全国1,741自治体から選出！冬本番に行きたい“温泉の名所”ランキングTOP30

ランキング評価基準

このランキングは、以下の5つの評価軸（各20点満点）を設定し、合計点に基づいて順位を確定しました。

ランキング発表！冬本番に行きたい“温泉の名所”ランキングTOP30

1位：群馬県 草津町（草津温泉）

冬景の深み19点・演出力20点・冬の味覚17点・心地よさ18点・人と地域18点 合計92点

日本一の自然湧出量を誇るシンボル「湯畑」が圧倒的な情緒と光の演出力で高得点を獲得しました。夕暮れから始まる湯畑の幻想的なライトアップは、3万球ものLEDを使用した行灯型の和風イルミネーションが湯けむりを照らし出し、冬の夜空に浮かび上がる光景は格別です。10月にはキャンドルイベント「夢の灯り」も実施され、非日常的な空間を創出します。首都圏からのアクセスも良く、豊かな泉質と活気ある温泉街の存在感が、冬の旅の主役として揺るぎない地位を確立しています。

2位：兵庫県 豊岡市（城崎温泉）

冬景の深み17点・演出力18点・冬の味覚20点・心地よさ18点・人と地域19点 合計92点

豊岡市は冬の味覚の王様「松葉ガニ」の聖地です。最高級のタグ付き松葉ガニの品質と、それを伝統的な調理法で提供する老舗旅館が充実しており、冬の旅行の主目的が「カニを食べる」ことにシフトするほどの吸引力を持ちます。カニ料理の期間は11月初めから3月末までと長く設定されています。情緒ある外湯めぐりの街並みは、冷えた体にカニと温泉の温もりを届け、地域全体のもてなし精神も高く評価されます。

豊岡市　観光文化部観光政策課長　中田啓之様　コメント

全国第2位という高評価をいただき、大変光栄に思います。豊岡市には、木造３階建ての旅館が建ち並ぶ風情ある「城崎温泉」があり、７つの外湯（１軒休業中）を温泉街をそぞろ歩きしながら散策するのがまちの魅力です。日本海に近いことから新鮮な魚介類が味わえ、特に冬は新鮮な松葉ガニを堪能いただけますので、ぜひ城崎温泉へ、豊岡市へお越しください。

3位：熊本県 南小国町（黒川温泉）

冬景の深み18点・演出力19点・冬の味覚17点・心地よさ19点・人と地域18点 合計91点

南小国町の黒川温泉では、12月下旬から3月下旬にかけて、川面に映る幻想的な竹灯りのアート「湯あかり」が開催されます。湯けむりの中に揺らめく竹灯りの光は、冷たい空気を温かな光で包み込み、最高の写真映えとリトリート体験を提供します。里山の湯けむり情緒あふれる風景と、旅館が一体となって提供する湯めぐりの文化が、滞在の心地よさを高めます。

南小国町　まちづくり課　コメント

この度は、全国第3位という評価をいただき、大変光栄に思います。黒川温泉をはじめ、豊富な温泉と雄大な自然に恵まれた南小国町は、喧騒を離れ、情緒あふれる風景と良質な温泉で心ゆくまで癒やされたい方に最適な場所です。ぜひ一度足をお運びください。

4位：神奈川県 箱根町（箱根温泉郷）

冬景の深み16点・演出力17点・冬の味覚18点・心地よさ20点・人と地域19点 合計90点

首都圏からの利便性の高さと、多様な泉質、そして現代的な「リトリート滞在」施設の充実により、滞在の心地よさで高得点を獲得しました。特に仙石原などの静かなロケーションにある「箱根リトリート före」のような北欧モダンな施設は、「自然と一体になって、食して、休んで」というコンセプトのもと、質の高い籠もり旅を提供しています。小田原駅や箱根湯本駅からのアクセスも良く、洗練された現代的なリトリート体験が評価されました。

箱根DMO（一般財団法人箱根町観光協会）コメント

「人気温泉地を持つ自治体ランキング」にて、箱根が全国4位という評価をいただき誠に光栄です。多様な泉質、首都圏からのアクセスの利便性の高さ、そして現代的な滞在施設の充実という点を高くご評価いただけたことを大変嬉しく思います。
冬の箱根は、この評価された魅力が凝縮される季節です。寒さが深まるほどに、箱根十七湯の豊かな泉質が体の芯から温めます。ロープウェイから見える冠雪した富士山の雄大な景色も格別です。老舗旅館、ホテルや観光施設、自然など多様な魅力を持つ冬の箱根へ、ぜひお越しください。

5位：山形県 西川町（月山志津温泉）

冬景の深み20点・演出力20点・冬の味覚15点・心地よさ16点・人と地域18点 合計89点

豪雪地帯ならではの排他性が最大の魅力となり、冬景の深みと光の演出力で満点を獲得しました。例年6mにも及ぶ積雪を誇る月山志津温泉で、2月上旬から下旬にかけて開催される「雪旅籠の灯り」は、自然の雪を掘り込んで宿場町を再現する、圧倒的なスケールの非日常体験です。夕暮れ時にろうそくが灯され、アイスバーも出現するこのイベントは、単なる雪見を超えた歴史的・幻想的な体験を提供します。

6位：北海道 弟子屈町（屈斜路湖畔など）

冬景の深み20点・演出力16点・冬の味覚17点・心地よさ16点・人と地域18点 合計87点

雄大な自然の中で、人工物に頼らない「原始的な雪見体験」ができる点で高評価です。特に屈斜路湖畔の「コタンの湯露天風呂」では、雪景色の湖に白鳥が飛来する、極めて稀有な絶景露天風呂体験が可能です。大自然との一体感が最大の魅力であり、生命の力強さを感じられる深い旅情を誘います。

弟子屈町　観光商工課長　守屋憲一様　コメント

全国6位という評価いただき、大変光栄に思います。北海道の東に位置している弟子屈町は、面積の65％が阿寒摩周国立公園に属しており、自然豊かなまちになります。日本最大のカルデラである屈斜路湖は、夏にはカヌーやSUP、冬には結氷した湖面や御神渡り現象が見られるなど一年を通して楽しめる場所となっています。ぜひ、屈斜路湖を堪能した後、コタンの湯で大自然を感じながら旅で疲れた体を癒してみてはいかがでしょうか。

7位：鳥取県 三朝町（三朝温泉）

冬景の深み16点・演出力16点・冬の味覚18点・心地よさ17点・人と地域17点 合計84点

世界屈指のラドン泉という「湯治」の強みと、冬の日本海の「美食」が両立しています。三朝温泉では、冬限定の「蟹会席」を提供しており、心身のメンテナンスと贅沢な美食を同時に楽しめます。蟹の味覚をゆったりと楽しむ旅の目的地として訴求力があります。

三朝町　観光交流課　コメント

このたびのランキングで「三朝（みささ）町」を選出いただきありがとうございます。日頃から本町をご支援いただいている皆さまに心より感謝申し上げます。世界屈指のラドン泉を有する日本遺産の地三朝町三朝温泉×冬の王様「松葉ガニ」のコラボは絶品です。今年の冬は、三朝温泉で皆様のお越しをお待ちしております。

8位：新潟県 妙高市（赤倉温泉など）

紅葉18点・穴場19点・アクセス15点・体験17点・トレンド18点 合計87点

妙高山麓に位置する妙高市は、豪雪地帯特有の深い雪景色と歴史ある温泉街の情緒を兼ね備えています。赤倉温泉などを擁し、豊富な積雪を活かしたスキーリゾートとしての機能も高いため、温泉とウィンタースポーツの両方を楽しみたい層に最適です。妙高の澄んだ空気の中で入る雪見風呂は格別で、冬の味覚としては、雪国ならではの新潟県産の米や地酒、そして日本海の幸も楽しめます。

妙高市　観光商工課長　松橋守様　コメント

妙高山の麓に広がる７つの温泉地は、５種類の泉質と３つの湯色を有することから、「七五三（なごみ）の湯」として親しまれています。湯めぐりを楽しみながら雪景色を眺め、心と体の芯まで温まる、そんな癒しのひとときがここにはあります。また、スキーやスノーボードなどのウィンタースポーツも盛んで、温泉とアクティビティを一度に楽しめるのが妙高の魅力です。この冬は、妙高でしか味わえない癒しの旅へ出かけてみませんか。

9位：京都府 京丹後市（網野温泉など）

冬景の深み16点・演出力15点・冬の味覚19点・心地よさ16点・人と地域16点 合計82点

兵庫県の城崎温泉に隣接し、同じく高品質な松葉ガニや季節の味覚を提供します。この地域の強みは、京料理としての洗練された調理法が期待できる点と、日本三景の一つである天橋立に近いという、美食に加えて絶景要素も兼ね備えている点です。冬の日本海の荒々しい風景と、温かな宿でいただく極上の蟹料理が、記憶に残る旅を創出します。

京丹後市観光公社　コメント

京都最北端の京丹後市は、山陰海岸ユネスコ世界ジオパークのダイナミックな海岸風景と、府内一の泉源数を誇る温泉地です。ズワイガニ漁の解禁日から３月20日までは、京丹後市内の宿はカニ一色。カニ料理のフルコースを堪能した後、温泉でゆったりと日々の疲れを癒すことができます。その他、日本遺産に認定されている高級絹織物「丹後ちりめん」や、健康長寿で注目されているまちです。落ち着いた大人の冬旅は京丹後で。

10位：神奈川県 湯河原町（湯河原温泉）

冬景の深み18点・演出力15点・冬の味覚15点・心地よさ17点・人と地域16点 合計81点

「おふろcafé HITOMA」のように、伝統的な湯治の要素を現代のフリードリンクやコミックが揃うラウンジ利用へと再定義し、現代型湯治という新しい滞在の心地よさを提供しています。横浜から60分という好立地を活かし、日帰りや短時間のワーケーション的な利用も可能です。週末には「温泉らくご」などのイベントも開催されます。

11位：栃木県 日光市（日光湯元温泉）

冬景の深み14点・演出力16点・冬の味覚17点・心地よさ19点・人と地域14点 合計80点

歴史的な文化遺産と、奥日光の荘厳な自然が融合したデスティネーションです。標高が高く雪景色も深く、奥日光の山々の静謐さに囲まれながら入る雪見露天風呂は、都会の喧騒から完全に隔離されたリトリート体験を提供します。冬のひっそりとした雰囲気は、歴史ある神社仏閣を巡る旅情を一層深めます。

12位：山口県 下関市（川棚温泉など）

冬景の深み13点・演出力14点・冬の味覚19点・心地よさ15点・人と地域17点 合計78点

「フグ料理発祥の地」として、冬の味覚で高い評価を得ました。旬の天然とらふぐを求めて、全国から美食家が集まるデスティネーションとしての存在感が魅力です。温泉宿で味わう上質なフグ料理は、冬の寒さを忘れる至福の体験を提供します。

13位：大分県 由布市（由布院温泉）

冬景の深み15点・演出力17点・冬の味覚15点・心地よさ17点・人と地域14点 合計78点

洗練された街並みと、朝霧が立ち込める幻想的な風景が冬の情緒を高めます。静けさの中で美術鑑賞や読書を楽しむリトリート的な滞在に適しており、夜のライトアップや街灯の温かな光の演出も評価されました。

14位：岐阜県 下呂市（下呂温泉）

冬景の深み15点・演出力15点・冬の味覚16点・心地よさ16点・人と地域15点 合計77点

日本三名泉の一つであり、冬には雪化粧をした温泉街と飛騨地方の郷土料理が楽しめます。特に「けいちゃん」などの地元食や、飛騨牛といった高品質な食材が評価を押し上げました。

15位：山形県 米沢市（小野川温泉）

冬景の深み17点・演出力14点・冬の味覚15点・心地よさ15点・人と地域15点 合計76点

雪見露天風呂が楽しめる静かな山間の温泉地として知られ、情緒ある風景が魅力です。米沢牛をはじめとする米沢の冬の味覚や、地酒とともに過ごす静かな籠もり旅が評価されました。

16位：鹿児島県 霧島市（霧島温泉郷）

冬景の深み14点・演出力13点・冬の味覚16点・心地よさ17点・人と地域15点 合計75点

冬でも温暖な南国で、全国トップクラスの泉質を誇る温泉地のリトリートを体験できる点でユニークな魅力があります。雄大な自然の中で、心身を温める滞在の心地よさが評価されました。

17位：和歌山県 白浜町（白浜温泉）

冬景の深み13点・演出力14点・冬の味覚16点・心地よさ16点・人と地域15点 合計74点

太平洋の絶景を望む温泉地であり、冬でも温暖な気候で快適な温泉旅が楽しめます。白良浜や、伊勢海老やクエなどの冬の海の幸も豊富です。

18位：長野県 山ノ内町（湯田中渋温泉郷）

冬景の深み17点・演出力13点・冬の味覚14点・心地よさ14点・人と地域16点 合計74点

北信濃の深い雪景色と歴史的な温泉街の情緒が魅力です。外湯めぐりも可能で、雪の中で静かに過ごす冬の旅情が評価されました。

19位：静岡県 熱海市（熱海温泉）

冬景の深み12点・演出力15点・冬の味覚15点・心地よさ15点・人と地域16点 合計73点

通年の知名度が非常に高く、冬も花火大会などのイベントで光の演出力が高いです。新鮮な海の幸と、首都圏からのアクセスの良さが強みです。

20位：石川県 七尾市（和倉温泉）

冬景の深み13点・演出力14点・冬の味覚17点・心地よさ15点・人と地域14点 合計73点

能登半島に位置し、新鮮な冬の海の幸（カニ、ブリなど）を堪能できる美食温泉地として評価されました。宿のもてなしの質が高いことでも知られています。

21位：北海道 鹿追町（しかりべつ湖コタン）

冬景の深み18点・演出力13点・冬の味覚13点・心地よさ13点・人と地域15点 合計72点

湖が凍り、氷上の露天風呂や氷のバーが出現する「しかりべつ湖コタン」という極めてユニークな冬の非日常体験が評価されました。寒さを楽しむ知恵が根づいています。

22位：群馬県 中之条町（四万温泉）

冬景の深み14点・演出力13点・冬の味覚14点・心地よさ15点・人と地域15点 合計71点

「湯治の道」として知られ、静かな環境で心身を整えるリトリートに適しています。昔ながらの情緒を保ちつつ、ゆったりと籠もる旅が可能です。

23位：宮城県 大崎市（鳴子温泉郷）

冬景の深み15点・演出力12点・冬の味覚14点・心地よさ14点・人と地域15点 合計70点

多種多様な泉質を持つ温泉地として知られ、雪景色の中で湯めぐりを楽しむ本格的な湯治体験が可能。地元の温かいもてなしも魅力です。

24位：新潟県 魚沼市（越後湯沢温泉）

冬景の深み16点・演出力12点・冬の味覚14点・心地よさ14点・人と地域14点 合計70点

雪国情緒あふれる風景と、スキー・スノーボードといったウィンタースポーツとの組み合わせが可能です。地元産のコシヒカリや日本酒も魅力です。

25位：愛媛県 松山市（道後温泉）

冬景の深み12点・演出力14点・冬の味覚15点・心地よさ14点・人と地域14点 合計69点

日本最古級の歴史を持つ温泉地であり、歴史的建造物の情緒と、瀬戸内海の海の幸が楽しめます。

26位：福島県 会津若松市（東山温泉）

冬景の深み14点・演出力13点・冬の味覚13点・心地よさ13点・人と地域15点 合計68点

雪国の歴史と文化が根づいた温泉地であり、竹久夢二や与謝野晶子などの墨客にこよなく愛された名湯です。郷土料理や地酒が楽しめるほか、地元との交流の温かさも魅力です。

27位：熊本県 小国町（杖立温泉）

冬景の深み14点・演出力12点・冬の味覚14点・心地よさ14点・人と地域14点 合計68点

湯気の立ち込める「湯けむり」の情緒が深く、昔から「湯治場」として愛されてきました。昔ながらの湯治場としての静かな滞在が魅力です。

28位：広島県 廿日市市（宮浜温泉）

冬景の深み12点・演出力13点・冬の味覚14点・心地よさ15点・人と地域14点 合計68点

世界遺産・宮島を望む絶景と、穏やかな瀬戸内の気候が魅力。牡蠣など冬の海の幸も豊富で、リトリート的な静養にも適しています。

29位：岡山県 真庭市（湯原温泉）

冬景の深み13点・演出力12点・冬の味覚13点・心地よさ14点・人と地域15点 合計67点

全国露天風呂番付で西の横綱と認められた「砂湯」が有名で、開放的な湯浴みが楽しめます。地元の温かいもてなしも魅力です。

30位：滋賀県 大津市（雄琴温泉）

冬景の深み11点・演出力13点・冬の味覚14点・心地よさ14点・人と地域14点 合計66点

琵琶湖畔の絶景を望む温泉地であり、京阪神からのアクセスも良好です。近江牛など、冬の湖国料理が楽しめます。

まとめ：最高の冬旅は、あなたの「旅行の目的」で決まる

ランキング上位に選ばれた自治体は、地理的な資源（豪雪や絶景）を最大限に活かし、イベントやサービスという付加価値に昇華させることで、冬の温泉旅を単なる「温活」から「特別な非日常体験」へと進化させています。

今年の冬本番は、ぜひあなたの最も強く求める旅の動機に合わせて、最高の温泉地を見つけてください。絶景の雪見、至福の美食、静かなリトリート——どの旅を選んでも、冬の寒さを忘れるほどの温もりと感動が、あなたを待っているはずです。

さあ、あなたの次の冬の旅は、どの温泉地へ？NEWTアプリをチェックして、理想の冬旅を見つけてください。