奈良いきものミュージアムは奈良の人気観光スポット。見どころやアクセス方法を解説

奈良いきものミュージアムの基本情報

奈良いきものミュージアムとは？

奈良いきものミュージアムは、奈良市のミ・ナーラ4階にある爬虫類や魚類、両生類を楽しめる新感覚の施設です。「しとしと」「のそのそ」など、面白い名前の6つのエリアで構成され、100種類以上の生き物たちを間近で見られます。

施設内のデザインは、アクアリウムアートで有名なGA☆KYOさんが手掛けており、動物園や水族館とはひと味違う雰囲気が見どころです。

360°どこを見渡しても、まるで別世界に迷い込んだかのような美しいアート空間。不思議な空間で、大人も子どもも生き物の生態を楽しく学べますよ。

奈良いきものミュージアムの特徴

奈良いきものミュージアムの魅力は、エンターテイメント性あふれる個性的な展示方法とユニークなエリア分けにあります。「しとしと」「のそのそ」など、生き物の特徴を反映したエリアに分かれていて、それぞれの生き物の個性が引き立つように工夫された展示が特徴です。

幻想的な世界観が広がり、生き物たちの生態を学べるだけでなく、施設全体が一つのアート作品としての楽しさがつまっています。美術的な視点からも満足できる施設なので、アートとして楽しみたい方にもおすすめです。

奈良いきものミュージアムの見どころ・楽しみ方

奈良いきものミュージアムには約100種類いる生き物をただ眺めるだけではありません。

ここからは、奈良いきものミュージアムの見どころ・楽しみ方について解説します。

いきものと同じ目線で触れて体験できる！

奈良いきものミュージアムの「ふれあいコーナー」では、ヘビやイグアナなどと直接触れ合うことができます。爬虫類のゴツゴツ、スベスベした肌に触れた瞬間、その独特な質感に驚くことでしょう。

さらに、100円で餌やり体験もできるので、生き物の表情を間近で観察することもできます。普段触れ合うことができない生き物たちと出会える貴重な機会なので、楽しく学びながら体験してみてくださいね！

6つのコンセプトエリアが楽しめる

奈良いきものミュージアムには6つのエリアがあり、それぞれ生き物の特徴に合わせたテーマで分けられています。

のそのそ

「のそのそ」では、ゆっくり動く生き物たちに触れ合え、巨大な蛇や恐竜のオブジェと記念撮影も楽しめます。さらに、カメレオンの美しい色彩や生態を観察できる「カメレオンパラダイス」も見どころです。

しとしと

「しとしと」は、まるで秘境のジャングルのような空間で、GA☆KYOさんが手掛けた迫力ある流木アート「いのちのなる木」が見どころです。大迫力の展示が魅力の「エキゾチック・ギャラリー」では美しい生き物たちと目線を合わせる体験ができます。ソファが設置されているので、ゆったりと世界観を楽しむのもおすすめですよ。

ぷるぷる

「ぷるぷる」には、言葉では表現しきれないほど個性豊かな生き物たちが集まっています。眺めているうちに不思議と魅了され、思わずお気に入りの生き物を見つけたくなるかもしれません。ここでは、ハリセンボンやクレステッドゲッコーなどのユニークな生き物たちと出会えます。

からから

「からから」では、砂漠などの乾燥地帯に生息する生き物たちが集まっています。小さくても見た目は恐竜のような爬虫類たちが砂漠の環境で暮らしており、恐竜のオブジェと現代の「小さな恐竜」との違いを楽しめます。

こわこわ

「こわこわ」には、毒やハサミを持つ見た目がちょっと怖い生き物たちが集まっています。しかし、彼らを近くで観察すると、美しさや生き抜くために進化した能力に驚かされるはずです。ここでは、白黒の縞模様が特徴的なタランチュラや、肉食の淡水魚のピラニアなど、独特な生態を持つ生物たちを観察できます。

NIMキャンプ

「NIMキャンプ」は、ミュージアムを満喫した後にゆったりと過ごせるリラックススペースです。休憩しながら、生き物との出会いや楽しかったこと、驚いたことなどをみんなで共有してみてください。

いきものについて学べる「森の図書館」でリラックス

「NIMキャンプ」エリア内には「森の図書館」があり、生き物についてもっと知りたい場合は積極的に利用してみましょう！生き物についての本がたくさんあるので、生態を楽しく学ぶことができます。

日本最大級の金魚ミュージアムも楽しめちゃう

奈良いきものミュージアムとセットで訪れたいのが、隣接する奈良金魚ミュージアムです。奈良金魚ミュージアムでは、金魚の美しさをアートとして楽しむだけでなく、金魚の生態や歴史についても深く学べます。

色鮮やかな金魚たちが織り成す幻想的なアート空間は、家族やカップルに大人気。日本の美しさを感じられる世界観と金魚の奥深い世界に触れられるスポットとして、奈良の新たな観光名所となっていますよ。

奈良いきものミュージアムと合わせて、奈良ならではの生き物文化をぜひ堪能してみてはいかがでしょうか。

奈良いきものミュージアムはオールシーズン楽しめる

奈良いきものミュージアムは、季節を問わず訪れられる魅力的な観光スポットです。商業施設ミ・ナーラの中にあり、雨の日や暑い日でも楽しめます。天候に左右されないため、予定の変更を気にすることなく、いつでも気軽に立ち寄れます。

さらに、館内にはカフェやショップも充実しているので、ミュージアムを楽しんだ後にひと息ついたり、ショッピングも楽しめるでしょう。小さい子ども連れにもおすすめですよ！

奈良いきものミュージアムの見学方法は？予約は必要？

奈良いきものミュージアムは、当日入園も可能ですが、事前にチケットを購入するとスムーズに入場できます。ここからは、見学の流れやチケット予約の方法について解説します。

入園にはチケットが必要！

奈良いきものミュージアムに入園する際は、チケットの購入が必要です。チケットには、奈良金魚ミュージアムとの共通チケットもあり、2つのミュージアムをまとめて楽しむこともできます。当日の購入も可能ですが、支払いは現金のみとなっています。

一般料金

奈良金魚ミュージアム共通チケット

WEBで事前予約ができる！

チケットは事前に購入しておくと当日スムーズに入園できます。WEBチケットの場合は、クレジットカードやPayPay、後払い（ペイディ）なども利用可能です。なお、当日の場合は現金のみの対応となるため、キャッシュレス派の方には事前予約がおすすめです。

見学に要する時間 

奈良いきものミュージアムでの滞在時間は、平均して1時間ほどとなっています。生き物たちをゆっくり観察したり、写真撮影を楽しむ方は、2時間以上滞在することも多いです。特に、生き物とのふれあいや美しいアート空間を満喫したい方には、ゆっくりと時間をかけて楽しむのがおすすめです。時間に余裕を持って訪れると、より充実した体験ができますよ。

奈良いきものミュージアムへのアクセス・行き方

奈良いきものミュージアムへのアクセス方法を紹介します。

一般的な移動は電車とバス

新大宮駅やJR奈良駅からはバスでアクセスできます。「宮跡庭園」停留所で下車すると目の前に商業施設のミ・ナーラがあるので、4階へ移動しましょう。バスの料金は250円で、所要時間は新大宮駅からは約6分、JR奈良駅からは約10分です。

なお近鉄奈良駅からもバスで移動可能ですが、新大宮駅で電車を降りてからバスを利用するのがおすすめです。

自由度を高くするなら車

子どもと一緒に奈良いきものミュージアムを訪れるなら、車でのアクセスが便利です。二条大路南一丁目交差点を奈良市役所方向へ直進し、市役所正面玄関で左折。そのまま道なりに進めば簡単に到着できます。駐車場も完備されているため、スムーズに移動できるでしょう。

無料シャトルバスを利用しよう

奈良いきものミュージアムでは、JR奈良駅（西口）、近鉄奈良駅、新大宮駅から無料シャトルバスを運行しています。車での移動が難しい場合や、公共交通機関を利用する方にとって、無料シャトルバスはとても便利なサービスです。それぞれの駅からは1時間に1〜3本運行しています。電車を降りた後は、無料シャトルバスを積極的に利用しましょう。

奈良いきものミュージアムの観光を満喫しよう

奈良いきものミュージアムは、子どもから大人まで楽しめる生き物とのふれあい体験が魅力の大注目スポットです。幻想的なアート空間の中で、ユニークなエリアにさまざまな生き物が展示されており、間近で観察できるのがポイント。さらに、天候に左右されない屋内施設なので、暑い日や雨の日でも快適に過ごせます。

アクセスも抜群で、無料シャトルバスで移動もらくらく！家族や友達と一緒に、生き物たちとのふれあいを通じて楽しい思い出を作ってくださいね。

cover photo by wikimedia