北海道の自然が楽しめる観光スポット23選!絶景ドライブやデートに
北海道は青い池や釧路湿原など、北海道ならではの大自然を満喫できるスポットがたくさんあります。北海道出身の筆者が人気ランキング上位から23選で厳選しましたので、次の旅では北海道でしか見られない、自然の絶景を楽しんでみてはいかが?
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北海道の自然が楽しめる観光スポットをチェック!
北海道は、いわずとしれた日本を代表する大自然の宝庫。美しい山々や海、湖、どこまでも広がる広大な土地、希少な生態系など、北海道でしか味わえない魅力が満載です。
また、訪れる季節によって見られる風景が全く異なるのも特徴のひとつ。春は桜や梅、夏はいきいきとした木々や花々、秋は紅葉、そして冬は雪景色が楽しめます。
北海道外ではなかなか見られない絶景も多く、たくさんのスポットを回りたくなってしまいますが、無理は禁物。壮大な自然スポットまでは数時間の移動時間がかかることも多く、本州のドライブ感覚で予定を詰め込むのは危険です。
事前に距離感をしっかり調べ、無理のない計画を立てて、北海道旅行を楽しんでくださいね。
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北海道でおすすめの自然観光スポット23選
北海道には、ほとんど手つかずの自然スポットや、神秘的な青色の絶景スポットなど、貴重な絶景が各地に点在します。今回はそのうちの23選をご紹介します。次の北海道旅行の行き先選びの参考にしてくださいね!
知床五湖
森林の中にたたずむ神秘的な5つの湖
知床五湖は原生林の中にたたずむ幻想的な5つの湖。世界自然遺産に登録されている知床の中でも、絶対に訪れたいスポットです。
五湖の背後にそびえたつ知床連山や樹林が湖面に映りこむ姿は、まるで絵画のような美しさ。また、野生動物が数多く生息する場所でもあり、エゾシカやヒグマの痕跡、クマゲラの食跡などが見られることもあります。
知床五湖では散策するのもおすすめ。散策路は、高架木道と地上遊歩道の2つがあります。高架木道は往復1.6kmの遊歩道であり、知床五湖や知床連山の絶景を気軽に楽しむことができます。また、開放シーズンを通して無料で自由に散策可能です。
一方、地上遊歩道は一周約3kmの大ループと、一周約1.6kmの小ループの2種類があります。時期によって異なりますが、ヒグマ対策のために、事前レクチャーを受けたり、ガイド付きツアーに参加する必要があります。ガイド付きツアーでは自然・生物・歴史など、知床にまつわる豊富な知識を交えて案内してもらえるため、より深く知床の魅力を知ることができますよ!
知床五湖の基本情報 | |
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住所 | 北海道斜里郡斜里町遠音別村 字岩宇別549番地(知床フィールドハウス) |
電話 | 0152-24-3323(知床フィールドハウス) |
営業時間 | 4月下旬〜11月上旬 8:00〜17:00 ※シーズンにより営業時間に変動あり ※シーズンはその年にによって異なるため、公式サイトを確認 |
休業日 | 11月9日~4月下旬、悪天候等による臨時休業日 |
アクセス | ウトロ温泉より車で約20分・バスで約25分、斜里町中心部より車で約1時間 |
料金 | 【高架木道】無料 【地上遊歩道】 4月下旬~5月9日・8月1日~11月8日(レクチャー受講費用として) 大人(12歳以上)250円、子ども(0〜11歳) 100円 |
公式サイト |
美瑛白金 青い池
世界的に有名なコバルトブルーに輝く名勝地
美瑛白金 青い池は、神秘的なコバルトブルーの池で、国内外から観光客の訪れる絶景スポットです。池の周りを豊かな森林が囲み、青く輝く池に立つ枯れたカラマツが一層幻想的な雰囲気を生み出しています。
青い池は、四季によって異なる表情を楽しめるのもポイント。春はグリーンに近い青色、夏は木々の緑、秋には紅葉、そして冬は凍った池の上を雪が覆い、一面銀世界となります。また、冬季の夜にはライトアップも行われ、幻想的な雰囲気を味わうことができます。
なお、最も美しい青色を見ることができるのは晴れた日。特に昼13時頃の太陽が一番高い位置に上る時間帯に、水面が最も青く輝く状態を見ることができますよ。
美瑛白金 青い池の基本情報 | |
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住所 | 北海道上川郡美瑛町白金 |
電話 | ‐ |
営業時間 | 【駐車場利用時間】5月~10月 7:00~19:00、11月〜4月 8:00~21:30 |
休業日 | なし ※冬季のライトアップは悪天候により中止もあり |
アクセス | JR美瑛駅からバスで約25分・車で約20分、札幌市中心部から車で約2時間40分、旭川市中心部から車で約45分 |
料金 | 【駐車場料金】二輪自動車 100円、普通自動車・小型自動車・軽自動車 500円、大型自動車(バス等)2,000円 |
公式サイト |
白ひげの滝
コバルトブルーに輝く神秘的な滝
白ひげの滝は、美瑛白金 青い池から車で約5分の場所に位置する、びえい白金温泉街にある滝。自然岩の間から染み出した地下水が勢いよく美瑛川に流れ落ちている、落差約30mの迫力ある滝です。
夏は輝くコバルトブルーの滝と川の水が美しい白ひげの滝ですが、冬は滝と雪、岩の色のコントラストが美しく、滝から上がる水しぶきが木々に付着して樹氷を作り出す、神秘的な風景を楽しむことができます。
日没後は通年ライトアップが行われ、日中とはまた異なる幻想的な雰囲気が広がります。
白ひげの滝の基本情報 | |
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住所 | 北海道上川郡美瑛町白金 |
電話 | – |
営業時間 | 24時間 |
休業日 | なし |
アクセス | JR美瑛駅から車で約25分・バスで約25分、JR旭川駅から車で約50分 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://www.biei-hokkaido.jp/ja/facility/shirahige-waterfalls |
神威岬
エメラルドブルーの海が広がる北海道屈指の絶景スポット
神威(かむい)岬は、積丹(しゃこたん)半島北西部から日本海に突き出た高さ80mの岬。岬の周囲には「積丹ブルー」と呼ばれる、思わず息をのむような美しさのエメラルドブルーの海が広がっています。道内でも屈指の絶景ドライブスポットとして、多くの観光客が訪れます。
岬の先端部へは歩いてアクセスでき、駐車場から散策路を約20分ほどかかります。散策路はややアップダウンがあるほか、風がかなり強く吹きつけることもあるため、歩きやすいスニーカーなどの靴を履き、帽子などが飛ばされないよう注意が必要です。
岬の先端部からは、周囲300度に広がる丸みを帯びた水平線を望むことができ、日本海にそびえ立つ神威岩の迫力ある姿も見ることができますよ。
神威岬の基本情報 | |
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住所 | 北海道積丹郡積丹町神岬町 |
電話 | - |
営業時間 | 【遊歩道の入口ゲート開場時間】 4月 8:00~17:30(最終入場 16:30) 5月 8:00~18:00(最終入場 17:00) 6月 8:00~18:30(最終入場 17:30) 7月 8:00~18:00(最終入場 17:00) 8月~10月 8:00~17:30(最終入場 16:30) 11月 8:00~16:30(最終入場 15:30) 12月~3月 10:00~15:00(最終入場 14:00) |
休業日 | なし ※天候によっては入口ゲートが閉鎖される場合あり |
アクセス | JR余市駅から車で約50分、JR小樽駅から車で約1時間15分、JR札幌駅から車で約1時間50分 |
料金 | 無料 |
公式サイト |
釧路湿原国立公園
日本とは思えない雄大な景色が広がる国内最大の湿原
釧路湿原国立公園は、道東の釧路平野に位置する国立公園。湿原・湿地としては国内最大の28,788haもの面積を誇り、釧路市・釧路町・鶴居村・標茶町の4市町村にまたがります。湿原内には複数の展望台があり、それぞれの展望台から異なる雄大な景色が望めます。
湿地帯特有の草木が生い茂り、ほかではなかなか見られない景色が広がりますが、その表情は季節によって大きく異なります。春や初秋は草木が茶色く枯れたような色をしており、まるでサバンナのような独特な風景。夏は青々とした草木が美しく、秋には紅葉を見ることができます。また、冬は辺り一面が雪で覆われ、オオワシやタンチョウなど、貴重な野生動物の姿を目にすることも。
園内には遊歩道や木道が整備されているので、自然の中をハイキングするのもおすすめ。また、カヌーなど大自然ならではのアクティビティもあり、野生動物たちの姿を間近に見ることができますよ。
釧路湿原国立公園の基本情報 | |
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住所 | 北海道釧路市北斗6-11(釧路市湿原展望台) |
電話 | 0154-56-2424(釧路市湿原展望台) |
営業時間 | 24時間 |
休業日 | なし |
アクセス | JR釧路駅から車で約30分、釧路空港から車で約20分 |
料金 | 無料 ※展望施設など一部有料スポットもあり |
公式サイト |
摩周湖
世界有数の透明度を誇るカルデラ湖
摩周湖は周囲約20km、最大水深は212mの湖で、世界でも最高ランクの透明度を誇るカルデラ湖です。その高い透明度から空の色がが映り込み、生み出される深い青色は「摩周ブルー」と呼ばれ、風のない日はより一層青さに磨きがかかります。また、周辺の山々や流れる雲もはっきりと映し出し、その時々で異なる表情を見ることができます。
摩周湖は、「霧の摩周湖」と呼ばれるほど霧がかかる場所としても有名。年間100日程度は霧に覆われています。特に6月・7月の朝に霧がかかりやすくなっています。
湖周辺には「摩周湖カムイテラス」をはじめ、いくつかの展望台があり、さまざまな角度から景色が楽しめます。深い青色が美しい摩周湖も、霧に覆われた幻想的な摩周湖も、どちらも神秘的な絶景ですよ!
摩周湖の基本情報 | |
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住所 | 北海道川上郡弟子屈町弟子屈原野 摩周湖第1展望台 |
電話 | 015-482-2200(摩周湖観光協会) |
営業時間 | 24時間 |
休業日 | なし |
アクセス | 中標津空港から車で約1時間、女満別空港から車で約1時間10分、JR釧路駅から車で約1時間半 |
料金 | 【駐車場】バイク200円、乗用車500円 ※硫黄山駐車場との共通券 ※冬期間(11月~翌年4月)は無料開放 |
雲海テラス
まさに自然が生み出す芸術!息をのむ絶景テラス
雲海テラスは「星野リゾート トマム」内にある施設で、標高約1,239mのトマム山の山頂近く、標高1,088m地点にあります。目の前に壮大な雲海を望むことができる、大人気の絶景スポットです。山の斜面に建てられた雲海テラスからは、山々の上に広がってうごめく雲海、日高山脈、山間から昇る朝日の、まるで夢の世界のような景色が広がります。
雲海テラスは、雲海の発生しやすい5月から10月の早朝のみの営業で、期間中に雲海が発生する確率は約40%と言われています。必ず見えるとは言い切れないですが、幻の絶景にぜひチャレンジしてみてください!
雲海テラスの基本情報 | |
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住所 | 北海道勇払郡占冠村中トマム |
電話 | 0167-58-1111 |
営業時間 | 2025年は5月中旬より営業予定 |
休業日 | 例年10月中旬〜5月中旬 |
アクセス | 新千歳空港から車で約1時間半、帯広空港から車で約1時間10分、JR札幌駅から車で約2時間、 |
料金 | 【雲海ゴンドラ】大人 1,900円、小学生 1,200円、ペット 500円 ※星野リゾート トマムに宿泊する場合は宿泊料金に含まれています |
公式サイト |
層雲峡
カラフルな紅葉や北海道ならではの氷像を楽しめる渓谷エリア
層雲峡は上川町にある渓谷です。約24kmにわたる渓谷には断崖絶壁が連なる雄大な景色が広がります。秋の紅葉のシーズンは赤・黄・緑のあざやかな絶景が広がり、多くの観光客が訪れます。特に黒岳ロープウェイから望む、眼下に広がるカラフルに色づく樹海は圧巻!
層雲峡は温泉地としても有名で、宿泊施設も日帰り温泉も充実しています。黒岳のトレッキングや層雲峡エリアの散策のあとに入る温泉は格別ですよ。
また、冬に訪れるのであれば、「層雲峡温泉 氷瀑まつり」も必見。会場には大小約30基の氷像や、高さ約13mの氷の部屋や展望台などが立ち並びます。夜には7色の光でライトアップされ、幻想的な雰囲気が味わえるほか、花火も打ちあがり、忘れられない冬の北海道の思い出を作ることができます。
層雲峡の基本情報 | |
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住所 | 北海道上川郡上川町層雲峡 |
電話 | 01658-2-1811(森のテラスヌプリ) |
営業時間 | 24時間 |
休業日 | なし |
アクセス | 旭川空港から車で約1時間10分 |
料金 | 施設による |
公式サイト |
神の子池
幻想的なコバルトブルーの池
北海道にあるブルーの池といえば、美瑛白金 青い池が有名ですが、もう1つ人気を集めるのがこの神の子池。摩周湖の近くの山奥にあり、摩周湖の地下水が湧き出る池です。神の子池という名前は、アイヌ語で「神の湖」を意味する「カムイトー」と呼ばれる摩周湖の伏流水からできている、という言い伝えが由来となっています。
神の子池は周囲約220m、水深約5mと小さい池です。底まで透けて見えるコバルトブルーの水の中で、水温が年間を通して8℃と低いことから倒木が腐らず沈んでいるという、不思議な光景を見ることができます。
神の子池の基本情報 | |
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住所 | 北海道斜里郡清里町清泉 |
電話 | 0152-25-4111(きよさと観光協会) |
営業時間 | 24時間 |
休業日 | なし |
アクセス | 中標津空港から車で約50分、女満別空港から車で約1時間10分、JR網走駅から車で約1時間10分 |
料金 | 無料 |
地球岬
地球の丸さを感じられる岬
室蘭市の先に位置する地球岬は、太平洋を一望できる絶景スポットです。地球岬展望台からは、その名の通り地球の丸みを感じる雄大な景観を見渡せ、地球の力強さを感じられます。
日中の爽やかな風景はもちろん、サンセットの時間帯の沈みゆく夕陽が海に映えるロマンチックな雰囲気も魅力的。夜景スポットとしても人気があるため、時間帯を変えて何度か訪れたいスポットです。
地球岬の基本情報 | |
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住所 | 北海道室蘭市母恋南町4丁目 |
電話 | 0143-25-3320(室蘭市役所経済部観光課) |
営業時間 | 24時間 |
休業日 | なし |
アクセス | 室蘭市市街地から車で約10分、新千歳空港から車で約1時間20分 |
料金 | 無料 |
公式サイト |
阿寒湖
マリモの生息地として有名なカルデラ湖
道東を代表する観光地で、特別天然記念物のマリモが生息することで有名な阿寒湖。雄阿寒岳(めあかんだけ)の火山活動によって誕生したカルデラ湖で、湖には4つの島が浮かんでいます。
阿寒湖では4月中旬から11月末までの期間、遊覧船が運航。ゆっくりと自然の景色が見られるとあって、観光客に人気のアクティビティとなっています。遊覧船の航路には、4つの島のうちの1つのチュウルイ島にあるマリモ展示観察センターの見学が含まれており、貴重なマリモを間近で観察することができますよ。
また阿寒湖では、さまざまなアウトドアアクティビティも充実。天然の足湯、トイレや炊事場が完備された阿寒湖畔キャンプ場、雄大な景色を望みながら湖岸を漕いで進むカナディアンカヌー、冬の凍った湖上でのワカサギ釣りなど、大自然ならではの四季折々の楽しみ方ができます。
阿寒湖の基本情報 | |
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住所 | 北海道釧路市阿寒町 |
電話 | - |
営業時間 | 24時間 |
休業日 | なし |
アクセス | JR釧路駅から車で約1時間20分、釧路空港から車で約1時間 |
料金 | 無料 ※各種アクティビティは有料 |
公式サイト |
モエレ沼公園
自然とアートが融合した広大な公園
モエレ沼公園は、緑豊かな自然とアートが融合した札幌市の広大な公園。かつて廃棄物処理場だったこの地を、世界的に有名な彫刻家イサム・ノグチのデザインにより、美しいアートパークに生まれ変わらせた公園です。
公園のシンボルはガラスのピラミッド。写真に収めたくなる特徴的な外観で、時間ごとにさまざまな景色を映し出し、とくにサンセットの時間帯は美しいオレンジ色に染まります。ほかにも、山頂から札幌市内を見渡せるモエレ山や、最大25mまで水を噴き上げる海の噴水など、見どころがたくさんあります。
また、春は桜、夏はモエレビーチ、秋は紅葉、冬は一面に広がる雪景色と、四季折々の自然の美しさを楽しむこともできます。広大な敷地を気軽にめぐることができるレンタサイクルも人気ですよ。
軽食を楽しめるショップや本格フランス料理を味わえるレストランなどもあり、自然、アート、アクティビティ、食事まで一日中楽しめるスポットです。
モエレ沼公園の基本情報 | |
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住所 | 北海道札幌市東区モエレ沼公園1-1 |
電話 | 011-790-1231 |
営業時間 | 【モエレ沼公園】7:00~22:00 【ガラスのピラミッド】9:00〜17:00 |
休業日 | 【モエレ沼公園】なし 【ガラスのピラミッド】月曜 ※施設によって異なる |
アクセス | JR札幌駅から地下鉄とバスで約50分、車やタクシーで約25分 |
料金 | 無料 |
公式サイト |
五稜郭公園
函館の幕末の歴史を感じる公園
函館市にある五稜郭公園は、堀や石垣、橋など幕末当時の遺構を残す、歴史を感じられる公園です。五稜郭公園は桜の名所として有名で、春(例年4月下旬~5月上旬)には約1,600本もの桜が咲き誇り、公園中が美しいピンク色に染まります。
上から見ると星形になっているのが特徴の五稜郭。その五稜郭全体が眺められたり、函館市内を360度展望できる五稜郭タワーも、五稜郭公園の人気スポットの一つ。また、幕末・明治初期の蝦夷地(今の北海道)の防衛や戊辰戦争・箱館戦争の歴史について学べる、箱館奉行所もあります。
近年では、漫画『ゴールデンカムイ』の聖地巡礼の地としても人気のある五稜郭公園。作中に登場する一の橋や二の橋、箱館奉行所など、ファンにとっては「これが本物の舞台か!」と感激すること間違いなしのスポットとなっています。
五稜郭公園の基本情報 | |
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住所 | 北海道函館市五稜郭町44 |
電話 | 0138-31-5505 |
営業時間 | 【郭外(堀の外側)】24時間 【郭内(堀の内側)】4月~10月 5:00〜19:00、11月~3月 5:00〜18:00 |
休業日 | なし |
アクセス | JR函館駅から市電と徒歩で約30分・バスで約16分 |
料金 | 無料 |
公式サイト |
大沼国定公園
大小の島々と湖や沼から成る広大な国定公園
大沼国定公園は、活火山の駒ケ岳とその噴火によってできた大沼湖、小沼湖、じゅんさい沼、大小126の島の一帯からなる広大な国定公園。北海道らしい雄大な自然と景色が楽しめる公園です。
園内には、湖に浮かぶ小島の数々を太鼓橋などの橋で結んだ遊歩道が4つあります。 遊歩道でのウォーキングのほか、春から秋はサイクリング、カヌー、遊覧船、冬はスノーモービル、氷上ワカサギ釣りなど、大自然を満喫できる多様なアクティビティが楽しめます。
大沼国定公園の基本情報 | |
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住所 | 北海道七飯町大沼町 |
電話 | 0138-67-2170(大沼国際交流プラザ) |
営業時間 | 24時間 |
休業日 | なし |
アクセス | 函館空港から車で約30分、JR函館駅から車で約40分 |
料金 | 無料 |
公式サイト |
氷海展望塔 オホーツクタワー
360°オホーツク海の流氷を見渡せる海中タワー
氷海展望塔 オホーツクタワーは、紋別港の第3防波堤の先端に位置する、氷海域としては世界初、日本最北端の海中展望塔。3階展望塔からは、360度パノラマでオホーツク海を展望でき、とくに流氷の時期には流氷原を見渡すことができます。
館内には、海底階に大小様々な11個の海中観察窓があるほか、オホーツクの海洋生物を展示したミニ水族館や、映像展示の4Dシアターもあります。
氷海展望塔 オホーツクタワーの基本情報 | |
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住所 | 北海道紋別市海洋公園1番地 |
電話 | 0158-24-8000 |
営業時間 | 10:00~17:00(最終入館 16:30) |
休業日 | 12月29日~1月3日 |
アクセス | 紋別市街地から車で約8分、紋別空港から車で約9分 |
料金 | 【地底階入場料】大人(高校生以上) 500円、子ども(中学生以下) 250円、子ども(未就学児) 無料 |
公式サイト |
北竜町ひまわりの里
200万本のひまわりが咲き誇る夏の風物詩
北竜町ひまわりの里は、東京ドーム約5個分の広大な敷地に約200万本のひまわりが咲くひまわり畑です。夏の爽やかな青空と北海道らしい木々を背景にひまわりが咲き誇る風景は、まさにフォトジェニック!
例年7月中旬から8月中旬に開催される「ひまわりまつり」の期間中は、地元の中学生が育てた約30種類のひまわりが咲く「世界のひまわりコーナー」や、巨大な「ひまわり迷路」のほか、花火大会などのイベントも開催されます。
ひまわりの種を混ぜこんだ名物スイーツ・ひまわりソフトクリームもぜひ食べてみてくださいね。
北竜町ひまわりの里の基本情報 | |
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住所 | 北海道雨竜郡北竜町板谷143-2 |
電話 | 0164−34−2082(ひまわり観光センター・ひまわりまつり開催中のみ) |
営業時間 | 24時間 【ひまわり観光センター】8:00〜19:00 |
休業日 | なし(ひまわりの里はひまわり開花時期以外も訪問可能) |
アクセス | JR旭川駅から車で約1時間、旭川空港から車で約1時間20分 |
料金 | 無料 ※ひまわり迷路は有料 |
公式サイト |
六花の森
十勝の山野草を鑑賞できるガーデン
六花の森は、北海道を代表するお菓子メーカー・六花亭が運営する中札内村のガーデンです。
北海道の山野草が約10万㎡の広大な土地に咲き誇っており、六花亭の包装紙に描かれているカラフルな山野草の数々の姿も見ることができます。中でも「十勝六花」といわれるエゾリンドウ、ハマナシ、オオバナノエンレイソウ、カタクリ、エゾリュウキンカ、シラネアオイの6種の花は、その代表格です。
また、園内にはクロアチアの古民家を移築したギャラリーがいくつかあり、そこで鑑賞するアートも見ごたえがありますよ。
六花の森の基本情報 | |
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住所 | 北海道河西郡中札内村常盤西3線 249-6 |
電話 | 0155-63-1000 |
営業時間 | 4月下旬~10月下旬 10:00~16:00 【売店】10:30~16:00 【カフェ】11:00~15:30L.O. |
休業日 | 開園期間中 無休 【冬季休園】10月下旬~4月下旬 |
アクセス | 帯広空港から車で約15分、JR帯広駅から車で約40分 |
料金 | 有料 |
公式サイト | https://www.rokkatei.co.jp/facilities/%E5%85%AD%E8%8A%B1%E3%81%AE%E6%A3%AE-2/ |
旭岳(大雪山国立公園)
希少な高山植物が見られる北海道最高峰
旭岳は、標高2,291mの北海道で最も高い山で、日本の百名山にも選ばれている名峰です。例年、6月中旬に日本で一番遅く咲く桜としてチシマザクラが開花し、また8月下旬からは日本で一番早く紅葉が始まります。
また、チングルマ、メアカンキンバイ、コマクサ、エゾノツガザクラ、ウラジロタテなど、希少な高山植物が約250種生息しているといわれており、その特有の自然環境や高山植物を見に、毎年多くの登山客や観光客が訪れます。
旭岳のある大雪山系は、古くからアイヌの人々の崇敬と畏敬の対象とされてきました。中でも、大雪山系の神秘的な山々の景色や高山植物の大群落は「カムイミンタラ(神々の遊ぶ庭)」と言われており、大自然のパワーを感じる場所となっています。
旭岳は、山麓から標高約1,600m地点にある姿見駅まで、旭岳ロープウェイでアクセス可能。本格的なトレッキングをせずとも、1周約1時間、約1.7kmの姿見の池周遊コースを歩いて、美しいカムイミンタラの世界を楽しむことができますよ。
旭岳(大雪山国立公園)の基本情報 | |
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住所 | 北海道東川町旭岳温泉 |
電話 | 0166-68-9111(大雪山旭岳ロープウェイ) 0166-97-2153(旭岳ビジターセンター) |
営業時間 | 【大雪山旭岳ロープウェイ】6:30~17:30(季節によって異なるため、公式サイトを要確認) 【旭岳ビジターセンター】9:00~17:00 |
休業日 | 【大雪山旭岳ロープウェイ】通年営業ですが、11月・12月は整備のため数日間運休日もあるため、公式サイトを要確認 【旭岳ビジターセンター】年末年始 |
アクセス | JR旭川駅から車で約1時間・バスで約1時間半、旭川空港から車で約50分 |
料金 | 【大雪山旭岳ロープウェイ】 [往復券]6月1日~10月31日 大人 3,500円、子ども 1,750円、11月1日~5月31日 大人 2,600円、子ども 1,700円 [片道券]6月1日~10月31日 大人 2,200円、子ども 1,100円、11月1日~5月31日 大人 1,500円、子ども 1,100円 ※中学生以上が大人料金、小学生が小人料金 |
公式サイト | 【大雪山旭岳ロープウェイ】 https://asahidake.hokkaido.jp/ja 【旭岳ビジターセンター】 |
さっぽろ羊ヶ丘展望台
札幌の定番フォトスポット
クラーク博士像が有名な札幌の定番観光スポット・羊ヶ丘展望台。クラーク博士は北海道大学の前身・札幌農学校の初代教頭で、「Boys, be ambitious.(青年よ、大志を抱け)」の言葉で有名です。羊ヶ丘展望台では、そのクラーク博士像のポーズをまねて写真を撮るのがおきまり!
羊ヶ丘展望台は、春は桜、夏はラベンダー畑、秋はイチョウや紅葉、冬は一面の雪景色と、四季折々の牧歌的な風景を楽しむことができる自然スポットでもあります。また、「羊ヶ丘」という地名の由来となったかわいい羊たちの姿も、春の毛刈りから雪が降るまでの期間、毎日見ることができますよ。
さっぽろ羊ヶ丘展望台の基本情報 | |
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住所 | 北海道札幌市豊平区羊ケ丘1 |
電話 | 011-851-3080 |
営業時間 | 6月~9月 9:00〜18:00、10月~5月 9:00〜17:00 |
休業日 | なし |
アクセス | JR札幌駅から車で約30分・地下鉄とバスで約45分、新千歳空港から車で約1時間 |
料金 | 大人(高校生以上) 600円、子供(小学生・中学生) 250円、未就学児 無料 |
公式サイト |
礼文島
咲き乱れる花々と絶品の海鮮が楽しめる離島
礼文島は日本最北端の島であり、稚内港からフェリーで約2時間でアクセスできる島です。標高490mの礼文岳を中心に南北に細長い小さな島で、約300種生息するといわれる高山植物の鑑賞、トレッキングなど、礼文島ならではの大自然を楽しむ観光客でにぎわいます。礼文島固有の植物も見ることができ、別名「花の浮島」ともいわれています。
また、礼文島で外せないのは海鮮グルメ。礼文島はウニやアワビ、ホッケ、昆布の名産地として知られています。とくにウニは「おいしい」と言われる北海道産のウニの中でも別格のおいしさ。普段はウニが苦手な筆者ですが、礼文島のウニは特有のくさみがなく甘いため、おいしくいただくことができるほど絶品です。
礼文島の基本情報 | |
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住所 | 北海道礼文郡礼文町 |
電話 | - |
営業時間 | 24時間 |
休業日 | なし |
アクセス | 稚内港からフェリーで約2時間(1日2~3便運航) |
料金 | 無料 |
公式サイト |
オンネトー
見る角度により異なる色に見える湖
オンネトーは阿寒摩周国立公園の最西端に位置する、周囲2.5kmの湖です。季節や天候、見る角度により、青、エメラルドグリーン、ダークブルーと色が変化して見えることから「五色沼」「神秘の湖」とも呼ばれます。
オンネトーは、北海道内三大秘湖の1つに数えられており、阿寒摩周国立公園の原生林にひっそりとたたずんでいます。湖を一周する散策路もあるので、マイナスイオンを感じながら、ゆっくりと散策するのがおすすめです。
オンネトーの基本情報 | |
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住所 | 北海道足寄郡足寄町茂足寄 |
電話 | 0156-25-6131(あしょろ観光協会) |
営業時間 | 24時間 |
休業日 | なし ※冬季期間(12月中旬~4月中旬)は、道道949号オンネトー線雌阿寒温泉ゲートより奥が冬期車両通行止め |
アクセス | 釧路空港から車で約2時間、女満別空港から車で約2時間 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://www.town.ashoro.hokkaido.jp/kanko/spot/onneto_area/spot-13.html |
野付半島
「この世の果て」と称される独特の空気が漂うスポット
知床半島と根室半島の中間に位置し、日本最大の全長約26kmに渡る砂嘴・野付半島。砂嘴(さし)とは、岸沿いを流れる海水によって運ばれた土砂が堆積してできる、海上に長く突き出た地形をいいます。
野付半島は、クロユリ、センダイハギ、エゾカンゾウ、ハマナスなどの花々を見ながら散策できる自然の宝庫であり、北海シマエビの漁獲地でもあります。
そして、野付半島の最大の魅力はまるで「この世の果て」のようだとも表現される、トドワラの風景。実は野付半島は、全体が地盤沈下を起こしており、いずれは海に浸食されてなくなってしまう土地だといわれています。海水に浸食されて枯れた森のトドマツがそのまま残っているスポットがトドワラで、ほかの場所にはない不思議な空虚感がただよいます。
なお、筆者は2005年と2022年に野付半島に訪れたことがありますが、2022年の訪問時は2005年と比べてかなり砂嘴の面積が減っていると感じました。その貴重な姿を見たい方は、ぜひ早めに訪れることをおすすめします!
野付半島の基本情報 | |
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住所 | 北海道野付郡別海町野付 |
電話 | 0153-82-1270(野付半島ネイチャーセンター) |
営業時間 | 24時間 【野付半島ネイチャーセンター】4~9月 9:00~17:00、10~3月 9:00~16:00 |
休業日 | なし 【野付半島ネイチャーセンター】12/30~1/5 |
アクセス | 中標津空港から車で約40分 |
料金 | 無料 |
公式サイト |
有珠山ロープウェイ
地球のエネルギーを感じる活火山
有珠山は洞爺湖のほど近くにある活火山。20世紀に4回も噴火し、直近では2000年に噴火しています。有珠山ロープウェイに乗って山頂に上ることができ、ゴンドラから有珠山の山なみ、昭和新山、洞爺湖、さらに羊蹄山の雄大な眺めを楽しむことができます。とくに秋は山なみの一面が紅葉に染まり、ひときわ美しい風景が広がります。
山頂駅の横には洞爺湖展望台があり、昭和新山や洞爺湖を一望できます。展望台から徒歩約7分の位置にある火口原展望台では、1977(昭和52)年に噴火した火口を間近に見ることができます。火口は今なお水蒸気を上げており、その迫力に驚くことでしょう。
有珠山ロープウェイの基本情報 | |
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住所 | 北海道壮瞥町字昭和新山184-5 |
電話 | 0142-75-2401 |
営業時間 | 夏期 8:15~17:15、冬期 9:00~16:00 ※季節によって運行時間が異なるため、公式サイトを要確認 |
休業日 | 整備点検運休期間 ※直近は2025年1月11日~1月24日 |
アクセス | 洞爺湖温泉街から車で約10分、新千歳空港から車で約1時間20分 |
料金 | 【往復】大人(中学生以上)1,800円、小人(小学生)900円 |
公式サイト |
北海道の自然に出会える観光スポットを満喫しよう
この記事では、北海道の自然が楽しめる観光スポットを紹介しました。北海道には山、海、湖などそれぞれ魅力が異なる自然の絶景スポットがたくさんあります。
北海道旅行の際は、ぜひ今回紹介したさまざまな自然のスポットを訪れて、その美しさをぜひ味わってみてくださいね!
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