千里浜なぎさドライブウェイ

兼六園は、日本三名園の一つとして名高く、国の特別名勝にも指定されています。その美しさから、ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで最高ランクの3つ星を獲得し、海外からも多くの観光客が訪れる人気スポットです。園内は約11.4万㎡と広大で「徽軫灯籠（ことじとうろう）」「唐崎松」「雁行橋（がんこうばし）」「霞ヶ池（かすみがいけ）」といった見どころが満載。また、桜や紅葉など四季折々の美しさを楽しむことができ、特に、雪から木の枝を守るために施される雪吊りは、金沢の冬の風物詩として必見です。夜にはライトアップがされ、幻想的な景色が広がります。

石川県金沢市に位置する「金沢21世紀美術館」は、さまざまな現代アートが展示されている美術館です。館内には「L’Origine du monde」や「ラッピング」、「緑の箸」など興味をそそるアートがたくさん。特に人気のあるレアンドロ・エルリッヒの「スイミング・プール」では、地上から見ても地下から見ても水中に人がいるかのような不思議な体験が楽しめます。お互いに手を振り合ったり写真を撮り合ったりと、なんだか不思議なコミュニケーションを楽しんでみてください。また、館内にはミュージアムショップやレストランも併設されており、芸術鑑賞だけでなく、ゆったりと時間を過ごすこともできます。

金沢城公園は、国の史跡に指定され、兼六園とともに石川県を代表する美しい景観が広がる観光スポットです。主な見どころとして「菱櫓（ひしやぐら）」「五十間長屋（ごじっけんながや）」「橋爪門続櫓」があり、美しい外観と伝統的な製法で忠実に再現された内部に注目です。新たに再建された「河北門」「いもり堀」「橋爪門」や、国の重要文化財である「石川門」「三十間長屋」「鶴丸倉庫」など、園内には多くの見どころが点在しており、のんびり散策を楽しめるでしょう。また、金沢城は多種多様な石垣が存在することで知られています。園内には珍しい石垣も多くあるため、石垣を巡りながら散策するのも良いでしょう。

近江町市場は「金沢市民の台所」として長年親しまれてきた市場です。地元の人々からは「おみちょ」という愛称で呼ばれています。約170店舗が軒を連ねるアーケードには、新鮮な旬の魚介類、野菜、果物をはじめ、精肉、お土産、菓子類など、多様な食材や商品が並びます。地元の市民や観光客だけでなく、料亭や飲食店の料理人なども仕入れに訪れる市場です。また、地元の食材を使ったご当地グルメを楽しめるお店もあり、活気あふれる雰囲気の中で、金沢の絶品グルメを堪能できるでしょう。海鮮丼などの人気店は混雑して行列ができることがあるので、早めに向かうことがおすすめです。

ひがし茶屋街は、金沢を代表する人気観光地として知られています。国の重要伝統的建造物群保存地区に指定された情緒豊かな古い町並みは、日本の伝統美を感じさせるフォトジェニックなスポットとして、国内外の観光客を魅了しています。ぜひ、着物をレンタルして街歩きをしてみてはいかがでしょうか。伝統的な町並みをバックにおしゃれな写真を撮影できます。また、金沢名物の「金箔ソフト」や「甘味カフェ茶ゆ」の「モンブランジェラート」など魅力的なスイーツがたくさん。テイクアウトができるグルメもありますが、ひがし茶屋は食べ歩き禁止なので注意しましょう。

白米千枚田は、日本を代表する絶景棚田です。日本海に面した約4ヘクタールの斜面に、1004枚もの小さな田が幾重にも重なり、海岸まで続く景色は圧巻です。日本の棚田百選に選ばれ、国指定文化財名勝にも指定されています。最小の田は50cm四方程度と小さく、農業機械が入れないため、今も地元住民やボランティアによる手作業で田植えや稲刈りが行われているそう。また、四季折々の表情が楽しめるのも白米千枚田の魅力。春の水田に映る空、夏の緑と青のコントラスト、秋の黄金色の稲穂、冬の雪景色が楽しめます。秋冬には「あぜのきらめき」というイルミネーションが開催され、幻想的な光景が広がります。