【2024年最新】タイで使えるSIMカードは?簡単・おトクな買い方や使い方を解説
旅行などでタイに行く場合、現地で必要になるのが通信手段の確保。主な選択肢は国際ローミング、SIMカード、eSIM、Wi-Fiルーターの4つです。この記事では、タイで通信手段を確保する方法をご紹介。とくに一般的になりつつある海外用SIMカードを使うための準備についても解説するので、ぜひ参考にしてくださいね!
旅行などでタイに行く場合、現地で必要になるのが通信手段の確保。主な選択肢は国際ローミング、SIMカード、eSIM、Wi-Fiルーターの4つです。
この記事では、タイで通信手段を確保する方法をご紹介。とくに一般的になりつつある海外用SIMカードを使うための準備についても解説するので、ぜひ参考にしてくださいね!
\NEWTでおトクに旅行しませんか✈️/
タイでの通信方法を比較!
日本でスマホを使っている人が海外で通信手段を確保するには、どのような方法があるのでしょうか。
主な手段は、国際ローミング、SIMカード・eSIM・Wi-Fiルーターの4つ。海外で携帯電話の端末を購入する方法もありますが、高価になるためここでは除外します。
\NEWTでおトクなタイ旅行をチェック!/
人気のタイツアーで在庫に限りがあるため、ご予約はお早めに!
国際ローミングを利用する
最初にご紹介する通信手段は、各携帯会社が提供している国際ローミングを利用する方法です。日本の主なキャリアはタイでの国際ローミングに対応しているので、使用手続きをしておけば、タイでもスマホを利用できます。
国際ローミングのメリット
国際ローミングのメリットは、日本で簡単な手続きをしておけば現地ですぐに使え、手間が少ないことです。またいつもと同じ感覚、同じ携帯番号でスマホを使用できるのもメリットだといえます。
国際ローミングのデメリット
国際ローミングのデメリットは料金が高くなりがちなことです。近年になって料金は下がってきていますが、キャリアによっては他の方法よりも料金が高くなることがあります。また日本から遠い国だと音声の遅延が気になることも。そして日本のギガをそのまま消費するため、旅行先での調べ物などでネット接続の機会が増えるとギガを使いきってしまう可能性があります。
タイ向けのSIMカードを購入する
次に利用しやすい方法は、タイにいる間だけ使えるSIMカードを購入し、日本で使っているSIMカードと交換することです。いつも使っているスマホにタイの通信会社のSIMカードを入れるだけで、現地の回線を使用して通信ができます。
SIMカードのメリット
現地のSIMカードを使うメリットは、一般的にインターネットの速度が速いことです。また料金も海外ローミングより安いことが多くなります。そしてモバイルWi-Fiとの比較では、充電不要であることや機器がかさばらないこともメリットです。
SIMカードのデメリット
SIMカードを使うためには基本的にSIMフリーのスマホが必要になります。近年はSIMフリーのスマホが増えているため、とくに問題にならないことも。しかしSIMフリーではないスマホの場合は、SIMロックを解除する必要があります。また旅行中は日本の電話番号が一時的に使えなくなるのもデメリットです。
タイ向けのeSIMを利用する
eSIMは、スマホ本体に埋め込まれた内蔵型SIMのこと。従来のSIMのように抜き差しする必要がなく、プロバイダとの契約時に契約者情報を書き込むことで使用できるようになります。eSIM対応機種なら、タイでスマホを使う場合にオンラインで現地の回線契約を行えば、そのままスマホが使えるようになります。
eSIMのメリット
SIMの入れ替え作業ではうっかりSIMを傷つけたり折ったりしてしまうことがありますが、eSIMには破損の心配はありません。またオンラインで手続きするだけで到着後すぐに使用できるのもメリットです。
eSIMのデメリット
eSIMは近年普及してきていますが、まだ使えるスマホが限定されているのが現状。そして日本でもeSIMを使っている場合、日本でのプロファイルを一度削除するので、帰国時に再発行手続き(有料)が必要となります。また設定はすべてオンラインで便利ですが、慣れていない人は設定に手間どるかもしれません。
Wi-Fiルーターを利用する
従来、もっとも多く利用されていたのがWi-Fiルーターです。その理由は海外ローミングの値段が以前は高く、Wi-Fiルーターの方がかなり安かったから。こちらはWi-Fiルーターの端末を持ち歩き、スマホはWi-Fiルーターに接続して使います。
Wi-Fiルーターのメリット
Wi-Fiルーターは複数台で接続できるのが大きなメリット。グループで常に一緒に行動する場合、複数人・多機種で接続できるので、それぞれが海外ローミングや海外SIMの準備をする必要がなくなります。
Wi-Fiルーターのデメリット
持ち運ぶ荷物を少なくしたい場合、Wi-Fiルーターはスマホとは別に端末を持ち歩く必要があるのが難点。また早く電池がなくなるため、電池の持ちを気にする必要があります。端末の受け取りと返却の手間がかかるのもデメリットとして挙げられます。またLINE電話などは使えますが、日本の電話番号は一時的に使えなくなります。
\NEWTでおトクに旅行しませんか✈️/
タイでSIMカードを使う方法
日本ではマイナーながら、海外、とくにヨーロッパやアジアではプリペイドのSIMカードが一般的な存在。コスト的にもメリットがあります。ではSIMカードをタイで使う場合、どのような準備をすればいいのでしょうか。順を追って解説しましょう。
スマホがSIMフリーかを確認する
まずはご自身が使っているスマホがSIMフリーかを確認します。SIMフリーとは、どの通信会社のSIMカードを挿入しても利用できる状態のスマホのこと。海外のSIMを利用するためには、自分のスマホがSIMフリーであることが必要です。最近はSIMフリーで販売しているスマホが一般的ですが、長く使っている端末の場合、SIMフリーではない可能性が高くなります。
SIMフリーではない場合、SIMロックを解除する
スマホがSIMフリーではなかった場合、SIMロックを解除してSIMフリーにします。通信会社に連絡してSIMロックを解除してもらうのが一般的。通信会社の店舗窓口やネットから申し込みます。
海外SIMカードを購入する
次は海外SIMカードを購入します。これは日本で購入する場合と海外で購入する場合があります。
タイのSIMカードの選び方
SIMカードを選ぶ際には、以下の2項目を考える必要があります。
- 通信キャリア
- 使用日数・必要な容量(ギガ数)・音声通話プランの有無や無料通話の時間
タイの通信キャリア
タイのSIMカードを購入する際に気になるのは、どの通信キャリアを選べばつながりやすいかですよね。日本の通信キャリアといえば、docomo、au、Softbank、楽天モバイルなどがありますが、タイの通信キャリアは以下の3つがメインです。
- AIS
- TRUE
- dtac
TRUEとdtacは2023年に合併しています(ブランドはそれぞれ継続)。
タイではこれらの通信キャリアのSIMカードであれば、多くの地域で問題なくつながるといわれています。
タイのSIMカードを日本で購入する
タイで使えるSIMカードは、日本でも購入することができます。Amazonでは種類豊富なSIMカードの中から必要な日数やデータ容量など、自分にぴったりのものを選んで購入できますよ。SIMカードは通信会社ではなくSIMカードのメーカーなどが販売していることが多いため、どこの通信キャリアのものかも確認しましょう。
ここでは、Amazonで販売されているSIMカードの一例をご紹介しましょう。
AISのSIMカードの例
- 15GB・7日間利用タイプで1,170円〜(一例)
- 15GB以降は1Mbpsで無制限なのでLINEやメールが利用可能
- 国内通話30分の無料クレジットとSMSは受信のみ可能
- LINEでのカスタマーサポートつき
TrueのSIMカードの例
- 50GB・10日間利用タイプで1,285円〜(一例)
- LINE、TikTok、Instagram、Facebook、Xなどのアプリは無制限に使用可能
- 100分間の国内通話つき
- LINE公式で日本語と英語のカスタマーサービスつき
使用可能日数やデータ容量、無料通話の有無・時間など、たくさんのプランがそろっているので、自分の使用環境によって選んでください。
タイのSIMカードを現地で購入する
タイ旅行中は、空港やコンビニ、携帯ショップなどでSIMカードを購入することもできます。この場合、日本で購入するより多くのSIMカードの中から選べる点がメリット。より安い料金設定のSIMカードが見つかるかもしれません。
通信会社としては、やはりAISかTRUEを選ぶのが一般的。通信会社と使用可能日数、データ容量をしっかり確認して購入するようにしてください。
一方で購入して設定を終えるまではタイで電話をかけることができないのはデメリット。タイですぐにスマホを使いたい人、到着後に購入や設定などで時間を使いたくない人は日本で買っておくのがおすすめです。
タイ用SIMカードの設定方法
タイ用のSIMを購入したら、スマホを使えるように設定しましょう。ここでは海外SIMの使い方の基本を解説します。
元のSIMカードを取り出す
今使っているスマホには日本の通信会社のSIMカードが入っているはずなので、まずはそれを取り出します。スマホの電源をOFFにしたら専用の取り出しピンなどを使ってスマホ側面にある小さな穴を押し、トレイを出します。取り出したSIMカードは大切に保管してください。デュアルスロットの場合、使っているSIMは取り出さなくてもOKです。
タイのSIMカードを挿入する
日本のSIMカードを取り出した部分にタイ用のSIMカードを挿入します。トレイにSIMカードを載せて押し込めばOK。デュアルスロットの場合、2つ目のスロットにタイ用のSIMカードを挿入します。
タイのSIMカードをセットアップする
挿入したらセットアップ(アクティベート)します。機種や通信会社によってやり方は異なります。タイ用のSIMカードについている説明書を読んでセットアップしてください。
タイ用のSIMを購入する際に気をつけること
タイ用のSIMカードの購入には、いくつか気をつけるべきことがあります。続いては間違って失敗しないためのポイントを解説します。
eSIMと間違えないように気をつける
通販で購入するとき、SIMカードと検索してもeSIMがいっしょに出てきます。eSIMの対応機種ならとくに問題なく使用できますが、未対応の機種の場合は使えないことになるため、間違えて購入しないよう注意してください。
SIMカードの大きさに注意する
SIMカードの大きさには種類があります。それは標準SIM、MicroSIM、NanoSIMの3種類。現在もっとも多く使われているのはNanoSIMですが、間違えると使うことができません。自分のスマホのSIMカードのサイズをよく調べてから購入して下さい。またアダプターを使ってすべてのサイズに適応するタイプもあります。
SIMの使用期間やデータ量を考慮して購入する
海外SIMは使用する期間やデータ容量が決まっているプリペイド式のものを購入するのが一般的。旅行の日程より短かいものを購入すると途中で使えなくなり、逆に長すぎると無駄なってしまうので、タイ旅行の日数にあったSIMカードを購入することが大切です。
また、必要なデータ容量にも注意が必要。海外旅行ではネットで調べものをする機会も増えるので、普段より多めの容量のSIMカードだと安心です。
タイでの電話番号を必要な人に伝えておく
海外SIMを利用すると日本の通信会社とはつながらなくなり、日本での電話番号は一時的に使えなくなります。その代わりに海外SIMの電話番号が与えられるので、日本からの着信を受ける必要がある場合、海外用の電話番号を伝えておく必要があります。また通信のみのプランの場合は、LINEやSkypeで通話ができるので、そのアカウントを事前に相手に教えておくのもおすすめです。
タイでも日本と同じ電話番号を利用したい場合は、国際ローミングを利用する方がいいかもしれません。
日本にいる間にSIMカードを挿入しない
日本にいる間にタイ用のSIMカードを挿入して電源を入れると、サービスの利用がスタートしてしまうことがあります。SIMの挿入とセットアップのタイミングについては取扱説明書を確認してください。
\NEWTでおトクなタイ旅行をチェック!/
人気のタイツアーで在庫に限りがあるため、ご予約はお早めに!
通信手段を確保してタイでも快適にスマホを使おう!
この記事ではタイ用のSIMを中心に、タイでスマホの通信手段を確保する方法を解説しました。海外ローミングや海外SIM、eSIM、Wi-Fiルーターにはそれぞれにメリットとデメリットがあります。
自分にもっともあった方法を選んで、タイでもスマホを快適に使ってくださいね!
cover photo by PIXTA