奇跡の絶景ウユニ塩湖!特徴や雨季と乾季の観光の見どころ、ベストシーズンをご紹介
ウユニ塩湖は、ボリビア・アンデス山脈に囲まれた広大な塩の大地。天空の鏡とよばれるとおり、水面に反射する絶景で有名な観光スポットです。 この記事では、ウユニ塩湖の大きさや場所、特徴、なぜ反射するかなど、ウユニ塩湖についてを徹底解説!雨季と乾季のそれぞれのウユニ塩湖の見どころやベストシーズン、アクセス方法、観光の注意点などをまとめたので、ウユニ塩湖観光の参考にしてくださいね。
ウユニ塩湖は、ボリビア・アンデス山脈に囲まれた広大な塩の大地。天空の鏡とよばれるとおり、水面に反射する絶景で有名な観光スポットです。
この記事では、ウユニ塩湖の大きさや場所、特徴、なぜ反射するかなど、ウユニ塩湖についてを徹底解説!雨季と乾季のそれぞれのウユニ塩湖の見どころやベストシーズン、アクセス方法、観光の注意点などをまとめたので、ウユニ塩湖観光の参考にしてくださいね。
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ウユニ塩湖とは?
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ウユニ塩湖は、世界の中でもトップクラスの絶景を誇る観光地です。世界遺産には登録されていませんが、鏡のように映る風景が有名!
ここではウユニ塩湖の基本情報について詳しくご紹介します。ウユニ塩湖はどこにあるかの位置や特徴、歴史、観光の見どころ、現地へ訪れるおすすめのベストシーズンなどの情報をお伝えします。
ウユニ塩湖ってどこにあるの?
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ウユニ塩湖は、南米のボリビアという国にあります。日本のほぼ裏側にあるため、総フライト時間は約26時間!日本からボリビアへのアクセスは、飛行機でアメリカを経由してボリビアのラパスへ向かいます。
ウユニ塩湖は、そのボリビアのなかでも西部の都市ウユニから車で1時間ほどの場所にあります。アンデス山脈に囲まれた標高約3,700メートルの高地にあるのがウユニ塩湖です。まずは、簡単に訪れることができないウユニ塩湖のあるボリビアという国について、詳しくご紹介します。
ウユニ塩湖があるボリビアってどんな国?
ウユニ塩湖が位置するボリビアは、南米に位置しています。人口は1,000万人ほどで東京都の人口よりも少ないです。アンデス山脈や熱帯雨林、サバンナなど、多様な自然環境がそろっています。
ボリビアで話されている言語は、スペイン語やケチャラ語など。またボリビアでは英語が通じない場所が多く、HelloやSorryなどの簡単な英語でも通じません。実際にボリビアに行く前には、旅行先で使えるフレーズなどを軽く覚えていくとスムーズにコミュニケーションを取ることができますよ。
ウユニ塩湖の特徴・大きさ
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魅力的な絶景が広がるウユニ塩湖には、大きさや塩分濃度、塩などのさまざまな特徴があります。あのきれいな景色は、ウユニ塩湖が持つ特徴のおかげで映し出しているといっても過言ではありません。以下のウユニ塩湖の特徴を知ることで、よりウユニ塩湖の景色を楽しむことができますよ。
ウユニ塩湖の大きさ
ウユニ塩湖はとても大きな湖です。サイズで言うと10,000平米ほどの面積を持ちながらも、高低差が50センチほどしかありません。そのため平らな湖となっており、世界で最も平らな場所と言われています。
また、ウユニ塩湖の大きさは日本の岐阜県同等のサイズであり、日本の都道府県の1つと考えると大きなサイズと言えますね。
ウユニ塩湖は富士山と同じくらいの標高
ウユニ塩湖は、標高約3,700メートル、日本の富士山とほぼ同じくらいの高さに位置しています。高山病のような体調管理にも気をつける必要がありそうですね。
ウユニ塩湖の塩分濃度
ウユニ塩湖には、その名のとおり塩分が含まれています。約99%が塩化ナトリウムとなっており、塩の層が地層のように積み重なっています。ウユニ塩湖には溶けきれないほどの塩が含まれているため、乾季になると真っ白に塩の結晶が浮き上がっている景色を見られるのです。
乾季の時期のウユニ塩湖は、雨季のような鏡張りの景色は見られず、水が干上がることで塩の結晶がむき出し、一面が真っ白な景色となるのが特徴です。
ウユニ塩湖はなぜできたのか?
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ウユニ塩湖は、自然の影響で作られた湖です。かつて海の底にあったアンデス山脈が急激な隆起により、現在のウユニ塩湖の地に大量の海水が残されたことからウユニ塩湖が誕生したとされています。ウユニ塩湖は湖ですが時期により潮が引き人や車が通れることから、ウユニ塩原とも言われているそうです。
ウユニ塩湖はなぜ反射する?
雨季のウユニ塩湖がきれいに反射をするのは、地面が平らになっていることが影響しています。ウユニ塩湖は世界で最も平らな場所と言われている通り、どこまでも平らであること、また雨季にこの平らな地面に若干の水が溜まることから、表面が水鏡のようになります。
また、平らな土地であることから水が薄く広がり、風の影響を大きく受けません。そのため、ほとんど波が立たず、水面が安定し、空が反射しやすくなるのです。空が反射するような写真を撮影したいなら、雨季に訪れるのがおすすめですよ。
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ウユニ塩湖の観光の見どころ・魅力
ウユニ塩湖は、雨季と乾季ではまったく異なる景色を見せてくれます。また、朝日や夕日にも絶好の場所!ここでは、ウユニ塩湖での観光の見どころをご紹介します。
まさに天空の鏡!雨季のウユニ塩湖
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天空の鏡といわれる絶景を見たい方は、12~3月の雨季にウユニ塩湖を訪れるのがおすすめ!雨季はウユニ塩湖にはうっすらと水が張られ、雲や空、車などがすべて反射して映りだされます。
空や雲の境界がわからず、まるで自分が雲の中にいつかのような感覚に。「死ぬまでに見たい絶景」といわれるのにふさわしい、忘れられない絶景が広がります。
真っ白な絶景が魅力!乾季のウユニ塩湖
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4月~11月の乾季は雨がほとんど降らないため、雨季のような鏡張りの景色は見られません。しかし、乾季のウユニ塩湖は真っ白な世界に包まれ、また違う幻想的な景色が堪能できます!空と塩の白のコントラストがまさに絶景!乾季には六角形の塩の結晶が一面に広がります。
遠近法をつかって撮るトリックアート写真も、実は乾季の方が撮りやすいのだとか!乾季は雨季よりも晴天率が高く天候が安定しているので、確実にサンセットやサンライズが見られるのも乾季のウユニ塩湖の魅力のひとつです。
幻想的なウユニ塩湖の朝日と夕日
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ウユニ塩湖の魅力は、朝や昼間、夕方、夜と、時間ごとに表情が変わること。時期や天候により、幻想的な朝日や夕日が見られるのもウユニ塩湖の見どころです。
朝や夕方は、陽の光があるため、水平線までいっぱいに空が反射して映し出されます。雨季には、湖に空が映し出され、一面オレンジの世界に。刻一刻とかわる空の景色をゆっくりと眺めてみましょう。朝日や夕日を見に行くオプショナルツアーも多くあるので、効率的にツアーに参加するのもおすすめです。
目の前に広がる大パノラマの星空
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ウユニ塩湖で幻想的な景色を見たいなら、星空観賞がおすすめ!とくに乾季は雨がほとんど降らないため、毎日のように満天の星空を眺められます。新月の日には月明りもないので、天の川や流れ星なども見ることができますよ。風のない晴れた日には、ぜひウユニ塩湖での星空観賞を楽しんでくださいね。
トリックアートで写真撮影を楽しむ
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乾季のウユニ塩湖では、遠近法を使ったトリックアート写真や、鏡張りを活かした面白い写真を撮ることができます。乾季特有の真っ白に広がったウユニ塩湖の背景を活かすことで、遠近感をなくしたユニークなトリック写真を撮影することができますよ。
また雨季でも、ウユニ塩湖ならではのトリックアート写真を撮影することができます。サンセットのタイミングで、湖に反射した太陽と人物を上手く配置することで、反転した世界も映り込む構図の写真に仕上がります。ウユニ塩湖へ訪れた際は、ぜひ写真撮影も楽しんでくださいね。
ウユニ塩湖へのアクセス方法
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ウユニ塩湖へはボリビアの主要都市であるラパスからアクセスします。ウユニの街からウユニ塩湖までは、ツアーに参加するのがほとんど。ウユニの街のホテルに泊まり、現地または日本で申し込んだオプショナルツアーに参加してウユニ塩湖までアクセスしましょう。
ここからは、ラパスからウユニ塩湖までのアクセス方法をご紹介。自分に合った手段でウユニ塩湖に向かいましょう。
飛行機でラパスからウユニへアクセス
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ラパスからウユニまでは約500キロメートル以上あるので、飛行機での移動が一般的です。ラパスからウユニへ飛行機を利用する場合は、ボリビアのTAM航空、アマゾナス航空、ボリビアーナ航空の3種類の航空会社が利用できます。
アマゾナス航空とボリビアーナ航空は、直行便で向かうことができます。アマゾナス航空を利用する場合は1時間程度、ボリビアーナ航空では約45分と、短時間でアクセスできます。
それに対し、TAM航空で向かう場合はスクレを経由するため、直行便では行けません。乗り換えに時間もかかるので、タイトなスケジュールの旅行だと利用しにくいかもしれません。そのため、飛行機でウユニへ向かう際は、アマゾナス航空やボリビアーナ航空を利用するのがおすすめです。
バスでラパスからウユニへアクセス
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※画像はイメージです
ウユニ塩湖へ向かう方法として、バスという選択肢もあります。ラパスからウユニへ向かうバスは複数あり、夜行バスでウユニへ直行することができます。何よりもリーズナブルな価格で移動できるのが、バスでの移動の特徴です。
しかし、直行バスを利用する際に注意点があります。バスを利用するとウユニまで10時間かかり、往復移動となると移動だけで約20時間を要します。また、バスには長時間座るので体力的にもハードになってしまうため、快適さを重視したい方には飛行機の方がおすすめです。
列車でラパスからウユニへアクセス
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※画像はイメージです
ラパスからウユニ塩湖までは列車でアクセスすることもできます。ラパスからバスで3時間ほどの都市・オルーロからウユニまで電車がつながっており、直接向かうことができますよ。バスと同様、飛行機に比べてリーズナブルな価格で移動できるので、出費を抑えたい方におすすめです。
また、電車の場合は、500キロメートル以上の移動になりますので、オルーロからウユニまで約7時間かかります。乗り換えはないものの、時間がかかることは大きなデメリットです。また、ラパスからオルーロまでバスで移動する必要があります。
ウユニ塩湖観光のベストシーズンは?
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ウユニ塩湖へ旅行する際に、おすすめのシーズンがあります。大きく2つのシーズンがありますが、それぞれ見える景色が違うのが特徴的。真っ白なウユニ塩湖の景色を見たい方は乾季がベストシーズン、鏡張りのウユニ塩湖の絶景を見たい方は雨季がベストシーズンです。
乾季:4~11月
ウユニ塩湖の乾季は、潮が引いており地平線まで見わたす真っ白な景色を眺めることができます。世界一の塩湖と呼ばれるウユニ塩湖ですが、乾季で水が引くことで白銀の世界を堪能することができるでしょう。
また、乾季のウユニ塩湖はとても過ごしやすい気候です。水が全て引いていることもあることから、湿度も低く温度も控えめで晴れの日が続きます。ウユニ塩湖を天候に左右されずにじっくりと観光したい方は、乾季にウユニ塩湖を訪れるのがおすすめですよ。
雨季:12月~3月
雨季は、乾季に比べて温度は高めですが、ウユニ塩湖に水が満ちているため、乾季とは異なる景色が楽しめます。水面に景色が反射する写真を撮れる時期でもあるので、鏡張りの景色のなかでの写真撮影を狙うなら雨季がおすすめです。
ただし、雨季は降水量が多いシーズンでもあります。そのため、朝日や夕日、星空が見える確率は乾季よりも下がります。天候が悪い日は必ずウユニ塩湖の水が反射する景色を見れるとは限らないので、注意しましょう。
ウユニ塩湖観光の注意点
一度は見てみたい絶景のウユニ塩湖。富士山と同じ標高にあるため、ウユニ塩湖の観光では、高山病や温度差に気を付ける必要があります。そこで、ウユニ塩湖観光の際に気を付けたい注意点をまとめました。ウユニ塩湖へ行くときには、無理のないスケジュールを組んでくださいね。
標高が高いため高山病に注意
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ウユニ塩湖で気を付けたいのは、高山病の危険性です。ウユニ塩湖は標高が3,700メートルと、富士山と同じ程度の標高があります。そのため、いきなりウユニ塩湖の観光をするのではなく、標高の低い街に滞在しながら、少しずつ標高を上げるスケジュールを組むのがおすすめです。
また、ウユニ塩湖へは携帯式の酸素ボンベを持っていき、ゆっくりと移動することがポイント。前日は十分な睡眠や禁酒など、高山病予防に務めましょう。
寒暖差が10度以上あるため服装に注意
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ウユニ塩湖を訪れる際は、服装に注意してください。1日の寒暖差が10度ほど上下することがあり、身体にかかる負担が大きいからです。
日中は20度程度あっても日が暮れると10度を切ってしまうなど、体感温度が異なります。また、朝から活動する際は氷点下になっていることもあるため、さらに服装への対策は万全にしましょう。
ウユニ塩湖で奇跡の絶景を体験しよう!
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ウユニ塩湖は自然が生んだ絶景スポットです。ほぼ塩でできていることや富士山と同じくらいの標高に位置していることなど、意外と知らなかった情報も多かったのではないでしょうか。現地へ訪れる機会がある人は、こちらの記事を参考にボリビア旅行を楽しんでくださいね。
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