
ポートランドの物価は高い?節約術や日本との比較も紹介
アメリカの50州の中でも特に住みやすいといわれているオレゴン州・ポートランド。この記事では、ポートランドの最新物価情報を、食費から交通費、ホテル代まで、日本(東京)と比較しながら徹底解説します!旅行費用を抑える節約のコツもご紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。

アメリカの50州の中でも特に住みやすいといわれているオレゴン州・ポートランド。この記事では、ポートランドの最新物価情報を、食費から交通費、ホテル代まで、日本(東京)と比較しながら徹底解説します!旅行費用を抑える節約のコツもご紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
\NEWTでおトクに旅行しませんか✈️/
\ポートランドの人気ホテルをチェック!/
くわしくは下の「ホテルをみる」をタップ!
ポートランドの最新物価情報!日本より全体的に高め?
結論からいうと、2025年11月現在、ポートランドの物価は日本(東京)と比較して全体的に高い傾向にあります。特に外食費やホテル代は、日本よりもかなり割高に感じるでしょう。
しかし、ポートランドが属するオレゴン州には、アメリカのほかの多くの州と異なる「消費税がゼロ」という大きなメリットがあります!
まずは、ポートランドの物価の相場を日本と比較した表を見てみましょう。※2025年11月時点、1ドル=約150円で換算
商品・項目 | ポートランド価格(米ドル) | ポートランド価格(日本円目安) | 日本(東京)価格(目安) |
|---|---|---|---|
ミネラルウォーター(500ml) | 2~3ドル | 約225~375円 | 約100円 |
レストランでの食事(ディナー) | 40ドル(チップ・税除く) | 約7,500~15,000円 | 約3,000円 |
ローカルな食堂(フードカート) | 18ドル | 約1,500~2,250円 | 約1,500円 |
コーヒー(カフェラテ) | 3.65ドル | 約750~900円 | 約500円 |
タクシー初乗り | 5ドル | 約450~750円 | 約500円 |
鉄道(MAXライトレール) | 2.8ドル(2.5時間有効) | 約420円 | 約180円(東京メトロ) |
バス(TriMetバス) | 2.8ドル(2.5時間有効) | 約420円 | 約210円(都営バス) |
ホテル代(中級クラス1泊) | 150~250ドル | 約22,500~37,500円 | 約10,000~20,000円 |
クラフトビール(パイント) | 6~8ドル | 約900~1,200円 | 約600~900円 |
\NEWTでおトクに旅行しませんか✈️/
食費の物価情報
ポートランドの食費は、利用するお店によって価格帯が大きく変わります。レストランでのディナーは、チップ(料金の15〜20%が相場)も含めると、日本円で1人1万円を超えることも珍しくありません。「ポートランドの物価が高い」と感じる最大の要因かもしれません。
しかし、ポートランドはフードカート天国!市内各所にフードカートが集まるエリア(ポッド)があり、世界各国の料理を10〜15ドル(約1,500〜2,250円)ほどで楽しめます。ローカルな食事で費用を抑えたいなら、フードカートの利用が断然おすすめです!
また、ポートランドは「サードウェーブコーヒー」文化が根付く街。カフェでのコーヒーはラテ1杯で4〜6ドル(約600〜900円)と日本より高いですが、そのクオリティは格別。クラフトビールの聖地でもあり、パブで飲む1パイント(約473ml)のビールは6〜8ドル(約900〜1,200円)が相場です。
交通費・移動の費用の物価情報
ポートランド市内の移動は、公共交通機関「TriMet(トライメット)」が運営するMAXライトレール(鉄道)とバスが中心です。空港からダウンタウンまでもMAXライトレールで簡単アクセスできます。
料金は非常にシンプルで、どの距離に乗っても1回(2.5時間有効)2.8ドル(約420円)、1日乗車券(Day Pass)は5.6ドル(約840円)です。日本の初乗り運賃と比較すると高く感じますが、2.5時間以内なら乗り放題なので、観光の計画を立てればおトクに移動できます!
タクシーは流しのものが少なく、UberやLyftといったライドシェアが主流です。
交通手段 | ポートランドでの価格例 | 日本(都内)での価格例 |
|---|---|---|
鉄道(MAXライトレール) | 2.8ドル(約420円)/2.5時間 | 170円~(初乗り) |
バス(TriMetバス) | 2.80ドル(約420円)/2.5時間 | 210円~(初乗り) |
1日乗車券(TriMet) | 5.6ドル(約840円) | 700円(東京メトロ24時間券) |
タクシー初乗り | 5ドル(約750円) | 500円 |
その他、ポートランド旅行で気になる項目の価格
ポートランド旅行で訪れたい観光スポットの入場料も気になりますよね。人気のスポットの入場料目安は以下の通りです。オレゴン州は消費税ゼロなので、表示価格=支払価格なのがうれしいポイントです!
- ポートランド日本庭園(Portland Japanese Garden):大人:22.5ドル(約3,375円)
- ピトック邸(Pittock Mansion):大人:17ドル(約2,550円)
- ポートランド美術館(Portland Art Museum):大人:27.5ドル(約4,125円)
- オレゴン動物園(Oregon Zoo):大人:26ドル(約3,900円) ※時期・曜日により変動あり
\ポートランドの人気ホテルをチェック!/
くわしくは下の「ホテルをみる」をタップ!
ポートランドの通貨・為替レート情報
ポートランドで使用される通貨は、もちろんアメリカ・ドル(USD)です。「$」や「USD」と表記されます。
使用される紙幣は、1ドル、5ドル、10ドル、20ドル、50ドル、100ドルの6種類(※)。硬貨は、1セント(ペニー)、5セント(ニッケル)、10セント(ダイム)、25セント(クォーター)の4種類です。
為替レートは日々変動しますが、2025年11月時点では、1ドル=約150円で推移しています。100ドルのものを買ったら約15,000円、と円安の影響で日本円換算では高く感じやすい状況です。
両替は、日本の空港や銀行で行うのが最もレートがいい傾向にあります。現地ポートランド国際空港や市内の銀行、ホテルでの両替は手数料が割高になるため、最低限にしておくのがおすすめです。ポートランドはキャッシュレス化が進んでおり、ほとんどの場所でクレジットカードが利用できるため、現金はチップやフードカート用に少し持っておく程度でも大丈夫ですよ!
※2ドル札もありますが、ほぼ流通していません
ポートランド旅行の費用相場は?
ポートランド旅行に必要な費用は、滞在日数や旅行の目的、ホテルのランクによって大きく変わります。日本からの直行便は2025年現在運休中(※要確認)のため、シアトルやサンフランシスコ、バンクーバーなどを経由するのが一般的。
航空券は、オフシーズン(秋冬)で約15万円〜、ハイシーズン(夏)で約20万円〜が相場です。
3泊5日のポートランド旅行の費用相場
ポートランド観光の一般的な滞在日数、3泊5日の費用相場はこちらです。
費用項目 | 1名あたりの費用目安 |
|---|---|
航空券(経由便) | 約150,000円〜 |
ホテル代(3泊) | 約60,000円〜(1泊2万円~) |
現地での食費 | 約45,000円〜 |
交通費(TriMet) | 約2,000円〜 |
観光・アクティビティ代 | 約10,000円〜 |
Wi-Fi・SIMカード代 | 約3,000円〜 |
お土産代 | 約10,000円〜 |
合計 | 約280,000円〜 |
4泊6日のポートランド旅行の費用相場
もう少しゆったりと、郊外の自然(コロンビア川渓谷など)にも足を延ばしたい場合は4泊6日がおすすめです。
費用項目 | 1名あたりの費用目安 |
|---|---|
航空券(経由便) | 約150,000円〜 |
ホテル代(4泊) | 約80,000円〜(1泊2万円~) |
現地での食費 | 約60,000円〜 |
交通費(レンタカー・ツアー代含む) | 約15,000円〜 |
観光・アクティビティ代 | 約15,000円〜 |
Wi-Fi・SIMカード代 | 約4,000円〜 |
お土産代 | 約15,000円〜 |
合計 | 約339,000円〜 |
ポートランド旅行の費用を抑える節約のコツ!
物価が高いポートランドですが、工夫次第で旅行費用を賢く節約できます!海外旅行初心者でも簡単に実践できるコツを3つご紹介します。
1. オレゴン州は消費税ゼロ!ショッピングが最大の節約術
ポートランド旅行最大の魅力!オレゴン州は消費税(セールスタックス)が0%です。アメリカの他都市(例:ロサンゼルス約9.5%、ニューヨーク約4〜8.875%)では、表示価格に加えて消費税がかかりますが、ポートランドでは表示価格のまま購入できます。
特に、Apple製品やナイキなどのスニーカー、パタゴニアなどのアウトドアブランド品は、日本で買うよりかなり安くなることも!欲しいものがある場合は、ポートランドでのショッピングが最大の節約につながりますよ。
2. 食事はフードカートを賢く利用する
前述の通り、ポートランドのレストランは高額ですが、フードカートなら安くておいしいグルメを堪能できます。
ダウンタウンには多くのフードカート・ポッド(集合エリア)があり、ランチやディナーに困ることはありません。ボリューム満点なメニューも多いので、お腹も大満足!食費を抑えたい日の強い味方です。
3. TriMetの「Hop Fastpass」を活用する
ポートランド市内の移動は、TriMetの「Hop Fastpass(ホップ・ファストパス)」カードを利用するのがおトクです。これはICカード乗車券で、乗車ごとに2.8ドル(約420円)が引かれますが、1日の利用上限が5.6ドル(約840円)に設定されています。
つまり、1日に3回以上乗車すると、それ以降は無料で乗れる(1日乗車券と同じになる)仕組みです!さらに、1カ月の利用上限も設定されているため、長期滞在者にもおトク。カードは駅の券売機やコンビニなどで購入・チャージできます。
\ポートランドの人気ホテルをチェック!/
くわしくは下の「ホテルをみる」をタップ!
ポートランドの物価は高いが、工夫次第で賢く楽しめる!
ポートランドの物価は、日本と比較すると全体的に高く、特に食費やホテル代は予算を多めに見積もっておく必要があります。
しかし、オレゴン州特有の「消費税ゼロ」という大きなメリットを活かしたショッピングや、フードカートグルメ、おトクな交通パスを利用することで、費用を抑えながらポートランドの魅力を満喫することは十分可能です!
ぜひこの記事を参考に、あなたのポートランド旅行の予算を立ててみてくださいね!
※本記事は情報整理、ライティング補助、誤字チェックなどでAIを活用しています。構成と最終的な確認はNEWT編集部が行っています🙋
cover photo by Unsplash















