【下呂温泉】1泊2日の観光におすすめのモデルコース！女子旅にも

下呂温泉観光！1泊2日のおすすめモデルコースを紹介

下呂温泉は岐阜県にある日本三名泉の一つに数えられる温泉街です。江戸時代には朱子学者の林羅山が「天下の三名泉」と褒め称えたことでも知られています。

無色透明の美肌の湯に入って疲れを癒やすのはもちろん、飛騨牛に舌鼓を打ったり、川のせせらぎを聞きながら噴水池で足湯に入ったり、合掌村で各種体験プログラムに参加したりするのがおすすめです。

この記事では、1泊2日のプランで下呂温泉を楽しみつくせるモデルコースをご紹介。1人旅や女子旅にもぴったりな内容になっているので、ぜひチェックしてみてください。

下呂温泉観光1日目のモデルコース

下呂温泉の観光は温泉宿の雰囲気を満喫できる観光スポットやグルメスポット、温泉宿を押さえておくのがポイントです。ここからは、1日目のモデルコースをご紹介します。

無理なく周れる観光スポットを厳選しているので、女子旅にもおすすめです。

【11:00】下呂温泉に到着

下呂温泉の観光スタート！

下呂温泉へは、名古屋からJR特急ひだで約1時間半、もしくは車で高速を利用して約2時間でアクセスが可能です。とにかく早くアクセスしたい方は特急電車を、下呂温泉に着いた後に車で周囲の観光スポットを見てまわりたい方には車がおすすめです。

基本的には下呂温泉まで車で行き、宿に車を停めて散策をするのがおすすめですよ。

＼下呂温泉の詳しいアクセス方法をチェック／

【11:30】下呂のご当地グルメを堪能

有名な飛騨牛や郷土料理の鶏ちゃんを食べる

下呂温泉に着いて飛騨川のせせらぎや足湯、温泉街ならではのノスタルジックな雰囲気を感じたら、下呂温泉ならではのご当地グルメを味わうのがおすすめです。

下呂温泉では、ブランドの飛騨牛や納豆を食べて育ったなっとく豚、鶏肉やキャベツをニンニク・唐辛子などで味付けして調理する鶏ちゃんなどのグルメが人気となっています。

昼ごはんに飛騨牛のステーキや肉寿司などを食べて、さっそく下呂温泉の魅力を満喫しましょう！飛騨の山や川の幸を、落ち着いた雰囲気の店内で堪能できますよ。

【13:00】温泉寺

源泉が湧き出す湯薬師尊如来像が見守るお寺

JR下呂温泉駅から徒歩15分ほど離れた場所にある温泉寺は、地蔵堂から173段ある階段を登ったところにあります。境内からは下呂温泉郷を一望できるのが魅力のスポットです。

高台にある神社の静けさと景観の美しさで訪れる人は後を絶ちません。本堂前には湯薬師如来尊像が置かれており、下呂温泉の霊湯が足下から湧き出しています。

温泉寺の境内と景観を余裕をもって楽しむなら、滞在時間は30分〜1時間ほどです。

【14:00】さるぼぼ七福神社

さるぼぼに囲まれたSNS映えする神社

さるぼぼ七福神社は、温泉寺から徒歩で約10分、白鷺橋から歩いてすぐの場所にある穴場の神社です。飛騨の特産品で猿の赤ちゃんを模した「さるぼぼ」で作った七福神の像やマスコットが境内の至る場所に配置され、温泉むすめ 下呂美月のパネルなどが立っていますよ。

さるぼぼの置物やキーホルダー、お守りなどのお土産も手軽に買えるスポットです。少ない時間でも回れる観光スポットなので、30分もあれば楽しめるでしょう。

【15:00】下呂噴泉池

飛騨川の真横にある天然源泉の足湯

下呂噴泉池は、飛騨川のせせらぎを聴きながら足湯を楽しめるスポットです。さるぼぼ七福神社からは徒歩7分でアクセスできます。飛騨川の間近で足湯が楽しめる開放感は唯一無二！足湯で散策の疲れを癒やしたり、飛騨の大自然を全身で感じたりしましょう。

下呂温泉の中央にあるので、観光の合間に立ち寄りやすいスポットですよ。

【15:30】ゆあみ屋でプリンやソフトクリームを食べる

ご当地食材を使用した限定スイーツが楽しめる

足湯で日頃の疲れを癒やしたら、温泉街を散策しつつスイーツを楽しんでみましょう。

ゆあみ屋は、温泉神社の隣、チャップリン像のそばにあるお土産屋・甘味処です。現地のこだわり食材をふんだんに使ったほんわかプリンやげろプリンソフト、温玉ソフトなど、ここでしか食べられない限定スイーツが店頭で食べられるほか、温泉成分が含有されたコスメも。

スイーツと有効成分が豊富なコスメをお土産に買って、旅の思い出を作ってみては？

【17:00】旅館・ホテルにチェックイン

美人の湯と絶品グルメを楽しむ温泉旅館

下呂温泉でゆったりと過ごすには、飛騨川のほとりに建っている下呂温泉 水明館がおすすめ！山水閣・飛泉閣・臨川閣のそれぞれに大浴場があり、とくに飛泉閣の展望大浴場は24時間利用できる大浴場。早めにチェックインして温泉めぐりしてみてはいかが？

日本画や陶芸、茶室、能舞台など、日本の伝統芸術を間近に感じられる空間も魅力。

館内ではご当地の食材をふんだんに使ったフレンチや中華、日本料理などが楽しめるので、美味しいだけじゃなく、驚きと感動のある食事体験を満喫できるでしょう。　

【20:00】温泉街を散策

ノスタルジックな景観が楽しめる夜散歩

下呂温泉の中心市街は、下呂温泉 水明館の周辺にあるエリアです。あたりが暗くなってから川沿いやJR下呂温泉駅までの道を散策することで、昼間に見た下呂温泉街とはまた一味異なった温泉街ならではのノスタルジックな風景を楽しめるでしょう。

将棋の駒の形をした湯めぐり手形を購入すれば、宿泊する旅館の温泉だけでなく、加盟旅館のうち3軒の温泉に入れます。

家族や友人、恋人とゆったりと夜の温泉街を散歩してみてはいかがでしょうか？

下呂温泉観光2日目のモデルコース

下呂温泉周辺には朝市や伝統文化を満喫できる合掌村など、たくさんの観光スポットがまだまだあります！

車で観光を楽しむ場合には、岐阜や名古屋までの帰り道で、歴史好きにはたまらない郡上八幡、美しい景観で話題の名もなき池などに立ち寄るのもおすすめですよ。

【10:00】下呂温泉 いでゆ朝市

地元の陶器や木工細工などをお買い物

下呂温泉のいでゆ朝市は、地元の特産品を生産者が直接販売している朝市です。陶器や木工細工、ブルーベリージャム、トマトジュース、味噌、こんにゃくなどが買えます。温泉街の朝市ならではの独特な雰囲気と掘り出し物が見つけられるワクワク感があります。

生産者によっては、気になった商品を電話やメールで取り寄せられる場合もありますよ。出品される商品はその時によって異なるので、現地に行ってからのお楽しみです。

【11:00】下呂温泉合掌村

江戸時代の伝統的な生活を追体験できる

朝市を見てまわったら、下呂温泉合掌村を訪れてみましょう。白川郷から移築した合掌造りの民家でかつての集落を再現した観光スポットです。

旧家には民俗資料館があるほか、円空館、飛騨高椅神社があります。ロクロ体験や陶器の絵付体験、さるぼぼ作り、紙漉き体験など、伝統文化や工芸品に生で触れられる体験に参加できるのが魅力です。

飲食店では、イワナやあゆの塩焼き、そばうどん、こだわりの和スイーツも楽しめます。

【14:00】郡上八幡の古い町並み

銘水地と紅葉、城下町で有名な観光スポット

下呂温泉から車で約1時間の場所にある郡上八幡の古い街並みは、侍町の面影を残した古い街並みと清流、美しい紅葉などを楽しめる城下町です。400年以上の歴史をもつ郡上おどりは夏の風物詩として有名ですよ。

郡上八幡博物館では、曜日・時間指定で郡上おどりを実演しています。15分間の実演で国重要無形民俗文化財に指定されている郡上おどりを間近で楽しめますよ。踊り手の後ろに表示される画面パネルを見ながら、踊り手になりきってみるのも面白いでしょう。

伝統家屋と水路のある景観にいると、タイムスリップしたような感覚になるかもしれません！

【14:30】郡上八幡城

真っ赤な紅葉が錯覚させる「天守炎上」の景観

郡上八幡城は、江戸時代末期に築城された山城です。戊辰戦争後に取り壊された郡上八幡城でしたが、1933年に郡上八幡の町のシンボルとして木造天守が再建されました。場内に一歩足を踏み入れるとギシギシと木の音が鳴り、1階〜2階は吹き抜けになっています。

城の敷地内に植樹されているのは、そのほとんどが紅葉です。そのため、秋口になると真っ赤に色づいた紅葉が白亜の郡上八幡城の城壁を囲っている様子が見られます。

作家の司馬遼太郎氏が感動して作品に感想を残したとされる絶景の郡上八幡城。四季折々の花々や木々の絶景を堪能しながら、珍しい木造建築のお城の散策を楽しんでみては？

【16:00】名もなき池（モネの池）

まるでモネの絵画のようなSNS映え必至の池

名もなき池（モネの池）は、透明度の高い湧水と美しい睡蓮の花、池を泳ぐ鯉がまるで絵画のような景観を生み出している池です。写真がSNS映えすると人気を博していますよ。

5〜10月には睡蓮、6〜7月には紫陽花、11〜12月には紅葉のシーズンをむかえます。

その時々の天候や光の差し込み具合、池の中の状態によって景観は千差万別です。絵画のような自然の絶景を写真におさめてみましょう。

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1泊2日で下呂温泉観光を満喫しよう！

この記事では、下呂温泉と周辺にある有名観光スポットを1泊2日でまわるモデルコースをご紹介しました。日本三名湯の一つに数えられる下呂温泉は、美肌の湯や飛騨牛を筆頭とするグルメ、歴史と伝統を体験できる合掌村など、見どころがいっぱい！

日程に余裕があれば、ルートの途中にある郡上八幡や名もなき池を訪れて岐阜の自然を満喫するのもおすすめです。気になる観光スポットをピックアップして、自分だけのコースを作ってみましょう。

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