茨城県の穴場観光スポット15選！知る人ぞ知る絶景スポットを紹介

茨城県の穴場観光スポットをチェック！

東京からは車で約2時間の距離にあり、日帰りでドライブするのにもぴったりの旅行先、茨城県。ネモフィラが有名な国営ひたち海浜公園や大洗磯前神社、日本三名園の偕楽園があることで知られています。

有名な観光地も多い茨城県ですが、知る人ぞ知る穴場の観光地もたくさん！この記事では、茨城県でしかできないちょっと変わった旅がしたい方におすすめの穴場スポットを紹介します。ぜひ茨城旅行の参考にしてみてくださいね。

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茨城県でおすすめの穴場観光スポット15選

茨城旅行に来たら欠かせない定番の観光スポットもたくさんありますが、ちょっとディープな観光も楽しみたいですよね。

茨城県には、混雑を避けて絶景を見渡せる牛久沼水辺公園や、有名な偉人が死ぬまで愛した五浦岬公園など、知る人ぞ知る穴場スポットも豊富です。穴場スポットは茨城県内のさまざまなところにあるので、自分の目的にあわせて訪問する場所を決めてくださいね。

竜神大吊橋（常陸太田市）

高さ100メートル級のバンジージャンプができる絶景スポット

竜神大吊橋は、茨城県北部の常陸太田市にある吊り橋です。地上約100メートルの高さにあり、橋の長さは375メートルと歩行者用の吊り橋としては日本でもトップクラスの長さを誇ります。竜神大吊橋からは山並みやダムなどが見渡せるので、スリルも絶景もどちらも味わえますよ。

竜神大吊橋の最大の特徴は、バンジージャンプができることです。105キロ以下の体重制限があったり、料金が2万円ほどかかったりしますがスリルは満点！一生忘れられない思い出になりますよ。

バンジージャンプに申し込むには専用のサイトからの事前予約が必要になります。詳しくは公式サイトをご覧ください。

国営ひたち海浜公園（ひたちなか市）

映えスポットだけでなく遊園地もあるレジャーランド

国営ひたち海浜公園は、ひたちなか市にある国営のレジャーランドです。観覧車やジェットコースター、ゴーカートなどのアトラクションが楽しめるので、子連れの方にもおすすめの観光スポットです。

また、国営ひたち海浜公園のみはらしの丘という場所では、ネモフィラやコキアが丘一面に咲き誇ります。ネモフィラが4月上旬からゴールデンウィーク、コキアは10月頃がピークに。この時期になると、駅から臨時の直行便のバスも出てアクセスもしやすくなるのでおすすめですよ！

なお、人混みを避けたい場合であれば穴場の時期である12月か1月がおすすめです。スムーズに移動できるうえ、国営ひたち海浜公園が独自の手法で育てたアイスチューリップが見られますよ。

五浦岬公園（北茨城市）

岡倉天心も愛した海を一望できる公園

五浦岬公園は北茨城市にある海の近くの公園です。高さ50メートルの断崖絶壁が続く五浦海岸を公園から望むことができ、その絶景は日本の渚百選にも選出されるほどです。

また五浦は、日本の芸術の発展に貢献した岡倉天心のお気に入りの場所でもあり、亡くなった場所でもあります。五浦岬公園から見ることができる六角堂は、岡倉天心が考え事に没頭するために自らが設計した建物。この六角堂を見るために県外からも訪れる人が多いそうです。

岡倉天心の生涯は『天心』という映画にもなっており、ロケで使われたセットも五浦岬公園内に併設されています。五浦岬公園を訪れる前に『天心』を見ておくと、より五浦岬公園観光を楽しめますよ！

チームラボ 幽谷隠田跡（北茨城市）

自然と科学とアートが融合した空間

チームラボ幽谷隠田跡（ゆうこくおんでんあと）は、温泉付きのグランピング施設の五浦幽谷隠田跡温泉内にあるデジタルアートスペースです。森の中にある棚田の跡に、デジタルアートが10作品ほど展開されており、訪れる人を非日常的な空間に誘います。

どれも思わず目を奪われてしまうような幻想的な作品ばかりですが、とくに必見なのが隠田跡という作品。棚田の水の上に無数のべネチアングラスが浮いており、灯篭流しのような雰囲気を演出しています。

またこのべネチアングラスは人が近づくと光が変化するような設計になっており、歩くたびに作品がどんどんと変化していくのが特徴。グランピング施設で宿泊も可能なので、夜遅くまで楽しめるのもうれしいポイントです。

生瀬滝（大子町）

静かな水流が魅力の隠れた名所

生瀬滝（なませだき）は、日本三名瀑のひとつである袋田の滝から、約200メートル上流にのぼったところにある滝。迫力がある袋田の滝と対をなすように、静かでおだやかな水流が魅力の滝です。

滝そのものはもちろんですが、周囲の風景も見どころのひとつ。滝を囲む大自然は日常の喧騒を忘れさせ、心を穏やかにしてくれるでしょう。耳をすますと、水の落ちる音のほかに小鳥のさえずりも聞こえてきますよ。

初夏の新緑のなかで眺める生瀬滝も素晴らしいですが、おすすめのシーズンは秋。鮮やかな紅葉のなかで静かに流れる滝は、旅の記憶に残ることでしょう。

笠間芸術の森公園（笠間市）

子どもから大人まで楽しめる広大な公園

笠間芸術の森公園は、笠間市にある伝統工芸と新しい造形美術をテーマにした公園です。

子どもが遊べるあそびの杜エリアは多くの人で賑わっており、なかでも全長160メートルのロングすべり台は大人気！陶芸作家の作品が見られる陶の杜エリアや陶芸美術館などもあるので、子連れの方だけでなく、カップルにも一人旅にもおすすめの穴場スポットですよ。

また、笠間芸術の森公園では、イベント広場にて定期的にイベントも開催されているのが特徴です。

訪れるタイミングを合わせて、ぜひイベントにも参加してみてくださいね。

日立駅（日立市）

太平洋を一望できるガラス張りの駅

東京駅から約2時間、水戸駅から約30分のところに絶景スポットである日立駅があります。

2011年、ガラス張りのオーシャンビューの橋上駅舎が日立駅にできました。美しい眺望が話題を呼び、2014年には国際デザインコンペティションの優秀賞を受賞。その絶景を見に県外からも多くの人が日立駅を訪れています。

なお、駅構内にはカフェも併設されています。美しい海を見ながら、ガラス張りのおしゃれなカフェでゆったりとした時間を過ごせるので、移動の合間に日立駅に立ち寄ってみてくださいね。

牛久沼水辺公園（龍ケ崎市）

白鳥やカモを間近で観察できる自然公園

牛久沼水辺公園は龍ケ崎市の牛久沼の湖畔にある自然公園です。公園の目の前には牛久沼の穏やかな風景が広がっており、家族連れやカップルでの観光はもちろん、ひとりで来てもリラックスできます。

公園では、バードウォッチングがおすすめ！カモや白鳥などのさまざまな鳥を見ることができます。とくに白鳥は公園の中でえさを食べていることも多く、手が届くくらいの距離で観察できますよ。

また龍ケ崎市は、うな丼の発祥の地としても有名。公園でリラックスする時間が過ごせたら、帰りにうな丼を堪能してみてくださいね。

北茨城 あじさいの森（北茨城市）

約3万株ものアジサイが咲く公園

北茨城 あじさいの森は、北茨城市にあるアジサイ園です。約3万平方メートルの広大な敷地に約1,300種のアジサイが植えられており、その数はなんと3万株ほど！なかなか見ることのできない珍しい品種のアジサイも、あじさいの森でなら散策をしながら楽しめますよ。

特徴は、アジサイの品種や数だけではありません。アジサイは見る方向や角度によって美しさが変わることから、上から見下ろせたり下から見上げたりできるよう、鑑賞するコースの地形に工夫がこらされています。

あじさいの森では例年、アジサイ開花のピークである6月にあじさい祭りと呼ばれるイベントが開催されています。アジサイの開花状況は、公式ブログにて確認できるので、訪問する前にチェックしておきましょう。なお、アジサイの開花状況が五分咲き以前であれば、無料で入場可能です。

かみね公園（日立市）

広大な敷地をもつ遊園地と動物園の複合施設

かみね公園は、日立市にあるレジャーランドです。鞍掛山（くらかけやま）の裾野に続いており、公園全体が丘陵地になっています。

かみね公園の特徴は、動物園と遊園地、レジャーランド、市民プールが併設されているところ。遊園地にはジェットコースターやコーヒーカップ、観覧車、メリーゴーランドなどがあり、動物園にはトラやライオン、キリンなどがいます。そのため、一日中飽きることなく過ごせますよ。

また、かみね公園は花見の穴場スポットでもあります。園内には、ソメイヨシノなど約1,000本の桜が植えられており、日本さくら名所100選にも選ばれています。花見も楽しみたい人は、ぜひ4月の訪問も検討してみてください。

酒列磯前神社（ひたちなか市）

金運があがる亀の像が人気の歴史ある神社

酒列磯前神社（さかつらいそさきじんじゃ）は、ひたちなか市にある神社。建立は西暦856年の平安時代で、長い歴史をもつ神社です。

酒列磯前神社は見どころがたくさんあり、訪れる人を楽しませてくれます。本殿はもちろん、境内から海岸を一望できる鳥居や、日光東照宮の『眠り猫』を制作した左甚五郎作の『リスとぶどうの彫刻』は、酒列磯前神社を訪れたら見ておきたいポイントです。

なかでも金運を呼び寄せるといわれている幸運の亀は大人気！参拝したあとにこの幸運の亀の像をなでると金運が上がり、宝くじ当選のご利益が得られるそうですよ。ぜひ、幸運の亀を拝んだあとに宝くじで運試しをしてみてください。

花貫渓谷（高萩市）

ライトアップされた紅葉が人気の渓谷

花貫渓谷は高萩市にある大自然が堪能できる渓谷です。花貫ダムから名馬里ヶ淵方面にかけて絶景が楽しめます。とくに渓谷にかかる長さ約60メートルの吊り橋から眺める景色が非常に美しく、見る人の心を穏やかにしてくれます。

どのシーズンであっても大自然の美しさを味わえますが、おすすめのシーズンは秋。木々の枝が吊り橋の左右からせり出し、鮮やかな紅葉のトンネルが見られます。

また、毎年11月頃になると花貫渓谷では紅葉まつりが開催されます。吊り橋付近が期間限定でライトアップされ、幻想的な景色を見ることができますよ。まつり期間中はキッチンカーも出店されるので、グルメもあわせて楽しんでください！

高戸小浜海岸（高萩市）

まるで絵画のような絶景が見られる海岸

高戸小浜海岸は、日本の渚百選の一つにも選出された高萩市の穴場の海岸です。切り立った海食崖がまるで額縁のようにそびえており、その景観が一枚の絵画に例えられることもあります。

日中ももちろん綺麗ですが、高戸小浜海岸はとくに夜と早朝が絶景！とくに朝日が海食崖の間から登ってくる姿は印象派の絵画を彷彿とさせます。時間に余裕がある方は、ぜひ日の出を拝んでみてください。

JAXA 筑波宇宙センター（つくば市）

ガイド付きで施設を見学できる宇宙センター

JAXA 筑波宇宙センターはつくば市にある宇宙センターです。漫画『宇宙兄弟』の舞台となったことでも有名で、宇宙に関することを幅広く学べます。

JAXA 筑波宇宙センターの特徴は、ガイド付きで施設の見学ツアーを行ってくれることです。見学ツアーは下記の3つの行程で進んでいきます。

見学が終わった後は、プラネットキューブというお土産ショップでお買い物をするのがおすすめ！鯖缶やグミ、カレーなどさまざまな宇宙食を買うことができますよ。見学の思い出にぜひ買ってみてくださいね。

※建屋の外壁更新作業を実施するために、展示館「 スペースドーム」は2025年春頃まで閉鎖中

茨城県立歴史館（水戸市）

歴史の展示もイチョウも見どころの博物館！

茨城県立歴史館は、茨城県の歴史に関するさまざまな展示が見られる博物館です。昭和49年に開館し、茨城県の歴史に興味を持つ多くの人が訪れています。

1階と2階では、原始・古代から現代までの茨城県の歴史が13のテーマで区分されて展示されています。水曜日と土日祝日には展示解説員が30分かけてわかりやすく展示を解説してくれるので、茨城県の歴史を詳しく知りたい方にはおすすめですよ。

また、茨城県立歴史館はイチョウの穴場スポットでもあります。毎年イチョウの見頃にあわせてコンサートやイベントも開催されているので、訪問前にぜひ公式サイトのお知らせの項目をチェックしてみてくださいね！

茨城県の穴場観光スポットを満喫しよう

この記事では、茨城県のおすすめの穴場観光スポットを紹介しました。定番以外にもディープな名所や見どころがいっぱいある茨城県では、効率よく観光にグルメ、ショッピングも楽しむのがおすすめです。

ぜひ紹介した観光地を参考に、茨城旅行のスケジュールを立ててみてくださいね！

cover photo by PIXTA