
下北半島観光で外せないおすすめスポット13選!モデルコースも紹介
青森県の北東部に突き出す下北半島は、独特な地形から「まさかり半島」とも呼ばれています。本記事では、下北半島観光で外せないおすすめスポット13選を徹底解説します。モデルコースも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。



青森県の北東部に突き出す下北半島は、独特な地形から「まさかり半島」とも呼ばれています。ただし、下北半島観光でどこに行くべきか悩んでいる方も多いのではないのでしょうか?
そこで本記事では、下北半島観光で外せないおすすめスポット13選を徹底解説します。モデルコースも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
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本州最北端の秘境!下北半島ってどんなところ?

青森県の北東部に突き出す下北半島は、独特な地形から「まさかり半島」とも呼ばれています。中心都市のむつ市を拠点に、西側には奇岩が連なる仏ヶ浦、北端にはマグロで有名な大間崎、東端には野生の馬「寒立馬」が暮らす尻屋崎と、多彩な見どころが点在しています。
日本三大霊場のひとつに数えられる恐山が放つ神秘的な雰囲気や、津軽海峡の厳しい自然が生み出すダイナミックな景観が調和し、下北半島ならではの唯一無二の魅力を感じさせてくれるでしょう。
新鮮な海の幸を堪能するグルメ旅や絶景をめぐるドライブ、心静かに自分と向き合うスピリチュアルな旅など、訪れる人の数だけ楽しみ方が広がる場所です。スマートフォン片手に、日本の絶景を探す新たな旅に出かけてみてください。
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下北半島観光で絶対行きたい!定番のおすすめ観光スポット11選

下北半島を訪れたら、外せない定番の人気観光スポットからご紹介します。息をのむような絶景から、心癒される温泉まで、下北の魅力を象徴する名所を見ていきましょう。
恐山菩提寺
この世ならざる雰囲気が漂う日本三大霊場

下北観光のハイライトともいえる「恐山」は、比叡山や高野山と並ぶ日本三大霊場のひとつです。一歩足を踏み入れると硫黄の香りが立ち込め、荒涼とした岩場が広がる光景は別世界のように感じるでしょう。
境内にはカラカラと回る風車や静かに佇むお地蔵様が点在し、この世とあの世の境界に立つような不思議な感覚を味わえます。湖とは思えないほど美しいエメラルドグリーンの宇曽利山湖のほとりを歩けば、心が洗われるような静寂が広がります。
境内には参拝者が入浴できる温泉もあり、心身ともに清められる特別な体験ができるパワースポットです。
恐山菩提寺(おそれざんぼだいじ)の基本情報 | |
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住所 | 青森県むつ市大字田名部字宇曽利山3-2 |
電話 | 0175-22-3825 |
営業時間 | 6:00~18:00(開山期間:5月1日~10月31日) |
休業日 | 11月1日~4月30日(冬季閉山) |
アクセス | JR下北駅から下北交通バス恐山行きで約45分 |
料金 | 入山料:大人700円、小学生300円 |
公式サイト |
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仏ヶ浦
自然が創り出した白緑の巨大アート

「仏ヶ浦」は、極楽浄土のような景色が広がる絶景スポットです。約2kmにわたって白緑色の奇岩が林立し、風雨と荒波によって形作られた独特の景観は圧巻の一言です。
一つひとつの岩には「如来の首」「五百羅漢」といった仏にちなんだ名前が付けられ、その神秘的な雰囲気を際立たせています。エメラルドグリーンに輝く海と奇岩群のコントラストも息をのむ美しさです。
陸路からもアクセスできますが、断崖絶壁の全景を楽しみたいなら観光遊覧船からの眺めがおすすめです。海上から見上げる奇岩群は、自然の偉大さと神秘をダイレクトに感じられる特別な体験になるでしょう。
仏ヶ浦(ほとけがうら)の基本情報 | |
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住所 | 青森県下北郡佐井村長後縫道石 |
電話 | 0175-38-2111(佐井村役場 総合戦略課) |
営業時間 | 見学自由(遊覧船は要問合せ) |
休業日 | 見学自由(遊覧船は冬季運休あり) |
アクセス | 【車】JR下北駅から駐車場まで約1時間40分、駐車場から徒歩約20分【船】佐井港から観光遊覧船 |
料金 | 見学無料(遊覧船は別途料金) |
公式サイト |
大間崎
本州最北端の地でマグロと記念撮影!

本州最北端の地として知られる大間崎では、巨大なマグロの一本釣りモニュメントとの記念撮影がおすすめです。440kgものマグロを釣り上げた漁師の姿が迫力満点で、海と空の広がる絶景スポットとなっています。
目の前に広がる津軽海峡の向こうには、天気が良ければわずか17.5km先に北海道の函館市街まで望むことができます。潮風を感じながら最果ての地に立つ感覚は、旅ならではの醍醐味です。
周辺には新鮮な大間マグロを堪能できる食堂やお土産屋さんも充実していて、絶景とグルメを一度に楽しめる人気の観光地です。
大間崎(おおまざき)の基本情報 | |
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住所 | 青森県下北郡大間町大字大間字大間平17-1 |
電話 | 0175-37-2111(大間町役場 産業振興課) |
営業時間 | 見学自由 |
休業日 | - |
アクセス | JR下北駅から下北交通バス佐井線で約1時間40分、「大間崎」下車すぐ |
料金 | 無料 |
公式サイト |
尻屋崎
白亜の灯台と野生馬が織りなす絶景

下北半島の最東端に突き出た尻屋崎は、日本離れした牧歌的な風景が広がる場所です。ここに立つ白亜の尻屋埼灯台は、明治9年に完成し、レンガ造りの灯台としては日本一の高さを誇る歴史ある建物です。
もう一つの主役は、寒立馬(かんだちめ)と呼ばれる野生馬。厳しい冬の寒さにも耐え、広大な草原でゆったりと草を食む姿は、のどかな時の流れを体感させてくれます。
春にはかわいらしい、仔馬の姿も見られるでしょう。青い空と海、緑の草原、白い灯台、そして悠然とした馬たち、すべてが絵になる感動的な絶景スポットです。
尻屋崎(しりやざき)の基本情報 | |
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住所 | 青森県下北郡東通村尻屋字尻屋崎1-1 |
電話 | 0175-27-2111(東通村役場 商工観光課) |
営業時間 | ゲート開放時間 4月 8:00~15:45、5月~11月 7:00~16:45 |
休業日 | 12月1日~3月31日(冬期間ゲート閉鎖) |
アクセス | むつ市より車で約36分 |
料金 | 無料 |
公式サイト |
釜臥山展望台
光り輝くアゲハ蝶の夜景に感動!

下北半島で最も標高が高い釜臥山の山頂近くにある展望台からは、360度の大パノラマが広がります。日中はむつ市街や穏やかな陸奥湾、遠くには北海道の山並みまで望むことができる絶景スポットですが、最大の魅力は夜景です。
眼下に広がるむつ市街の明かりが羽を広げたアゲハ蝶のように見えることから「光のアゲハ蝶」と呼ばれ、日本夜景遺産にも認定されています。
展望台までのドライブウェイも爽快で、昼も夜も楽しめる下北半島観光の定番スポット。ロマンチックな夜景は、旅の特別な思い出になること間違いありません。
釜臥山展望台(かまふせやまてんぼうだい)の基本情報 | |
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住所 | 青森県むつ市大湊字釜臥山1 |
電話 | 0175-22-1111(むつ市役所 観光戦略課) |
営業時間 | 8:30~21:30(例年5月下旬~11月3日頃) |
休業日 | 11月上旬~5月下旬頃(冬期間閉鎖) |
アクセス | JR下北駅から車で約40分 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://www.city.mutsu.lg.jp/bunka/spot/kankou-tennboudai.html |
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薬研渓流
手つかずの自然と温泉に癒される

奥入瀬渓流にも劣らないと称される美しい景観が広がる薬研渓流。ヒバやブナの原生林に囲まれ、約4kmにわたる遊歩道が整備されており、川のせせらぎや鳥のさえずりを聞きながらの森林浴は最高のリフレッシュとなります。
新緑がまぶしい初夏や、紅葉に染まる秋など四季折々の表情を楽しめるのも渓流の魅力です。
散策のあとは、近くにある薬研温泉や奥薬研温泉でゆっくりと疲れを癒すのがおすすめ。マイナスイオンを浴びて、心も体もデトックスできるヒーリングスポットです。
薬研渓流(やげんけいりゅう)の基本情報 | |
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住所 | 青森県むつ市大畑町薬研 |
電話 | 0175-34-2111(むつ市大畑庁舎) |
営業時間 | 見学自由 |
休業日 | -(冬期間は積雪のため散策注意) |
アクセス | JR下北駅から車で約40分 |
料金 | 無料 |
公式サイト |
横浜町の菜の花畑
視界一面が黄色に染まる絶景!

毎年5月中旬になると、横浜町は一面が黄色い絨毯のように菜の花で覆われます。その作付面積は日本最大級を誇り、満開の時期には「菜の花フェスティバル」が開催され、多くの観光客で賑わいます。
見渡す限りに広がる菜の花畑の中には「菜の花大迷路」も設けられ、花の香りに包まれながら迷路を歩けば、物語の世界に迷い込んだかのような感覚になるでしょう。
青空と鮮やかな菜の花のコントラストは写真映えも抜群。この時期だけしか出会えない圧巻の絶景が、訪れる人の心を明るく元気にしてくれます。
横浜町の菜の花畑の基本情報 | |
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住所 | 青森県上北郡横浜町大豆田地区 |
電話 | 0175-78-2111(横浜町役場 産業振興課) |
営業時間 | 見学自由(菜の花大迷路は例年9:00~16:00頃) |
休業日 | -(見頃は例年5月中旬) |
アクセス | JR陸奥横浜駅から車で約10分 |
料金 | 見学無料(菜の花大迷路は協力金あり) |
公式サイト |
むつ科学技術館
日本初の原子力船「むつ」に触れる

船の形をしたユニークな外観が目印の「むつ科学技術館」では、日本初の原子力船「むつ」で実際に使われていた原子炉室や操舵室が展示され、内部を間近で見学できるという、日本で唯一の貴重な体験を楽しめます。
さらに、科学の不思議をゲームやシミュレーターで楽しく学べる体験型展示も充実しており、セスナ機のフライトシミュレーターや本格的な釣りが楽しめるつりゲームなど、子どもから大人まで夢中になれるアクティビティが満載です。
津軽海峡を望む高台に位置し、景色も素晴らしい科学館は、学びと遊びが融合した家族でのお出かけにも最適なレジャースポットです。
むつ科学技術館の基本情報 | |
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住所 | 青森県むつ市大字関根字北関根693 |
電話 | 0175-25-2091 |
営業時間 | 9:30~16:30(入館は16:00まで) |
休業日 | 月曜日・木曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始 |
アクセス | JR下北駅から車で約20分 |
料金 | 大人300円、高校生200円、小・中学生100円 |
公式サイト |
脇野沢野猿公苑
世界で最も北に暮らすサルたちに会える!

下北半島は、野生のニホンザルが生息する北限の地として知られています。そんな「北限のサル」たちに確実に出会えるのが、脇野沢野猿公苑です。
ここでは約50頭のニホンザルがのびのびと暮らしており、愛らしい仕草を間近で観察することができます。彼らは国の天然記念物にも指定されている貴重な存在で、厳しい自然を生き抜く姿は生命のたくましさを感じさせてくれます。
また、公苑は道の駅「わきのさわ」に隣接しており、ドライブの合間に気軽に立ち寄れるのも魅力。下北ならではのユニークな出会いが待っているおすすめスポットです。
脇野沢野猿公苑(わきのさわやえんこうえん)の基本情報 | |
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住所 | 青森県むつ市脇野沢七引201-111 |
電話 | 090-3364-0561 |
営業時間 | 9:00~16:00 |
休業日 | 木曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始(12/29~1/3) |
アクセス | JR下北駅から車で約1時間 |
料金 | 大人200円、小中高校生100円 |
公式サイト | https://www.city.mutsu.lg.jp/government/shisetsu/kankou/wakinosawayaenkouen.html |
水源池公園
桜と歴史的建造物が織りなすうつくしい公園

むつ市大湊エリアにある水源池公園は、市民の憩いの場として親しまれている美しい公園です。園内には国の重要文化財に指定されている「旧大湊水源地水道施設」の石造りアーチ式ダムがあり、歴史的な趣と豊かな自然が調和した独特の景観が広がります。
春には約200本の桜が咲き誇り、「むつ桜まつり」期間中は桜のライトアップも楽しめ、幻想的な夜桜が訪れる人々を魅了します。釜臥山を背景にしたダムと桜のコラボレーションは格別で、散策やピクニックにも最適な心安らぐスポットです。
水源池公園(すいげんちこうえん)の基本情報 | |
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住所 | 青森県むつ市宇田町21-25 |
電話 | 0175-24-1818(みどりのさきもり館) |
営業時間 | 24時間 |
休業日 | - |
アクセス | JR大湊駅から車で約10分 |
料金 | 無料 |
公式サイト |
桑畑温泉「湯ん湯ん」
津軽海峡を一望する絶景露天風呂

津軽海峡を見下ろす高台に建つ日帰り温泉施設「湯ん湯ん」の最大の魅力は、露天風呂からの絶景にあります。昼間は雄大な津軽海峡と向こうの北海道の景色を、夜には漆黒の海に浮かぶ幻想的な漁火を眺めながら温泉に浸かることができます。
泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物泉で、体の芯からしっかり温まるのも特徴です。ドライブで疲れた体を癒やすのに最適な、最高のロケーションを誇る絶景温泉。下北旅行の締めくくりとしてリラックスするには理想的なスポットです。
桑畑温泉「湯ん湯ん」の基本情報 | |
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住所 | 青森県下北郡風間浦村大字易国間字湯ノ上1-1 |
電話 | 0175-32-6045 |
営業時間 | 11:00~20:00(最終受付19:30) |
休業日 | 毎週水曜日(祝日の場合は翌日) |
アクセス | JR下北駅から車で47分 |
料金 | 大人400円、小学生150円、幼児60円 |
公式サイト |
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下北半島を知る!穴場のおすすめ観光スポット2選

定番を押さえたら、次は少し足を延ばして穴場スポットへ行きましょう。地元の人ぞ知る隠れた名所を訪れれば、下北観光がディープで特別なものになるでしょう。
願掛岩
縁結びのパワーを授かる巨大な夫婦岩

佐井村の海岸線にそびえ立つ2つの巨岩「願掛岩」は、男女が寄り添うように見える特徴的な岩です。古くから縁結びの神様が宿ると信じられ、恋愛成就を願う人々が訪れる隠れたパワースポットとなっています。
右側が「男岩」、左側が「女岩」と呼ばれ、その間から見える夕日はロマンチックな美しさです。周辺は「がんかけ公園」として整備されており、雄大な海岸線を眺めながらのんびりと過ごすことができます。
カップルや良縁を願う人におすすめの、神秘的な雰囲気に包まれた穴場スポットです。
願掛岩(がんかけいわ)の基本情報 | |
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住所 | 青森県下北郡佐井村大字佐井字矢越 |
電話 | 0175-38-2159(がんかけ公園ケビンハウス管理棟) |
営業時間 | 見学自由 |
休業日 | - |
アクセス | JR下北駅から車で約1時間30分 |
料金 | 無料 |
公式サイト |
川内川渓谷
四季折々の自然美が楽しめるハイキングコース

下北半島屈指の景勝地として知られる川内川渓谷は、自然の中をのんびりと散策したい方におすすめの穴場スポットです。全長約4kmの遊歩道が整備されており、吊り橋や滝など変化に富んだ景色を楽しみながらハイキングができます。
特に、竜神が棲むと伝えられる「大滝」は圧倒的な迫力で、訪れる人々を魅了します。新緑の季節には木々の緑が川面に美しく映りこみ、秋には渓谷全体が華やかな紅葉に包まれるなど、四季折々の自然美も堪能可能です。
川内川渓谷(かわうちがわけいこく)の基本情報 | |
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住所 | 青森県むつ市川内町 |
電話 | 0175-42-2111(むつ市川内庁舎) |
営業時間 | 見学自由 |
休業日 | -(冬期間は積雪のため散策注意) |
アクセス | JR下北駅から車で38分 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://www.city.mutsu.lg.jp/bunka/leisure/kankou-kawautigawakeikoku.html |
下北半島の魅力を1日で満喫!モデルコース

下北半島は広大で見どころが点在しているため、効率よくめぐるには車(レンタカー)が断然おすすめです。ここでは、下北観光のハイライトを1日でめぐる、ドライブに最適な王道モデルコースを紹介します。
時間 | スポット | 移動時間 |
9:00 | JR下北駅 出発 | - |
9:30~11:00 | 恐山菩提寺 | 車で約30分 |
12:30~14:00 | 大間崎(ランチ含む) | 車で約1時間30分 |
15:30~17:00 | 尻屋崎 | 車で約1時間30分 |
18:00 | JR下北駅 到着 | 車で約1時間 |
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まとめ

神秘的な霊場からダイナミックな自然の絶景、さらに心温まる動物たちとの出会いまで、下北半島には日常を忘れさせてくれる特別な魅力が詰まっています。
今回紹介した観光スポットやモデルコースを参考に、ぜひ自分だけの下北観光プランを立ててみてください。
※本記事は情報整理、ライティング補助、誤字チェックなどでAIを活用しています。構成と最終的な確認はNEWT編集部が行っています
cover photo by PIXTA