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ロシア渡航に便利な電子ビザ(Eビザ)とは?料金や申請方法を詳しく解説!

ロシア渡航には観光ビザが必要です。2023年8月1日からはロシア電子ビザ(Eビザ)の発給がスタート!電子ビザをインターネット上で取得すれば、そのままロシアに渡航できるようになりました。 この記事では、ロシアの電子ビザ(Eビザ)の条件や料金、必要なもの、具体的な申請方法について画像付きで紹介。ロシア電子ビザの取得方法ついて詳しく知りたい方は、参考にしてみてください。

ライター
Kazuki Hashimoto
鹿児島県出水市生まれ、埼玉県和光市出身。自分の人生の大半を東京圏で暮らして来ましたが、どうも好きになれずにバックパッカーで旧ソ連圏を中心にふらふらしたり、九州周辺にお試し移住したりしていました。将来的にはロシアの飛び地カリーニングラードと九州の地方都市で二拠点生活を画策中。。。普通の方にはない独自の視点でコンテンツ制作に取り組んでいます。
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ロシア渡航には観光ビザが必要です。2023年8月1日からはロシア電子ビザ(Eビザ)の発給がスタート!電子ビザをインターネット上で取得すれば、そのままロシアに渡航できるようになりました。

この記事では、ロシアの電子ビザ(Eビザ)の条件や料金、必要なもの、具体的な申請方法について画像付きで紹介。ロシア電子ビザの取得方法ついて詳しく知りたい方は、参考にしてみてください。

Contents

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ロシア渡航に必要な電子ビザ(Eビザ)とは?

ロシアへ渡航するにはビザの取得が必須です。ロシアのビザを取得する方法には、ロシア大使館やロシアビザセンター、ビザ代理申請センターなどで取得する方法のほかに、インターネット上で電子ビザ(Eビザ)を申請する方法があります。

とくに2023年8月1日からスタートした電子ビザは、インターネット上で所定の手続きを済ませるだけで、通常3〜4日でビザが発給されるので簡単さが特徴です。

ここからは、ロシア渡航に必要なロシア電子ビザの申請対象や有効期限、必要なものをチェックしたうえで、実際の申請・取得方法について確認しましょう。

ロシア電子ビザの申請対象・条件


photo by pixabay

ロシア電子ビザは2023年8月1日からスタートした新たな査証制度。中国や北朝鮮、イラン、トルコといった友好国からの観光客だけでなく、EU諸国や日本、台湾などの観光客に対して(2023年8月現在、合計55ヵ国)も電子ビザが発給される点が特徴です。

日本人であれば、写真やパスポートのコピー、個人情報をオンライン上で入力すれば申請OK。渡航前にホテルの予約をしたり、招へい状を取得したりする必要はありません。

ロシア電子ビザの申請料金


photo by Unsplash

ロシア電子ビザの申請代金は51.4ドル(約7,490円)です。6歳以下の子どもの場合は無料ですが、申請プラットフォームに個人情報を入力しなければなりません。

事前発表ではビザ代金は40ドルと伝えられていましたが、2023年8月30日時点で374人民元(51.4ドル)に値上がりしていることが確認されています。

ビザ代金は事前予告なしに変動する可能性があるので、申請前に公式サイトを確認することをおすすめします。

ロシア電子ビザの有効期限


photo by Unsplash

ロシア電子ビザの有効期限は、入国日から数えて16日間です。シングルビザなので、複数回渡航する場合は、出国後にもう一度電子ビザを申請・取得する必要があります。

また、電子ビザ以外にも、大使館やロシアビザセンターなどで紙のビザを取得することもできます。その場合は、有効期限が変わるので目的に応じて取得方法をご確認ください。

ロシア電子ビザの申請に必要なもの


photo by Unsplash

ロシア電子ビザの申請に必要なものは下記のとおりです。

  • 有効なパスポート(電子ビザの申請を提出した日から少なくとも6ヵ月以上の残存有効期限が必要)
  • 写真付きページのパスポートコピー(JPEGフォーマット)
  • 写真(申請日時点で6ヵ月以内・3.5×4.5センチ)
  • ビザ代金の支払いに使うカード

これらのものを準備して、実際に申請手続きをしてみましょう。

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ロシア電子ビザを公式サイトから申請する方法

ロシア電子ビザを申請するためには、まずロシア連邦外務省の公式サイトにある電子ビザ公式ページにアクセスし、Eメールアドレス経由でアカウントを登録します。

ロシア連邦外務省|E-visa申請フォーム

本登録後の具体的な申請手順については、下記のとおりです。画像付きで説明するので、参考にしながら申請を進めてくださいね。

1. ロシア電子ビザ公式サイトの言語を英語に設定


photo by Kazuki Hashimoto

公式サイトにアクセスすると、最初の言語の設定がロシア語になっています。本登録後にホーム画面にログインしたら、右上の欄にある言語設定の場所で英語を選択しましょう。日本語は選択できず、英語かロシア語のみとなっています。

2. 新規ビザの申請をクリックする


photo by Kazuki Hashimoto

次に「Apply for a new e-visa」をクリックorタップしましょう。

3. IDナンバーを確認する


photo by Kazuki Hashimoto

Eビザのステータスを確認するためのIdentification numberが表示されるので、メモを控えておくか、画面のスクリーンショットを撮影していつでもIDを確認できるようにしましょう。

4. 写真をアップロードする


photo by Kazuki Hashimoto

中心部に顔がおさまるように顔写真を撮影します。背景に物があると認識されるとエラーになってしまうので、可能であれば白い背景で写真撮影をするように心がけましょう。

5. 個人情報を入力する


photo by Kazuki Hashimoto

国籍やパスポートナンバーを入力し、パスポートの写真データを添付します。パスポート写真は明るい場所で、写真付きページのみを撮影するようにしましょう。


photo by Kazuki Hashimoto


photo by Kazuki Hashimoto

次に、訪問の目的や滞在先(ホテルの住所・電話番号など)について入力していきます。滞在先の予約番号は必須ではないのでご安心ください。


photo by Kazuki Hashimoto

次に、配偶者や家族(父親・母親)に関する情報を入力します。


photo by Kazuki Hashimoto

電話番号やメールアドレス、雇用先の情報などを入力しましょう。


photo by Kazuki Hashimoto

最後に、政治的な活動を行う予定があるのか、犯罪歴の有無などの質問に答えます。登録した個人情報を最終確認したら、ビザ代金の支払い画面に移動します。

6. 電子ビザの代金を支払う


photo by Kazuki Hashimoto

クレジットカードで374人民元(51.4ドル)を支払ったら申請完了です。使用できるカードの種類は、VISAとMastercardの2種類です。

7.電子ビザを印刷、もしくはデバイスにダウンロードする


photo by Unsplash

数日以内に電子ビザが登録しているメールアドレスに届きます。電子ビザを印刷するか、PDFデータをデバイスに保存しておけば、ロシア電子ビザの準備は完了です。

ちなみに、メールで結果が届く前にも、公式サイトより電子ビザの取得状況の経過が確認できます。「支払い待ち」「処理を受け入れました」「処理が完了しました」など、状況により表示がされるため、ビザの申請ができているかどうかを確認したいときはこちらをチェックしてみましょう。

ステータスの確認には、申請時に取得したIDナンバーと認証コードが必要です。

ロシア電子ビザ申請における注意点

ビザ申請は最低でも渡航の4日前までに


photo by pixabay

ロシア電子ビザは渡航予定日の4日前までに申請しなければなりません。

渡航予定日の40日前から申請できるので、直前になって焦ってしまわないように、余裕のあるビザ申請スケジュールを組むように心がけましょう。

電子ビザの代行申請はできない


Photo by Unsplash

電子ビザは旅行代理店による代行申請が不可です。申請プラットフォームに自分の情報を入力すれば、30分程度で申請が完了するので、自分で申請を行いましょう。

ただし、紙のビザを申請する場合は、ビザ申請代行業者も利用できます。

電子ビザで入国できない国境ポイントもある


photo by pixabay

ロシア電子ビザでは入国できない国境のポイントもあります。ヨーロッパ方面では対応しているポイントがほとんどですが、カザフスタンやアゼルバイジャンなどの車やバスで通過する国境に関しては、電子ビザでは通過できないので注意しましょう。

電子ビザに対応している国境ポイントに関しては、公式サイト情報メディアの国境検問所についての情報を確認してください。

申請時の入力はアルファベット・英語


photo by pixabay

ロシア電子ビザ申請時の言語は英語なので、住所や名称などを入力する際は、入力した英語に間違いがないかを何度もチェックするようにしましょう。間違った情報を登録すると、ロシア入国が認められなくなってしまう可能性があるため、最終チェックは欠かさずに。

ロシア入国時におすすめのルート


Photo by Unsplash

ロシア入国時におすすめのルートには、以下のようなルートが挙げられます。

【空路】

  • 中東or中国→モスクワ(Vnukovo airport,Domodedovo airport,Sheremetyevo Airport)
  • 中東or中国→サンクト・ペテルブルグ(Pulkovo Airport)
  • 中東or中国→ノボシビルスク(Tolmachevo Airport)
  • 中東or中国→ソチ

列車やバス、車で国境越えをすることも可能ですが、スムーズに入国審査が行われる空路での入国がおすすめです。その中でも、首都モスクワや芸術の都サンクト・ペテルブルグ、ロシア人に人気の黒海沿いの街ソチなど、大都市に渡航するのがいいでしょう。

日本からの直行便はないので、必然的に中国や中東経由での空路入国となります。

ロシアのクレジットカード事情


Photo by Unsplash

2022年3月2日からの経済制裁によりロシアの銀行はSWIFT(国際銀行間通信協会)から除外されています。

そのため、日本のJCB・VISA・Masterカードをロシアで利用することはできません。米ドルやユーロ、人民元などの外貨を準備して、現地でロシアの通貨、ルーブルに両替することになります。

旅行に必要なお金を計算して、両替用の外貨を多めにもって渡航するようにしましょう。

ロシア渡航が決まったら早めの電子ビザ申請を!

2023年8月1日にスタートした電子ビザは、入国予定日の40日前から4日前までにインターネット上で申請・取得できるビザです。ビザの有効期限は16日間で、2023年8月30日時点でビザ代金は51.4ドル(7,490円)となっています。

これまでのビザは大使館やロシアビザセンターなどで申請をする手間がありましたが、ロシア電子ビザの登場でロシアビザ取得のハードルはかなり下がりました。

ロシア渡航が決まったら、早めに電子ビザを申請しましょう。

※2023年8月30日時点での外務省の危険情報によれば、ロシア全土に危険度レベル3の渡航中止勧告、ウクライナ国境に近い地域にはレベル4の退避勧告が出ています。渡航前に必ず最新の情報を確認した上で渡航の判断を行ってください。

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