小樽の気温や降水量を紹介!観光におすすめの服装や持ち物は?
この記事では、小樽の季節ごとの気温や観光におすすめの服装・持ち物について徹底解説!小樽は北海道のなかでも温暖な気候ですが、事前に天気や気温、服装をチェックしておくのがおすすめです。 季節ごとの気温・気候やおすすめの服装を解説しているので、ぜひ小樽旅行の参考にしてくださいね。
この記事では、小樽の季節ごとの気温や観光におすすめの服装・持ち物について徹底解説!小樽は北海道のなかでも温暖な気候ですが、事前に天気や気温、服装をチェックしておくのがおすすめです。
季節ごとの気温・気候やおすすめの服装を解説しているので、ぜひ小樽旅行の参考にしてくださいね。
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小樽の気温の特徴やベストシーズンは?
小樽は北海道のなかでも、後志地方と呼ばれる北海道西海岸のほぼ中央に位置しています。明治時代以降の近代化で大きく発展した小樽では、今でもレトロな街並みが見られたり、小樽運河や北一硝子などの観光名所がたくさんあったりと旅行にも人気のスポットですよ。
小樽は気候区分でいえば亜寒帯湿潤気候の位置にありますが、北海道のなかでは比較的温暖な気候で寒暖差が少なく過ごしやすいのが特徴。小樽観光のベストシーズンは夏の7月~8月と冬の12月~2月です。
ただし夏は最高気温が35℃まではいかない日が多く過ごしやすいですが、30℃を超える日があるので北海道だからといって服装などの対策を怠らないようにするのがおすすめですよ!
小樽と北海道のそのほかの主要地域、さらに東京都の年間平均気温、年間平均最高気温、年間平均最低気温、年間降水量を以下にまとめました。
年間平均気温 | 年間平均最高気温 | 年間平均最低気温 | 年間降水量 | |
---|---|---|---|---|
小樽市(道央エリア) | 10.4℃ | 14.3℃ | 6.9℃ | 1317.5mm |
札幌市(道央エリア) | 11.0℃ | 15.0℃ | 7.3℃ | 966.0mm |
函館市(道南エリア) | 11.2℃ | 15.3℃ | 7.1℃ | 1005.5mm |
旭川市(道北エリア) | 8.8℃ | 13.9℃ | 3.9℃ | 1271.0mm |
釧路市(道東エリア) | 8.5℃ | 12.6℃ | 4.5℃ | 1065.5mm |
東京 | 17.6℃ | 22.5℃ | 13.7℃ | 1396.5mm |
東京と比べてみると、降水量は大差ありませんが、気温に関しては全体で7℃ほどの開きがあるので、気温の感じ方はかなり異なるでしょう。
また北海道のほかの地域と比べれば県庁所在地の札幌市よりも全体的に若干気温が低いことが分かります。旭川市や釧路市よりは全体的に2℃ほど高く過ごしやすいでしょう。また降水量は、ほかの地域よりも多めなのが特徴です。
この記事では、小樽の気温や観光におすすめの服装について、季節ごとにわかりやすく解説します。都市別の平均気温や降水量などをまとめているので、北海道・小樽旅行の参考にしてくださいね。
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春の小樽(3月~5月)の気温・気候・服装
小樽の春の気温について、北海道のほかの都市も比較しながら紹介します。平均気温、最高気温、最低気温、降水量をまとめたうえで、この季節におすすめの服装や気候の特徴を解説するので、小樽旅行の服装や持ち物を用意する際の参考にしてくださいね。
春の小樽の平均気温
小樽の春は、3月はまだまだ寒さが残る気候ですが、4月に入ると気温が上昇していきます。日中は涼しくなりますが1日の寒暖差が大きな時期で、朝晩は冷え込むこともあるので注意が必要です。降水量は3月~5月の平均で約45mmと少なく、お出かけにぴったりですよ。
小樽の桜の開花時期は4月下旬から5月上旬のゴールデンウイーク期間。行楽シーズンに桜も一緒に楽しめますね。
また、4月から7月にかけて年に10回程度、高島おばけといわれる現象が起こります。高島おばけとは簡単にいえば蜃気楼のなかでも上位蜃気楼を指し、遠くの上方に虚像が見えたり、建物が大きく見えたりするのだとか!
このような現象が継続的に観測できるのは全国的にもめずらしく、見られたらラッキーです。さまざまな条件をクリアしないと高島おばけは見られませんが、運が良ければ小樽の石狩湾で観測できるかもしれません。
小樽市 | 平均気温 | 平均最高気温 | 平均最低気温 | 降水量 |
---|---|---|---|---|
3月 | 4.4℃ | 8.8℃ | 0.4℃ | 44.0mm |
4月 | 8.6℃ | 12.8℃ | 4.9℃ | 62.5mm |
5月 | 13.0℃ | 18.1℃ | 8.6℃ | 30.0mm |
小樽とそのほか都市別の春の平均気温や降水量をまとめた表は以下のとおり。札幌市や函館市とは大きく変わりませんが、旭川市や釧路市よりも小樽の気候は温暖な傾向に。もし北海道旅行でさまざまなエリアを周遊する予定であれば、服装には注意してくださいね。
都市名 | 日平均気温 | 日最高気温 | 日最低気温 | 平均降水量 |
---|---|---|---|---|
小樽市(道央エリア) | 8.7℃ | 13.2℃ | 4.6℃ | 45.5mm |
札幌市(道央エリア) | 9.3℃ | 14.0℃ | 5.3℃ | 39.3mm |
函館市(道南エリア) | 9.3℃ | 14.1℃ | 4.5℃ | 57.8mm |
旭川市(道北エリア) | 7.8℃ | 13.5℃ | 2.5℃ | 59.7mm |
釧路市(道東エリア) | 6.4℃ | 10.7℃ | 2.6℃ | 90.2mm |
春の小樽旅行におすすめの服装は?
春の小樽の平均気温は8.7℃で、春が近づき日中は涼しく感じるようになりますが、寒暖差があるので防寒対策も同時に行う必要があります。
とくに3、4月は路上に雪が残っており、水たまりも多く滑りやすいので気をつけましょう。3月は冬物のコートやジャンパー、ダウンジャケットといった完全防備がおすすめ。 マフラーや、手袋、耳が隠れる帽子なども準備しておくと便利ですよ。
4月下旬になると徐々に暖かい日が増えていきます。暖かい日の服装は、スプリングコートや長袖のインナーがあると便利。5月にもなってくると快適になっていきますが、最低気温が10℃を下回ることもあるので、体温調整ができるように上着が1枚あると安心です。
夏の小樽(6月~8月)の気温・気候・服装
続いて、小樽の夏の気温をほかの北海道の都市と比較しながら紹介します。小樽の夏は短いですが、旅行にぴったりなベストシーズンでもあります。
平均気温、最高気温、最低気温、降水量をまとめたうえで、夏の小樽の天気におすすめの服装や気候の特徴を解説。事前に準備して夏の小樽旅行を快適に過ごせるようにしましょう。
夏の小樽の平均気温
夏の小樽は快適で涼しく、観光のベストシーズン!なかでも6、7月は雨も少なく天気の良い日が続き、湿度も低くさわやかな気候ですよ。20℃を超える日も増えてきて、木々の緑も濃くなり写真撮影にぴったりです。小樽のシンボルである小樽運河を散策したり、天狗山にロープウェイで登ったりして夏らしい小樽の景色を満喫しましょう。
また7月後半以降になれば海水浴もできるようになります。30℃を超える日もでてきますが、8月になりお盆を過ぎれば一気に秋の気配に。
また北海道は基本的に梅雨がないといわれてはいますが、その年によって前線や気圧の影響で集中豪雨のような雨が降ることも。事前に天気予報をよく確認しておきましょう。
小樽市 | 平均気温 | 平均最高気温 | 平均最低気温 | 降水量 |
---|---|---|---|---|
6月 | 18.3℃ | 23.0℃ | 14.2℃ | 89.0mm |
7月 | 22.7℃ | 26.4℃ | 19.7℃ | 68.0mm |
8月 | 25.9℃ | 30.0℃ | 22.7℃ | 152.0mm |
小樽とほかの都市との夏の気温や降水量の比較表をまとめました。釧路市を除いて大きな違いはありませんが、降水量がだんだん増えてくる時期なので、対策をきちんと行っておきましょうね。
都市名 | 日平均気温 | 日最高気温 | 日最低気温 | 降水量 |
---|---|---|---|---|
小樽市(道央エリア) | 22.3℃ | 26.5℃ | 18.9℃ | 103mm |
札幌市(道央エリア) | 23.6℃ | 27.6℃ | 19.9℃ | 88.2mm |
函館市(道南エリア) | 22.8℃ | 26.8℃ | 19.5℃ | 88.0mm |
旭川市(道北エリア) | 22.2℃ | 27.6℃ | 17.6℃ | 134.2mm |
釧路市(道東エリア) | 19.1℃ | 22.7℃ | 16.3℃ | 110.7mm |
夏の小樽旅行におすすめの服装は?
夏の小樽の平均気温は22.3℃で、日中は暖かく感じますが、朝晩は肌寒くなる日もあるため、8月でも長袖の羽織ものがあるとベター。
また日によっては最高気温が35℃近くなる場合もあるので、熱中症対策で水分補給をこまめにしたり、サングラスや日傘を活用したりして紫外線対策を行いましょう。
突然の雨に備え、折りたたみ傘を準備しておくのもおすすめですよ。
秋の小樽(9月~11月)の気温・気候・服装
ここからは小樽の秋の気温を紹介します。平均気温、最高気温、最低気温、降水量をまとめて、秋の小樽にぴったりな服装も解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
秋の小樽の平均気温
小樽の秋は9月はまだ過ごしやすい気候ですが、10月に入っていくと風が冷たく感じるようになり、下旬には雪が降ることも。春と同じように寒暖差が大きくなる時期なので、対策はしっかり行いましょう。11月にもなると雪が増え、最低気温が氷点下を下回ることも。小樽の冬ならではの景色を楽しめるようになりますよ。
また秋は降水量が多くなる時期でもあり、なかでも9月は全国でも台風が発生しやすい時期でもあるので、旅行前には天気予報をしっかり確認しておきましょうね。
小樽市 | 平均気温 | 平均最高気温 | 平均最低気温 | 降水量 |
---|---|---|---|---|
9月 | 20.8℃ | 24.9℃ | 17.1℃ | 160.0mm |
10月 | 13.0℃ | 17.2℃ | 9.2℃ | 203.0mm |
11月 | 6.0℃ | 9.9℃ | 2.2℃ | 175.0mm |
小樽と北海道のほかの都市の秋の気温や降水量は以下のとおり。気温に関しては全体的に大きな違いは見受けられませんが、小樽は降水量がほかと比べ多いのが分かります。
秋雨前線や台風の影響によっても降水量は左右されますが、北海道の秋は全体的にも1年のなかで最も雨が多い時期だと認識しておきましょう。万一、雨が降った時のために、屋内でも楽しめる観光地を調べておいたり、スケジュールが変更になってもいいように余裕を持った計画を立てたりするのがおすすめですよ。
都市名 | 日平均気温 | 日最高気温 | 日最低気温 | 降水量 |
---|---|---|---|---|
小樽市(道央エリア) | 13.3℃ | 17.1℃ | 9.1℃ | 179.3mm |
札幌市(道央エリア) | 13.9℃ | 17.9℃ | 10.0℃ | 120.3mm |
函館市(道南エリア) | 14.3℃ | 18.6℃ | 10.1℃ | 126.7mm |
旭川市(道北エリア) | 11.3℃ | 16.5℃ | 6.8℃ | 142.3mm |
釧路市(道東エリア) | 13.2℃ | 16.9℃ | 9.1℃ | 134.5mm |
秋の小樽旅行におすすめの服装は?
秋の小樽の平均気温は13.3℃で、9月はまだ夏のような陽気が感じられる日もありますが、朝晩の寒暖差が大きいので、半袖のみの格好は避けておくのがよいでしょう。カーディガンなど服装の調整ができるものを用意してくださいね。
また10月にもなると後半は雪が降ってくる可能性もあるので上着の準備は必須です。11月は日中の平均最高気温が10℃を下回るほど一気に寒くなるので、さらに防寒対策を行いましょう!インナーは長袖にした方が安心ですよ。
11月は積雪の可能性もあるので、滑りにくい靴を用意しておくのもおすすめです。もし用意できなかった場合は、小樽のコンビニなどで靴の滑り止めが販売されているので購入しましょう。
冬の小樽(12月~2月)の気温・気候・服装
最後に小樽の冬の気温を紹介します。平均気温、最高気温、最低気温、降水量をまとめたうえで、この季節におすすめの服装や気候の特徴を解説。本格的な冬の到来にしっかり備えて小樽旅行を満喫しましょう。
冬の小樽の平均気温
冬の小樽は平均気温が氷点下を下回るほど寒い日が続きますが、ウィンタースポーツが楽しめたり雪景色の幻想的な小樽運河が見られたりと観光のベストシーズンでもあります。
12月後半からは朝になっても雪が残り、さらに積雪量が増える根雪が見られるようになります。街中ではつららが見られるなど小樽の雪景色を楽しめますよ。小樽のレトロな街並みと雪が合わさるとなんとも風情ただよう空間に!外は厳しい寒さですが、店内に入ったときの室内の暖かさにほっと心がなごむ季節です。
1月は1年のなかでも最も寒い時期です。降雪量も多く朝晩ともにかなり冷え込むので防寒対策は必須です。
2月も引き続き寒いですが、小樽の冬の風物詩である小樽雪あかりの路が開催される時期でもあります。小樽雪あかりの路は、小樽運河や旧国鉄手宮線をメインに無数のスノーキャンドルによって街中が装飾されるイベント。雪と光の幻想的な光景はほかではあまり見られないので、時期が合えば寒さ対策を行ったうえで満喫してくださいね。
小樽市 | 平均気温 | 平均最高気温 | 平均最低気温 | 降水量 |
---|---|---|---|---|
12月 | -1.1℃ | 1.6℃ | -3.8℃ | 82.5mm |
1月 | -4.4℃ | -1.4℃ | -7.2℃ | 134.0mm |
2月 | -2.5℃ | 0.3℃ | -5.4℃ | 117.5mm |
小樽と北海道のほかの都市の冬の気温や降水量を以下にまとめました。札幌市や函館市とはあまり変わりませんが、やはり降水量が小樽は多めではあります。
もし小樽のほかに旭川市や釧路市方面へも行く予定であれば、気温はさらに低くなるので注意しておきましょうね。
都市名 | 日平均気温 | 日最高気温 | 日最低気温 | 降水量 |
---|---|---|---|---|
小樽市(道央エリア) | -2.7℃ | 0.2℃ | -5.5℃ | 111.3mm |
札幌市(道央エリア) | -2.6℃ | 0.6℃ | -5.9℃ | 74.2mm |
函館市(道南エリア) | -1.8℃ | 1.8℃ | -5.6℃ | 62.7mm |
旭川市(道北エリア) | -6.3℃ | -2.2℃ | -10.8℃ | 88.2mm |
釧路市(道東エリア) | -4.6℃ | 0.3℃ | -10.2℃ | 20.0mm |
冬の小樽旅行におすすめの服装は?
冬の小樽の平均気温は-2.7℃とかなり寒くなります。同時期の東京の平均気温が7.5℃なので、いかに小樽の冬が寒いか想像がつくでしょう。
防寒対策としては冬物のコートやジャンパー、ダウンジャケットは必ず準備しましょう。 アウターのなかにはセーターや長袖で重ね着するなどして防寒してください。さらにマフラーや手袋、耳が隠れる帽子や耳あてといった小物もあると安心です。足元が積雪で冷えやすいので、靴下を二重に履いたり、靴下に貼るカイロ等を準備したりしておくのもおすすめです。
また長時間の屋外活動はできるだけ避け、適度に温かい場所で休息をとりながら観光を楽しみましょう。ウィンタースポーツをする予定の人は、サングラスや日焼け止めなどを活用して雪による日焼け対策もしてくださいね。
小樽旅行の気温・服装に関する注意点は?
最後に、小樽旅行をする際の注意点について解説。注意点を確認して、快適な小樽旅行を楽しみましょう。
室内と屋外との気温差に注意する
小樽旅行でとくに服装で注意した方がいいのは冬の時期です。厳しい寒さが1日中続くので寒さ対策は必須ですが、店内は暖房が効いている場所が多く、屋外と同じ服装だと汗をかいてしまうことも。そのような状態で外に出ればさらに体が冷えてしまうので、脱ぎ着しやすいフリースやカーディガンを着るなど、体温調整がしやすい服装で行くのがポイントですよ。
また寒いからといってポケットに手を入れてしまうと万一雪で滑って転んだ時が危険なため、手袋をはめて手が冷えないように対策してくださいね。
雪やつららの落下に注意!
小樽が冬になって寒くなったり、積雪が増えてきたりすると危険なのが雪やつららの落下。街中を歩く時には屋根に積もっている雪やつららに注意しながら移動しましょう。
とくに天気の良い日や気温が高くなった日は雪やつららが溶けていつも以上に落下する危険性が高まるので気をつけてくださいね。
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小樽の気温・服装をチェックして観光を楽しもう!
この記事では、小樽の気温と観光におすすめの服装を季節別に紹介しました。小樽旅行は北海道のなかでは温暖な気候ですが本州と比べれば寒い地域なので、最適な服装や持ち物を用意するのが大切です。ぜひ事前に気温や気候をチェックして、小樽旅行を快適に楽しんでくださいね。
※この記事の情報は、2024年8月20日現在の気象庁のデータをもとにまとめています。紹介した平均気温と降水量、気候は年により異なるため、旅行前には最新情報を確認してください。
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