
ウィーンの最新物価情報!日本と比べて高い?安い?
2025年現在、ウィーンの物価は全体的に「日本(東京)よりやや高い」というのが特徴です。この記事では、最新のウィーンの物価について詳しく解説。賢く節約するポイントもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

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ウィーンの物価【徹底比較】主要項目と日本との比較表
ウィーンの物価がどれくらいか、具体的な項目で日本と比較した一覧表です。旅行の予算を立てる参考にしてくださいね。
(※2025年12月現在、1ユーロ=約170円で計算)
商品・項目 | ウィーン価格 | 日本価格(目安) |
|---|---|---|
ミネラルウォーター(500ml) | 0.89ユーロ(約151円) | 100円 |
レストランでの食事(ディナー) | 25~45ユーロ(約4,250~7,650円) | 2,000円 |
ローカルな食堂(ランチ) | 10~20ユーロ(約1,700~3,400円) | 1,500円 |
コーヒー(カフェ) | 6.90ユーロ(約1,173円) | 500円 |
タクシー初乗り | 6.60ユーロ(約1,122円) | 500円 |
食費の物価情報
ウィーンのグルメは旅行の大きな楽しみですが、食費は高いと感じるでしょう。特に「カフェ文化」はウィーンの象徴。歴史あるカフェでのコーヒータイムは必須体験です!
- カフェ:有名な「カフェ・シュヴァルツェンベルク」や「カフェ・モーツァルト」などで、名物のメランジェ(ウィーン風カプチーノ)を頼むと、1杯で6.90ユーロ(約1,173円)ほどします 。ただし、これは席料込み。ウィーンのカフェでは、コーヒー1杯で何時間も新聞を読んだりおしゃべりしたりするのが伝統的なスタイルなんです。
- レストラン:ウィーン名物「ヴィーナー・シュニッツェル(子牛のカツレツ)」を食べるなら、超有名店の「フィグルミュラー」が人気。ここでは豚肉を使った「フィグルミュラー・シュニッツェル」が21.90ユーロ(約3,723円)、伝統的な子牛の「ヴィーナー・シュニッツェル」は27.90ユーロ(約4,743円)です 。ディナーなら、これにドリンクや付け合わせを頼んで1人あたり40ユーロ(約6,800円)以上は見ておきましょう。
- スイーツ:「カフェ・ザッハー」の「オリジナル・ザッハトルテ」は世界的に有名。ホールケーキ(9個分)で87ユーロ(約14,790円)と高級品です。カフェで一切れ(Torte mit schlag / ホイップクリーム付き)を楽しむだけでも、特別な体験になりますよ!
- ローカルフード:食費を節約したい時の強い味方が「ヴュルステルスタンド(Würstelstand)」と呼ばれるソーセージスタンド 。オペラ座の裏にある「ビッツィンガー」などは観光客にも大人気で、焼きソーセージや「ケーゼクライナー(チーズ入りソーセージ)」をパンと一緒にお手頃価格で楽しめます。
交通費・移動の費用の物価情報
ウィーン市内の移動は、U-Bahn(地下鉄)、トラム(路面電車)、バスが網の目のように走っており、非常に便利です。これらはすべて「ウィーン路線(Wiener Linien)」という共通の切符で乗車できます。
- 市内交通:1回券(1 Fahrt WIEN)が2.40ユーロ(約408円)。日本の都バス230円やJR初乗り運賃と比べると、1回の乗車賃はかなり高いです。
- タクシー:ウィーンのタクシーは非常に高いので、予算を抑えたい旅行者にはおすすめしません。初乗り運賃が6.60ユーロ(約1,122円)から7.10ユーロ(約1,207円)もします。東京の初乗り500円と比べると、その高さが分かりますね。
- 空港からの移動:これが最大の「節約ポイント」です!
- CAT(City Airport Train):空港で緑色の看板が目立つ特急。16分で市内中心部の「ウィーン・ミッテ駅」に着きますが、片道14.90ユーロ(約2,533円)と高額です 。
- レイルジェット(Railjet):オーストリア国鉄(ÖBB)の特急。なんとCATより速い15分で「ウィーン中央駅」に到着します。料金は4.60ユーロ(約782円)。
- Sバーン(S-Bahn)S7:国鉄の普通列車。こちらも「ウィーン・ミッテ駅」まで約25分、料金は4.30ユーロ(約731円)です 。
空港に着くとCATの広告だらけですが 20、ぐっとこらえて赤い看板の「ÖBB(国鉄)」の券売機を探しましょう!中央駅周辺のホテルならレイルジェット、ミッテ駅周辺ならS7が断然お得です!
【重要】2026年からの運賃改定
ウィーンの公共交通機関は、2026年1月1日に運賃改定が予定されています。現在2.40ユーロの1回券は3.00ユーロ(デジタル)/ 3.20ユーロに値上がりします 。また、旅行者に人気の「72時間券(72 Stunden WIEN)」は2025年12月31日をもって廃止 されます 。2026年以降に旅行する方は、新しい料金体系や「7日間券」の利用を検討してください!
観光・アクティビティの物価
ウィーンの観光ハイライトといえば、宮殿や美術館。これらの入場料も、相場としては安くありません。
- シェーンブルン宮殿:ハプスブルク家の夏の離宮。必見の「グランドツアー」(宮殿内の主要40室を見学)のチケットは、大人1名38.00ユーロ(約6,460円)です 。
- 美術史美術館(KHM):ヨーロッパ屈指の美術館。当日窓口で購入すると大人1名24ユーロ(約4,080円)ですが、オンラインで事前に購入すると22ユーロ(約3,740円) と少しお得になります 。スマホ世代のみなさんは、ぜひネットで事前購入を!
- ウィーン国立歌劇場(オペラ座):「オペラ鑑賞なんて高すぎる!」と諦めるのはまだ早い!ウィーンには「シュテープラッツ(Stehplatz)」と呼ばれる立見席の素晴らしい文化があります。
- 公演当日に13ユーロ(約2,210円)から18ユーロ(約3,060円) という破格の値段でチケットが販売されるんです!
- チケットは公演当日の朝10時からオンラインまたは窓口で販売されますが 、開演80分前からは立見席専用の窓口でも販売されます 。
ホテル代・その他の物価
旅行費用の中で航空券代と並んで大きな割合を占めるのがホテル代。ウィーンのホテル代は、立地やランクによってピンキリです。
- ホテル代:3つ星クラスのホテルでも、市内中心部(1区)や駅近だと1泊134USドル(約20,100円)程度はします 。少し郊外(3.5km圏内)の3つ星ホテルなら1泊44USドル(約6,600円)といった格安な場所もありますが 12、平均すると1泊25,000円程度は見ておくと安心です。
- 家賃:ウィーンの物価の高さを支えているのが、この家賃。市内の1ベッドルームの家賃は月平均1,011ユーロ(約171,870円)。私たちが旅行で借りるわけではありませんが、この家賃の高さがレストランやホテルの価格に反映されていると考えると納得ですね。
ウィーンの通貨・為替レート情報
ウィーン(オーストリア)で使われている通貨はユーロ(EUR / €) です。
2025年1月現在、為替レートは1ユーロ=約170円 前後で推移しています。この記事での日本円換算も、すべて「1ユーロ=170円」を目安として計算しています。
為替レートは日々変動するため、旅行前には必ずスマートフォンのアプリなどで最新のレートを確認してくださいね。両替は、日本の空港や銀行、現地の両替所、ATMでのキャッシングなどの方法がありますが、一般的にレートが悪い空港での多額の両替はさけ、必要な分をこまめにキャッシングするのがおすすめです。
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ウィーン旅行の費用相場
ウィーンの物価の高さをふまえると、旅行全体の予算はどれくらい必要になるのでしょうか?日本からウィーンへの航空券は、乗り継ぎ便やオフシーズンを狙えば12万円~20万円程度、繁忙期や直行便だと20万円~30万円程度が相場です 。
ここでは、旅行期間別に航空券やホテル代を含めたトータルの費用目安をシミュレーションしました!
【3泊5日】のウィーン旅行費用
ウィーンの主要な観光スポットを効率よくめぐる、定番の弾丸スケジュールです 。
費用項目 | 1名あたりの費用目安 |
|---|---|
航空券 | 160,000円~ 2 |
ホテル代(3泊) | 75,000円~ (@25,000円 x 3) |
食費(4日分) | 40,000円~ (@10,000円 x 4) 2 |
交通費・観光 | 25,000円~ |
合計 | 300,000円~ |
3泊5日の場合、現地で丸1日動けるのは実質2日半ほど。コンパクトながらもウィーンの魅力をぎゅっと濃縮して楽しめるプランです。
【4泊6日】のウィーン旅行費用
もう1泊プラスして、少しゆったりと滞在するプラン。美術館めぐりに丸1日使ったり、カフェでのんびりする時間を増やしたりできます。
費用項目 | 1名あたりの費用目安 |
|---|---|
航空券 | 160,000円~ 2 |
ホテル代(4泊) | 100,000円~ (@25,000円 x 4) |
食費(5日分) | 50,000円~ (@10,000円 x 5) 2 |
交通費・観光 | 35,000円~ |
合計 | 345,000円~ |
4泊あると、ウィーンだけでなく、電車で2時間半ほどのザルツブルクへ日帰り旅行 31 といった足を伸ばしたプランも可能になりますよ!
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ウィーン旅行の費用を抑える節約のコツ
ウィーンの物価は高いですが、賢く立ち回れば費用はぐっと抑えることができます!海外旅行初心者さんでも簡単に実践できる、とっておきの節約術を伝授します!
交通パスは「ウィーン・シティ・カード」より「72時間券」!
ウィーン市内の移動で絶対に必要な交通パス。観光客向けには「ウィーン・シティ・カード(Vienna City Card)」が有名ですが、本当に節約になるのはどっちか比較しましょう。
- ウィーン・シティ・カード(72時間):29ユーロ(約4,930円)
- 交通機関乗り放題+約200の美術館やレストランで「割引」が受けられる。
- ウィーン路線 72時間券(72 Stunden WIEN):17.10ユーロ(約2,907円)
交通機関乗り放題のみ。
その差は11.90ユーロ(約2,023円)!シティ・カードはあくまで「割引」なので、元を取るにはかなりの数の施設を巡る必要があります。主要な宮殿や美術館の割引額は1~2ユーロ程度。
たくさんの施設をハシゴする予定がなければ、断然「72時間券」の方がお得です!
食費は「ヴュルステルスタンド」とスーパー活用で賢く節約
毎食レストランでは食費がかさみます。節約のコツは「ハレ」と「ケ」を使い分けること!
- 「ハレ」の食事:シュニッツェルのような名物グルメや、憧れの伝統カフェでの優雅なひとときは、予算をしっかり確保して思いっきり楽しみましょう!
- 「ケ」の食事:朝食やランチは、地元のスーパー(BILLAやSPAR)でパンやヨーグルト、生ハムを買ってホテルの部屋で食べる。小腹が空いたら「ヴュルステルスタンド」で熱々のソーセージ をパクリ!これだけで、1日の食費を1万円以下に抑えることも可能です。ミネラルウォーターもスーパーで買えば1ユーロ以下です 。
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無料で楽しむウィーン観光
ウィーンは無料でも楽しめるスポットがたくさん!
- シュテファン大聖堂:ウィーンのシンボル。内部の主祭壇までは無料で入れます(奥の有料エリアや塔に登る場合は別料金)。
- 公園を散歩:モーツァルト像がある「ブルク公園」や、ヨハン・シュトラウス像がある「シュタットパーク(市立公園)」 は、うつくしい花壇が整備された市民の憩いの場。散歩するだけで優雅な気分になれます。
- リンクシュトラーセ(リング通り):オペラ座、市庁舎、国会議事堂、美術館など、ウィーンの主要な歴史的建造物が集まる環状道路 。ここをトラムで一周(または歩くだけ)でも、最高の建築ツアーになります。
- MUSA(ムサ):ウィーン市現代美術館など、一部の美術館は入場無料です 。
空港からは「CAT」より「Sバーン」か「レイルジェット」!
ウィーンに着いて一番最初にする節約術!空港では緑の「CAT」には乗らず、赤の「ÖBB(国鉄)」を目指しましょう。
- CAT:14.90ユーロ(約2,533円)
- Sバーン / レイルジェット:4.30~4.60ユーロ(約731~782円)
これだけで、到着してたった15分で10ユーロ(約1,700円)以上も節約できます!この差額で、翌日カフェで豪華なケーキが食べられますよ!
憧れのオペラは「立見席(Stehplatz)」で!
ウィーン旅行のハイライト、オペラ鑑賞。ドレスアップした紳士淑女が集まる空間は圧巻ですが、S席は数万円もします。でも、ウィーンの物価の中で最もコスパが良いのが、この「立見席」です!
わずか13~18ユーロ(約2,210~3,060円)で、世界最高峰のパフォーマンスを体験できます。開演前に並ぶ必要はありますが、それも旅の思い出。スカーフで場所取りをお忘れなく!
ウィーンの物価を理解して、賢く旅行を楽しもう!
確かにウィーンの物価は全体的に高いですが、それは歴史と文化が詰まった「本物」の体験ができる裏返しでもあります。
物価が高いカフェやレストランでの優雅な時間も、安い立見席で鳥肌が立つほどの感動を味わうのも、どちらもウィーンの本当の姿。空港からの移動、毎日の食事、交通パスのえらび方など、この記事で紹介した節約術を実践すれば、旅行費用は驚くほどスマートに抑えることができます。
「高いから…」と諦めず、しっかり予算を立てて、あなただけのウィーン旅行を存分に楽しんできてくださいね!
※本記事は情報整理、ライティング補助、誤字チェックなどでAIを活用しています。構成と最終的な確認はNEWT編集部が行っています🙋
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