【長崎観光】2泊3日のおすすめモデルコースを紹介！

長崎観光！2泊3日のおすすめモデルコースを紹介

九州地方の最も西に位置する長崎は、鎖国中も含め古くから大陸とのつながりがあり、東洋と西洋が入り混じった独特の街並みが魅力の人気観光地です。

また長崎は島が多く、その数は971と全国一。なんと日本全体の10分の1が長崎にある計算になります。そんな長崎だからこそ自然あふれる絶景が楽しめるスポットもたくさんありますよ。さらに長崎は夜景も評判で、長崎市内の夜景は1,000万ドルの夜景と評されるほど。

自然に恵まれた景観や数多くの離島、異国情緒あふれる街並みなど魅力がたっぷりの長崎は、観光地が多いので、事前にどこへ行くか決めておくのが旅成功の秘訣。

本記事では、2泊3日を想定して、長崎を満喫するモデルプランをご提案。ぜひ時間の許すかぎり、長崎観光でたくさんの思い出をつくってくださいね！

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長崎観光1日目のモデルコース

まずはぜひ一度は行ってみたい憧れの異世界を満喫できるハウステンボスを中心とした1日目のモデルコースをご紹介！

【10:30】長崎空港到着

長崎観光スタート！

各地から長崎空港へ到着したら、いよいよ待ちに待った長崎観光のスタート！旅の玄関口となる長崎空港は、大村湾に浮かぶ箕島（みしま）を埋め立ててつくられた世界初の本格的な海上空港なのだとか。空港から本土をつなぐ箕島大橋は全長約1キロメートルあり、景色も美しいので時間があれば散策するのもおすすめですよ。

また長崎空港は境界をモチーフにしており、大きな鐘やステンドグラスが見られます。着いてすぐに長崎らしさを感じられるので、バスやフェリーの待ち時間があれば空港観光もしてみてくださいね！

【11:30】長崎のシンボル的存在ハウステンボスへ！

ヨーロッパの街並みが楽しめる人気テーマパーク

ハウステンボスは長崎県佐世保市にある広大なテーマパークで、連日多くの観光客が訪れる定番観光地。長崎空港からはバスやフェリーなどでアクセスできますよ。おすすめはバスで、所要時間は約50分です。

ハウステンボスはヨーロッパの世界観を再現しており、散策するだけでも楽しい気分になれます。さらに、春はチューリップ、夏は花火やプール、秋はハロウィーン、冬はイルミネーションといったシーズナルイベントやさまざまなアトラクションも充実！

敷地面積は152万平方メートルとかなり広いので、ハウステンボスを満喫したいのであれば1日はかかるでしょう。

日本初の3階建てメリーゴーランドや、キッズ向けのアスレチック・ファンタジーフォレスト、VRを活用したアトラクションなどさまざまな楽しみ方ができるので事前に過ごし方を決めてハウステンボスをめいいっぱい楽しんでくださいね！

【12:30】ランチは長崎ちゃんぽん！

たっぷり具材で英気を養おう！

ハウステンボスに着いたらまずは腹ごしらえから！ランチは長崎名物のちゃんぽんを食べましょう。

悟空というレストランでは、ちゃんぽんや皿うどんをはじめ、担担麺や焼きそばといった麺料理を中心に楽しめますよ！

長崎ちゃんぽんは、野菜や海鮮、お肉がたっぷり乗った栄養満点の麺料理で、中国の影響を受けて長崎で生まれました。スープはあっさりとんこつがベースですが、具材が多く麺も太いので満足感も大きいですよ。

ハウステンボスの入国棟からは約17分かかるので、時間には余裕を持って移動してくださいね！

【19:00】ディナーはハウステンボスで名物のレモンステーキ！

あつあつジューシーなお肉とレモンの相性がバツグン！

ハウステンボスを満喫したら、待ちに待った夕食の時間。ハウステンボスにはカフェやレストランなどを合わせると全部で約47カ所もグルメが楽しめる施設があるので気になったお店に入りましょう。

長崎名物を堪能したいのであれば、おすすめはタワーシティエリアにあるロード・レーウ。看板メニューにもなっているレモンステーキは佐世保名物で、鉄板で焼いた薄切り肉に特製の醤油ダレをかけて食べる絶品料理です。スライスレモンの酸味が相まって、見ているだけで食欲をそそりますよ！

ロード・レーウでは、レモンステーキのほか、ハンバーグや特選ステーキなども食べられるのでスタミナをつけたい人やお肉好きはぜひ行ってみてくださいね。

【20:00】夜はホテルオークラJRハウステンボスに宿泊

閉園後もハウステンボスの街並みを満喫したいならココ！

ハウステンボスでたくさんの思い出をつくった後はホテルでゆっくり疲れを取りましょう。ハウスエンボスにはさまざまなアトラクションがあるので、たくさん楽しめる分疲れが出てしまうことも。旅行で来ているのであれば、できるだけ近くのホテルで休息できたらうれしいですよね。

そんな人におすすめなのが、ホテルオークラJRハウステンボス。ハウステンボスから徒歩約2分の場所にありますよ。ハウステンボスならではの異世界の街並みを眼下に、ゆったり過ごせるおすすめホテルです。

館内には疲れを癒やしてくれると評判の天然温泉があるほか、レストランも充実しています。ハウステンボスを楽しんで興奮冷めやらぬ夜は、バー・シリウスでお酒を片手に旅の思い出を語るのもおすすめですよ！

長崎観光2日目のモデルコース

ハウステンボスでたくさんの思い出をつくった後は、長崎市内の観光も満喫しましょう。長崎市内は観光名所が多く、徒歩で移動できる場所も。ぜひ参考にしてみてくださいね！

【9:30】市内観光の拠点・長崎駅へ

2日目観光スタート！

長崎観光2日目。まずは長崎市内観光の拠点となるJR長崎駅まで移動しましょう。ハウステンボスから長崎駅までは電車で約1時間半～約2時間かかります。運行本数も限りがあるので、事前に何時発の電車に乗車するかしっかり確認しておきましょう。

JR長崎駅は長崎街道かもめ市場やアミュプラザ長崎が開業し、見どころが一層増えている人気スポットです。お土産を買う時間が取れそうになければ、長崎街道かもめ市場に行くと良いでしょう。長崎にまつわるさまざまなお土産が売られているので、ぜひ足を運んでみてくださいね！

【10:00】長崎から平和を願う平和公園へ

いつまでも恒久平和を祈り続ける空間

まずは平和公園に移動しましょう。JR長崎駅から路面電車を乗り継いで約10分で到着します。

平和公園は原爆落下中心地公園北側、小高い丘に位置しており、凄惨な戦争がもう二度と起きないようにと平和への祈りを込めてつくられた公園です。

平和公園を象徴する平和記念像の独特なポーズは、右手は“原爆の脅威”を、水平に伸ばした左手は“平和”、軽く閉じた瞼は“原爆犠牲者の冥福を祈る”という意味があるのだとか。

ぜひこの地を訪れたら手を合わせて恒久平和への祈りを捧げてみてくださいね。

【10:30】長崎原爆資料館で長崎の凄惨な歴史を学ぶ

世界平和を発信する地で平和について考える

平和公園から徒歩約5分の場所にある長崎原爆資料館は、被爆の惨状や、原爆が投下されるに至った経過、核兵器が開発された歴史などを紹介している資料館です。

さらに被爆から現在までの長崎の復興の様子をストーリー性のある展示を交えながら、核兵器のない世界の実現に向けて平和を発信している大切な場所でもあります。

昨今の世界情勢を鑑みると、戦争は遠い昔のことのようには思えないのが現状ですよね。戦争がいかに悲しいことか、資料館の展示物などを通して、今一度真の平和について思いを巡らせてみませんか。

滞在時間は約30分～約1時間ほどを見ておくのがおすすめですよ。

【11:45】眼鏡橋で写真をパシャリ！

眼鏡に見えると注目の観光地

長崎原爆資料館で平和への祈りを捧げた後は、眼鏡橋へ移動しましょう。所要時間は路面電車で20分ほどですよ。

眼鏡橋は1634年に興福寺の黙子如定（もくすにょじょう）禅師によって架設されたのだそう！国内では最古の石橋なのだとか。名前のとおり、水面に橋が反射して眼鏡のように見えることから眼鏡橋と呼ばれています。

眼鏡橋はとくに晴れた日の日中がきれいですが、夕方～夜間は眼鏡橋がサングラスのように見えてまた幻想的です。また橋を降りた場所の近くには恋愛成就のパワースポットとして人気のハートストーンもありますよ！ハートストーンの場所へも行くのであれば、滞在時間は約15分～を目安にしておくと良いでしょう。

【12:15】長崎新地中華街でランチ！

日本三大中華街のひとつ

眼鏡橋でお気に入りの写真が撮れたら、ランチの時間です！眼鏡橋から歩いて約15分の場所にある長崎新地中華街で中華料理を堪能しましょう。

長崎新地中華街は日本三大中華街のひとつで、南北に約250メートル続く路地のなかに、長崎グルメが堪能できるレストランや、食べ歩きにぴったりな露店、さらにお土産が購入できる雑貨屋まで見どころが満載な定番観光地です！

長崎名物のちゃんぽんや皿うどんのほか、角煮まんじゅうといったグルメも堪能できますよ。

長崎新地中華街は、毎年中国の旧正月（春節）の期間中に長崎ランタンフェスティバルが開催され、より一層にぎやかで風情あふれる空間に。2025年は1月29日～2月12日に開催予定です。ぜひ時期をあわせて行ってみてくださいね。

滞在時間は過ごし方によっても異なりますが1時間半～約2時間ほどを見ておきましょう。

【14:30】鎖国時代の日本の玄関口・出島へ

レトロな雰囲気が散策にもぴったりな人口島

長崎新地中華街でお腹いっぱいになった後は運動がてら徒歩で出島へ行きましょう！所要時間は約10分ほど。

出島は、1636年につくられた人口島で、鎖国時代も含め約200年にわたってヨーロッパに開かれた地として日本の近代化を推し進めてきた大切な場所です。

現在では1820年～明治期の建物が復元されており、当時にタイムスリップしたかのようなレトロな雰囲気が味わえますよ。着物をレンタルできるので、時間があれば着物を着て風情たっぷりな写真を撮るのもおすすめです！

また出島オリジナル商品が購入できる出島ミュージアムショップもあるので、立ち寄ってみてくださいね。

【16:00】隠れ絶景スポット・長崎県立美術館でまったり

絶景が見られる穴場スポット！

出島観光を楽しんだ後は長崎県立美術館へ行きましょう。長崎県立美術館へは歩いて約7分で到着します。

長崎水辺の森公園の一角に位置し、長崎港から近い場所にあるので美術館の屋外庭園から絶景が見られる穴場スポットです。

美術館では長崎ゆかりの美術品やスペインの美術品を常設展示しています。なかでもピカソやダリなどの作品を収蔵するスペイン美術のコレクションはアジア有数なのだとか！

長崎の芸術や絶景を見に、ぜひ足を運んでみてくださいね！

【17:30】夕食は新鮮な魚料理を満喫！

お魚王国・長崎の海の幸を堪能あれ！

夕食には少し早いですが、この後の稲佐山観光に向けて早めの夕食を取りましょう！長崎は魚も有名だとご存じでしたか？3方を海に囲まれている長崎では、水揚げされる魚種はなんと300種を越え、全国一なのだとか！

春は鯛、夏はアジ、秋はミズイカや伊勢海老、そして冬はかきやひらめというように季節によってさまざまな海の幸が楽しめます。またトラフグやマグロなどの養殖も盛んで、天然ものに引けを取らない絶品だそう！

ぜひ旅行する時期にぴったりな新鮮な魚介類を堪能しましょう。

【19:30】1000万ドルの夜景を見に稲佐山へ！

世界三大夜景に認定された長崎市内の夜景が楽しめる定番スポット！

長崎旅行2日目の夜を飾るなら稲佐山がおすすめ！長崎市内周辺の夜景スポットを楽しめる人気スポットで、標高約333メートルの展望台から、市内の絶景を見わたせます。

高低差があることとすり鉢状の地形のおかげで、夜景が立体的に見えるのだとか。あまりの美しさから、上海やモナコとともに世界三大夜景にも選ばれているほど！

長崎県立美術館で、日中見た景色とはまた違った迫力満点の景色が楽しめますよ。

稲佐山の山頂までは、ロープウェイやスロープカー、バス停から徒歩のいずれかの移動手段で行けます。おすすめはロープウェイで、ゆっくりと山頂へ登っていく様子と刻一刻と変わる夜景の絶景を楽しみながら山頂まで移動できると人気です。

時間帯によって見える景色も異なるので、事前に日没時間などを調べて長崎旅行最後の夜をじっくり満喫してくださいね。

【21:00】まだまだ夜景を楽しみたいならホテル長崎に宿泊！

長崎の忘れられない夜を飾るならココ！

稲佐山の夜景を楽しんでも、まだまだ夜景を見ていたい！という人はホテル長崎に宿泊するのがおすすめ！稲佐山からホテル長崎まではバスと徒歩で約40分で到着しますよ。

ホテル長崎では、ホテルに着いた瞬間から客室までずっと息をのむような長崎の絶景を楽しめること。高台に位置しているからこそ、長崎市内の絶景を楽しめるので、時間がなくて夜景をあまり満喫できなかったという人にもぴったりです。

ガラス張りの浴室や黒が基調のロマンティックな客室が特徴でカップルや女子旅、子連れ旅にも人気。

朝食は、長崎グルメがビュッフェスタイルで楽しめるので、長崎の景色を見ながら食事も満喫してくださいね！

長崎観光3日目のモデルコース

いよいよ旅の最終日である3日目が始まります。最後にして大注目の観光地を組み込んだモデルプランをご紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。

【9:00】軍艦島（端島）上陸周遊クルーズ

廃墟好きにおすすめな世界遺産

最終日を飾る人気観光地はまずは軍艦島からスタート！軍艦島という愛称で呼ばれていますが、正式名称は端島（はしま）で、長崎港の沖合18.5キロメートルの場所にあります。

良質な石炭が採掘されたことで栄え、当時は多くの人が住んでいたのだとか！炭鉱が閉山してからは一気に無人島になったので、今でも当時の面影を残す人気スポットで、「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」という世界遺産にも登録されていますよ。

軍艦島へ行く場合、ツアー会社の船に乗船して上陸します。2024年7月現在、端島へのツアーを行ってる会社は以下のとおり。

• やまさ海運
• 軍艦島コンシェルジュ
• 軍艦島クルーズ（高島海上交通）
• シーマン商会
• 第七ゑびす丸

ツアー会社によってスケジュールは異なるものの、午前便と午後便の1日2便運航が基本で、乗船してから帰港までの所要時間は約3時間半を見ておくと良いでしょう。

上陸してからはガイドが見どころを案内してくれますよ。上陸に際し、服装やマナーなどに関する規程があるので、しっかり守って動きやすい服装でツアーに参加しましょう。

【13:45】お昼は名物佐世保バーガー！

手づくりが心温まるおいしさ！

長崎旅行へ行ったら佐世保バーガーも外せません！佐世保バーガーはバンズのあいだに肉や、卵、ベーコン、チーズ、野菜、自家製マヨネーズが入った手づくりのハンバーガーのこと。佐世保バーガーはアメリカ海軍から直接レシピを聞いたのち、佐世保流のアレンジが入ってつくられたのだとか。

作り置きをしないのが佐世保流で、注文してからつくってくれるので出来立てのおいしい佐世保バーガーが食べられますよ！

長崎にはたくさんの佐世保バーガー店があり、味も店舗によって異なるのでぜひお気に入りを見つけてみてくださいね。

【15:00】グラバー園で散策と写真を撮ろう

ヨーロッパの雰囲気ただよう人気の世界遺産

佐世保バーガーでお腹を満たしたあとはグラバー園へ行きましょう！グラバー園は長崎県の南山手に位置し、園内にある旧グラバー住宅が世界遺産「明治日本の産業革命遺産」に登録されています。

グラバー園は高台にあるので、グラバー園独特の異国情緒あふれる景色だけでなく、園内から長崎市内周辺の絶景も満喫できますよ。

なかでも旧三菱重工造船所第2ドックハウス2階テラスからの眺めがきれいなのだとか！

またグラバー園では、居留地時代をイメージしたレトロなドレスをレンタルした撮影（有料）もできるので思い出づくりにいかがでしょうか？

【16:00】国宝 大浦天主堂のステンドグラスにうっとり

ステンドグラスが美しい国内最古の教会

グラバー園から歩いて約2分と近い場所にある国宝 大浦天主堂は世界遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」にも登録されている教会です。

聖堂内にあるステンドグラスは1879年当時のもので、ゴシック建築ながら落ち着いた空間にほっとします。大浦天主堂は、禁教期にも信仰を守り抜いた信徒たちが、キリスト教徒であることを告白した信徒発見の舞台にもなった場所で、この知らせは当時のローマ教皇ピウス9世の耳にも届いたのだそう。国内でキリスト教徒への激しい弾圧が行われていたなか、信徒たちが信仰を続けることがいかに困難だったかを想像するのは難しくありませんね。

世界遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」を構成している資産は大浦天主堂のほかに、長崎市内や離島などに点在しているので、ぜひ足を運んでみてくださいね。なかには教会として礼拝などが行われているところもあるので事前に確認してから行きましょう。

【17:30】長崎空港へ

2泊3日の長崎旅行フィニッシュ！おつかれさまでした

楽しかった長崎観光もいよいよフィナーレです。2泊3日にわたる旅行、おつかれさまでした！

時間がある人は長崎空港内の観光をしつつお土産を購入したりして自由に過ごしてくださいね。

＼長崎のおすすめグルメをチェック！／

2泊3日で長崎観光を満喫しよう！

長崎で2泊3日を想定したおすすめモデルプランをご紹介しました。長崎は2泊あれば、定番の観光地からハウステンボスといった人気テーマパークまで満喫できますよ。

とくに長崎市内は、観光地が密集しているので徒歩で移動できる場所もあるのが魅力のひとつ。街中を散策して長崎気分を味わいながらたくさんの思い出をつくってくださいね。

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