札幌からニセコへの行き方3選!バス・電車・タクシーでの最安・最速アクセス方法
ニセコは、札幌からバスで約3時間、電車で2時間半~3時間半の位置にある、世界中から観光客が訪れる人気タウン。北海道らしいのどかな自然やスキー場が有名です。 本記事では札幌出身の筆者が、札幌からニセコまでのアクセス方法をご紹介。それぞれのメリット・デメリットを確認し、自分にぴったりの移動手段を選んでくださいね。
ニセコは、札幌からバスで約3時間、電車で2時間半~3時間半の位置にある、世界中から観光客が訪れる人気タウン。北海道らしいのどかな自然やスキー場が有名です。
本記事では札幌出身の筆者が、札幌からニセコまでのアクセス方法をご紹介。それぞれのメリット・デメリットを確認し、自分にぴったりの移動手段を選んでくださいね。
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札幌からニセコに行く方法は?距離は?
ニセコは、札幌から北西に約90㎞離れた場所にあります。各種アクセス方法はありますが、いずれも2時間から3時間30分程度で着くことができます。電車を利用して札幌へ日帰りすることも可能ですが、本数が限られているため、1泊するのがおすすめです。
札幌からニセコまでの最速・最安の行き方は?
時間 | 料金 | おすすめな人&特徴 | |
---|---|---|---|
高速バス (北海道中央バス) | 約3時間~ | 1人 2,130円~ | 最安で行きたい人、乗り換えなしで行きたい人、荷物が多い人 |
普通列車 (JR函館線、快速エアポート、ニセコライナー) | 2時間34分~3時間24分 | 1人 2,420円~ | 便数が多い、列車旅を楽しみたい人 |
タクシー | 約2時間 | 1台 約23,000円~ | 最短で行きたい人、日帰りで札幌へ戻りたい人 |
このように、移動手段によって移動時間や価格はさまざま。出発場所や時間、値段などそれぞれ詳しく説明するので、ご自身の予算や滞在時間に合った行き方を選んでくださいね。
また、ニセコから札幌への帰り方も紹介するので、参考にしてみてください。
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札幌からニセコまでバスでアクセス!
札幌からニセコまで、最も安くアクセスでき、乗り換え不要でアクセスできるのがバスです。高速バス「高速ニセコ号」は北海道中央バスにより運行されており、札幌駅前付近の複数のバス停から乗車できます。
また冬期間には例年、こちらも北海道中央バスにより、札幌とニセコのスキー場やリゾートホテルを結ぶ定期バスも運行されます。
約3時間~アクセスでき、一番おすすめ
渋滞状況や路面状況、天候にもよりますが、高速バス「高速ニセコ号」であれば札幌駅前からニセコの各バス停まで、3時間前後でアクセスできます。
また、冬期間に運行される定期バスでは、札幌駅前から各スキー場やリゾートホテルまで約3時間から3時間40分でアクセスできます。
ニセコまでの金額は片道2,130円
高速バス「高速ニセコ号」は、札幌市内の複数のバス停から乗車できますが、ニセコでどのバス停で降車するかによって料金が異なっています。ニセコの本通りバス停までの区間で降車する場合は片道2,130円、アンヌプリスキー場入口から終点のいこいの湯宿いろはで降車する場合は片道2,350円となっています。
乗車する際の主要なバス停としては、札幌駅、時計台前、北1条西4丁目があります。札幌駅前は赤レンガテラス前の1番乗り場、時計台前は時計台の北1条・雁来通を挟んだ向かい、札幌市役所前にあります。北1条西4丁目のバス停は、札幌駅と大通駅を結ぶ地下歩道の12番出口を出た付近です。
なお、スーツケースなどの大きな荷物がある場合は、バスのトランクで預かってもらうことができます。
高速バスの乗車券は、中央バス窓口(日本生命ビル敷地内・道庁赤レンガ庁舎前)で購入することができます。また、ICカードも利用可能です。
高速ニセコ号は、札幌駅前を朝8時35分、朝10時35分、昼13時35分に出発する、1日3便が運行されています。なお、夏ダイヤと冬ダイヤがありますので、最新の時刻表は北海道中央バスの公式サイトをご確認ください。
ニセコ町内ではいくつかのバス停で降りることができますが、終点はいこいの湯宿いろはのバス停です。
また高速バスのほか、例年、冬期間限定で定期観光バスも運行されています(2023年度は、2023年12月9日から2024年3月31日まで運行)。札幌駅前、札幌グランドホテル、札幌ビューホテル大通公園、札幌プリンスホテルから乗車ができ、ニセコの複数のスキー場やリゾートホテルで降車することができます。
完全予約制となっており、乗車の前日夜18時までに電話予約、もしくはインターネット予約する必要があります。また、料金は片道3,000円となっています。
なお2024年度の冬期間については未定ですので、詳しくは北海道中央バスの公式サイトをご確認ください。
札幌からバスで移動するメリット&デメリット
メリット
- 金額が最も安い
- 乗り換え不要
- 普通列車やタクシーより大きな荷物やスキー・スノーボードを積みやすい
- 冬季間、特急列車や普通列車と比べると運休になる確率が低い
デメリット
- 渋滞に巻き込まれる場合がある
- 冬季間、降雪や路面凍結などにより大幅に到着が遅れることがある
- 便数が少ない
札幌への帰りはニセコの複数のバス停から出発!
帰りは行きと同様に、ニセコのいこいの湯宿いろはからバスが運行しており、ニセコ町内の複数のバス停から乗車できます。ニセコから札幌までの高速バスは、いこいの湯宿いろはを朝10時15分、昼13時25分、夕方15時55分に出発する、1日3便が運行されています。
札幌中心部で降車できるバス停は、北1条西4丁目、時計台前、札幌駅前となっています。
札幌からニセコへ日帰りで訪れる場合、帰りの便もバスを利用しようとすると、十分な観光時間を確保するのが難しくなってしまいます。日帰りの場合、帰りは電車もしくはタクシーを利用するのがおすすめです。
バスはコスパよくニセコに行きたい人におすすめ!
バスでの移動は、コスパを重視する方や乗り換えが不安な方におすすめです。ただし、利用できる便・時間帯が限られているので、時刻表をしっかり確認してから利用するようにしましょう。
札幌からニセコまで普通列車でアクセス!
札幌からニセコに訪れる際、普通列車でもアクセスできます。バスと比べて多くの便数が運行されていて、利用しやすいのもポイント。
ただし、札幌とニセコ間では直通の列車便はないため、JR函館本線、快速エアポート、ニセコライナーなどを乗り継ぐ必要があります。その際、小樽駅もしくは倶知安(くっちゃん)駅、または小樽駅と倶知安駅の両方で乗り換えが必要となります。
最短2時間34分でアクセスできる
札幌・ニセコ間の直通列車はないため、小樽駅もしくは倶知安(くっちゃん)駅、または小樽駅と倶知安駅の両方で乗り換えが必要となります。
乗り換える便のタイミングによって、所要時間は大きく異なり、2時間34分から3時間24分でアクセスすることができます。
ニセコまでの金額は片道2,420円〜
JR札幌駅からJRニセコ駅までの片道料金は2,420円となっています。また、札幌駅から小樽駅までの区間で快速エアポートに乗車し、指定席を利用する場合の片道料金は3,260円となっています。
乗車券はJR札幌駅の西口、東口改札の券売機で購入できます。なお、札幌・小樽間ではICカードが使用できますが、小樽以降の駅ではICカードが使用できませんので、必ず券売機で乗車券を購入してください。
札幌からニセコに向かうのに利用できる普通列車は、朝7時14分から夜18時40分まで計7本運行しています。1回または2回の乗り換えが必要になるため、詳しい時刻表はJR北海道の公式サイトをご確認ください。なお、ダイヤは定期的に改定されますので、必ず最新の情報をご確認ください。
札幌から普通列車で移動するメリット&デメリット
メリット
- 運行本数がバスより多い
- JR札幌駅から乗車できるため利便性が高い
- 車窓から北海道の風景を楽しむことができる
デメリット
- 直通の便がないため、乗り換えが必要
- 冬季間、バスより運休となる確率が高い
札幌への帰りはニセコ駅から出発!
帰りは、行きと同様にJRニセコ駅からJR札幌駅へ、普通列車を利用して帰ることができます。1回または2回の乗り換えが必要となりますが、普通列車は、朝6時38分から夜21時20分まで1日7本運行しています。
普通列車は便数を重視してニセコに行きたい人におすすめ!
普通列車での移動は、運行時間の選択肢を重視する方におすすめ。幅広い運行時間の便があるので、バスより自分のスケジュールにあった時間を選択して利用することができます。
また普通列車を利用することになるため、ローカルの雰囲気を感じながら、ゆっくりと車窓の風景を楽しむことができるのも、旅のよい思い出になるでしょう。
札幌からニセコまでタクシーでアクセス!
タクシーでのアクセスは、子ども連れなどで、長時間にわたって公共交通機関に乗ることが難しい方に最適。また、札幌からニセコまで最短時間で訪れたいという方にもおすすめです。
約2時間でアクセスでき、プライベート空間で移動できる
渋滞状況や路面状況、天候にもよりますが、札幌からニセコへは一般道を利用して約2時間で移動できます。バスや電車で長時間移動をすると、子どもが騒いで周りの目が気になってしまうなどの懸念がある場合、タクシーであれば貸切空間であるため、安心して移動することができます。
ニセコまでの金額は片道約23,000円〜
札幌市内中心部からニセコ中心部までのタクシー料金は、片道おおよそ23,000円からとなっています。ただし、タクシー会社によって金額設定が大きく異なる場合があります。また長距離移動となるため、事前に札幌市内のタクシー会社に問い合わせて、予約しておくことをおすすめします。
また、札幌から多くの観光客が訪れるニセコへは、さまざまなタクシー会社や観光ツアー会社が定額タクシープランやニセコのスキー場・ホテル送迎プランなどを提供しています。
札幌からタクシーで移動するメリット&デメリット
メリット
- 貸切空間で長距離移動できる
- 最短時間でアクセスできる
デメリット
- バスや特急列車より料金が高い
- 渋滞に巻き込まれる場合がある
- 冬季間、降雪や路面凍結などにより大幅に到着が遅れることがある
タクシーは周りの目を気にせずニセコに行きたい人におすすめ!
タクシーでの移動は、長距離移動の快適性を求める方におすすめです。運転手さんにニセコのおすすめスポットなどを聞きながら移動するのも、楽しいのではないでしょうか。
目的に合わせて札幌からニセコに行こう!
本記事では、札幌からニセコまでの移動手段について、バス・電車・タクシーの3つをご紹介しました。
それぞれメリットやデメリットがありますが、1番おすすめの移動手段はバス。料金が一番安く、乗り換え不要でニセコにアクセスできます。
多くの便数から選びたい方には、電車での移動がおすすめ。また、プライベート空間で快適に移動したい方にはタクシーでの移動が最適です。
それぞれのメリット・デメリットを把握した上で、ご自身に合った移動手段でニセコまで移動してくださいね。
cover photo
Drop into the powder, Niseko Hokkaidou by Jun Kaneko is licensed under CC BY-SA 2.0 DEED