【2024年最新】長崎でおすすめの公園16選！人気スポットや穴場を厳選

長崎には人気の公園がいっぱい！

ポルトガルやオランダとの交流をきっかけに、異国の文化を織り交ぜながら発展してきた街、長崎。大浦天主堂やハウステンボス、軍艦島などの観光名所がたくさんあり、毎年多くの訪問者でにぎわっています。

特に長崎は、平和公園やグラバー園など人気の公園がたくさん！世界遺産に登録された公園から、家族やカップルで楽しめる公園など、さまざまです。

今回は長崎でおすすめの公園をピックアップしてみました。ぜひおでかけの参考にしてみてくださいね。

長崎で絶対訪れるべき観光スポットの公園2選

まずは長崎へ旅行に来たら絶対に行くべき公園の見どころをご紹介していきます！歴史のある公園なので混雑することも多いですが、見どころもたくさんありますよ。

グラバー園

世界遺産に登録された長崎を代表する観光名所

グラバー園は、長崎の歴史と文化を色濃く反映する魅力的なスポットです。幕末から明治初期にかけて建てられた洋館が、美しい庭園と調和した姿は見ものですよ！

特に、日本最古の木造洋風建築として知られる優雅なグラバー邸は、多くの観光客を魅了しています。

園内からは長崎港を一望でき、特に夕暮れ時の景色は格別です。美しい庭園を散策しながら、長崎の近代化に貢献した外国の商人たちの偉業を知る体験は、歴史好きにはたまらないでしょう。

2024年には音声ガイドが導入され、各建物や庭園の詳細な解説を聞きながら巡ることができるようになりました。

また、季節ごとのイベントも開催されており、春の桜、夏のあじさい、秋の紅葉など、四季折々の美しさを楽しめます。

平和公園

長崎の悲しい歴史と平和への願いが込められた象徴的な場所

平和公園は、長崎市の中心部から北に位置する、広大な敷地を持つ公園です。1945年8月9日に投下された原子爆弾の悲惨さを後世に伝え、世界平和を願う場所として1955年に開園されました。

公園の中心には、高さ9.7メートルの青銅製の平和祈念像がたたずんでいます。右手を天に、左手を水平に伸ばしたこの像は、原爆の脅威と平和への願いを表現しています。毎年8月9日には、この像の前で平和祈念式典が行われることで知られています。

公園内には平和の泉もあります。原爆で焼けただれた被爆者たちが求めた水を象徴するこの泉は、犠牲者への慰霊と世界平和への願いが込められています。

また近年、AR技術を活用した「長崎平和学習AR」が開発され、当時の様子をよりリアルに体感できるようになりました。最新の技術も活用しながら、長崎の歴史を学ぶという過ごし方もおすすめです。

長崎でぜひ訪れたいおすすめの公園5選

続いて、初めての長崎旅行でぜひ訪れたい公園の見どころをご紹介していきます！自然が多い公園や夜景の綺麗な公園までさまざまな公園を紹介するので、気になった公園をチェックしてみてくださいね。

長崎水辺の森公園

長崎港の風景を楽しめる憩いの場

2003年にオープンした長崎水辺の森公園は、長崎港ベイエリアに位置する、水と緑豊かな公園です。運河が流れる園内は、大地の広場、水の庭園、水辺のプロムナードの3つのエリアに分かれており、それぞれの異なる特色があります。

公園の魅力の一つは、長崎らしさを感じられる細部へのこだわりです。橋にはあじさい橋やオランダ坂橋など、長崎の歴史や文化を反映した名前が付けられています。

また、園内各所に設置された石のベンチは、ハタなどの長崎にまつわるデザインが施されています。ぜひ、散策しながら発見してみてくださいね！

2024年には、子ども向けの水遊びエリアが拡張され、より家族連れに人気のスポットとなりました。また、夜間は公園全体がライトアップされ、よりロマンチックな雰囲気を楽しめるようになっています。

イベントも充実しており、特に帆船まつりやみなとまつりは多くの人でにぎわいます。また、毎月第1日曜日には日曜マーケットが開かれるので、地元の野菜や手作り雑貨、キッチンカーなどで買い物を楽しめますよ！

鍋冠山（なべかんむりやま）公園

長崎市街や港を一望できる絶景スポット

鍋冠山公園は、その名の通り鍋を伏せたような形の山にある公園で、地元では「なべかぶりやま」の愛称で親しまれています。標高169メートルという、市街地からアクセスしやすい高さながら、長崎の街並みを見渡せる絶景スポットとして知られています。

展望台からは長崎港や長崎の市街地、軍艦島、グラバー園などを見渡すことができます。しかし、展望台から見るべきものは建物だけではありません。夕暮れ時から夜にかけ、オレンジから紫、そして深い紺へと移り変わる空は圧巻で、多くの人を魅了します！

また、公園内には、子供向けのアスレチック施設も充実しています。斜面を利用した遊具は家族連れにも大人気です。つつじ園や多目的広場もあり、季節の花を見ながらのんびりと過ごすこともできますよ。

稲佐山公園

1,000万ドルの夜景が見られる公園

稲佐山公園は、長崎市を象徴するような公園で、夜景を撮影する多くの人でにぎわいます。

長崎港を中心に浮かび上がる夜景は、「1,000万ドルの夜景」として知られています。2021年の「世界夜景サミットin長崎」ではモナコ、上海と共に「世界新三大夜景」に選ばれ、2022年の「夜景サミットin札幌」でも稲佐山を含む長崎市が「日本新三大夜景」に認定されました。

＼長崎も含む世界三大夜景はこちら／

稲佐山公園の展望台の特徴は夜だけでなく、日中も絶景が見られること。晴れた日には、長崎の市街地はもちろん、雲仙・天草・五島列島まで見渡すことができます。

稲佐山公園はつつじの名所としても知られ、憩いの空間やレクリエーションの場として年間を通じて多くの人々に親しまれています。毎年4月には、約8万本のツツジが咲き誇る稲佐山つつじまつりが開催されていますよ。

また、山のふもとから山頂を結ぶロープウェイも人気です。ガラス張りのゴンドラからは360度のパノラマを楽しむことができ、長崎の雄大な山や港、市街地などをじっくりと楽しむことができます。

長串山公園

10万本のつつじと広大な海が見られる公園

長串山公園は、佐世保市と平戸市の間に位置する西海国立公園内にあります。標高234メートルの長串山に広がる公園で、北九十九島と平戸島を見渡すことができます。

春には約10万本のつつじが咲き誇り、公園全体が鮮やかなピンク色に彩られます。久留米つつじや平戸つつじなど様々な種類のつつじが植えられており、海とつつじのコントラストが絶景です！

公園内には、100メートルものローラー滑り台があるちびっこ広場も設置されており、北九十九島の絶景を眺めながら遊べるスペースは子供連れの家族に大人気です。さらに、キャンプ場も整備されており、自然の中でアウトドア活動を楽しむこともできますよ。

また、ビジターセンターでは地元の食材を使ったカレーやうどんなどが食べられます。絶景を眺めながらゆっくりと食事を楽しんでみてくださいね。
※2024年7月時点、ビジターセンターは休業中

湧水庭園 四明荘

豊かな湧水が織りなす、島原の隠れた名園

湧水庭園 四明荘は、島原市内で人気急上昇中の隠れた観光名所の庭園です。平成20年7月28日に国の登録記念物、平成26年4月25日に国の登録有形文化財に指定されました。

四方の眺望に優れていることから四明荘と名付けられたこの庭園には、立派な樹木と池があります。池には1日になんと約3,000トンもの水が毎日湧き出ているため水は非常に澄んでおり、その池の中を色とりどりの鯉が優雅に泳いでいます。

また、庭内には赤松や楓など様々な植栽が施されています。庭園と池が一体となった景色を、池の上に張り出した縁側から眺めてみれば、日本の伝統的な美しさを感じられます。

また、四明荘では、伝統的な音楽の中で茶会や季節の花を楽しむイベントも定期的に開催されています。美しい景色を眺めながら箏の音色を楽しみ、美味しい抹茶を味わえば、日常の疲れを忘れられますよ。

長崎で子連れファミリーにおすすめの公園4選

長崎には、遊具や広場が充実している公園もたくさんあります。そのため、週末や連休に家族みんなで過ごせる公園を探している人も多いでしょう。

ここからは、子連れファミリーにおすすめの公園をご紹介します！家族の思い出作りに、ぜひこれから紹介する公園を訪れてみてくださいね。

琴平スカイパーク

大自然と絶景とアクティビティが融合した長崎の空中公園

琴平スカイパークは、琴平岳に広がる約7ヘクタールの自然公園です。なんと標高330メートルの高さのところにあります。多良連山の雄大な山並みをバックに、大村市内や長崎空港、大村湾、さらには雲仙までも見渡すことができるんですよ！

公園内の施設としては、「桜の並木道」という999段の階段とともに構成される桜並木が有名です。春になると満開の桜が咲き誇り、まるで絵画のような美しい光景が見られます。そのため、桜が咲く季節に訪れるのがおすすめです。

琴平スカイパークは、アクティビティも充実しています。特に、全長99.9メートルの巨大ローラースライダーは、連日多くの子供たちでにぎわっています。ほかにも、パターゴルフや草そり、空中アスレチックなど、さまざまなアトラクションが用意されています。

さらに、琴平スカイパークにはパラグライダーフライトエリアも設けられています。パラグライダーたちが次々と飛び立つ光景は、なかなかほかでは見られません！

長崎県立総合運動公園

プールも遊具も池もある総合レジャースポット

長崎県立総合運動公園は、スポーツ施設と子ども向け遊具が充実した、家族で一日中楽しめる総合的な公園です。陸上競技場などのスポーツ施設に加え、18種類もの遊具があるちびっこ広場は、幼児から小学生まで遊ぶことができます。

7月ごろ〜9月ごろには「わいわいプール」もオープンします！幼児用プールを含む6種類のプールやウォータースライダーなど、多彩なプールが楽しめますよ。

のんびりとくつろげる広い芝生広場もあります。芝生広場にはヤシの木も生えており、ピクニックをすることもできるので、家族の時間を過ごすには最適！

ほかにも、公園内にある池では鯉のエサやりができたり、蒸気機関車に乗れたりと、楽しみ方は豊富です。1日いても遊びつくせないおすすめの場所ですよ。

大崎自然公園

動物との触れ合いと多彩なアクティビティが楽しめる公園

大崎自然公園は、くじゃく園やゴーカート、海水浴場などがある総合レジャー施設です。公園の目玉であるくじゃく園のケージの中にいるくじゃくの数は、なんと約200羽！

園内には、ヤギ、ポニー、リス、さらにはフラミンゴなどさまざまな動物がおり、だれでも間近で動物たちと触れ合えるようになっています。

大崎自然公園にあるキャンプ場も、例年多くの人でにぎわいます。トイレやコインシャワーはもちろん、無料で使えるWi-Fiも完備しているので、家族と快適にキャンプを楽しめます。

1日遊んだあとの疲れをいやすには、公園から車で5分のところにあるしおさいの湯がおすすめ！しおさいの湯には、無料で入れる足湯があります。家族で足湯にゆったり浸かりながら、のんびりリラックスできますよ。

百花台公園

豊富な遊具と広大な自然がある総合公園

百花台公園は、いろいろな遊具で子どもたちが楽しめる広大な公園です。遊戯広場とターザンの森の2つのゾーンに分かれており、年齢や好みに合わせて遊べるよう工夫されています。

ターザンの森には、長いローラー滑り台や急こう配のすべり台、ザイルクライミング、ターザンロープなど、スリル満点の遊具がたくさん設置されています。

遊戯広場には小さな子ども向けの遊具が充実しており、家族全員で楽しめるエリアとなっています。広々とした芝生広場もあるので、そこで休憩したりピクニックしたりすることもできますよ！

夏にはバーベキュー広場に多くの人が集まります。1区画500円で、広々としたスペースを使って家族でワイワイバーベキューができますよ。

また、百花台公園にはサッカー場やテニスコートなど、本格的なスポーツを楽しめる設備も整っています。家族みんなでスポーツをして過ごすのもおすすめです。

長崎の知る人ぞ知る公園5選

長崎にはそのほかにもステキな公園があります。ここからは、絶景ポイントや興味深い歴史が残るスポットを中心に、知る人ぞ知る長崎の公園を紹介していきます！

神崎鼻（こうざきばな）公園

日本本土最西端に位置する海岸の公園

神崎鼻（こうざきばな）公園は、日本本土最西端の地として知られる公園です。最西端を証明する「最西端の碑」が公園内に設置されており、多くの人が記念に写真を撮っています。

最西端ということもあり、公園からは広大で美しい海が一望できます。また、稚内市（最北端）、根室市（最東端）、南大隅町（最南端）との「四極交流」を記念したモニュメントも設置されているので、ぜひこちらも見てみてください！

神崎鼻公園のすぐそばには海中遊歩道があり、海を間近に見ることができます。貝やカニなどの生き物はもちろん、なんとここでは生き物の足跡の化石を見られることもあるんです！ぜひ探してみてくださいね。

矢堅目（やがため）公園

映画の人気キャラクターと東シナ海の絶景が望める公園

矢堅目（やがため）公園は、長崎県の五島にある公園です。その名は、古くから奈摩湾に侵入する外敵を見張るため、守備兵が矢で砦を堅めたという歴史に由来しています。

矢堅目公園の魅力は展望台から見渡せる雄大な海。特に水平線に沈む夕日は絶景で、多くの写真家がその幻想的な景色を写真に収めようと訪れます。夏には公園内に群生する鬼百合が鮮やかなオレンジ色の花を咲かせ、より一層華やかになります。

この公園のもうひとつの見どころは、公園にある巨大な岩山。この岩山がジブリ映画「となりのトトロ」のトトロに似ていると話題になっているんです！写真で見てもピンとこない人は、ぜひ一度直接訪れて、確かめてみてくださいね。

八人ケ岳（はちにんがだけ）公園

歴史と四季折々の魅力がある見晴らしの良い公園

八人ヶ岳（はちにんがだけ）公園は、長崎県西彼杵（にしそのぎ）半島の山間部に位置する公園です。金比羅神社を中心に広がるこの公園は、古くから地域住民の憩いの場として親しまれています。針尾無線塔やハウステンボスなど、公園の山頂の展望台から見渡す景色は絶景です！

また、4月上旬には相撲大会が開催されます。咲き誇る桜も相まって、日本の伝統や美しさを感じられるはずです。ちなみに、6月ごろには色とりどりのあじさいが公園内に咲き始めるので、初夏の時期に訪れるのもおすすめです。

興味深いのは、公園入り口から展望台へ向かう道路のわきにある巨大な岩。昔、魚釣りの男がここを通ろうとしたとき、頭上の岩が崩れそうなことに気がつきました。危ないので崩れるのを待っていたら、いつの間にか釣った魚が腐ってしまったという伝説があります。

その話から、この巨大な岩は鯖くされ岩と呼ばれるようになりました。実際に見ると本当に崩れそうな印象を受けるかもしれません。近づきすぎないよう注意してくださいね。

長崎県立西海橋公園

さまざまな遊びが楽しめるファミリー向けの公園

長崎県立西海橋公園は、針尾瀬戸をまたぐ二つの西海橋を中心に広がる、総面積36.8ヘクタールの巨大な公園です。

佐世保市と西海市にまたがるこの公園は、豊かな自然と充実した施設で、地域住民や観光客に人気のスポットとなっています。

公園内には、アスレチック広場、ソフトボール場、チビッコ広場、海浜広場、芝生広場、シンボル広場、ソリゲレンデ、ローラーすべり台、展望台など、非常に多くの施設があり、家族連れで楽しめる空間となっています。

春には、西海橋周辺に咲く約千本の桜が咲き誇るので、花見を目的に西海橋公園を訪れる人も増えます。

さらに、旧暦の3月3日頃である4月中旬には大観潮会が西海橋公園で行われます。大観潮会のシーズンになると満開の桜だけでなく、うずしおも見られるチャンス。ぜひ、4月中旬の大観潮会を狙って西海橋公園を訪れてみてくださいね！

長崎のもざき恐竜パーク

恐竜の世界と長崎の自然が楽しめる複合施設

2021年10月にオープンした「長崎のもざき恐竜パーク」は、恐竜化石の宝庫として知られる野母崎地区に位置する新しい観光スポットです。

公園の中心となる恐竜博物館では、約180点もの化石や標本が展示され、5つのテーマに分けて恐竜や地球、長崎の自然史を分かりやすく解説しています。

館内の目玉は、世界最大級のティラノサウルスの全身骨格！リアルに動くので、スリル満点です。また、オープンラボ展示室では研究に使う機材を見ることができるので、子供から大人まで楽しめます。

長崎のもざき恐竜パークにはこども広場や水仙の丘、野母崎文化センター、体育館、展望台なども併設されています。特に展望台はぜひ足を運んでほしいスポット！恐竜博物館のエリアにある北側展望台からは、世界遺産である軍艦島を見ることができるからです。

長崎のもざき恐竜パークには軍艦島資料館もあります。実際の軍艦島を眺めたあとは、軍艦島資料館で歴史への知見を深めてみましょう。

長崎の公園を満喫しよう

この記事では、長崎のおすすめの公園を人気順に紹介しました。名所や見どころがいっぱいある長崎の公園は、家族でもカップルでも楽しめるのでおすすめです。

ぜひ紹介した観光地を参考に、長崎旅行のスケジュールを立ててみてくださいね！

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