諏訪湖

日本有数の歴史と格式を誇る仏教寺院の「善光寺。」大きな屋根と細部にまで施された彫刻が圧巻で、本堂内には日本最古の仏像とされる「一光三尊阿弥陀如来像」が安置されています。善光寺に訪れたら「お戒壇巡り」もおすすめ。本堂の地下にある真っ暗な回廊を歩き、鍵に触れることで極楽浄土への道の体験を行うものです。光が全く届かない中を歩くことで、自分の内面と向き合う貴重な体験ができることでしょう。境内には数多くの塔や堂が点在しており、それぞれに歴史的な価値があります。特に、善光寺山門（仁王門）は重要文化財に指定されており、見どころ満載です。周辺には多くの宿坊や土産物店、飲食店が建ち並んでいるので、散策やお土産購入も困ることがありません。

世界で唯一、野生のニホンザルが温泉に浸かるユニークなスポットの「地獄谷野猿公苑」。間近で猿を観察できる場所として有名で、愛らしい光景を一目見ようと多くの観光客が訪れます。標高850mに位置し、四季折々の美しい自然に囲まれていれているのが魅力。特に冬のシーズンには、雪景色の中で温泉に浸かるサルたちの姿が見られ、まるで絵画のような光景が広がります。雪の降り積もる寒い季節でも、温かい温泉でリラックスするサルたちの姿をぜひ観察してみてください。公苑内には遊歩道が整備されており、サルの生態を間近で観察することができます。餌を探す姿や、仲間同士で遊ぶ姿、親子で温泉に浸かる姿など、自然の中でのびのびと過ごすサルの生活を見ることができます。

松本城は優雅な姿と保存状態の良さから、別名「国宝松本城」とも呼ばれる名城です。松本市の中心部に位置しているため、訪れやすいのが嬉しいポイント。戦国時代に築かれた現存する最古の五層六階の天守を持っているのが特徴です。黒と白の対比が美しい見た目から「烏城」の愛称で親しまれています。堀に映る天守閣の姿は、まるで絵画のように美しく、壮麗な景観に圧巻することでしょう。城内では、戦国時代から江戸時代にかけての歴史を感じることができる展示が充実しています。天守閣の最上階からは、松本市街や北アルプスの山々を一望でき、壮大な景色に見惚れること間違いなしです。特に、春は城を囲む桜が満開となり、まるで城が花の中に浮かんでいるかのような絶景を楽しめます。

戦国時代に築かれた歴史的な名城であり、壮大な石垣と門が特徴の「上田城。」真田氏の居城として知られ、特に戦国武将「真田幸村」の活躍で有名な名城です。歴史、名城ファンがこぞって訪れる人気スポットでもあります。上田城の最大の魅力は、頑丈な石垣と城郭の構造です。城郭内には櫓や門が復元されており、壮大な姿は当時の武将たちの知恵と工夫を感じさせます。特に、西櫓や東虎口櫓門は見応えがあり、歴史の重みを感じることができます。上田城周辺には、歴史や文化を感じられるスポットが点在しているのも魅力。城の近くには、真田氏に関する資料や展示が充実している「上田市立博物館」があり、真田氏の歴史や文化を深く学ぶことができます。上田城とあわせて訪れてみてはいかがでしょう。

四季折々の美しい自然と洗練された街並みが魅力の軽井沢。避暑地として有名で、豊かな自然と多彩なアクティビティ、文化的なスポットが融合した、観光にぴったりの場所です。「雲場池」や「白糸の滝」などの自然スポットでは、マイナスイオンを感じながら、優雅なひと時が過ごせます。夏には涼しい気候が心地よく、新緑の中でハイキングやサイクリングを楽しむのもおすすめです。特に「軽井沢プリンスホテルスキー場」では、冬になるとスキーやスノーボードが楽しめ、四季を通じてアウトドアアクティビティが充実しています。旧軽井沢銀座通りなど、ショッピングやカフェ巡りを楽しむことができる環境も豊富なため、お土産購入も安心です。

古くからの歴史と神秘的な雰囲気を持つ「戸隠神社。」約2,000年の歴史を持ち、五社から構成されているのが特徴です。「奥社」は戸隠神社の中心であり、険しい山道を進んだ先にあります。参道には樹齢約400年の杉並木が続き、圧巻の景色を堪能できるでしょう。進んだ先にある「中社」は、戸隠神社の中心に位置し、祭神である天手力雄命が祀られています。他にも芸能や学問の神様として信仰されている「宝光社」や、舞楽や仏法と縁を結ぶ神を祀る「火之御子社」、水の神や縁結びの神として尊信されている「九頭龍社」があります。全てを巡ることで戸隠神社の全体を感じることができます。五社巡りを通して、自然と神聖な空気に包まれた特別な時間を過ごすしてみてはいかがでしょう。