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【2024年最新】アメリカ・ナッシュビルの治安は?危険な場所や注意点を解説

アメリカのテネシー州に位置するナッシュビルは、アメリカの中でも治安がいいエリアとされています。しかしいくら治安がいいからと行っても、場所によっては治安が悪い通りやエリアも存在します。今回はアメリカの人気観光都市、ナッシュビルの治安について、夜の様子や治安の悪い場所、女性が気を付けたいポイントなど知っておきたい情報を紹介します。

ライター
Kanako
埼玉県在住。大学時代に旅行に魅了され、世界25カ国以上渡航経験あり。最近では国内旅行の魅力に気づき、全国各地を旅してきました。新卒で広告代理店に入社。フリーランスに転身してからは、1年の約1/3は自宅を離れ、全国各地・世界中で暮らすように旅をしています。旅行・グルメ・カメラが大好きです!
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アメリカのテネシー州に位置するナッシュビルは、アメリカの中でも治安がいいエリアとされています。しかしいくら治安がいいからと行っても、場所によっては治安が悪い通りやエリアも存在します。

今回はアメリカの人気観光都市、ナッシュビルの治安について、夜の様子や治安の悪い場所、女性が気を付けたいポイントなど知っておきたい情報を紹介します。

Contents

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ナッシュビルの治安はいい?悪い?

photo by Kanako

アメリカ・ナッシュビルは日系企業が多く、そのためナッシュビルとその周辺地域は比較的多くの日本人が住んでいるエリアです。

2023年11月現在、外務省から発表されているアメリカ全土の渡航レベルは0と危険レベルは低く、なかでもナッシュビルは、ほかのアメリカの都市と比べると比較的安全で、日中であれば女性がひとり歩きしても大きな問題はありません。しかし、人通りが少ない道は避けるようにすると安心です。

また、ナッシュビルでは犯罪に巻き込まれないための注意も必要ですが、ハリケーンへの注意も必要です。ナッシュビルとその周辺地域が含まれるアメリカ南部地域は、例年6月から11月頃がハリケーン・シーズンとなります。旅行中は気象情報をしっかりと確認し、事前の安全対策に努めましょう。

今回はナッシュビルの夜の様子や治安の悪い場所、注意すべきポイントなどを紹介します。

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ナッシュビルの夜の治安は?

photo by Kanako

ナッシュビルはナイトスポットも多く、夜遅くまでたのしい街です。特にダウンタウンエリアは、夜間でもライブミュージックが流れにぎやかで、夜遅くまで営業しているお店も多くあります。

夜に街を散策したくなる方も多いと思いますが、ナッシュビルで夜に出歩く場合は、女性のひとり歩きはなるべく避けるようにするといいです。特に深夜になると酔っ払いや大騒ぎをしている集団に絡まれる危険性もあります。

ディナーへ行くなど夜に街へ出る機会がある場合は、なるべくひとり歩きは避け、必要以上に夜の出歩きは控える・人通りが少ない路地には行かないようにすると危険リスクを下げられます。

ナッシュビルで治安が悪いとされる要注意エリア・スポット

ナッシュビルはアメリカの中で比較的治安が良いとされる都市ですが、注意が必要なエリアがあります。観光客を狙った犯罪が多いダウンタウンエリアや、人通りが少ない路地など、海外旅行慣れした人でも注意が必要です。

また、車に置きっぱなしの荷物も狙われやすいので、常に貴重品の管理を徹底するようにしましょう。

①夜のダウンタウンエリア

photo by Unsplash

夜のダウンタウンエリアは人が多く、賑やかになります。夜が深まるとともに酔っ払いも増え、大盛り上がりしているグループを見かけるでしょう。

ナッシュビルではナイトライフをたのしむのも観光の醍醐味ですが、相対的にトラブルにあう可能性が増える場合も。ライブミュージックが流れるバーなどのナイトライフをたのしみたい場合は、1人での行動を避け、遅くなりすぎないようにするのがおすすめです。

またホテルに帰る際は、人通りの少ない路地を避け、必要に応じてタクシーなどを利用しましょう。

②路上のゴミや壁の落書きが多い場所・お店に鉄格子が付けられているエリア

photo by Kanako

ナッシュビルは治安が安定しており、観光スポットがある範囲ではそこまで危険なエリアはありません。

ただし、局所的に警戒すべきスポットもあるので、周辺の様子はよく見ておくようにしましょう。ナッシュビルに限った話ではありませんが、チェックするポイントとして、路上のゴミや壁の落書きが多い場所、お店に鉄格子が付けられているエリアは治安に注意が必要なエリアです。

観光客の場合、治安を雰囲気で感じ取ることは難しいですが、路上のゴミ、壁への落書き、お店の鉄格子はとてもわかりやすい指標になります。とくに鉄格子のお店が何軒も並んでいる通りは、盗難事件が多く、治安があまり良くないことを意味します。人通りが多いエリアでも注意するようにしましょう。

アメリカ在住の日本人も鉄格子のお店は、治安の指標にしている場合も多く、うっかり治安の悪いエリアに迷い込まないための対策として有効です。

ナッシュビルで観光客が被害にあいやすい犯罪は?

ナッシュビルで観光客が被害に遭いやすい犯罪としては、スリやひったくりなどの海外でよくある犯罪をはじめ、自動車盗難・車上あらしなどアメリカで多く発生している犯罪もならもあります。旅行へ出発する前にあらかじめよくある犯罪を知っておくと安心です。

①スリ・ひったくり

photo by pixabay ※画像はイメージです。

スリやひったくりは、観光客が巻き込まれやすい身近な犯罪です。開きっぱなしのカバンや後ろポケットに入れたスマートフォンは狙われやすいため、サコッシュなど前掛けできるタイプの小さなカバンを用意しておくと安心です。人混みを歩くときは、スリやひったくりに遭いやすいので、とくに注意してください。

不運にも、もし実際に盗難にあいそうになった場合は、荷物よりも自分の命を優先するようにしてください。必要以上に抵抗することによって、暴行などの思わぬ被害にあってしまう場合も。

また、トイレにうっかり忘れてしまったスマホや、テーブルにおきっぱなしのバックも狙われています。自分の目が届かない場所に貴重品をおくことは避けましょう。

②自動車盗難・車上あらし

photo by Kanako

ナッシュビルでは比較的治安は安定していますが、自動車盗難・車上あらしなど車関連の事件については多く発生しています。

レンタカーを利用する場合は、鍵の閉め忘れや貴重品を車の中に置きっぱなしにすることがないよう注意しましょう。ちょっとだからと車の鍵を開けっぱなしにしたり、覗いたら見えるところにかばんをおいておくような油断は禁物です。高価なものを置きっぱなしにすることも、自動車盗難・車上あらしにつながります。

また、トランクが安全とも限りません。必要以上の荷物を車におかず、ホテルのセーフティーボックスなどを活用するようにしましょう。レンタカーではなく、知人の車に乗る場合も共通です。

雰囲気の悪い路地裏への駐車を避けることも、事件に巻き込まれるリスクを下げられる対策として有効です。

ナッシュビルで被害にあわないための防犯対策

ナッシュビルでよくある被害を紹介しましたが、ここからは実際に被害にあわないための対策をご紹介します。当たり前のことが多いですが、旅行中は自然と開放的な気分になって、うっかり防犯に対する意識が薄れてしまう傾向です。

改めてしっかりと確認し、気を引き締めておくようにしましょう。

①早朝・夜間は出歩かない

photo by pixabay

ただでさえ人通りがなくなり、暗くなる早朝や夜間はそれだけで危険が増します。ホテルから近い場所であっても夜間に1人で気軽に出歩くことは、あまりおすすめできません。

もし夜間や早朝に外出する場合は、1人での外出を避け、なるべく人通りが多く、明るい大通りを歩くようにしましょう。昼間は安全な場所でも夜になると雰囲気が一気に変わる場所もあります。夜間や早朝の外出には細心の注意を払うことが必要です。

②貴重品の管理を徹底する

photo by pixabay ※画像はイメージです。

徹底した貴重品の管理は、スリやひったくり、車上荒らしなどの犯罪に巻き込まれることを未然に防げます。現金は必要以上に持ち歩かず、もしもの時の被害を最小限に抑えるというのも対策の一つ。

ナッシュビルでは車上荒らしなど、車に関連する犯罪も多いため、車の中に荷物を置いておけば安心という考えは危険です。車は鍵をかければ大丈夫と考えがちですが、窓ガラスが割られて荷物が持ち去られたという事例もあります。

日本にいる感覚で荷物をきっぱなしにしたり、後ろポケットに貴重品を入れたりしないようにしましょう。

日本大使館発行の「安全の手引き」も確認しよう

在ナッシュビル日本国総領事館では、安全の手引きを発行しており、ホームページから無料でダウンロードできます。

ナッシュビルを含むテネシー州とその周辺地域の在住者を対象としていますが、事件や事故に巻き込まれないために注意すべきことや、緊急時の対処法などが記載されていて、旅行者にも役立つ情報が多いので、渡航前に確認するようにしましょう

もしナッシュビルで犯罪の被害にあってしまった時の連絡先

どんなに貴重品の管理や夜間の行動などに注意していても犯罪の被害にあってしまうことはあります。そんな時は慌てずに適切な対応を取ることが大切です。被害にあってしまった時に、まず必要な緊急連絡先を紹介します。

緊急通報先

photo by Kanako

アメリカでの緊急連絡先は「911」です。日本では警察は「110」、消防や救急車は「119」とそれぞれ異なる連絡先がありますが、アメリカでは「911」に統一されています。日本の消防や救急車の緊急連絡先を、逆にダイヤルすればいいと覚えておきましょう。

また盗難などに遭った場合など、緊急時以外は「911」ではなく、最寄りの警察署に足を運び、相談するようにしましょう。

在ナッシュビル 日本国総領事館

photo by Unsplash

ナッシュビルで、パスポートの盗難や思わぬ犯罪の被害に遭った時は、まずは最寄りの警察署でポリスレポートを作成してもらいましょう。ポリスレポートはパスポートを紛失した・盗難にあった場合、「帰国のための渡航書」の申請に必要です。

手続きなどで困った時は、総領事館へ連絡することでサポートしてもらえることもあります。現地警察への届け出に関する助言をしてもらえたり、パスポートの盗難に関しては「帰国のための渡航書」の発給手続きなどを行ってくれます(要手数料)。

詳しくは在ナッシュビル 日本国総領事館の公式サイトを参照してください。

在ナッシュビル 日本国総領事館の連絡先

治安情報をチェックしてナッシュビル旅行を楽しもう!

アメリカ・ナッシュビルは比較的治安のいいエリアですが、スリやひったくり、自動車盗難・車上あらしなどは日々発生しています。アメリカにいるということを忘れずに、細心の注意をはらってすごすことが大切です。夜のひとり歩き、薄暗い路地、観光客が少ないローカルエリアは避けると安心でしょう。

犯罪に巻き込まれないために、貴重品の管理を徹底するなど、自分自身で対策することがポイントです。旅行の開放感でついつい気持ちが緩むことがあるかもしれませんが、日本とは文化や風習も違う異国に来ているということを、常に意識して旅行をたのしむようにしてください。


※治安は地域によっては短期間で変動する場合もあるため、渡航の際には必ず最新情報をお調べください。

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