは、毎年7月と11月に豊後高田市で収穫されるそばの実を使い、生産から乾燥、調整まで地元で行う地産地消のそば。新鮮なそばの実を使っているため、香り豊かで美味しいそばに仕上がっていますよ。

豊後高田そばには手打ちそば認定店制度があり、豊後高田産のそばの実を使用し、手打ちで作ったそばだけが提供されています。挽きたて、打ちたて、茹でたての三拍子そろったそばが楽しめるのが特徴です。

十割蕎麦 ゑつは、毎日手打ちの豊後高田そばを味わえる人気のお店。そばの実だけでなく、米や野菜もできるだけ豊後高田産のものを使い、大分の地酒も豊富にそろえています。季節の野菜そばや数量限定の鴨せいろなど、地元の恵みを生かしたお蕎麦をぜひ味わってみてくださいね。

大分でしか食べられないスイーツ2選

大分県は絶品グルメの宝庫ですが、大分でしか食べられないオリジナルスイーツも外せません。ここでは、大分県で食べたい絶品スイーツをご紹介します。

やせうま

平べったい生地が特徴の銘菓

やせうまは、練った小麦粉を平たく延ばして茹で上げた生地に、きなこや砂糖、黒蜜などをまぶして食べる大分の郷土菓子です。延ばされた生地がきなこや砂糖とよくマッチします。

やせうま本舗田口菓子舗は、自家焙煎のきなこをふんだんに使って保存料・着色料不使用の手づくりのやせうまを購入できるお店です。大分や別府、湯布院などに店舗があります。

大分旅行のお土産として、銘菓のやせうまを購入してみてはいかがでしょうか？

地獄蒸しプリン

温泉の蒸気で作る昔懐かしいプリン

地獄蒸しプリンは、その名の通り地熱の蒸気を使って蒸しあげるプリンです。苦めのカラメルと卵の風味がしっかり感じられる濃厚な味わいが特徴！

人気の岡本屋売店では国内外から多くの観光客が訪れ、お店の前には連日長い行列ができています。プリンのほかにも、地獄蒸し卵やサンドウィッチ、さらにとり天カレーなどのボリュームあるメニューもそろっていますよ。

店内では景色を楽しみながらプリンを味わえ、店外のベンチで涼しい風にあたりながら食べることも可能です。また、テイクアウトにも対応しています。

大分でしか食べられない絶品ご当地グルメを満喫しよう！

この記事では、大分県でしか食べられない絶品グルメ・スイーツをご紹介しました。豊富な漁場や独特な食文化・歴史がある大分には、絶品グルメが目白押しです。

街・エリアによっても郷土料理は異なるため、いくつかの街を周遊するのがおすすめ！

ぜひ食べてみたいグルメ・お店をチェックして、充実した大分旅行を満喫してみては？

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