グラナダ大聖堂（Catedral de Granada）

アルハンブラ宮殿は、グラナダの丘の上に建てられた美しい宮殿です。アルハンブラ宮殿は14世紀ごろに完成したと言われており、イスラム王朝ナスル朝の宮殿として建設されました。繊細な装飾が特徴的な宮殿はイスラム建築の最高傑作とも評されています。1984年には世界遺産に登録され、現在ではグラナダ最大の観光名所として多くの観光客が訪れるスポットです。広大な敷地を有する宮殿内でも、とくにおすすめなのは「二姉妹の間」や「ライオンの中庭。」二姉妹の間は、鍾乳石飾りが施された豪華絢爛な装飾が美しく、フォトジュニック的な空間としても知られています。ライオンの中庭はアルハンブラのなかでもとくに美しいと人気の場所で、12頭のライオンの形をした噴水が特徴的です。

サン・ニコラス展望台は、アルハンブラ宮殿を眺める絶好のスポットとして知られています。渓谷を挟んでシエラネバダ山脈を背景に、左にはヘネラリーフェの白い建物、中央にはコマレスの塔やサンタ・マリア教会の尖塔、カルロス5世宮殿、そして右にはアルカサバが見渡せます。昼間の光景も素晴らしいですが、夜にライトアップされたアルハンブラ宮殿の幻想的な夜景も見逃せません。日没から夜にかけては観光客で賑わい、グラナダを訪れる際には外せない場所といえるでしょう。ヌエバ広場からはバスでアクセスできるほか、散歩を楽しみながら歩いて向かうのもおすすめです。

カンポ・デル・プリンシペ は、レアレホエリア位置する広場で、地元の人々や観光客が集まる憩いの場として親しまれています。この広場は、地元のレストランやタパスバーが多く立ち並び、多くの人で賑わう活気のあるスポットです。特に夕方以降には多くの人々がスペインの小皿料理である「タパス」を楽しみながら談笑する様子が伺えます。広場の中心にはキリストの十字架像があり、伝統的なスポットとしても有名です。ローカル感のある風景を味わいながらリラックスできるスポットといえます。

ヘネラリフェ庭園（Generalife）は、アルハンブラ宮殿近くに位置する、ナスリード王朝時代の夏の離宮として知られる美しい庭園です。静かな環境と精巧な設計が特徴で、地元の人々や観光客が訪れる癒しのスポットとして親しまれています。庭園内には、噴水が並ぶ「アセキアの中庭」や、糸杉に囲まれた「糸杉の中庭」などがあり、それぞれ異なるユニークな雰囲気を楽しめます。展望台からは、グラナダ市内やシエラネバダ山脈の壮大な景色を一望できるのがポイント。敷地内は手入れの行き届いた緑で覆われており、写真撮影スポットとしても人気です。グラナダの歴史を感じられる定番観光スポットといえます。

カルトゥーハ修道院は、グラナダの穏やかなエリアに佇む修道院です。16世紀にカルトゥジオ会によって設立されました。現在では、歴史と宗教文化に触れたい観光客で賑わう人気の観光スポットです。シンプルな外観ですが、中に入るとバロック様式のきらびやかな装飾が広がっています。祭壇や回廊の細かい彫刻やキラキラと輝くステンドグラスが注目ポイント。荘厳な雰囲気を感じられます。静寂に包まれた修道院は、都会の喧騒から離れてゆったりと過ごしたい方にぴったりです。歴史的な宗教建築に触れることのできる貴重な観光スポットといえます。

ダロ川（Río Darro）は、アルバイシン地区とアルハンブラ宮殿の間を流れる小さな川です。この川沿いには「パセオ・デ・ロス・トリステス（Paseo de los Tristes）」という石畳の散策路が続いており、地元の人々はもちりん観光客にも親しまれています。アルハンブラ宮殿を眺められるのがポイントで、綺麗な景色の中をのんびりと散策したい方におすすめです。川沿いにはスタイリッシュなカフェやレストランが並んでおりグルメも楽しめます。昼間はあたたかく穏やかな雰囲気、夜になると通りの灯りで華やかな雰囲気を感じられるのが特徴です。グラナダの美しい景観を楽しみたい方は必見のスポットといえます。