明石海峡大橋は兵庫県にある世界最大級の吊り橋!見どころや行き方などを解説
兵庫県を代表する観光スポット・明石海峡大橋。本州と淡路島を結ぶ、世界最大級の吊り橋です。 この記事では、明石海峡大橋の見どころや楽しみ方、アクセス方法などを解説します。ぜひ明石海峡大橋へ行く前に情報をチェックして、観光を楽しむための参考にしてくださいね!
兵庫県を代表する観光スポット・明石海峡大橋。本州と淡路島を結ぶ、世界最大級の吊り橋です。
この記事では、明石海峡大橋の見どころや楽しみ方、アクセス方法などを解説します。ぜひ明石海峡大橋へ行く前に情報をチェックして、観光を楽しむための参考にしてくださいね!
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明石海峡大橋の基本情報
明石海峡大橋とは?
明石海峡大橋は、本州の神戸市と対岸の淡路島を結ぶ、全長3,911メートル、主塔の高さが298メートルの世界最大級の吊り橋です。遠方や上空からでも見えるその圧倒的な存在感は、兵庫県のランドマークとしても有名!
ドライブで橋を渡るだけでなく、実際に橋の上を歩けるプロムナードや、主塔の上まで登れる特別体験ツアーまで見どころが満載。
巨大な橋の中には、大阪方面まで見渡せる展望台や海を眺めながら食事ができるレストランなど、より明石海峡大橋を満喫できるスポットもたくさんあります。ここでしかできない体験がもりだくさんですよ。
明石海峡大橋の歴史
明石海峡大橋はもともと、本州と四国を道路と鉄道でつなぐ、本州四国連絡架橋事業の一環として建設が計画されました。
1988年5月に着工され1998年4月5日に完成しており、なんと工事には10年もの歳月がかけられていたのです。ここからさらに発案までさかのぼると、このルートが決定したのは1969年のこと。ルート決定から完成までを見ると、その期間はなんと約30年にもなります。
この工事期間中の1995年1月に阪神・淡路大震災に見舞われ、橋の中央部が大きく移動するという悲劇もありました。
そして工事終了後に行われた測定の結果、当時1位の長さだったイギリスのハンバー橋をぬいて、明石海峡大橋が「世界一のつり橋」として認定されたのです!
明石海峡大橋のある神戸市ってどんな街?
神戸市は江戸末期に開港して以降、異文化を取り入れながら成長してきた兵庫県にある港町です。
観光スポットがたくさんあることでも有名な街。異文化の雰囲気が漂う北野や、いちばんの繁華街である三宮、海辺の雰囲気を味わえるハーバーランドなど、エリアによって違った雰囲気や歴史を味わえるのが神戸の魅力です。
明石海峡大橋があるのは、神戸市の中でも明石市に近い垂水区。垂水区には大型のアウトレットモールがあり、休日にはたくさんの人でにぎわいます。
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明石海峡大橋の見どころ
明石海峡大橋は、本州と淡路島をつなぐという役割だけでなく、雄大な海の絶景を楽しむことができる場所でもあります。明石海峡大橋の全貌を最大限に楽しむためのおすすめスポットや人気のツアーについて詳しくご紹介します。
巨大な橋の姿だけではなく、端から見える絶景も楽しんで下さいね!
まずは舞子公園で橋を真下から眺めたい
舞子公園は、神戸方面から明石海峡大橋を渡るときに立ちよれる公園です。最寄りとなるJR舞子駅から歩いてすぐのところにあり、松林をぬけたその先に巨大な明石海峡大橋と淡路島を望むことができます。
ここでいちばんおすすめなのが、明石海峡大橋を真下から見ること!ふだん明石海峡大橋を渡って上から見ることはあっても、橋の構造を真下から見ることはなかなかできません。下から見ることで、明石海峡大橋の巨大さをより近くで実感することができますよ!
公園からの見晴らしも最高で、海と明石海峡大橋をながめながらのんびりピクニックをするのもおすすめです。
海の上を歩ける?!ここでしかできない体験
明石海峡大橋の土台部分に入り口があり、そこからエレベーターで8階まで上がると回遊式遊歩道の舞子海上プロムナードに行くことができます。舞子海上プロムナードは、海面から約47メートル、陸地からは約150メートルの高さにあり、明石海峡へ突出した展望台まで約317メートルある遊歩道です。
この舞子海上プロムナードでいちばんの見どころは、海面の上に立っているような気分が味わえるガラスばりの床があること!中央には丸太が置かれているので、ガラスの上を直接歩くのが怖い方でも安心ですよ。
折り返し地点の展望広場まで行くと、目の前に180度広がる明石海峡の絶景を一望することができるので、歩いたからこそ味わえる絶景をたのしんでくださいね!
海上47mから明石海峡が見下ろせる、穴場の「展望ラウンジ」
遊歩道と同じ舞子海上プロムナードの8階には、展望ラウンジも併設されています。ここから東側に見えるのが大阪や和歌山方面で、西側には明石や姫路方面の景色です。
展望ラウンジ内は室内なので、雨の日でもあんしん。また、ガラスばりの橋の上を歩いて展望広場まで行くのは怖いという方にもおすすめの穴場スポットですよ。
ここからの景色を楽しんだ後は、施設内のレストランでゆっくりランチをしたりお土産さんを見て思い出の品をゲットするのもおすすめです。
明石海峡大橋観光に最適なシーズンは?
明石海峡大橋を満喫するために、ベストシーズンはいつなのか気になる方も多いのではないでしょうか。景色がきれいに見えて楽しめるシーズンについてご紹介します。
ベストシーズンは景色がきれいに見える4~9月
ベストシーズンは春から秋にかけて。この時期は霧がかかりにくく、遠くまで景色をみはらすことができます。
また、明石海峡といえば渦潮が見たいという方も多いはず。渦潮が見られるのは春と秋の2回なので、見たい方はこの時期を狙っていきましょう。
観光客が少ない時期を狙うなら12~2月
冬の時期はブリッジツアーの開催が予定されていません。そのため、このツアーを目当てに訪れる方が減るので、少しでも人が少ない時期を狙い方におすすめです。
野外での見学は強風や北風にあおられる可能性がありますが、プロムナード内の展望台なら屋内から景色を楽しむこともできますよ。
明石海峡大橋の見学方法は?予約は必要?
ここからは、明石海峡大橋を楽しむために必要な料金や予約方法についてご紹介します。当日はスムーズに見学ができるよう、事前に情報を確認しておいてくださいね。
入場にはチケットの購入が必要!
明石海峡大橋内を見学できる、舞子プロムナードの見学には入場料が必要です。
高校生以下は無料、70歳以上には割引もあります。
平日 | 土日祝 | |
大人 | 250円 | 300円 |
シルバー(70歳以上) 高校生・中学生以下 | 100円 無料 | 150円 無料 |
3邸共通入場券 (旧木下家住宅・旧武藤山治邸・孫文記念館) | 840円(※大人のみ) | 840円(※大人のみ) |
事前予約は必須?
事前予約は必要ありません。当日窓口で入場料を払うと入場することができます。
ブリッジワールドツアーに参加するのもおすすめ
ブリッジワールドツアーの見どころ
ブリッジワールドツアーは約300メートルの主塔に登ることができ、明石海峡大橋の巨大さや絶景を体感できるとっておきのツアーです。
このツアーの魅力は、橋の大きさや絶景を見渡せるだけではありません。なんと、ツアー参加者は普段は入ることができない管理用通路を通ったり、明石海峡大橋を知り尽くしたツアーリーダーから、隠された橋の技術や歴史について聞いたりすることができます。
参加後は「ブリッジワールド認定証」ももらえるので、旅の記念になることまちがいありません!
参加にチケットは必要?
ブリッジツアーへの参加は、公式サイトへの申込みによる先着順となります。それぞれの開催期間ごとの受付は、約2~3か月前から開始。
参加者名や参加日時などの予約内容変更の場合でも、取消料と同様の変更料がかかるので、申込時にはしっかりと内容を確認しましょう。
参加時の注意点
巨大な橋の頂上まで登るツアーのため、注意事項はいくつかあります。
・両手を開けられる状態にしておく
・カメラやスマートフォンは首にかける
・貴重品はリュックやブリッジウェアのポケットに入れる
さらに禁止事項として、
・ハイヒール
・食事
・喫煙
・危険行為
・スイッチに触る
・物を落とす
・飲酒状態での参加
などもありますので、事前に公式サイトにある注意事項や誓約書の内容をきちんと確認して、当日慌てないように準備をしておきましょう。
明石海峡大橋へのアクセス・行き方
明石海峡大橋を見学するための拠点となる都市は神戸市。神戸市方面から明石海峡大橋へ行く方法が一般的です。
ここでは電車と車それぞれの行き方を解説します。
最も一般的な移動は電車
神戸市を観光しつつ明石海峡大橋も観光するなら、いちばん便利なのは電車です。JRや山陽電鉄の駅が最寄り駅となります。
JRを利用する場合、三ノ宮駅から最寄りの舞子駅まで直通で約25~30分。そこから舞子公園までは徒歩で約5分です。
山陽電鉄の場合、三宮では阪神電鉄三宮駅を利用することとなります。阪神三宮からは乗り換えなしで山陽電鉄に乗り入れているので、こちらも約25~30分で山陽電鉄舞子公園駅に到着します。舞子公園駅からは、徒歩で約8分です。
もし三宮エリアから明石海峡大橋まで行くなら、JRも阪神電鉄もほぼ同じエリアにあります。JRだと料金が320円ですが、阪神電鉄(山陽電鉄)を利用すると520円なので、JRを利用することがおすすめですよ!
淡路島まで観光するなら車がおすすめ
見学後に明石海峡大橋を渡り、淡路島方面まで観光をするなら車がおすすめです。
高速を使用するなら、利用する道路によって出口が異なります。
・大阪や神戸方面からなら、第二神明道路の高丸ICでおりて約4km
・山陽道方面からなら、神戸淡路鳴門自動車道の布施畑ICでおりて約9km
・有馬や宝塚方面からなら、阪神高速7号北神戸線の前開ICでおりて約6km
どこの出口で降りることになるか、事前に確認しておいてくださいね。
明石海峡大橋観光における注意点
徒歩では渡れません!
明石海峡大橋の中を舞子海上プロムナードを使って歩くことはできますが、行けるのは途中までです。その他に歩いて渡れる方法はないので、橋を渡りたいなら車で行きましょう。
飛ばされやすいものは持って行かない
明石海峡大橋を見学する際は、強風にあおられてものが飛ばされる可能性があります。帽子やスカーフなど飛ばされやすいものは、カバンの中にしまうか車の中に置いて行きましょう。
スマホやカメラも落としてしまわないよう、ストラップをつけておくのがおすすめです!
ブリッジツアーに行くなら事前予約を早めに完了する
明石海峡大橋の雄大さを満喫できるブリッジツアーですが、当日窓口での参加はできません。事前に先着順での申し込みが必要になるので、参加したい方は公式HPを確認して忘れずに申し込みをしてくださいね。
明石海峡大橋の観光を満喫しよう
この記事では、明石海峡大橋の観光に関する見どころやツアー、見学方法、アクセスなどをご紹介しました。明石海峡大橋は、たんなる本州と淡路島をつなぐ橋ではなく、見どころ満載の観光スポットです。
ぜひ紹介した情報を参考に、明石海峡大橋の見学を満喫してくださいね!
舞子プロムナードの基本情報 | |
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住所 | 神戸市垂水区東舞子町2051番地 |
電話 | 078-785-5090 |
営業時間 | 9:00~18:00 |
休業日 | 10~3月の第2月曜日(祝日の場合は翌日)、12月29日~12月31日 |
アクセス | JR舞子駅から徒歩で約5分 山陽電鉄舞子公園駅から徒歩で約5分 第二神明道路高丸ICから約3分 |
料金 | 大人 250円~ 高校生以下 無料 |
公式サイト |
cover photo by pixabay