【2024年最新】姫路市立美術館の見どころを解説!料金やアクセス、カフェなど紹介
姫路市立美術館は、世界遺産に登録されている姫路城のすぐそばに位置する美術館です。 この記事では、姫路市立美術館の展示の見どころや料金、アクセス方法などを解説しています。ぜひ姫路市立美術館へ行く前に情報をチェックして、観光を楽しむための参考にしてくださいね!
姫路市立美術館は、世界遺産に登録されている姫路城のすぐそばに位置する美術館です。
この記事では、姫路市立美術館の展示の見どころや料金、アクセス方法などを解説しています。ぜひ姫路市立美術館へ行く前に情報をチェックして、観光を楽しむための参考にしてくださいね!
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姫路市立美術館の基本情報
姫路市で人気の観光スポットである姫路市立美術館。まずは、姫路市立美術館の歴史や特徴などの基本情報を紹介します。
姫路市立美術館とは?
姫路市立美術館は、赤レンガが美しい姫路市を代表する観光スポットです。美術館の背後には、白鷺城としても有名な世界遺産の姫路城がそびえ立っています。
姫路市立美術館の魅力は、さまざまな企画展が催されること。過去にも有名な作品が展示されてきました。常設展では姫路市内在住の國富奎三氏が譲りうけた、モネをはじめとするフランス絵画を中心とした作品が常時約30点展示されています。
館内の展示はもちろん、美しい庭園があるのもこの美術館の魅力のひとつ。庭園には13体の彫刻が飾られていて、気持ちのいい風を感じながらのんびりと散策ができます。
姫路市立美術館の歴史・過去の展示
魅力的な企画展が年間を通して開催されている姫路市立美術館。これまでに開催されてきた展覧会を一部ご紹介します。
これまで、国内の展示では、チームラボによる展示や、日本画家の福田眉仙や川端康成にまつわる展示が行われました。一方、海外に関連する展示では、2019年にストラスブール美術館展が開催された際に、「睡蓮」で有名なフランスの画家クロード・モネの作品にまつわる展示会も。
毎回美術館こだわりの展覧会が開催されていて、この展示を見るためだけに訪れる人も多くいます。2024年9月には建築家の隈研吾氏にまつわる展示会が開催されていますよ。姫路市立美術館の年間スケジュールを確認して、気になる展示に合わせて訪れるのもおすすめです。
姫路市立美術館のある姫路市ってどんな街?
姫路市は兵庫県の西側にある、神戸市内から電車で約1時間でいける海沿いの街です。
歴史あふれるスポットがたくさんある姫路市の中でも、とくに有名なのが世界遺産の姫路城。姫路城の周りには姫路市立美術館をはじめ、日本庭園の好古園など複数の観光スポットがあります。
その他にも、姫路市立動物園や姫路文学館など遊びながら学べるスポットもたくさん。海沿いの街らしい海鮮グルメや、最新のご当地グルメなどがたくさんあるのも魅力のひとつです。
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姫路市立美術館観光の見どころ
姫路市立美術館は、常設展示と企画展示、さらに庭園の屋外彫刻など見どころがたくさんあります。せっかく訪れたからには、余すことなく満喫できるよう、展示の見どころポイントをまとめました。
訪問前にどこで何が見れるのかを把握して、迷うことなく楽しんでくださいね!
ロダンやモネの作品が見られる國富奎三コレクション室
姫路市立美術館の常設展で外せないのが、「國富奎三コレクション室」です。
姫路市内在住の國富奎三氏から、近代フランス絵画を中心とした53点の作品の寄贈を受けた姫路市立美術館。その中の約30点を常時展として展示しているのが「國富奎三コレクション室」です。
この展示ブースでは、『考える人』で有名な彫刻家オーギュスト・ロダンの作品や、『睡蓮』で有名な印象派のクロード・モネの作品が展示されています。
コレクション室では作品の保存のため、約3ヶ月周期で展示替えが行われているのがポイント。時期をずらして訪れると、違った作品に出会えるかもしれませんよ。
自然豊かな庭園にある屋外彫刻
姫路市立美術館の庭園は、ただ自然が広がっているだけの庭園ではありません。大きなエノキやアキニレの木が立つ静かな庭園には、13体の彫刻が展示されています。
その中でもひと際目立っているのが、入り口の目の前に置かれたブールデルの『モントーバンの戦士』と『うずくまる浴女』。ブールデルは、あのロダンに見込まれアシスタントになった経験をもつ知る人ぞ知る芸術家です。
日本人の作品もあり、フクロウの作家ともよばれた神戸出身の彫刻家である山本常一の『夜の宴』や、本郷新の『花束』が見られます。
気持ちいい外の空気を感じながら、ぜひ彫刻作品も楽しんでくださいね。
特別展示が行われる企画展示室
企画展示室では、日本国内の作品だけでなく海外の有名作品の展示も行われています。これまでに、チームラボによる展示やモネの作品が展示されたストラスブール美術館展が行われてきました。
そして、2024年には、日本の芸術家たちによる「プリズム—見えない光を捉えるアート」や、建築家として有名な隈研吾が、西の比叡山と呼ばれる姫路市の書寫山圓教寺でインスパイアされて作り上げた作品の展示が行われています。
美術館併設のカフェ&ショップ
館内にはミュージアムカフェが併設されていて、美術館前庭を見渡しながらゆっくりとお茶を楽しめます。名物は、地元の福祉施設で作られた油で揚げないヘルシーなドーナツやソフトクリームです。
カフェのみ訪れる場合は入館料が不要なので、美術館をめぐる時間はなくても散策の途中で休憩をできるのがうれしいポイント!庭園をながめるだけでも美術館に来た気分が味わえます。
また、ミュージアムショップは企画展開催にあわせて、ゆかりのある商品が並びます。はがきなどのオリジナルグッズもあるので、美術館に来た記念品が買えますよ!
姫路観光に最適なシーズンは?
姫路市立美術館や姫路市内を観光するなら、散策するのにぴったりな季節に訪れたいですよね!ここからは、姫路観光のベストシーズンを解説します。
ベストシーズンは快適に過ごせて四季を感じられる4・5・6・9月
自然あふれる姫路市立美術館周辺を訪れるなら、春の桜が咲く季節や秋の紅葉が美しい季節がおすすめ!真っ白な白鷺城としても有名な姫路城と、花や木々とのコントラストが最高な季節がベストです。
夏に姫路城周辺を観光する際は、日差しをさえぎるものがない場所も多いので、帽子やサングラスなど日よけができるものを持っていきましょう。
また、姫路市立美術館では年に数回特別展示が行われるので、好みの展示にあわせて訪れるのもおすすめです。詳しい年間スケジュールは公式サイトでご確認ください。
観光客が少ない時期を狙うなら12~3月
姫路市立美術館や姫路城周辺は外を散策するスポットが多いため、冬の時期は人が少なくなります。姫路城への観光客が少なくなる冬は、美術館を楽しみたい方にはぴったりの季節です!
天気が悪いと庭園を散策するのには不向きな日がありますが、美術館内を見てまわるのには何も問題はありません。人が少ない季節に、好きな作品をじっくりと楽しんでくださいね。
姫路市立美術館の見学方法や料金は?
ここからは、姫路市立美術館への入館料や所要時間について解説します。
コレクション室や企画展示室は料金がかかる!
姫路市立美術館には無料で見られる展示と、入館料が必要な展示があります。
観覧料が必要なのは、國富奎三コレクション室と企画展示室です。國富奎三コレクション室の料金は、大人が210円、高校生と大学生は学生証を提示で150円、小学生と中学生は100円。
企画展示室の料金は内容によって異なるので、公式サイトにて確認をしてくださいね。コレクションギャラリーや庭園の彫刻は無料で見学可能です。
姫路市立美術館観光に要する時間
姫路市立美術館の見学に必要な時間は、約1~2時間です。館内すべてを見てまわる場合、無料エリアだけを見る場合、企画展をしっかり見たい場合などで時間が変わってきます。
カフェでお茶を楽しんだり、ミュージアムショップで買い物をしたりしたい場合は、その分の時間も見ておきましょう。
姫路市立美術館へのアクセス・行き方
姫路市立美術館観光の拠点となる都市は姫路駅。姫路駅から姫路市立美術館へ行く方法が一般的です。ここでは、バス、電車、レンタカーそれぞれの行き方を解説します。
最寄り駅の姫路駅からは徒歩で約20分
姫路市立美術館への最寄り駅は姫路駅で、姫路駅からは徒歩で約20分でアクセスできます。
大阪駅から姫路駅までは、JR神戸線の新快速で約60分、料金は1,520円です。JR姫路駅のすぐ横には山陽電鉄の姫路駅もありますが、こちらを利用した場合は約90分かかるのでJRを利用するのがおすすめです。
また、神戸から行く場合も同じ神戸線の三ノ宮駅から新快速で約40分、990円で行けます。
姫路駅からはバスでもアクセス可能
姫路駅からは、神姫バスを利用して行くこともできます。
姫路駅前の神姫バス7または8番乗り場から、3,4,5,61,62,64,81,82,84,86番バスに乗り、姫山公園南・医療センター・美術館前停留所で下車すると、目の前が姫路市立美術館です。
バスの乗車時間は約8分で、料金は190円です。
自由度を高く周辺も観光するするなら車もおすすめ
姫路市立美術館以外にも姫路市内観光をするなら、車で行くのもおすすめです。
大阪市内からは約90分、神戸市内からは約70分でアクセスが可能。大阪や神戸方面から向かう場合は、高速道路が渋滞していることも多いので出発前に所要時間を確認しておきましょう。
姫路市立美術館には専用の駐車場はありませんが、有料の姫山公園駐車場が利用できます。車で移動すると自由度が高くてとても便利ですが、美術館周辺は駐車場が限られるので、特に繁忙期に行く場合は注意が必要です。
姫路市立美術館の観光を満喫しよう
この記事では、姫路市立美術館の観光に関する見どころや歴史、見学方法、アクセスなどをご紹介しました。姫路市立美術館は、姫路城からのアクセスもかんたんで、姫路を訪れたら一度は行ってみたい人気の観光スポットです。
ぜひ紹介した情報を参考に、姫路市立美術館の観光を満喫してみてくださいね!
姫路市立美術館の基本情報 | |
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住所 | 兵庫県姫路市本町68-25 |
電話 | 079-222-2288 |
営業時間 | 10:00~17:00 |
休業日 | 月曜(祝日の場合は開館)、年末年始 |
アクセス | ・姫路駅から徒歩で約20分 ・神姫バス姫山公園南・医療センター・美術館前停留所から徒歩ですぐ ・中国自動車道砥堀ランプから車で約15分 ・阪神高速中地ランプから車で約15分 |
料金 | 【國富奎三コレクション室】大人 200円、高校・大学生 150円、小中学生 100円 ※最新の料金は公式サイトで確認ください。 |
公式サイト |
cover photo by PIXTA