
ロシア観光でおすすめのスポット21選!エリア別に紹介
今回は、ロシア旅行でおすすめの観光スポットを人気ランキング上位から18選ご紹介します。初めての旅行で絶対に訪れたい名所から、話題の人気スポットまで厳選したので、ロシア旅行の参考にしてくださいね!



今回は、ロシア旅行でおすすめの観光スポットを人気ランキング上位から18選ご紹介します。初めての旅行で絶対に訪れたい名所から、話題の人気スポットまで厳選したので、ロシア旅行の参考にしてくださいね!
\NEWTでおトクに旅行しませんか✈️/
ロシア観光の基本情報
ロシアは世界で最も広大な国土面積を誇る国。11もの時間帯(時差)が設けられており、極東のウラジオストクでは日本の-1時間で、最西のカリーニングラードでは日本の-7時間という時差のバリエーションがあり、宗教や文化、言語の多様性が豊かなのも特徴です。
物価に関しては日本と比較して極端に安いと感じるものは少ないですが、アルコール飲料やたばこ、野菜・果物などに関してはコスパよく購入できるでしょう。
コンセントのタイプはヨーロッパで一般的なタイプCです。日本でタイプCに対応したプラグ(マルチタイプがベター)を購入して持っていくのがおすすめです。
日本との時差 | -6時間(モスクワ時間) ※極東のウラジオストクは-1時間 |
|---|---|
フライト時間 | 東京からモスクワまで約15時間 |
公用語 | ロシア語 ※地方によっては公認言語がある |
通貨 | ロシアルーブル(₽) |
治安 | 2025年12月現在、全土に渡航中止勧告、ウクライナ隣接の州には退避勧告 |
物価 | パン1袋=126〜136円、卵10個=267〜270円、ビール450ml=約132円 |
電源プラグ | タイプC |
ロシアの最新の治安は?観光の注意点は?
モスクワやサンクトペテルブルグ、ノヴォシビルスクなどの大都市圏では、外を歩いていて危険を感じることはあまりないでしょう。
ただし、地下鉄やショッピングモール内、大型イベント開催時など、人混みの多い地域ではスリや強盗の被害も報告されています。貴重品の管理には十分気をつけましょう。
2022年2月のウクライナ侵攻以降、ロシアの治安状況は大きく変化しています。外務省は、ウクライナとの国境周辺地域を「レベル4:退避してください。渡航は止めてください。」に指定し、首都モスクワを含む他の地域も「レベル3:渡航は止めてください。」としています。
特に、退避勧告が出ているウクライナと隣接した5州(ブリャンスク・クルスク・ベルゴロド・ヴォロネジ・ロストフ)や北カフカース連邦管区(チェチェン・ダゲスタン・イングーシ・北オセチア・アラニア、カバルダ・バルカル、カラチャイ・チェルケス各共和国及びスタヴロポリ地方)への渡航は止めましょう。
また、現在はロシアから日本や西欧への直行便がなく、国際送金についてもさまざまな制限があります。国際クレジットカードが利用できません。
最新治安情報は、外務省海外安全ホームページで確認してください。
ロシアへの渡航にはビザが必要?
ロシアへの渡航にはビザ取得が必須です。ビザには紙のビザとEビザの2種類があります。
- 紙のビザ(シングル・マルチプルエントリー)
- e-VISA(シングルエントリーのみ)
以下の基本情報をおさえておきましょう。
紙のビザ | 内容 |
|---|---|
有効期限 | シングル:90日間(滞在可能日数は90日間) マルチ:180日間(連続滞在可能日数は最長90日間) |
注意点 | 観光用のバウチャーが必要 |
e-VISA | 内容 |
|---|---|
有効期限 | 60日間(滞在可能日数は16日間) |
注意点 | ・渡航日の4日前までに申請すること ・92か所のチェックポイントからのみ入国可 |
\NEWTでおトクに旅行しませんか✈️/
ロシア・モスクワのおすすめ観光スポット8選
赤の広場やクレムリン、聖ワシリイ大聖堂など、観光名所が目白押しのロシア・モスクワ。19世紀最大のショッピングセンターであるグム百貨店やモスクワ随一のビジネスセンター「モスクワシティ」など、観光スポットのバリエーションが豊富です。
赤の広場
ロシアの政治・歴史の中心地
赤の広場は、モスクワ観光のハイライト的なスポット。総面積が7万3,000平米あり、長さは695m、道幅は約130mという広大な広場です。
赤の広場はクラースニィ・プローシャチと言われますが、クラースニィは「赤い」という意味のほかに、「美しい」が本来の意味での正しい直訳とされています。
冬にはクリスマスマーケットや盛大なショーが催されるスポットに早変わりしますよ。
色鮮やかなタマネギ屋根が可愛い聖ワシリイ大聖堂や、赤いレンガ造りの国立歴史博物館、そして荘厳なクレムリンの城壁に囲まれた開けた広場はまさに圧巻の一言。
赤の広場の見学には半日ほど確保するのがおすすめです。昼は豪華なグム百貨店で名物アイス片手に散策し、夜は幻想的なライトアップを見に再訪するのが王道コースですよ。
赤の広場(Red Square)の基本情報 | |
|---|---|
住所 | Red Square, Moscow, 109012 |
電話 | - |
営業時間 | 24時間 |
休業日 | なし |
アクセス | 地下鉄 オホートヌイ・リャート駅から徒歩で約7分 |
料金 | 無料 |
公式サイト | |
クレムリン
大統領公邸や博物館、教会のある有料エリア
クレムリンは、赤の広場の中にある要塞です。ロシア政治の中枢であり、歴代皇帝が暮らしてきた場所として知られています。
壁の内側には、ウスペンスキー大聖堂をはじめ黄金のドームを持つ聖堂群が並び、どことなく神聖で荘厳な空気が感じられます。
特に必見なのは、武器庫と呼ばれる博物館。きらびやかな馬車やファベルジェの卵(歴代ロシア皇帝が作らせたイースターエッグ)など、ロマノフ王朝の宝の数々はまさに息を呑む美しさです。
入場にはチケットとセキュリティチェックが必要なため、散策自由な赤の広場とは区別して、半日ほど見学時間を確保するのがポイントです。
クレムリン(Kremlin)の基本情報 | |
|---|---|
住所 | Moscow, 103132 |
電話 | - |
営業時間 | 5月15日〜9月30日 9:30〜18:00、10月1日〜5月14日 10:00〜17:00 |
休業日 | 木曜日 |
アクセス | 地下鉄 ボロヴィツカヤ駅から徒歩で約4分 |
料金 | 【大聖堂広場】1,100ルーブル(約2,200円) 【武器庫】1,400ルーブル(約2,800円) |
公式サイト | |
聖ワシリイ大聖堂(ポクロフスキー聖堂)
カラフルな玉ねぎ型のドームが魅力的
聖ワシリイ大聖堂は、赤の広場に位置するロシア正教会の大聖堂。まるでゲームのテトリスやお菓子の家のようなカラフルなタマネギ屋根は、一度見たら忘れられないインパクトをもっています。
外観の可愛らしさとは裏腹に、中は主聖堂を中心に9つの独立した聖堂が複雑な回廊でつながっているのが特徴的。狭い階段を上り下りしながら、探検気分で美しいフレスコ画やイコン(聖像)を巡れます。
聖ワシリイ大聖堂は、イワン雷帝が建設させた壮麗な大聖堂です。2度と同じような壮大な建築を作れないよう、関わっていた建築家たちは全員処刑されたという伝説も。
内部は意外と入り組んでいるので、見学には1時間ほど確保しておくと安心ですよ。
聖ワシリイ大聖堂(Saint Basil's Cathedral)の基本情報 | |
|---|---|
住所 | Red Square, 7, Moscow |
電話 | +74956983304 |
営業時間 | 11:00〜17:00※季節により異なる |
休業日 | なし |
アクセス | 地下鉄 オホートヌイ・リャート駅から徒歩約8分 |
料金 | 大人 2,000ルーブル(約4,000円)、7〜17歳 1,000ルーブル(約2,000円)、7歳未満 無料 |
公式サイト | |
コローメンスコエ
歴代のツァーリ(皇帝)が暮らした離宮
モスクワ中心部から地下鉄2号線で約15分で行けるコローメンスコエは、歴代皇帝の離宮があった場所で、歴史と豊かな自然が調和する広大な野外博物館です。
最大の見どころは、ユネスコ世界遺産に登録されている主の昇天教会の建築美。16世紀に建てられた白亜の教会は、ロシア独自の建築様式で荘厳な美しさを誇ります。 玉ねぎ型の丸い屋根の多いロシア正教会ですが、主の昇天教会は八角形の屋根が特徴的。屋根部分が木造で、ロシア初期の木造建築技術で建てられています。
モスクワ川を望む美しい公園でのんびり散策すれば、都会の喧騒を忘れてロシアの古い歴史といやしを同時に体感できますよ。
コローメンスコエ(Kolomenskoye)の基本情報 | |
|---|---|
住所 | 39 Prospekt Andropova 115487 Moscow |
電話 | +7 499 614-88-80 |
営業時間 | 公園 5:30〜23:00、展示室 10:00〜18:00 |
休業日 | 展示室 月曜日 |
アクセス | 地下鉄 コローメンスコエ駅から徒歩すぐ |
料金 | 無料 |
公式サイト | |
ノヴォデヴィチ修道院
ミニチュア・クレムリンとも呼ばれる修道院
ノヴォデヴィチ修道院は、赤と白のコントラストが美しい城壁と、黄金のドームが特徴的な修道院。かつては王族の女性たちが過ごしたこの静かな聖域で、12もの塔をもつ堅固な城塞に囲まれているため、ミニチュア・クレムリンと呼ばれることもあります。
モスクワ・バロックの最高傑作ともいわれ、チャイコフスキーが名曲『白鳥の湖』の構想を練った場所としても有名。目の前の池に修道院が鏡のように映り込む夕暮れ時の景色は、言葉を失うほどの幻想的な美しさです。
ノヴォデヴィチ修道院(Ensemble of the Novodevichy Convent)の基本情報 | |
|---|---|
住所 | Novodevichy Passage1,119435 Moscow |
電話 | +7 499 246-85-26 |
営業時間 | 9:30〜17:30 |
休業日 | なし |
アクセス | 地下鉄 スポルチーブナヤ駅から徒歩で約10分 |
料金 | 500ルーブル(約1,000円) |
公式サイト | |
GUM(グム)百貨店
19世紀ヨーロッパ最大のショッピングセンター
GUM百貨店は、1893年に開業した当時のヨーロッパ最大のショッピングモール。石造りで天井は1万枚以上のガラス窓から構成されています。「これがデパート?」と思わず声が出るほど、まるで映画や童話に出てくるお城のような美しさです。
ハイブランドが並ぶ空間ですが、ここで絶対に外せないのが名物のアイスクリーム。地元の人にも愛される素朴なアイスを片手に、歴史を感じる華やかな館内を歩けば、まるで映画の主人公になったような気分を味わえるでしょう。
夜には建物全体がイルミネーションで輝き、幻想的な雰囲気に包まれますよ。
GUM(グム)百貨店(GUM Department Store)の基本情報 | |
|---|---|
住所 | Red Ploschad 3,Moscow |
電話 | +7 (495) 788-4343 |
営業時間 | 10:00〜22:00 |
休業日 | なし |
アクセス | 地下鉄 オホートヌイ・リャート駅から徒歩で約5分 |
料金 | 無料 |
公式サイト | |
ボリショイ劇場
世界屈指のバレエ・クラシック音楽の発信地
モスクワの中心部にあるボリショイ劇場。1776年の創設以来、バレエやクラシック音楽を中心としたロシア芸術の最高峰として輝き続けています。
劇場に一歩足を踏み入れれば、そこはまるで帝政ロシア時代の空間。黄金の装飾と真紅のベルベットに包まれた空間は、息をのむほどの美しさです。
ここでぜひ体験したいのが、劇場の代名詞でもあるバレエのプログラム『白鳥の湖』。かのチャイコフスキーの音楽発祥の地で観る舞台は、格別の感動を与えてくれます。また、冬の風物詩『くるみ割り人形』など、誰もが知る名作も見られますよ。
一生に一度、この魔法のような空間で、世界最高の芸術に酔いしれてみませんか?
ボリショイ劇場(Bolshoi Theatre)の基本情報 | |
|---|---|
住所 | Teatralnaya square 1 |
電話 | +7 495 455-55-55 |
営業時間 | 公演により異なる |
休業日 | 年中無休 |
アクセス | 地下鉄 オホートヌイ・リャート駅から徒歩約3分 |
料金 | 公演により異なる |
公式サイト | |
トレチャコフ美術館
中世ロシア芸術の宝庫として有名
トレチャコフ美術館は、19世紀末に紡績業で富を築いたパヴェル・トレチャコフによってコレクションの大部分が収集されたとされています。
12世紀の貴重なイコン像をはじめとして、シーシキンの『松林の朝』やレーピンの『イワン雷帝』など、10万点を超える美術作品が楽しめるのが特徴。また、新館ではソ連時代の貴重な美術品も鑑賞できます。
帝政ロシア〜現代ロシアにまでいたる芸術作品の数々を間近で見たい方は必見です。
トレチャコフ美術館(The State Tretyakov Gallery)の基本情報 | |
|---|---|
住所 | 10 Lavrushinsky Lane, Moscow, 119017 |
電話 | +74959570727 |
営業時間 | 日・火・水曜日 10:00〜18:00、木・金・土曜日 10:00〜21:00 |
休業日 | 月曜日 |
アクセス | 地下鉄 トレチャコフスカヤ駅から徒歩約10分 |
料金 | 旧館 大人 700ルーブル(約800円)、新館 大人 600ルーブル(約1,200円) |
公式サイト | |
サンクトペテルブルクのおすすめ観光スポット5選
サンクトペテルブルグはロシア第2の都市にして芸術・水の都です。世界三大美術館や世界でも有数の大きさを誇る教会建築、皇帝たちが暮らしてきた離宮など、帝政ロシア時代の偉大な歴史や芸術の数々を楽しめる芸術の都としても知られていますよ。
エルミタージュ美術館
世界三大美術館、かつ歴代の皇帝たちの居城
エルミタージュ美術館は、フランスのルーヴル美術館とアメリカのメトロポリタン美術館と並ぶ、世界三大美術館のうちの一つで、歴代のロシア皇帝が暮らした冬の宮殿として使われていました。
歴代皇帝の冬宮そのものが美術館となっており、収蔵品は300万点以上。館内は4つの建物、400以上ものホールで構成されています。すべてを見てまわるなら1日がかりの見学になるでしょう。
「全ての作品を1分ずつ見ても、見終わるのに数十年かかる」と言われるほどの規模を誇るエルミタージュ美術館。単なる美術館ではなく、ロシア帝国の栄華そのものを体感できるスポットです。
エルミタージュ美術館(Hermitage Museum)の基本情報 | |
|---|---|
住所 | The State Hermitage Museum Russia, 190000, St Petersburg, Dvortsovaya Naberezhnaya 34 |
電話 | +78127109079 |
営業時間 | 水・木・日曜日 11:00〜18:00、火・金・土曜日 11:00〜20:00 |
休業日 | 月曜日 |
アクセス | 地下鉄 アドミラルテイスカヤ駅から徒歩約5分 |
料金 | 700ルーブル(約1,400円) |
公式サイト | |
聖イサアク大聖堂
黄金のドームが特徴的!世界最大級の教会建築
聖イサアク大聖堂は、完成までに40年もの歳月を費やした、サンクトペテルブルク最大の正教会です。外観の黄金のドームもさることながら、一歩足を踏み入れると、そこは息をのむような色彩の世界。
マラカイトやラピスラズリなど、宝石をふんだんに使った柱や壁画は、芸術性が感じられます。ちなみに第二次世界大戦中は、敵の標的になるのを避けるため、黄金のドームを灰色に塗りつぶして破壊を免れたという逸話も残っています。
大聖堂のらせん階段を登りきると、展望台からは街を一望できる絶景が広がりますよ。
聖イサアク大聖堂(Saint Isaac's Cathedral)の基本情報 | |
|---|---|
住所 | St Isaac's Square 4,St Petersburg,Russia |
電話 | +7 812 315-97-32 |
営業時間 | 10:00〜18:00 |
休業日 | 水曜日 |
アクセス | 地下鉄 アドミラルチェイスカヤ駅から徒歩約10分 |
料金 | 大人 450ルーブル(約900円)、7〜18歳 200ルーブル(約400円) |
公式サイト | |
血の上の救世主教会
悲劇のストーリーが隠された壮麗なロシア正教会
血の上の救世主教会は、まるで絵本から飛び出してきたようなカラフルなタマネギ型の屋根が特徴的なスポット。
しかし、そのポップな見た目とは裏腹に、「血の上」という衝撃的な名前がついています。これは、皇帝アレクサンドル2世が暗殺されたまさにその場所に建てられたことが由来。内部は壁から天井まで、世界最大級の規模をほこるモザイク画で埋め尽くされており、そのディティールの細かさと色合いの鮮やかさは、言葉を失うほどです。
ちなみに教会内には、皇帝が血を流した石畳がそのまま保存されています。皇帝の悲劇的な歴史とロシア・ビザンチン洋式の教会建築を楽しめるスポットです。
血の上の救世主教会(Church of the Resurrection of Jesus Christ)の基本情報 | |
|---|---|
住所 | Griboyedov Canal Embankment 2б,St. Petersburg 191186, Russia |
電話 | +7 812 315-16-36 |
営業時間 | 10:00〜18:00 |
休業日 | 水曜日 |
アクセス | 地下鉄 ネフスキー・プロスペクト駅から徒歩約10分 |
料金 | 大人 450ルーブル(約900円)、7〜18歳 200ルーブル(約400円) |
公式サイト | |
エカテリーナ宮殿
豪華絢爛な皇帝たちの離宮
エカテリーナ宮殿は、サンクトペテルブルク郊外に位置する、エカテリーナ1世が夏の離宮として建設させた建物です。
目の覚めるような青と白、そして金の装飾の美しさが特徴的。女帝エリザヴェータやエカテリーナ2世が夏を過ごした場所で、その華やかさはエルミタージュを凌駕するともいわれます。
見どころは、琥珀で埋め尽くされた伝説の部屋「琥珀の間」。かつてナチス・ドイツによって持ち去られ行方不明となり、その後24年の歳月をかけて復元されました。その神秘的な輝きには圧倒されることでしょう。
エカテリーナ宮殿内をひと通り見てまわったら、手入れの行き届いた広大な庭園で優雅なひとときを過ごしてみては?観光しながら公園でリラックスできる設計になっていますよ。
エカテリーナ宮殿(Catherine Palace)の基本情報 | |
|---|---|
住所 | Garden St7,Sankt-Peterburg, Russia 196601 |
電話 | +7 812 415-76-67 |
営業時間 | 10:00〜18:00 |
休業日 | 火曜日 |
アクセス | 地下鉄 スヴェツナーズ駅で下車、バスに乗ってツァールスコエ・セロで下車 |
料金 | 大人 2,100ルーブル(約4,160円)、7〜13歳 700ルーブル(約1,410円) |
公式サイト | |
クンストカメラ
個性的なミイラの展示があるユニークな博物館
クンストカメラは、ピョートル大帝の好奇心が詰まった、世にも奇妙な博物館です。ロシア初の博物館であり、サンクトペテルブルクを作ったピョートル大帝の好奇心のまま集めたコレクションが特徴的。
世界の珍しい物品や、人体解剖の標本などが展示されています。ロシアの科学の発展を目的として作られたため、ホルマリン漬けの白骨体や標本など少しグロテスクながらも学術的に貴重な展示が有名。怖いもの見たさで訪れる人も多いですが、当時の科学への情熱を肌で感じられるユニークなスポットです。
クンストカメラ(Kunstkamera)の基本情報 | |
|---|---|
住所 | University Embankment 3,St Petersburg,Russia 199034 |
電話 | +7 812 328-14-12 |
営業時間 | 10:00〜18:00 |
休業日 | 月曜日 |
アクセス | 地下鉄 アドミラルチェイスカヤ駅から徒歩約15分 |
料金 | 400ルーブル(約800円) |
公式サイト | |
ウラジオストクのおすすめ観光スポット3選
太平洋に面したウラジオストクは、極東ロシアのヨーロッパともいわれ、日本から飛行機で約2時間半で到着するアクセス性のよさが魅力的な街(2025年12月現在、現在は直行便は運休されています)。
ここからは、そんなウラジオストクでおすすめの観光スポットをチェックしましょう。
ウラジオストク駅
全長9,288km続くシベリア鉄道の終着駅
ウラジオストク駅は、モスクワから続く世界一長い鉄道・シベリア鉄道の東の終着点です。1893年に開業し、現在の駅舎は17世紀の宮殿を模したネオ・ロシア様式で建てられました。クリーム色と淡いグリーンの外観は、まるで絵本の世界から飛び出してきたような可愛らしさです。
とくに駅のホームにあるシベリア鉄道の全長を表す「9,288キロポスト」は必見!ウラジオストクでの記念撮影は旅の証となりますよ。また、天井画が美しい待合室や、ホームに展示された蒸気機関車もレトロな雰囲気を演出しており、鉄道ファンでなくとも、その歴史の重みと旅情に胸が熱くなるはずです。
ウラジオストク駅(Station Vladivostok)の基本情報 | |
|---|---|
住所 | Ulitsa Aleutskaya, 2, Vladivostok, Primorsky Krai,Russia 690091 |
電話 | +7 800 775-00-00 |
営業時間 | 24時間 |
休業日 | なし |
アクセス | ウラジオストク空港から車で約1時間 |
料金 | 無料 |
黄金橋(ザラトイ・モスト)
1,400mもの長さを誇る大橋
黄金橋は、V字の橋脚が美しい巨大な橋です。かつて交通渋滞に悩まされていた市民のために、2012年のAPEC開催に合わせて建設されました。長さは1,400mで世界第5位の長さを誇ります。金角湾をまたぐその姿は、今や街のシンボルとして愛されていますよ。
時期によっては橋の上を歩けますが、おすすめは展望台からの眺め。特に、霧がかかった日の幻想的な姿や、夜間にライトアップされ海面に光が反射する様子は必見です。近代的な建築美と、古き良き港町のコントラストを楽しんでください。
黄金橋(Zolotoy Bridge)の基本情報 | |
|---|---|
住所 | Vladivostok, Primorsky Krai,Russia 690012 |
電話 | - |
営業時間 | 24時間 |
休業日 | なし |
アクセス | 乗り合いバスやタクシーで通過可能 |
料金 | 無料 |
鷲の巣展望台
ウラジオストク市内を一望できる人気観光スポット
ウラジオストク観光のハイライトとも言えるのが、標高約200mの高さからウラジオストクの街や金角湾、黄金橋を一望できる鷲の巣展望台です。ケーブルカーを使って気軽に展望台までアクセスできます。ここから見下ろす展望は、旅行パンフレットの表紙を飾るほどの絶景です。
観光するなら、なんといってもマジックアワーから夜景の時間帯がおすすめ。夕日が沈み、街の明かりがポツポツと灯り始め、黄金橋が輝きだす瞬間は、国内外の旅行者を魅了してやみません。キラキラと輝く港町の大パノラマを目に焼き付けてください。
鷲の巣展望台(Eagle's Nest Mount)の基本情報 | |
|---|---|
住所 | Nerchinskaya Ulitsa, 24,Vladivostok, Primorsky Krai,Russia 690014 |
電話 | - |
営業時間 | 24時間 |
休業日 | なし |
アクセス | ケーブルカーから降りて徒歩で約10分 |
料金 | 無料 |
モスクワ北東・黄金の環のおすすめ観光スポット3選
モスクワ周辺地域も含めて観光するなら、歴史的な観光スポットが盛りだくさんの黄金の環がおすすめ!黄金の環は、モスクワの北東に環状に点在する古都群です。
ウラジーミルやスズダリなど、中世の面影をとどめるロシアの古都を巡ってみてはいかがでしょうか?
セルギエフ・ポサート
中世の面影を色濃く残すロシア正教の聖地
セルギエフ・ポサードは、ロシアのバチカンとも称される、ロシア正教最大の聖地です。14世紀に聖セルギウスが森の中に小さな教会を建てたことから歴史が始まりました。モスクワから電車でわずか1時間半ほどでアクセスできます。
最もおすすめの観光スポットは、至聖三者聖セルギイ大修道院です。門をくぐった瞬間、目の前に広がるのは鮮やかなブルーと黄金に輝くタマネギ型ドーム。世界遺産にも登録されている、ロシア正教会の精神的な中心地です。
実はセルギエフ・ポサードは、あの有名なマトリョーシカの一大生産地でもあります。大修道院の荘厳な空気に浸った後は、お土産選びも楽しめる、初めてのロシア旅にぴったりの街です。
スズダリ
中世ロシアの面影がある田舎町
黄金の環の街の中でも特に美しく、長い歴史があるといわれるのがスズダリです。街全体が屋根のない博物館として保護されており、高層ビルは一切ありません。
木造の教会や風車が並ぶのどかな風景の中、馬車がゆっくりと通り過ぎていきます。まるで数百年前にタイムスリップしたかのような錯覚に陥ることでしょう。
そして、ぜひ味わってほしいのが名物「メドヴーハ(蜂蜜酒)」。甘く優しいその味は、この可愛らしい街の思い出をより一層楽しいものにしてくれるはずです。
ウラジーミル
12世紀に繁栄したウラジーミル・スーズダリ公国の中心地
かつてモスクワがまだ小さな村だった頃、ロシアの中心だった街が、ウラジーミルです。12世紀に首都として栄え、モンゴルの襲来を受けるまで繁栄を極めました。当時の大公たちの権力を象徴する、力強く美しい白石建築が残されています。
なかでも有名なのが、丘の上にそびえ立つ真っ白なウスペンスキー大聖堂。実はこの大聖堂、クレムリンにある寺院のモデルにもなった歴史的傑作とされ、精緻な彫刻は必見です。
かつての街の入り口であった黄金の門の前に立てば、公国の栄華と、歴史の重みを肌で感じられるでしょう。かつての帝都ならではの歴史とスケール感を味わえる街です。
ロシア連邦カレリア共和国でおすすめの観光地2選
カレリア共和国は、フィンランドとロシア文化の交錯地点です。船でしかアクセスできない島や木造の教会建築など、ここでしか見られない観光スポットが目白押しですよ。
キジ島
シーズン限定でタイムスリップ気分を味わえる島
キジ島の歴史は古く、14世紀頃から交易の要所として栄えました。しかし、現在世界中の人々を惹きつけてやまないのは、18世紀に建てられた木造教会群です。1990年にはキジ島の木造教会として世界遺産にも登録されました。
金属の釘を一本も使わずに木を組み上げる伝統技法は、木材が腐るのを防ぐための知恵でもありました。数百年もの間、風雪に耐え抜いたその姿は、まさに人類の叡智の結晶です。
プレオブラジェンスカヤ教会
十字架がついた22ものドームが特徴の木造教会
プレオブラジェンスカヤ教会は、キジ島のシンボルとされるロシア正教の教会。1714年に建立されたこの教会は、高さ37m、実に22個もの玉ねぎ型のドームを持っています。
ポプラの一種であるヤマナラシの木で作られた屋根瓦は、長い年月をかけて太陽と風雨にさらされることで、不思議なことに金属のような銀色の光沢を帯びるようになったのです。
夏は緑の草原とのコントラストが、冬は白銀の世界に溶け込む姿が絶景。ぜひツアーに参加して行ってみることをおすすめします。
ロシアの人気観光地をチェック!
この記事では、ロシアのおすすめの観光スポットを紹介しました。名所や見どころがいっぱいあるロシアでは、効率よく歴史や芸術にショッピングも楽しむのがおすすめです。
ボルシチやピロシキ、シャシリクなど、ロシアならではのグルメも堪能できます。ぜひ紹介した観光地を参考に、ロシア旅行のスケジュールを立ててみてくださいね!
※記事のレートは、2025年12月1日現在、1ルーブル=2円で計算しています
※2025年12月時点での外務省の危険情報によれば、ロシア全土に危険度レベル3の渡航中止勧告、ウクライナ国境に近い地域にはレベル4の退避勧告が出ています。渡航前に必ず最新の情報を確認してください。また、各観光地の営業時間や料金は変更が生じる場合があります。
cover photo by pixabay


