【2022年最新】ロシア旅行の費用を解説!2泊3日や4泊6日の相場を紹介
煌びやかな建築物とうつくしい街並みが魅力的なロシア。東京から約2時間半でアクセスできるウラジオストクをはじめ、モスクワやサンクトペテルブルクなど旅先として人気の都市が多くあります。
煌びやかな建築物とうつくしい街並みが魅力的なロシア。東京から約2時間半でアクセスできるウラジオストクをはじめ、モスクワやサンクトペテルブルクなど旅先として人気の都市が多くあります。
今回は、ロシア旅行にかかる費用を2泊3日のウラジオストク旅行と、4泊6日のロシア周遊旅行の2パターンで解説します。
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ロシア旅行でかかる費用を解説!
ロシア旅行にかかる費用の内訳は以下の通りです。
- 航空券費用
- ホテル費用
- 食費
- 現地での交通費
- ビザ取得費用
- 観光&オプショナルツアー費用
- お土産費用
- 海外旅行保険やPCR検査の費用
ロシアの物価は、以前までは日本と同じくらいか少し安い程度でしたが、現在は上昇傾向です。ロシア旅行にかかる費用は、利用するフライトや宿泊するホテルのランク、旅行する都市によっても異なり、その価格差も大きくなります。
ロシア旅行を計画されている場合は、まずは旅先にしたい都市と日数を決め、モスクワやサンクトペテルブルクへ旅行をする場合は、十分な予算を準備しておく必要があります。
それでは、ロシア旅行にかかる費用について項目ごとにくわしく解説します。
ロシア旅行への航空券費用
photo by pixabay
費用の目安:往復で約4万円~約36万円
日本からロシアへの航空券費用は、旅行する都市によって大きく異なります。2022年11月現在は、日本からロシアへの直行便がほとんど運休していることもあり、アブダビやドバイなどの中東を経由する乗り継ぎ便でロシアへアクセスするのが一般的です。
・ウラジオストクへの航空券費用(東京発 往復1名分・乗り継ぎ便)
安い時期(日本の長期休暇以外):4万円ほど(燃油・諸税込み)が相場
高い時期(GWや夏休み、年末年始):6万円ほど(燃油・諸税込み)が相場
※2022年11月現在、東京ーウラジオストク間のフライトは運休しています。
・モスクワへの航空券費用(東京発 往復1名分・乗り継ぎ便)
安い時期(日本の長期休暇以外):20万円~24万円ほど(燃油・諸税込み)が相場
高い時期(GWや夏休み、年末年始):32万円~36万円ほど(燃油・諸税込み)が相場
・サンクトペテルブルクへの航空券費用(東京発 往復1名分・乗り継ぎ便)
安い時期(日本の長期休暇以外):23万円~25万円ほど(燃油・諸税込み)が相場
高い時期(GWや夏休み、年末年始):30万円~34万円ほど(燃油・諸税込み)が相場
東京からウラジオストクへは、約2時間半でアクセス可能なため、1番近いヨーロッパとしても人気の旅先です。新型コロナウイルス蔓延前は、東京とウラジオストク間で直行便もありましたが、2022年11月現在は乗り継ぎを含めて運休中です。
ロシア旅行でのホテル費用
photo by pixabay
費用の目安:1泊で約5,000円〜
ロシア旅行でホテルにかかる費用は、1泊あたり約5,000円〜(1室2人分)とリーズナブル。中でもウラジオストクは、モスクワやサンクトペテルブルクに比べてホテルの相場が安く、コスパがいいのが特徴的です。
・ウラジオストクのホテル費用・相場(1泊1室2人分)
リーズナブルなシティホテル:5千円~1万円前後
スタンダードホテル:1万円~2万円前後
高級ホテル:3万円~5万円前後
・モスクワのホテル費用・相場(1泊1室2人分)
リーズナブルなシティホテル:1万円~1万5千円前後
スタンダードホテル:2万円~3万円前後
高級ホテル:5万円~20万円前後
・サンクトペテルブルクのホテル費用・相場(1泊1室2人分)
リーズナブルなシティホテル:1万円~1万5千円前後
スタンダードホテル:2万円~3万円前後
高級ホテル:5万円前後
モスクワはホテルの数が多く、幅広い価格帯のホテルがあります。特に高級ホテルが多いので、ラグジュアリーステイをたのしみたい方にぴったりな都市の1つです。
ロシア旅行での食費
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費用の目安:1日あたり約5,000円〜
ロシア旅行中にかかる食費は、1日あたり約5,000円です。レストランによって価格帯も幅広いため、予算や目的にあわせて選びましょう。ファストフードなど安価なお店は1食あたり約500円~1,000円、標準的なレストランでの食事は一食あたり約1,000円~3,000円です。
高級レストランなどでの食事を考えている場合は、少し多めに予算を準備しておくといいでしょう。
ロシア旅行での交通費
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費用の目安:1日あたり約500円〜
ロシア旅行にかかる交通費は、1日あたり約500円です。メトロやバスなどの公共交通機関は1乗車あたり約150円とリーズナブルで、1日に複数回乗車することを考えても1日500円前後でおさまります。
タクシーなどを頻繁に利用することを考えている場合は、1日あたり約1,000円を予算と考えておくと安心です。
ロシアへの入国に必要なビザ費用
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費用の目安:約4,000円〜
ロシア旅行に行くには、観光ビザが必要です。ウラジオストクを含むロシア極東沿海地方は、滞在期間が8日間以内であればオンラインで申請可能な電子簡易ビザ(e-VISA)で渡航が可能でしたが、2022年11月時点では、e-VISAは無期限に停止されています。
ロシアの観光ビザは、入国回数にかかわらず最大有効期間は30日間、申請にかかる費用は4,000円〜(申請日から受領日までにかかる期間によって異なる)です。観光ビザの取得には時間がかかる場合もあるので、遅くとも出発の1ヶ月前には申請をするようにしましょう。
ロシアでの観光&オプショナルツアーの費用
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費用の目安:1スポットあたり約500円〜
ロシアの観光スポットの入場料は、どこも500円前後のところがほとんどです。博物館や美術館などの施設も同様の金額設定となっていて、全体的に日本と同じくらいか安めです。
サンクトペテルブルグのペテルゴフ宮殿やエカテリーナ宮殿など、観光客が殺到する人気の一部観光スポットは、入場料が2,000円以上するところもあります。人気の観光スポットへ多く行く予定の方は、少しお金がかかると考えておくと安心ですよ。
ロシア旅行のお土産費用
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費用の目安:約1万円〜
ロシア旅行で必要なお土産の費用は個人差があります。お土産の種類や購入する量によって異なりますので、あらかじめ購入したいお土産リストを作成しておくと大体の予算がわかる上、現地でお土産を購入する際もスムーズです。
ロシアでお土産として人気のマトリョーシカは、中国で作られたものは1,000円前後から購入可能ですが、ロシアで手作りされているものは1万円程度するものもあります。事前に予算を決めてから、その範囲内でお土産探しをするのも、使い過ぎの心配がなくおすすめです。
海外旅行保険やPCR検査にかかる費用
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費用の目安:約5,000円〜
・海外旅行保険
ロシア旅行の海外旅行保険にかかる費用は、旅行日数によって異なります。2泊3日の場合は約1,200円〜2,500円、4泊6日の場合は約1,500円〜4,000円です。加入する保険によって、適用条件や補償内容が異なるため、必ず加入前に確認するようにしましょう。
クレジットカードを持っている方は、クレジットカード付帯の海外旅行保険もあります。海外旅行保険への加入を検討されている方は、保有しているクレジットカード付帯の海外旅行保険の適用条件や補償内容を確認してみるのがおすすめです。
・PCR検査
ロシアから帰国時に受けるPCR検査にかかる費用は、検査結果を得られるまでに要する日数やPCR検査を受ける都市によっても異なりますが、約3,000円〜6,000円が相場です。
ロシアから日本への帰国時に必要となるPCR検査の陰性証明書は、新型コロナウイルスのワクチン接種を3回完了している方は免除となります。日本入国時には、ワクチン接種証明書が必要となるので、忘れずに持参しましょう。
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2泊3日のウラジオストク旅行の費用は?
ウラジオストクは東京から飛行機で約2時間半と、日本から1番近いヨーロッパとしても知られていて、週末旅行にぴったりなスポット!移動時間が短いため、気軽な2泊3日の旅行としても十分たのしめます。
1人あたり相場は約6万円から
ウラジオストクは、近いため航空券費用が安いです。さらに、ロシアの相場よりもホテルの価格も安いため、2泊3日の旅行なら約6万円からたのしめます。週末にあわせて旅行へ行く場合は、少し旅費は高くなりますが、それでも10万円あれば十分旅行を満喫できる旅先です。
4泊6日のロシア周遊旅行の費用は?
モスクワとサンクトペテルブルク2都市周遊のロシア旅行の場合は、両方の都市をしっかりと観光できる4泊6日の旅行日程がおすすめ。モスクワやサンクトペテルブルクは、ウラジオストクとは違い、現地に到着するまで時間がかかるため、1週間前後の日程を確保できるとのんびり観光ができます。
1人あたり相場は約26万円から
4泊6日のモスクワとサンクトペテルブルク2都市周遊ロシア旅行の場合にかかる費用は、1人あたり約26万円からです。ウラジオストクよりも遠く、旅行日程も長くなるため、同じロシア旅行でもモスクワとサンクトペテルブルク2都市周遊旅行の方が、かかる費用は高くなります。
ロシア旅行の費用を節約する4つのコツ
ロシア旅行にかかる費用をなるべく節約する4つのコツをご紹介します。
①ロシアへの旅行が安い時期を狙う
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ロシア旅行が安い時期は、年末年始を除く、冬場の10月〜2月です。地域によっても若干異なりますが、ロシアは11月ごろから本格的な冬となり、冷え込みます。最低気温が-10℃以下になる日もあり、万全の防寒対策が必須です。
オペラや美術館など中心の室内観光をする場合は、冬のロシア旅行でも問題ありませんが、屋外の観光スポットをめぐりたいという方は避けるべきシーズンです。ただしロシア旅行の目的によっては、冬のロシアは観光客も減り、観光しやすいシーズンでもありますね。
②ツアーで予約する
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ロシア旅行は、航空券とホテルがセットになったツアーの利用がおすすめです。航空券とホテルだけがセットになったツアーなら現地では終日自由に観光ができ、航空券とホテルを自分で手配するのとほとんど変わりません。
さらに、旅行代理店のセールをうまく利用できれば、相場よりも安くロシア旅行に行けることも!多くのセールは大型連休前ごろに開催されることが多いので、ロシア旅行を計画し始めたら、まずはセール情報をチェックしてみるのもおすすめです!
③観光ビザは自分で申請・取得する
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ロシアへの観光ビザは、ビザを取得してくれる代理店などを利用せず、自分で取得することで手数料がかからず、費用が抑えられます。しかし、ロシアへの観光ビザを取得するには、申請に必要な書類をそろえた上で、在日ロシア領事部(館)へ申請を行う必要があり、少し手間がかかります。
代理店などに任せることもできる申請なので、手間や費用を加味して自分で行うか検討してみてください。
④Yandex.Taxiというタクシー配車アプリを利用する
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ロシアにはYandex.Taxiというタクシー配車アプリがあります。アメリカでいうところのUber、東南アジアでいうところのGrabのような存在です。アプリで配車をお願いすれば、指定した場所まで迎えにきてくれ、タクシーのように使えます。
タクシーよりも安価に乗車することができる場合も多く、数キロ程度なら500円以下で乗車できます。配車時に料金の所要時間の目安が表示されるので、ぼったくられる心配もなく、安心です。空港からホテルまでの移動など、さまざまなシーンで活躍するアプリです!
ロシア旅行をお得に満喫しよう!
ロシア旅行にかかる費用は、行き先や旅行日数によって以下のように異なります。
- 2泊3日のウラジオストク旅行:約6万円〜(1人あたり)
- 4泊6日のモスクワとサンクトペテルブルク2都市周遊ロシア旅行:約26万円〜(1人あたり)
ロシアの物価は、日本と同じか、少し安い程度で、滞在中もそれほどお金がかからないのが特徴的です。また、ロシアと聞くと遠いイメージがありますが、ウラジオストクは東京から飛行機で約2時間半と週末旅行にもぴったりな旅先!ぜひうつくしい街並みが広がるロシアへ行ってみませんか?
※2022年10月27日のレート、1ロシア・ルーブルは2.39円で計算しています。
※2022年10月27日現在、外務省危険情報としてレベル3(渡航中止勧告)が発出されています。不要不急の渡航は控えるようにしてください。