ムレスナ・ティー・キャッスル（Mlesna Tea Castle St Clair）

ヌワラエリヤ郵便局は、1894年に建てられたスリランカ最古級の郵便局で、赤レンガの壁と時計塔が印象的な建物です。街が「リトル・イングランド」と呼ばれる由来を感じられるコロニアル様式の外観はとても可愛らしく、写真映えスポットとしても人気があります。今も現役の郵便局として利用されており、観光客は切手や絵葉書を買って記念に投函する楽しみも。館内には古い制服や切手の展示があり、ちょっとした歴史に触れられるのも魅力です。市街地の中心にあるので散策の途中に立ち寄りやすく、旅の思い出作りにぴったりの場所です。

グレゴリー湖はヌワラエリヤ南部に広がる人口の湖で、1873年に町の拡大のためにつくられた歴史ある観光名所です。湖畔は「グレゴリーパーク」として整備されており、散策や自転車、ポニー乗馬が楽しめるほか、スワンボートやモーターボート、ジェットスキーといったアクティビティも人気です。湖面には周囲の山々やコロニアル風の街並みが映り込み、夕暮れには特にロマンチックな雰囲気に包まれます。園内にはピクニックエリアや子供向けの遊具もあり、屋台やレストランで食事を楽しめるのも魅力。市街地中心からも近く、気軽に訪れやすいスポットです。

ビクトリア公園は、ヌワラエリヤ市街地の中心に広がる歴史ある市民公園です。1897年に、ビクトリア女王の即位60周年を記念して整備されました。広さは約27エーカー（東京ドーム約2.3個分）とゆったりしており、園内をゆっくり散策すると約1時間ほど楽しめます。英国風の花壇や芝生、遊歩道が整備され、春から初夏にはツツジやシャクナゲが咲き誇り華やかな景色に。市街地中心にあり、郵便局やゴルフクラブからも近くアクセス抜群。園内には遊具やミニ鉄道があり家族連れにも人気で、散策や休憩にぴったりの癒しのスポットです。

ムーン・プレーンズは、ヌワラエリヤ中心部から車で15分ほどの場所に広がる高原の草原地帯です。2010年に清掃と修復が行われ、現在は農業環境観光地区として整備されています。かつてはゴミの捨て場でしたが、今では360度の大パノラマが楽しめるのが最大の見どころ。晴れた日にはピドゥルタラガラ山をはじめとする9つの山々を望み、朝日や雲海は特に感動的です。サファリジープでの草原ツアーが人気で、野生のシカや水牛、さらには固有種を含む鳥たちに出会えることも。ハイキングやサイクリングも楽しめ、自然と絶景を満喫したい方におすすめのスポットです。

ワールズ・エンドは、ホートンプレインズ国立公園にある標高約2,000mの断崖絶壁で、高さ1,000mを超える崖から広がる絶景が名物です。晴れた日には遠く南の海まで望めることもあり、まさに「世界の果て」と呼ぶにふさわしいスリランカ屈指の展望スポットです。霧がかかりやすいため朝9時頃までの訪問がおすすめで、園内では高原の草花や希少な動植物に出会えるトレッキングが楽しめ、途中のベイカーズ滝も人気の見どころです。コースは整備されていてアップダウンはありますが、初心者でも安心して歩けます。

セントクレア滝は、スリランカで最も幅広い滝の一つで、「小さなナイアガラ」とも呼ばれる人気の観光名所です。高さ約80m、幅50mの大きな滝で、「グレーターフォール」と「レッサーフォール」の二つに分かれて流れ落ち、茶畑と霧の丘陵に囲まれた景観は圧巻。道路沿いから直接眺められるアクセスの良さも魅力で、写真映えスポットとしても有名です。雨季の後が最も迫力があり、早朝や夕方には霧と光に包まれる幻想的な姿が楽しめます。近くにはティーショップや「ティー・キャッスル」があり、紅茶とともに滝の景色を味わえる憩いの場としてもおすすめです。