姫路市立動物園は地元の人にも愛される人気スポット!見どころやアクセス方法を解説
兵庫県姫路市にある姫路市立動物園は、お城の中の動物園として長年姫路市民から愛されている動物園です。この記事では、姫路市立動物園の見どころや楽しみ方、アクセス方法、見学上の注意点などを解説します!
兵庫県姫路市にある姫路市立動物園は、世界文化遺産の姫路城に隣接した場所にあり、お城の中の動物園として長年姫路市民から愛されている動物園です。
この記事では、姫路市立動物園の見どころや楽しみ方、アクセス方法、見学上の注意点などを解説!ぜひ姫路市立動物園へ行く前に情報をチェックして、楽しく安全に動物ウォッチングを楽しむための参考にしてくださいね!
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姫路市立動物園の基本情報
名城・姫路城のお膝元にある動物園として知られる姫路市立動物園。姫路駅から徒歩15分とアクセスもよく、動物たちとの触れ合いだけではなく、ミニ遊園地で遊ぶこともできると、家族連れを中心に人気を集めています。まずは、姫路市立動物園の歴史や特徴などの基本情報を解説します。
姫路市立動物園とは?
1951年に、兵庫県の南部エリアで初めての動物園として開園した姫路市立動物園。白鷺城とも呼ばれ、その美しい姿で世界中から観光客を集めている姫路城を眺めながら動物たちと触れ合えるという立地が話題で、規模は小さいながらもアットホームな雰囲気のある動物園として知られています。
現在園内には哺乳類が約30種、150点以上、鳥類が約60種、200点以上、爬虫類が約10種、20点以上が飼育されています。そして市民が保護した動物たちの受け入れにも積極的で、治療後再び野生に戻す活動にも力を入れています。
姫路市立動物園の特徴
姫路市立動物園で特筆すべきは、なんといってもコスパの良さ!家族4人でお出かけすると、入場料だけでも軽く数万円を超えてしまうアミューズメント施設も多い中、姫路市立動物園の入園料は大人250円、小人50円。これなら近所に住んでいれば、毎日動物たちに会いに行ける価格ですね!
そして姫路市立動物園の人気の秘密は、動物たちとの距離が近い点にもあります。小さな子どもたちにとくに人気なのが「ふれあい広場」。モルモットなどの動物たちとふれあうことができるほか、係員が常駐しているので、動物についての説明も受けることができ、動物たちについて、そして接し方について学ぶことができます。
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姫路市立動物園の見どころ・楽しみ方
それでは実際に姫路市立動物園で会える動物たちについて、詳しく解説していきましょう。
ハートマークを見つけると幸せに?キリンなどの魅力的な生き物たち
姫路市立動物園のなかで人気が高いのが、キリン舎に暮らすコウスケとキキの2頭のキリンです。とくにコウスケの右の前足にはハートに見える模様があり、これを見つけると幸せになれるという都市伝説?もあるので、探してみてくださいね!
姫路市立動物園には、哺乳類以外にもスターと称される人気者たちが数多く暮らしています。鳥類の代表がフラミンゴで、色鮮やかなピンクで知られるチリーフラミンゴが20羽以上飼育されており、その美しさが来園者の視線を集めています。
そのほかにも、お好きな方にはたまらない!?ボールニシキヘビやケヅメリクガメといった爬虫類界のスターたちも飼育されていますよ!
ペンギンやレッサーパンダなどの癒し系動物たち
姫路市立動物園では、たくさんの癒し系動物たちも飼育されています。どの動物園でも人気が高いレッサーパンダは、現在メスのミホ1頭だけが飼育されているので、お婿さんがくるとよいですね!
鳥類にも癒し系がいて、それが「ぺんぎんあぱーと」の住人であるマゼランペンギンたち。アパートの名前の由来は、それぞれの個体に個室が与えられているためで、その効果か繁殖も盛んなんだそう。
そしてモフモフタイプの癒し系といえば、ワオキツネザルが人気です。トレードマークは、およそ50〜60センチと体長より長くなる白と黒のツートンカラーが印象的なしっぽ。鳴き声はまるで猫のようなので、聞き逃さないでくださいね!
子どもたちに人気の「ふれあい広場」で癒されよう
貴重な動物たちを檻や柵越しに眺めるのも楽しい体験ですが、小さな子どもたちにとっては、実際に動物たちにふれることも貴重な体験。大人も癒されますよね!
姫路市立動物園には「ふれあい広場」があり、モルモットやヤギ、ヒツジなどの動物たちと直接ふれあうことができます。ふれあいタイムは、10時30分からと13時30分からの1日2回、それぞれ1時間ずつ。ふれあい広場は北入口近くの、遊園地に近い場所にあります。時間が限定されているので、ふれあい広場に行く時間を決めて、そこから逆算して園内を歩くと効率的です。
ヤギやブタがいる「ミニ牧場」が楽しい!
ヤギやブタなど、家畜としてかつては人間と共に暮らしていることも多かった動物たちが集められているのが「ミニ牧場」です。
よくヤギは高いところが好きといわれますが、ミニ牧場にある小さな小屋の狭い三角屋根に2匹のヤギが狭そうに並んで上がって周囲を見渡している姿などを見ると、その話が本当だということが実感できます。
ヤギたちが暮らす小屋の前には、それぞれの似顔絵と名前、生年月日が書かれたプレートがかけられています。何度も通って個体の識別ができるようになれば、もう立派な姫路市立動物園マスターですね!
城見橋から姫路城を一望できる絶景スポット
姫路城の、まさにお膝元に位置する姫路市立動物園で、姫路城が一望できる絶景スポットとして知られているのが「城見橋」です。動物園正面入口からまっすぐ進んだ場所にあり、欄干が赤いため通称「赤い橋」と呼ばれています。
特におすすめなのが春。その理由は橋が満開の桜で包まれるためです。欄干の赤、桜のピンク、周囲の緑、そして姫路城の白のコントラストが見事で、この季節には多くの写真愛好家や花見客でにぎわいます。
観覧車などの乗り物や遊具で大人も楽しめる
姫路市立動物園には、園内に2カ所、可愛い遊具が集まったミニ遊園地が併設されています。園内南側にあるスペースには小さな観覧車があるほか、約40種類ほどのコインライドやゲーム機が置かれたスペースがあります。
園内北側にあるスペースには、チェーンタワーやモノレール、イモムシ列車といった少し大型の乗り物系遊具があるほか、びっくりハウスといった大人も楽しめる施設が設置されています。
いずれも昭和レトロなエモさを感じる遊具が置かれているので、子どもたちには新鮮、そして大人たちには懐かしいスペースとなっています。
持ち込み弁当で休憩できるスペースも充実
入園料が安い姫路市立動物園ですが、さらに嬉しいことにアルコール類を除き、飲食物の持ち込みも可能です。
屋内型の無料休憩所には長机12台、椅子40脚程度が設置されているほか、ふじ棚が屋根代わりになっている屋外の休憩所が3カ所(無料休憩所・ペンギン舎・ふれあい広場付近)あります。
さらに天気の良い日はピクニックシートを広げてお弁当が食べられる屋外広場が、ゾウ舎前と屋外ステージ前の2カ所所にあります。清涼飲料水やアイスクリームなどは園内の自動販売機で購入できますが、お弁当は事前に準備しておく必要があります。
姫路市立動物園に最適なシーズンは?
動物園の散策は、どうしても屋外をたくさん歩くことになります。それだけに楽しく遊ぶためには、天気や気温は重要なポイントです。そこで姫路市立動物園観光のベストシーズンや狙い目のシーズンについて解説します。
姫路市立動物園に最適なシーズンは春や秋
姫路市立動物園観光のベストシーズンは、ズバリ!春です。気候がよく外歩きが楽しい季節ということもありますが、動物園の周囲には桜並木もあり、姫路城と桜というこの季節限定の美しい風景を眺めることができます。
これは秋も同様で、歩きやすい気候であると同時に、動物園の行き帰りに紅葉狩りが楽しめます。
気になる服装ですが、最近は春といえども汗ばむ気温の日も多く、秋には残暑が深刻なレベルです。そのため手軽に体温調節できるように、1枚羽織りものを準備するなど脱ぎ着しやすい服装がおすすめです。そして屋外にいる時間が長くなるので、UVケアも忘れずに!
観光客が少ない時期を狙うならズバリ冬!
人混みを避けてゆっくり動物たちとふれあいたいなら、穴場の季節はやはり冬です。この時期一部の動物たちは、寒さに備えて毛並みのモフモフ度がアップするので、より可愛い姿を見られるかもしれません。
姫路は比較的温暖な気候ですが、それでも冬に訪問する場合には防寒対策はしっかりしたいもの。
風が強い日などはマフラー、帽子、耳あて、手袋といった防寒小物が役立ちます。そして冬はコートやダウンなど、家では気軽に洗えないアウターを着て出かける必要がありますが、姫路市立動物園には動物たちとのふれあいスペースもあるので、汚れても惜しくないものや、汚れが目立たない色合いのものを選んでくださいね!
姫路市立動物園の見学方法は?予約は必要?
姫路市立動物園は、有料施設です。ここでは入園料や見学に要する時間など、予定を立てる前に知っておきたい情報について解説します。
入園にはチケットが必要
姫路市立動物園は有料施設ですが、入園料がとにかく安い!大人250円、5歳から中学3年生までが50円です。さらに入園料免除の適用範囲も広く、入園料の支払いが必要な条件に該当している人でも、姫路市およ姫路市と連携を結んでいる近隣7市8町の保育園等幼児施設に通う子どもであれば6歳でも入場無料になりますし、姫路市在住の65才以上の方も無料になります。チケットは当日、窓口で購入します。
同園では、サポーター制度も導入しています。個人サポーターは年間1口1,000円からで、サポーターは入園無料に。つまり年4回以上動物園を利用する人なら、サポーター制度の利用がお得です。
見学に要する時間
姫路市立動物園の見学に要する時間として姫路市が提示している目安は、およそ40分です。この程度の所要時間で回れるなら、姫路城見学のついでに少し足を伸ばして立ち寄っても負担になりませんね!
ただし、動物園の楽しみ方はまさに無限大!動物たちのベストショットを狙って檻の前で長い時間を過ごしたり、芝生でお弁当を食べながら休憩したり、遊園地で遊んだりしていると、たちまち時間が経過しますよね。子ども連れなどで時間に余裕をみておきたい人なら、2時間〜半日程度と見積もっておけば安心です。
姫路市立動物園へのアクセス・行き方
一般的な移動は徒歩
姫路市立動物園はJR姫路駅から800メートルほどの距離にあるので、徒歩15分程度で到着します。そのため駅からは徒歩での移動が一般的です。
もし子どもや高齢者連れの場合や、天候や気温によって歩くのがつらいという場合には、バスという選択肢もあります。姫路駅北口バス停からはいくつかのバスが利用できますが、姫路城大手門前に停車するバスを選択しましょう。
バス停からは徒歩約5分で、料金は190円、乗車時間は約4〜5分です。そして一般バスのほか、「城周辺観光ループバス」の利用も可能。この場合も料金や下車するバス停は同じです。
自由度を高くするなら車
車で来園する場合には、姫路バイパス中地ランプから北東へ約15分、山陽自動車道・山陽姫路東インターチェンジから南西へ約15分程度で到着します。
ただし、動物園には専用駐車場はありません。周囲にある姫山駐車場は終日営業で収容台数は246台(身障者用5台を含む)。料金は最初の3時間は600円で、3時間を超えて24時間以内であれば900円。
そのほか大手門駐車場も利用可能で、こちらは同じく終日営業で収容台数は555台(身障者用8台を含む)。料金は同じです。
姫路市立動物園の観光を満喫しよう
この記事では、姫路市立動物園の見どころや歴史、見学方法、アクセスなどをご紹介しました。どこかレトロな雰囲気が残る姫路市立動物園は、その分コンパクトで動物との距離が近いのが特徴です。
ぜひ紹介した情報を参考に、姫路城見学の時に少し足を伸ばして、姫路市立動物園を満喫してみてくださいね!
姫路市立動物園の基本情報 | |
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住所 | 兵庫県姫路市本町68 |
電話 | 079-284-3636 |
開園時間 | 9:00~17:00(入園は16:30) |
休園日 | 12/29~1/1 |
アクセス | JR姫路駅、山陽電車姫路駅からへ徒歩約15分 |
料金 | 大人250円、5歳から中学3年生まで50円 |
公式サイト |
cover photo by pixabay