北海道のパワースポット12選！神秘の自然スポットや穴場を紹介

北海道には運気が上がる最強パワースポットがいっぱい！

北海道はいわずとしれた自然の宝庫。その広大な大地には、ほとんど人の手が加えられていない自然スポットや、幻想的な青色の絶景スポットなど、他県ではなかなか見られない神秘的な絶景が各地に点在します。

そんな北海道のパワースポットは、神社仏閣だけでなく、古くからアイヌや地元の人々から言い伝えのあるスポットが多くあるのが特徴です。北海道というとグルメというイメージがありますが、実はパワースポットめぐりにもおすすめのエリアなんです！

北海道のおすすめパワースポット12選

ここからは北海道旅行で訪れたいパワースポットを12選ご紹介します。さまざまなご利益のあるといわれる神様が祀られている神社から、大自然やアイヌの伝説に関連するパワースポットまで、北海道ならではのパワースポットがたくさんありますよ！

旭岳（東川町）

「神々の遊ぶ庭」の呼び名の北海道最高峰

旭岳は、標高2,291メートルを誇る北海道で最も高い山で、日本の百名山にも選ばれている名山です。例年、6月中旬に日本で一番遅く咲く桜としてチシマザクラが開花し、また8月下旬からは日本で一番早い紅葉が始まる場所で、その稀有な自然環境や美しい高山植物を見に、多くの登山客や観光客が訪れます。

旭岳のある大雪山系はアイヌの人々から「ヌタㇷ゚カムイシㇼ」または「ヌタㇷ゚カウㇱペ」と呼ばれ、崇敬と畏敬の対象とされてきました。中でも、神秘的な山々の景色や高山植物の大群落などは「カムイミンタラ（神々の遊ぶ庭）」と言われており、まさに自然のパワースポット。

そんな大自然のパワーを感じる旭岳は、山麓から標高約1,600メートルの位置にある姿見駅まで、旭岳ロープウェイでのアクセスも可能。姿見駅から遊歩道を歩いて徒歩約30分の場所にある姿見の池の美しさは必見です。

登別温泉 地獄谷（登別市）

大地のパワーを感じる大迫力の谷

北海道を代表する温泉地として全国的にも有名な、登別温泉にある地獄谷。日和山の噴火活動によってできた直径約450メートル、面積約11ヘクタールの爆裂火口跡で、谷に沿って点在する湧出口や噴気孔から水蒸気や熱湯が噴きあがる荒々しい風景が「鬼のすむ地獄のよう」として、この地名がつきました。

そんな大地のパワー、火のパワーを感じる地獄谷は、「願いが叶う」「ビューティー運がアップする」といわれるパワースポット。絶え間なくゴウゴウと音を立てながら水蒸気を噴出する地獄谷にいると、全身で自然のパワーを感じることができます。

地獄谷では日没から夜21時30分まで、イルミネーションイベント「鬼火の路　幻想と神秘の谷」が通年開催されています。特に冬は光が雪に反射し、さらに幻想的で美しい風景を見ることができますよ。

神の子池（清里町）

神秘的なコバルトブルーの池

北海道のブルーの池といえば美瑛町の青い池が有名ですが、もう1つ多くの観光客が訪れるのが神の子池。摩周湖からの地下水が湧き出ている山の奥にある池で、アイヌ語で「神の湖」を意味する「カムイトー」と呼ばれる摩周湖の伏流水からできているという言い伝えから、神の子池と呼ばれています。

神の子池は周囲220メートル、水深5メートルの小さな池で、伏流水が1日1万2000トンも湧き出ています。水温は年間を通して8℃と低く、底まではっきり見えるコバルトブルーの水の中で、倒木が腐らずに沈んでいる不思議な光景を見ることができます。

生い茂る森林の中に幻想的な青色をたたえる神の子池があり、まさに自然のパワーを感じられるスポットです。

神居古潭（旭川市）

アイヌの伝説に登場する聖地

神居古潭（かむいこたん）は、石狩川が上川盆地から石狩平野へと流れる境に位置する峡谷で、古くからアイヌの人々の聖地とされてきた景勝地です。アイヌ語でカムイは神、コタンは集落を意味します。

石狩川沿いに約10キロ続く、荒々しい奇岩怪石が見どころ。途中には吊り橋もあり、対岸に渡ることもできます。また、春の桜、夏の緑、冬の雪と、四季折々の美しさを楽しむことができ、特に10月上旬から中旬にかけての紅葉シーズンのナナカマド、ミズナラ、カエデなどが色づく姿は絶景です。

神居古潭には数多くの伝説があります。神居古潭を流れる石狩川は流れが激しかったため、舟の転覆が絶えなかったという歴史があり、その原因はここに住む魔神の仕業だと考えられていました。アイヌの伝説では、神居古潭はその魔神が倒された場所であると同時に、山の神と英雄が祀られた場所とされています。そのエネルギーの強さから、安易に近づいてはいけないとまで言われていたパワースポットなのです。

北海道神宮・開拓神社（札幌市）

北海道の開拓・発展の守護神

北海道神宮は1869（明治2）年、「開拓民たちの心のよりどころに」と、明治天皇が北海道に「開拓三神」を祀るよう詔を出したのをきっかけに建てられた神社です。北海道神宮（昭和39年までは札幌神宮）の存在は、厳しい自然環境の中、原生林を切り拓く開拓民たちの精神的な大きな支えとなりました。

現在では、北海道を代表する神社として地元民から観光客まで訪れる場所であるほか、桜や紅葉など四季折々の自然を散策できるスポットとしても人気です。

北海道神宮には本殿のほかに3つの境内社があり、中でも開拓神社は強力なパワースポットとして人気があります。開拓神社には「北海道」という地名を命名した松浦武四郎をはじめ、開拓に尽力した37名が祀られています。御礼・恋愛成就・心願成就・受験合格・家内安全・商売繁昌・厄除開運・身体健全・病気平癒の9つの祈願を行うことができますよ。

洞爺湖（洞爺湖町・壮瞥町）

アイヌの伝説の残る縁結びのパワースポット

洞爺湖は周囲が約43キロあり、同じく北海道にある屈斜路湖、支笏湖に次いで国内3番目に大きなカルデラ湖です。カルデラ湖とは火山活動により形成された湖のことで、洞爺湖エリアには今なお活動を続ける有珠山と昭和新山があるほか、湖畔には道内でも有数の温泉街が広がります。

約11万年前の噴火によって誕生した洞爺湖の中央には、大島、弁天島、観音島、饅頭島の4つの島が浮かんでおり、総称して中島と呼ばれています。この中島には縁結びの木「ウンクル・セトナの桂の木」があり、パワースポットとして知られています。この木には1人の乙女と戦士が悲恋の末、桂の木に化身して結ばれたというアイヌの伝説があり、良縁を願って多くの観光客が訪れます。

中島へは遊覧船で気軽に訪れることができるので、大自然のエネルギーを感じながら散策してみてくださいね。

神威岬（神岬町）

息をのむ美しさのエメラルドブルーの海が広がる景勝地

神威岬は、積丹（しゃこたん）半島北西部から日本海に突き出た高さ80メートルの岬で、岬の周りには「積丹ブルー」と呼ばれる透明度の高いエメラルドブルーの海が広がります。

神威（かむい）はアイヌ語で神を意味し、神威岬は「神の棲む岬」としてアイヌの人々から信仰の対象とされていました。まさに大自然と歴史のパワーを感じるスポットとして、道内外から多くの観光客が訪れます。

岬の先端部へは、駐車場から約20分ほど散策路を歩くと到着します。なお、散策路はややアップダウンがあるほか、日によっては風がかなり強く吹きつけるため、歩きやすい靴を履き、帽子などが飛ばされないように注意してくださいね。

岬の先端部からは周囲300度の丸みを帯びた水平線を望むことができるほか、日本海に立つ神威岩の存在感のある姿も見ることができます。その息をのむような美しい絶景に、自然のエネルギーを感じること間違いなしです。

オンネトー（足寄町）

見るときで色が変化する神秘の湖

オンネトーは阿寒摩周国立公園の最西端に位置する、周囲2.5キロの湖。季節や天候、見る角度によって、澄んだ青、エメラルドグリーン、ダークブルーと色が変わって見えることから「五色沼」「神秘の湖」とも呼ばれます。なお、オンネトーはアイヌ語で「年老いた沼」を意味します。

オンネトーは、阿寒摩周国立公園の原生林の中にひっそりとたたずんでおり、北海道内三大秘湖の1つに数えられています。湖を一周する散策路もあるので、マイナスイオンと自然のパワーを感じながら、ゆっくりと散歩するのがおすすめです。

金比羅神社（初山別村）

海に立つ鳥居が迫力のある絶景神社

道北の留萌市と稚内市の中間に位置する初山別（しょさんべつ）村にある金比羅神社。昔、この岬に流れ着いた金毘羅様の御札を地元の漁師が奉った後、この付近で発生する海難事故が減ったと言い伝えられており、海の中にたたずむ大鳥居が特徴的な神社です。

御朱印をもらうこともできるので、御朱印巡りをしている人のひそかに人気のパワースポットとなっています。

また、鳥居に重なる夕陽、波の泡の中に立つ鳥居、朝焼けを背景にした鳥居など、海に立つ鳥居ならではの絶景はフォトスポットとしても人気。初山別村は遮るもののない満点の星空を眺められる村としても知られ、美しい星空と鳥居の絶景を眺めるのもおすすめですよ。

大沼国定公園（七飯町）

駒ヶ岳の安全を祈願する神社

大沼国定公園は、活火山の駒ケ岳と、その噴火によってできた大沼湖、小沼湖、じゅんさい沼、大小126の島の一帯からなる広大な国定公園です。

北海道らしい雄大な自然と景色が魅力の公園で、散策路でのウォーキングのほか、春から秋はサイクリング、カヌー、遊覧船、冬はスノーモービル、氷上ワカサギ釣りなどさまざまなアクティビティが楽しめます。

園内の大沼湖畔北岸にある駒ヶ岳神社は、活火山の駒ヶ岳からエネルギーが流入するパワースポットとして知られています。毎年、駒ケ岳の平穏無事、駒ヶ岳の登山者や観光客の安全、地域の発展、世界の平和が祈願されており、地元の方から大切にされている神社です。

白ひげの滝（美瑛町）

コバルトブルーがきらめく滝

美瑛町のびえい白金温泉街にある、白ひげの滝。自然岩の間から染み出た地下水が勢いよく美瑛川に流れ落ちる、落差約30メートルの滝です。同じく美瑛町にある青い池と合わせて、自然のパワーを大いに感じ、心が清らかになれるパワースポットとして人気です。

夏はきらめくコバルトブルーの滝と川が美しい白ひげの滝ですが、冬は滝と雪、岩肌の色のコントラストが際立ち、滝から上がる水しぶきが木々について霧氷を作り出すという、幻想的な風景が広がります。

日没後は年間を通してライトアップが行われ、日中とは異なる幻想的な雰囲気を楽しめますよ。

千本ナラ（石狩市）

願いが叶う名木のパワースポット

千本ナラは、札幌市の北に位置する石狩市の市道・毘砂別送毛線（びしゃべつおくりげせん）の山頂付近にあるナラの大木です。

新日本名木100選にも選定されている名木で、樹齢推定800数十年、幹周り4メートル80センチ、樹高約18メートルの大木です。幹から多くの枝が伸びている姿が千手観音のように見えることから、千本ナラと呼ばれるようになりました。

知る人ぞ知るパワースポットで、その樹肌に触れると病が癒えると言い伝えられています。また、「願掛けに訪れた人を救う」の「すくう」が「ご飯をすくう」と転じて、しゃもじに願い事を書いて奉納すると願い事が叶うと言われています。

北海道のパワースポット巡りをして運気を上げよう

この記事では、北海道のパワースポットを紹介しました。北海道には観光の定番のパワースポットから、穴場のパワースポットまで、さまざまなパワースポットが充実しています。

北海道旅行の際は、ぜひ今回紹介したパワースポットも訪れて、運気を上げる旅にしてくださいね！

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