北海道の気温・服装をエリア別に紹介!観光におすすめの服装や持ち物は?
北海道は自然豊かでたくさんの観光地がある魅力的な県ですが、エリアごとに気温が大きく異なります。この記事では、北海道の年間を通じた平均気温や最低気温、それに合わせたおすすめの服装を徹底解説します。ぜひ参考にして北海道旅行を存分に楽しんでくださいね。
北海道は自然豊かでたくさんの観光地がある魅力的な県ですが、エリアごとに気温が大きく異なります。
そのため、旅行前にしっかりと気温や服装を確認しておくことが大切です。この記事では、北海道の年間を通じた平均気温や最低気温、それに合わせたおすすめの服装を徹底解説します。
札幌や旭川など、エリアごとの特徴的な気候に基づいた季節ごとの服装を紹介しているので、ぜひ参考にして北海道旅行を存分に楽しんでくださいね。
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北海道の気温はどれくらい?観光のベストシーズンは?
北海道は広大な土地が特徴で、地域ごとに気候が異なりますが、全体的には亜寒帯気候に属しています。梅雨がないため降水量はあまり高くなく、夏は30℃を超えることも少ないため、観光には適したベストシーズンといえます。一方、冬は氷点下になる日が多く、特に内陸部では厳しい寒さが続くため、冬の観光を楽しむにはしっかりとした防寒対策が必要です。
この記事では、北海道のエリアごとの気温や降水量を表にまとめ、観光に適した季節やおすすめの服装を紹介します。エリアごとの気温を事前に確認し、快適な北海道旅行を計画する際の参考にしてくださいね。
都市名 | 年間平均気温 | 年間平均最高気温 | 年間平均最低気温 | 年間降水量 |
---|---|---|---|---|
札幌市(道央エリア) | 11.0℃ | 15.0℃ | 7.3℃ | 966.0mm |
函館市(道南エリア) | 11.2℃ | 15.3℃ | 7.1℃ | 1005.5 mm |
旭川市(道北エリア) | 8.8℃ | 13.9℃ | 3.9℃ | 1271.0mm |
釧路市(道東エリア) | 8.5℃ | 12.6℃ | 4.5℃ | 1065.5mm |
東京 | 17.6℃ | 22.5℃ | 13.7℃ | 1396.5mm |
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春の北海道(3月~5月)の気温・気候・服装
北海道の春の平均気温、最高気温、最低気温、降水量を、札幌、旭川、函館などの都市ごとにまとめ、春の北海道旅行に適した服装や気候の特徴も解説します。これから北海道旅行を計画する方は、持ち物を準備する際の参考にしてくださいね。
春の北海道の平均気温
春の北海道は、東京に比べると寒さが残る季節です。特に3月は気温が氷点下の日が多く、4月以降もまだまだ冷え込む日が続きます。
札幌や函館の道南エリアでは、平均気温は9.3℃前後で、寒暖差が激しいのが特徴です。旭川などの道北エリアではさらに寒く、平均気温が7.8℃、釧路の道東エリアでは6.4℃と一層冷涼な気候です。防寒対策をしっかりと行いながら、春の訪れを楽しみましょう。
都市名 | 平均気温 | 最高気温 | 最低気温 | 降水量 |
---|---|---|---|---|
札幌市(道央エリア) | 9.3℃ | 14.0℃ | 5.3℃ | 118.0mm |
函館市(道南エリア) | 9.3℃ | 14.1℃ | 4.5℃ | 173.5mm |
旭川市(道北エリア) | 7.8℃ | 13.5℃ | 2.2℃ | 177.0mm |
釧路市(道東エリア) | 6.4℃ | 10.7℃ | 2.6℃ | 270.5mm |
春の北海道旅行におすすめの服装は?
春の北海道は日中暖かく感じる日もありますが、朝晩は冷え込むため、防寒対策は必須です。特に3月から4月にかけては、厚手のコートやダウン、マフラー、手袋などを持っていくと安心です。4月下旬から5月にかけては、日中に薄手の長袖やジャケットで過ごせる日も増えてきますが、まだまだ肌寒い時期が続くため、重ね着を意識しましょう。
また、紫外線対策として帽子やサングラスも忘れずに持っていくことをおすすめします。気温の変化が大きい春の北海道旅行では、天気予報をこまめに確認しながら準備を進めましょう。
なお、北海道の桜の満開は例年5月上旬~5月中旬頃。桜が見頃を迎える時期に合わせて旅行を計画するのもおすすめですよ。
夏の北海道(6月~8月)の気温・気候・服装
北海道の夏の気温を都市別に紹介します。澄んだ青空と広大な大地を満喫するには、夏は北海道観光のベストシーズン!涼しくて快適な北海道の夏を楽しむために、持ち物や服装を準備する際の参考にしてくださいね。
夏の北海道の平均気温
湿度も低く、過ごしやすい気候が続くので、夏の北海道は観光のベストシーズン!夏の北海道は東京と比べると涼しく、快適な気候が特徴です。
札幌や函館では、平均気温が22〜23℃前後で、最高気温も27℃前後に留まります。一方、釧路や旭川といった道北や道東エリアでは、平均気温が19〜22℃ほどで道央、道南エリアよりもやや涼しいです。
ただし朝晩は寒く感じることもあるため、薄手の上着を持参しておくと体温調節しやすいですよ。
都市名 | 平均気温 | 最高気温 | 最低気温 | 降水量 |
---|---|---|---|---|
札幌市(道央エリア) | 23.3℃ | 27.6℃ | 19.9℃ | 264.5mm |
函館市(道南エリア) | 22.8℃ | 26.8℃ | 19.5℃ | 264.0mm |
旭川市(道北エリア) | 22.2℃ | 27.6℃ | 17.6℃ | 402.5mm |
釧路市(道東エリア) | 19.1℃ | 22.6℃ | 16.3℃ | 332.0mm |
夏の北海道旅行におすすめの服装は?
夏の北海道は、涼しくて過ごしやすい気候が特徴です。日中は半袖で快適に過ごせる日が多いですが、朝晩は冷え込むこともあるため、薄手のカーディガンやパーカーなどの羽織りものを持っていくと安心です。
特に道東エリアや海沿いのエリアでは、霧がかかることがあり、肌寒く感じる場合もあるので、長袖のシャツやパーカーが役立ちますよ。
また、自然豊かな場所や山間部では、日差しが強いこともあるため、帽子や日傘などでの暑さ対策をしましょう。
さらに、山や森では虫除け対策として長袖・長ズボンの着用や虫除けスプレーの携帯をおすすめします。北海道生まれの便利グッズとして「ハッカ油」も有効です。気温の変化に合わせた服装を心掛け、快適な夏の北海道旅行を楽しんでくださいね。
秋の北海道(9月~11月)の気温・気候・服装
北海道の秋の気温を都市別に紹介します。紅葉が美しいこの季節は、朝晩の冷え込みに備えた服装が必要です。寒暖差の大きい秋の北海道を快適に過ごすために、持ち物や服装の準備の参考にしてください。
秋の北海道の平均気温
秋の北海道は、東京に比べて急激に涼しくなり、9月から徐々に寒さが増していきます。札幌や函館などの道南エリアでは、平均気温は13~14℃前後で、日中は比較的過ごしやすいものの、朝晩は10℃を下回ることもあります。旭川や釧路の道北・道東エリアでは、さらに冷え込み、平均気温は11~13℃程度です。
秋は紅葉が見頃で観光におすすめのシーズンですが、寒暖差が激しいため、厚手の上着やニットなどを用意しておくと安心です。秋の北海道旅行は、防寒対策をしっかり整えて楽しんでください。
都市名 | 平均気温 | 最高気温 | 最低気温 | 降水量 |
---|---|---|---|---|
札幌市(道央エリア) | 13.8℃ | 17.9℃ | 10.0℃ | 361.0mm |
函館市(道南エリア) | 14.3℃ | 18.6℃ | 10.1℃ | 380.0mm |
旭川市(道北エリア) | 11.3℃ | 16.5℃ | 6.8℃ | 427.0mm |
釧路市(道東エリア) | 13.2℃ | 16.9℃ | 9.1℃ | 403.0mm |
秋の北海道旅行におすすめの服装は?
秋の北海道は、最低気温が10℃を下回る日も多く、朝晩は特に冷え込む時間帯です。特に10月から11月にかけては、厚手のコートやマフラー、手袋などのしっかりした防寒対策が必要です。また、インナーには長袖で保温性のある素材を選ぶと、さらに快適に過ごせます。
昼間は少し暖かくなることもあるため、カーディガンやパーカーなどの脱ぎ着しやすいものをアウターの下に着ると、温度調節がしやすいです。
山間部は早くから雪が降り始めるので、滑りにくく撥水性の高い靴を準備することもおすすめです。防水スプレーを使用して靴を保護しておくと、急な雨や雪にも安心して歩けるでしょう。
冬の北海道(12月~2月)の気温・気候・服装
北海道の冬の気温を都市別に紹介します。厳しい寒さが特徴の北海道の冬は防寒対策が欠かせません。雪のアクティビティを楽しむためにも、しっかりと準備を整えて、冬の北海道旅行を快適に過ごすための参考にしてください。
冬の北海道の平均気温
冬の北海道は、東京と比べても寒さが一段と厳しい地域です。札幌では平均気温が-2.8℃、旭川ではさらに低く-6.1℃まで下がります。日中でも氷点下になることが多く、特に道北、道東エリアでは最低気温が-10℃以下になることも。
しかし北海道の魅力は雪景色にもあります。雪が多く降る冬の北海道は、パウダースノーが有名です。雪質が良いため、スキーやスノーボードなどの冬のアクティビティを楽しむには絶好のシーズンといえるでしょう。寒さ対策をしっかりと行って、北海道ならではの冬の魅力を満喫してください。
都市名 | 平均気温 | 最高気温 | 最低気温 | 降水量 |
---|---|---|---|---|
札幌市(道央エリア) | -2.8℃ | 0.3℃ | -6.0℃ | 294.5mm |
函館市(道南エリア) | -1.9℃ | 1.4℃ | -5.6℃ | 257.5mm |
旭川市(道北エリア) | -6.1℃ | -2.1℃ | -10.7℃ | 234.5mm |
釧路市(道東エリア) | -4.3℃ | 0.3℃ | -9.6℃ | 109.0mm |
冬の北海道旅行におすすめの服装は?
冬の北海道は、氷点下まで気温が下がる日が多く、防寒対策が必須です。アウターには厚手のコートやダウンジャケットがおすすめで、雪を防げるフード付きのものが便利。
コンパクトなインナーダウンをアウターの下に重ねると、さらに暖かく過ごせますよ。携帯性もあるので旅行に最適です。
また、インナーは保温性の高いヒートテックなどを選び、寒さをしっかりと防ぎましょう。耳を保護するニット帽や耳あて、手袋、マフラーも必須アイテムです。足元は滑り止めがしっかり効いた靴を用意し、滑りやすい路面に備えましょう。
雪道を歩いていると、靴下が濡れてしまうこともあるため、替えの靴下を持っておくと安心ですよ。寒さ対策を万全にし、冬の北海道旅行を快適に楽しんでください。
北海道旅行の気温・服装に関する注意点は?
最後に、北海道旅行する際の気温や服装に関する注意点をまとめます。北海道はエリアごとに気温差がありますが、どの地域でも日中と朝晩で寒暖差が大きいため、重ね着や防寒対策が欠かせません。下記の注意点を参考にしながら、旅行の準備をしてみてくださいね。
北海道内の気温差に注意する
北海道はエリアごとに気温差が大きいのが特徴です。道南エリアは比較的穏やかな気温ですが、道北や道東エリアでは、冬は特に厳しい寒さが続きます。同じ季節でも地域によって大きく異なるため、旅行前に地域ごとの天気予報をチェックし、地域に合わせた服装を準備することが大切です。
北海道を周遊する場合は、地域の気温差を確認した上で最適な服装を選ぶようにしてくださいね。防寒対策をしっかりと行って楽しい北海道旅行を楽しみましょう!
1日の寒暖差に注意する
北海道では、1日の中で寒暖差が大きいことがよくあります。日中は比較的暖かくても、朝晩は急に冷え込むことが多いです。解決策としては、重ね着がおすすめ。
重ね着をすることで温度調節がしやすくなり、快適に過ごせます。特に春や秋は寒暖差が顕著で、朝晩の冷え込みに油断すると体調を崩してしまいがちです。天気予報を確認し、寒暖差に備えた服装選びを心がけましょう。
北海道の気温・服装をチェックして観光を楽しもう!
この記事では、北海道の気温と観光に適した服装を季節ごとにご紹介しました。北海道旅行では、エリアや1日の気温差が大きいため、重ね着や防寒対策をしっかりと行うことが大切です。旅行前に気温や天気予報を確認し、快適な旅を楽しんでくださいね。
※この記事の情報は、2024年9月12日現在のものです。紹介した平均気温と降水量、気候は年により異なるため、旅行前には最新情報を確認してください。
cover photo by PIXTA