ナガシマスパーランド

伊勢神宮は日本を代表する神社であり、全国の神社の本宗（ほんそう）とされる特別な存在です。正式には「神宮」と称され、内宮と外宮の二つの主要な社を中心に、125もの社が広がります。内宮は天照大御神（あまてらすおおみかみ）を祀る神社です。日本の最高神とされる天照大御神は、太陽の神としても知られる存在です。一方、外宮は豊受大御神（とようけのおおみかみ）を祀ります。食物や衣服、住居といった生活の基本を司る神であり、五穀豊穣や産業繁栄のご利益があるとされています。伊勢神宮では20年に一度行われる「式年遷宮（しきねんせんぐう）」が有名です。古代から続く伝統行事で、社殿や御神体が新しくなるのが特徴。次回の遷宮は2033年に予定されています。

おかげ横丁は伊勢神宮参拝時に一緒に訪れたい観光スポットです。伊勢神宮内宮の門前町にあり、江戸から明治時代の風情を再現した賑やかなエリアです。昔懐かしい町並みと食べ歩きが楽しめるのがおかげ横丁の魅力です。江戸時代の建物を模した木造の商店や茶屋が軒を連ね、タイムスリップしたかのような雰囲気を楽しめます。石畳の道を散策しながら、趣のある風景を満喫してみてはいかがでしょう。　また、グルメも豊富で、特に有名なのが「伊勢うどん。」柔らかく煮た太めの麺に濃いめのタレが絡み合い、独特の食感と風味が癖になります。他にも「赤福餅」は伊勢を代表する和菓子です。あんこの甘さと餅の柔らかさが絶妙な一品です。さまざまなご当地グルメがあるので、食べ歩きを楽しんでみてください。

二見興玉（ふたみおきたま）神社は、縁結びや夫婦円満のご利益で知られる神社です。神社の象徴ともされるのが「夫婦岩」です。海中に立つ大小二つの岩が注連縄（しめなわ）で結ばれており、伊邪那岐命（いざなぎのみこと）と伊邪那美命（いざなみのみこと）を象徴し、まるで寄り添うように海中に立っているのが特徴です。夫婦の絆や家族の繁栄を象徴しています。夫婦岩に訪れるのであれば、日の出の時間や夏至の頃がおすすめ。夫婦岩の間から昇る朝日を見られる絶好の機会です。また、神社の境内には、古くからの歴史を感じさせる趣のある建物が点在しているのも注目ポイント。特に「龍宮社」は、海の守護神である綿津見命（わたつみのみこと）を祀り、航海の安全や漁業の繁栄を祈願しているとされています。

天空のポストは、伊勢志摩国立公園内の横山展望台に設置された、日本で最も高い場所にある郵便ポストです。標高約203mの地点に位置し、絶景とともに手紙を送れるユニークな観光スポットとして人気を集めています。投函された手紙やハガキは、特別な消印が押され、受け取る人にとっても特別な一通となるでしょう。また、天空のポストがある「横山展望台」自体も見どころが満載です。展望台からは、伊勢志摩の美しいリアス式海岸や英虞湾（あごわん）を一望することができ、その眺望はまさに圧巻です。特に、夕暮れ時には海と空が美しいグラデーションを描き、ロマンチックな景色を楽しめます。絶景とともに手紙を投函する体験は、忘れられない思い出となるでしょう。

なばなの里は、美しい花々と季節ごとのイベントが楽しめる人気の観光スポットです。広大な敷地内には、四季折々の花が咲き誇り、リラックスした旅を楽しみたい人におすすめです。春は約13,000坪のチューリップ畑が色鮮やかに咲き乱れ、夏には約6,000株の紫陽花が美しい花を咲かせます。秋には、ダリアやコスモスが彩りを添え、特に秋のダリアガーデンは国内最大級の規模を誇ります。特におすすめなのは冬の時期。年間最大のイベントである「イルミネーション」が開催されます。イルミネーションは日本最大級の規模で、美しい光のトンネルや巨大な光のオブジェが魅力です。特に、メイン会場の大きなイルミネーションは、毎年テーマが変わり、何度訪れても新しい感動があるでしょう。

志摩スペイン村は1994年に開園した、日本にいながらもスペインの魅力が体験できるテーマパークです。パーク内の建築物は、スペインの歴史的な建物や街並みを忠実に再現しています。石畳の通りや美しい広場、カラフルな建物が並び、まるでスペインに来たかのような気分を味わえます。また、アトラクションも見逃せません。スリル満点のジェットコースター「ピレネー」は、パークの人気アトラクションです。迫力あるライドは絶叫マシン好きにはたまらないでしょう。家族連れには「ドンキホーテ・アドベンチャー」や「イベリコ鉄道」などがおすすめ。子どもから大人まで楽しめるアトラクションが揃っており、老若男女幅広い年代の人が楽しめるスポットです。