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【2024年最新】アメリカ・アトランタの治安は?危険な場所や注意点を解説

アメリカのジョージア州に位置するアトランタは、エリアによって治安に注意する必要がある都市です。治安が不安定なエリアもある一方で、観光スポットが多いダウンタウンエリアでは比較的落ち着いているので、安心して観光をたのしめます。今回はアメリカの人気観光都市、アトランタの治安について、夜の様子や治安の悪い場所、女性が気を付けたいポイントなど知っておきたい情報を紹介します。

ライター
NEWT編集部
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アメリカのジョージア州に位置するアトランタは、エリアによって治安に注意する必要がある都市です。治安が不安定なエリアもある一方で、観光スポットが多いダウンタウンエリアでは比較的落ち着いているので、安心して観光をたのしめます。

今回はアメリカの人気観光都市、アトランタの治安について、夜の様子や治安の悪い場所、女性が気を付けたいポイントなど知っておきたい情報を紹介します。

Contents

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アトランタの治安はいい?悪い?

photo by Unsplash

アメリカ・アトランタは日本からの直行便が就航し、世界的な企業の本社もあるアメリカ南部エリアにある大都市。周辺エリアに住む日本人は食材の買い出しなどにアトランタを訪れるため、日本人の姿も見られる都市です。

2023年11月現在、外務省から発表されているアメリカ全土の渡航レベルは0と、危険レベルは低いです。現在は治安が改善傾向のアトランタですが、一時期は全米で最も危険な都市371都市の3位にランクインするなどかなり治安の悪い街として知られていました。そのため、現在でも治安に注意が必要なエリアは多く、夜間のひとり歩きなどには特に注意が必要です。

また、アトランタはアメリカ南部に位置する街のため、ハリケーンへの注意も必要です。例年6月から11月頃がハリケーン・シーズンとなります。この時期に旅行をする場合は気象情報をしっかりと確認し、事前の安全対策に努めましょう。

今回はアトランタの夜の様子や治安の悪い場所、注意すべきポイントなどを紹介します。

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アトランタの夜の治安は?

photo by pixabay

せっかくの海外旅行はナイトライフもたのしみたいという方も多いのではないでしょうか。ナイトスポットに出かける場合は、どこでもひとり歩きすることはやめましょう。また、遅くなりすぎる前にホテルに戻るようにし、ほどほどにたのしむのがおすすめです。

ホテルまで帰る際は、大通りなどのなるべく明るく人通りのある通りを選び、間違えても路地裏は歩かないように注意してください。また、ホテルまで少し距離がある場合は、タクシーや配車アプリを利用するのがおすすめ。夜のひとり歩きはとくに危険が大きいので、可能な限り避けてください。

アトランタで治安が悪いとされる要注意エリア・スポット

アトランタの治安は改善傾向ですが、注意が必要なエリアがあります。観光客がよく訪れるダウンタウンエリアのすぐ近くにも治安に注意が必要なエリアがあります。うっかり迷い込むことがないように注意が必要です。

①アデアパーク

photo by pixabay

アデアパークはダウンタウンエリアからほど近くのエリア。このエリアでは、低所得者が多く住み、日常的に強盗殺人などの凶悪犯罪が発生しています。アトランタ観光で定番スポットなどが特にあるエリアではないので、むやみに近づかないようにしましょう。

また、昼間でも犯罪が多く発生しているエリアです。日中だから大丈夫ということはないため、十分に注意しましょう。

②グローブパーク

photo by pixabay ※画像はイメージです。


グローブパークは、ギャング間の闘争やギャング関係者を狙った犯罪が目立つエリアです。観光客狙いの犯罪は少ないですが、決して治安がいいエリアではないため、必要以上に近寄らないようにしましょう。思わぬ事件に巻き込まれる危険性があります。

観光地から離れているため、観光目的で訪れることはないと思いますが、興味本位で訪れるのはおすすめできません。

③メカニクスビル

photo by Unsplash ※画像はイメージです。

メカニクスビルは、ダウンタウンエリアの南に位置しています。アトランタの中でも犯罪率が高い地域で、殺人、暴行、強盗、その他の暴力行為などさまざまな犯罪が多発するエリアです。周辺は低所得者層が暮らすエリアという一面も持っています。

お店の窓やドアには鉄格子が設置されていることも多く、治安への不安が大きい様子が伺えます。観光地が多いダウンタウンエリアからすぐ近くなので、注意するべきエリアだと知らずに迷い込まないように注意してください。

④早朝や夜間のガソリンスタンドやスーパー

photo by pixabay ※画像はイメージです。

アトランタではガソリンスタンドでの事件が目立ちます。とくに早朝や深夜のガソリンスタンドは暗く、人通りが少ないため、犯罪に巻き込まれるリスクが上がります。

過去には、給油時に拳銃を突きつけられて車を奪われた事件や、給油時にドアを開けられて車内の貴重品の盗難にあったケースなどがあります。日本では考えられないような事件ですが、ガソリンスタンドでの給油中も注意が必要です

また、ガソリンスタンドに立ち寄る際は周辺エリアの雰囲気をチェックして、しっかりと店舗を選ぶことも予防のひとつ。周辺に鉄格子が付いたお店や、通りのゴミ・落書きの有無がチェックポイントです。

アトランタで観光客が被害にあいやすい犯罪は?

アトランタで観光客が被害に遭いやすい犯罪としては、スリやひったくりなどの海外でよくある犯罪をはじめ、アメリカで頻発している自動車盗難・車上あらしなどです。旅行へ出発する前にあらかじめよくある犯罪を知っておくと安心です。

①スリ・ひったくり

photo by Unsplash ※画像はイメージです。

スリは日本人旅行者がもっとも巻き込まれやすい犯罪です。開きっぱなしのカバンや後ろポケットに入れたスマートフォンは狙われやすいため、口がしっかりと閉められるジッパー付きのバックが安心。また、貴重品は必ずバックの中にしまうことを習慣付けておくといいでしょう。

繁華街やイベント会場などの人混みは、スリやひったくりにあいやすいので、とくに注意してください。

ただし、もし実際に盗難にあいそうになった場合は、自分の命を優先するようにしてください。抵抗することによって、暴行など必要以上の被害にあってしまうことがあります。

②自動車盗難・車上あらし

photo by Unsplash ※画像はイメージです。

レンタカーを利用する場合は、鍵の閉め忘れや貴重品を車の中に置きっぱなしにすることがないように注意しましょう。短時間だからといって車の鍵を開けっぱなしにしたり、覗いたら見えるところにかばんをおいておくような行為は禁物です。

高価なものを置きっぱなしにする行為や、トランクに入れたから安心という考え方も注意しましょう。日本では日常的にやっている行動が、アメリカでは自動車盗難・車上あらしにつながります。

貴重品はホテルのセーフティーボックスにいれたり、雰囲気の悪い路地裏への駐車を避けたりすることも、事件に巻き込まれるリスクを下げられる対策として有効です。

アトランタで被害にあわないための防犯対策

ここまでアトランタでよくある被害を紹介しましたが、実際に被害にあわないための対策をご紹介します。当たり前のことが多いですが、旅行中は自然と開放的な気分になって、つい防犯に対する意識が薄れてしまう傾向です。

①早朝・夜間は出歩かない

photo by Unsplash

早朝や夜間は暗く、人通りも少ないため、それだけで危険が増します。ホテルから近い場所であっても夜間に1人で気軽に出歩くことは、あまりおすすめできません。またコンビニやスーパーなどのお店の中でも人気がなくなるので、危険が増します。

もし夜間や早朝に外出する場合は、1人での外出を避け、なるべく人通りが多く、明るい大通りを歩くようにしましょう。また店内での一人行動を避けると安心です。

昼間は安全な場所でも夜になると雰囲気が一気に変わる場所もあるため、日中は行ってみて大丈夫そうだったからと安易に考えないようにすることも大切。夜間や早朝の外出には細心の注意を払うことが必要です。

②貴重品の管理を徹底する

photo by Unsplash ※画像はイメージです。

貴重品管理を徹底することで、スリやひったくり、車上荒らしなどの犯罪に巻き込まれることを未然に防げます。もしもの時の被害を最小限に抑えるために、必要以上の現金を持ち歩かないことも対策のひとつです。

アトランタでは、車上荒らしなど車に関連する犯罪も多いため、鍵をかけておけば荷物を置いても安心、という考えは危険です。駐車場に車を置いておいたら、窓ガラスが割られて荷物が持ち去られたいたという事例や、車ごと盗まれたという事例もあります。

日本にいる感覚で短時間だからと荷物をきっぱなしにしたり、後ろポケットに貴重品を入れたりしないようにしましょう。

日本大使館発行の「安全の手引き」も確認しよう

在アトランタ日本国総領事館では、安全の手引きを発行しており、ホームページから無料でダウンロードできます。アトランタ周辺地域在住者を対象としていますが、事件や事故に巻き込まれないために注意すべきことや、緊急時の対処法など、旅行者にも役立つ情報がたくさん掲載されています。犯罪の傾向などもわかるので、渡航前に確認するようにしましょう。

もしアトランタで犯罪の被害にあってしまった時の連絡先

どんなに貴重品の管理や夜間の行動などに注意していても犯罪の被害にあってしまうことはあります。そんな時は慌てずに適切な対応を取ることが大切です。
被害にあってしまった時に、まず必要な緊急連絡先をご紹介します。

緊急通報先

photo by pixabay ※画像はイメージです。

アメリカでの緊急連絡先は「911」です。日本では警察は「110」、消防や救急車は「119」とそれぞれ異なりますが、アメリカでは「911」とすべての緊急連絡先が1つに集約されています。日本の消防や救急車の緊急連絡先をダイヤルすればいいと覚えておくと、急に必要な時に役立ちます。

また盗難などに遭った場合など、緊急時以外は「911」ではなく、最寄りの警察署に足を運び、相談するようにしましょう。

在アトランタ日本国総領事館

photo by Unsplash ※画像はイメージです。

アトランタやその周辺地域で、パスポートの盗難や思わぬ犯罪の被害に遭った時は、まずは最寄りの警察署でポリスレポートを作成してもらいましょう。パスポートを紛失した・盗難にあった場合に申請する「帰国のための渡航書」にはポリスレポートが必要になります。

手続きなどで困った時は、総領事館に相談してみることでサポートしてもらえる場合もあります。現地警察への届け出に関する助言をしてもらえたり、パスポートの盗難に関しては「帰国のための渡航書」の発給手続きなどを行ってくれます(要手数料)。

詳しくは在アトランタ日本国総領事館の公式サイトを参照してください。開館時間(領事窓口時間・予約のみ)は、毎週月曜日から金曜日の9時〜12時30分、13時30分〜16時です。

在アトランタ日本国総領事館の連絡先

治安情報をチェックしてアトランタ旅行を楽しもう!

アメリカ・アトランタはエリアによって注意が必要な都市です。観光スポットが多いダウンタウンエリアは、比較的治安が安定していますが、夜のひとり歩きなどには注意が必要です。アメリカにいるということを忘れずに、細心の注意をはらってすごすことが大切です。薄暗い路地、観光客が少ないローカルエリアは避けると安心でしょう。

犯罪に巻き込まれないために、貴重品の管理を徹底するなど、自分自身で対策することがポイントです。旅行の開放感でついつい気持ちが緩むことがあるかもしれませんが、日本とは文化や風習も違う異国に来ているということを、常に意識して旅行をたのしむようにしてください。


※治安は地域によっては短期間で変動する場合もあるため、渡航の際には必ず最新情報をお調べください。

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