沖縄美ら海水族館

首里城公園は、首里城を中心とする公園です。公園内には、真っ赤な壁と瓦屋根が印象的な正殿をはじめ、守礼門や円覚寺跡など、歴史的価値の高い文化財が点在しています。首里城は、14世紀末から約450年間、琉球王朝の首府として栄え、沖縄県内で最も大きなグスク（城）でもあります。中国と日本の築城文化を融合した独特の建築様式が特徴的です。1945年の沖縄戦でほとんどが破壊したものの、1992年に正殿などが復元され、沖縄のシンボル的存在として多くの観光客を魅了しています。2000年には史跡「首里城跡」が「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の一つとして「世界遺産」に登録されました。なお、2019年の火災により正殿が全焼し現在は復興工事が行われています。完成予定の2026年ごろまでは、復興工事の様子を垣間見れるでしょう。

那覇市の活気溢れるメインストリートである「国際通り」。国際通りには、デパートやレストラン、雑貨店、ホテル、お土産屋など約600の店が軒を連ねています。ちんすこうや泡盛、琉球ガラスなどのお土産が購入できるだけでなく、沖縄そばやタコライスといった地元グルメも堪能できます。沖縄民謡を聴きながら地酒や郷土料理を楽しめるお店もあり、沖縄ならではの体験ができるのも魅力です。散策の合間に立ち寄れるカフェも豊富で、ゆったりとした時間を過ごすこともできます。国際通りは、沖縄の文化、食、ショッピングを一度に楽しめる、沖縄観光の中心地といえるでしょう。

「瀬長島ウミカジテラス」は、沖縄県の人気観光地「瀬長島」に位置する観光・ショッピングスポットです。「日本のアマルフィ（イタリア南部の世界遺産）」とも呼ばれるほどの美しさが魅力です。白壁の建物が傾斜地に立ち並ぶ景観が特徴で、沖縄ならではの果物や野菜を使用した地産メニューのグルメ＆スイーツ、Made in OKINAWAのジュエリーやクラフト製品を扱うショップなど多彩な店が並んでいます。フォトスポットも豊富で、白い建物と美しい海を背景に絶景を撮影できます。海に沈む夕日もロマンチックです。家族連れ、友人同士、カップルなどで非日常的な空間で食事やショッピングを楽しめるでしょう。

美浜アメリカンビレッジは、街全体がアメリカンな雰囲気に包まれ、カラフルな建物や印象的なウォールアートが点在する、フォトジェニックな観光スポットです。特におすすめな「デポアイランドエリア」では、海と街が一体となった景観を楽しみながら、アパレルショップ、レストラン、カフェ、シネマコンプレックス、ライブハウスなどの多彩な施設を楽しめます。輸入雑貨や沖縄オリジナルＴシャツ、アメリカンスタイルの衣料品など、バラエティ豊かな商品が揃っており、思う存分ショッピングができるのも魅力です。グルメも充実しており、沖縄そばやハンバーガー、ステーキなどが堪能できます。

波上宮（なみのうえぐう）は、波の上ビーチにある崖の上に鎮座し、古来より海神の国（ニライカナイ）の神々に豊漁と豊穣を祈る聖地の一つとして崇められてきました。地元では「なんみんさん」や「なんみん」という愛称で親しまれ、沖縄を代表する初詣スポットとしても有名です。特に正月三が日は多くの参拝客で賑わいます。波上宮の主な御利益として、恋愛成就、良縁祈願、安産祈願が広く知られています。また、家内安全、厄除け、商売繁盛、合格祈願、海上安全、幸運長寿など、多岐にわたるご利益も期待できる神聖な場所として、地元の人々はもちろん、観光客にも人気の参拝スポットとなっています。

玉泉洞（ぎょくせんどう）は、おきなわワールド内にある約30万年という歳月が生み出した鍾乳洞であり、天然記念物にも指定されています。広さは全長5,000mにも及び、100万本以上の鍾乳石がある国内最大級の規模です。鍾乳洞内では、さまざまな種類の鍾乳石を観察でき「つらら石」や「石筍」、「マイクログーア」、「ケイブパール」など、さまざまな形状の鍾乳石が見られます。また、玉泉洞は独特の生態系を持つことも特徴です。コウモリや無眼のザトウムシ、トカゲモドキ、国内最大の淡水エビ、1.5m以上に成長するオオウナギなど、亜熱帯の島特有の珍しい生物が多数生息しています。