
パースの物価は高い?費用や予算、日本との比較も
「世界で一番住みやすい都市」とも言われる西オーストラリアのパース。この記事では、パースの最新物価情報を徹底リサーチ。日本(東京)との詳細な比較表から、レストランや交通費、ホテル代の相場、さらには賢く費用を抑える節約術まで、あなたの「知りたい!」にすべてお答えします。

「世界で一番住みやすい都市」とも言われる西オーストラリアのパース。この記事では、パースの最新物価情報を徹底リサーチ。日本(東京)との詳細な比較表から、レストランや交通費、ホテル代の相場、さらには賢く費用を抑える節約術まで、あなたの「知りたい!」にすべてお答えします。
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パースの物価は日本より高い!でもオーストラリア国内ではお得?
パースの物価は、残念ながら日本(東京)と比べると「高い」です。
世界中の物価を比較するデータベース(Numbeo)の最新データによると、パースの消費者物価は東京より約30%も高いという結果が出ています。特に衝撃的なのは「レストランの価格」。なんと、東京の約94.6%も高い(ほぼ2倍!)というデータも。これは、パース旅行で最も「高い!」と感じるポイントかもしれません。
しかし、朗報もあります!パースは、オーストラリアの「主要都市」の中では、物価が「安い」という側面も持っているんです 4。
シドニーやメルボルンといった東海岸の大都市と比較すると、パースの生活費、特に家賃や食料品はかなり安価に抑えられています 5。「オーストラリアの都市へ旅行してみたいけど、シドニーは高すぎる」と感じている人にとって、パースは賢い選択肢であり、ねらい目の都市なんですよ!
まずは、パースの物価の全体像を掴むために、必須10項目以上を含む詳細な比較表を見てみましょう!
※本記事内のオーストラリア・ドル(AUD)の日本円換算は、1オーストラリア・ドル=約105円(2025年11月時点の為替レートを想定)で計算しています。
項目 | パース価格 | 日本(東京)価格(日本円目安) | 比較 |
|---|---|---|---|
ミネラルウォーター(500ml) | A$0.63〜(約66円〜) | 約120円 | 日本より安い |
コーヒー(カフェ) | A$6.50(約680円) | 約500円 | パースが高い |
ローカル食堂(フィッシュ&チップス) | A$16.50(約1,730円) | 約1,000円 (定食) | パースが高い |
レストラン(中級メイン) | A$39~$74(約4,100円~7,800円) | 約2,500円 | パースが非常に高い |
タクシー初乗り(日中) | A$5.40(約570円) | 約500円 | ややパースが高い |
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パース旅行の費用を徹底解剖!カテゴリ別物価ガイド
比較表でパースの物価の全体像を掴んだら、次は旅行者が実際に使う項目の「相場」を深掘りします!パース旅行でのリアルな費用感をチェックしていきましょう。
食費(レストラン・カフェ・ローカルグルメ)
パースの物価で最も注意すべき項目が「食費」です!先ほどのデータが示す通り、レストランでの食事は日本の倍近くする可能性があり、旅行全体の予算(費用)を大きく左右します。ただし、食事の「選び方」次第で、費用を賢く抑えることも可能です!
カフェ
パースにはおしゃれなカフェがたくさんあり、カフェ文化が非常に活発です。その分、価格は日本と比べると高め。オーストラリア定番の「フラットホワイト」やラテは、1杯 A$6.50(約680円)が相場です。東京のカフェより200円ほど高いイメージを持つといいでしょう。
ローカルグルメ&「安い」食事
パースで「安い」食事といっても、日本の「ワンコインランチ」のような感覚とは少し異なります。ローカルフードの定番「フィッシュ・アンド・チップス」は、テイクアウトの専門店で A$12〜A$16.50(約1,260円〜1,730円)ほどかかります。また、ベーカリーで手軽に食べられる「ミートパイ」も A$6.00(約630円)前後が一般的です。
ショッピングモールのフードコートや、「Cheap Eats」と呼ばれる比較的安価なお店でも、1食 A$25(約2,600円)以下が一つの「安い」ラインとされています。
レストラン
旅行中に一度は楽しみたい、素敵なレストランでのディナー。パースで外食する際は、予算をしっかり確保しておきましょう!中級以上のレストランでは、メインディッシュ一皿で A$39〜A$74(約4,100円〜7,800円)が目安となります。これにドリンクや前菜をつけると、ディナー1回で1人1万円を超えることも珍しくありません。
交通費(バス・鉄道・タクシー)
パースの交通費も、基本的には日本より高めの設定です。しかし!パースの公共交通には、旅行者が使えるお得な仕組みがたくさんあるので、ぜひマスターしましょう!
鉄道・バス(Transperth)
パースの公共交通(電車、バス、フェリー)は「Transperth(トランスパース)」という機関が運営しています。運賃は、市内中心部からの距離で料金が変わる「ゾーン制」を採用しています。
もし現金(Cash Ticket)で乗車する場合、1ゾーン(市内中心部など)の移動で A$3.50(約370円)、2ゾーンで A$5.20(約550円)です。日本の初乗り運賃(電車 約180円、都バス 約210円)と比べると、かなり高いですよね。
必須アイテム「SmartRider(スマートライダー)」
そこで、パースを旅行するなら短期滞在でも絶対に手に入れたいのが、交通系ICカード「SmartRider」です!カードの新規発行に A$10(約1,050円)のデポジットが必要ですが、これを使うだけで運賃が自動で10%割引になります。(※事前にオートチャージ設定をすると20%割引になりますが、短期旅行者には10%割引が一般的です)
このカードの真価は、単なる割引だけではありません。後ほど「節約のコツ」で詳しく紹介しますが、市内中心部の「Free Transit Zone(無料乗車区間)」の電車利用や、「日曜日の終日運賃無料」サービスを受けるためには、この「SmartRider」が必須となります!
日曜日を含む旅行日程なら、カード代 A$10 はすぐに元が取れてしまう、まさに旅行者のマストアイテムです!
タクシー・配車アプリ
タクシーの利用は、日本と同様かそれ以上に費用がかかります。
日中の初乗り運賃は A$5.40(約570円)ですが、平日の夜間や週末は A$7.70(約810円)に跳ね上がります。
空港から市内中心部や、公共交通機関が動いていない時間の移動は、Uber(ウーバー)などの配車アプリを利用して、事前に料金を比較するのが賢明です。
ホテル代
食費や交通費の「高い」話が続きましたが、ここで朗報です!パースのホテル代は、他の物価項目と比べて比較的リーズナブルなんです!
旅行予約サイトの相場(2025年11月時点)を見ると、以下のような価格帯で宿泊先を見つけることができます。
- 3つ星ホテル:1泊1室 A$74〜(約7,800円〜)
- 4つ星ホテル:1泊1室 A$101〜(約10,600円〜)
これは、東京や大阪で同等クラス(特に4つ星)のホテルを探すと、1泊15,000円〜40,000円することが多いのを考えると、パースの宿泊費は同等か、むしろ「安い」と感じられるレベルです。
旅行費用(予算)のかなりの部分を占めるホテル代が抑えられるのは、お財布に優しく、大きなプラスポイントですね!
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観光&ツアー代
パース旅行のハイライトといえば、クオッカに会える「ロットネスト島」や、不思議な奇岩群「ピナクルズ」への日帰りツアーですよね!
これらのオプショナルツアーは、フェリー代や長距離バス代、国立公園の入場料などが含まれるため、費用は高額になりがちです。パース旅行の予算を組む際は、これらのツアー代を必ず組み込んでおきましょう!
ロットネスト島(クオッカに会える島)
パース市内中心部のエリザベスキー(Barrack Street Jetty)からフェリーで往復する場合、ロットネスト島の入島料(大人 A$28) が含まれた合計金額で、大人1名 A$136(約14,300円)程度が相場です。(※港町フリーマントル発のフェリーを利用すると、移動時間が短くなる分、もう少し費用を抑えることができます)
ピナクルズ(砂漠の奇岩群)
市内からの日帰りバスツアーが一般的です。ツアー内容(星空観賞やロブスターランチ付きなど)によって価格は変わりますが、A$109〜A$185(約11,500円〜19,400円)程度が目安となります。
カバシャム野生動物公園(コアラ・カンガルー)
コアラを間近に見ることができ、カンガルーに自由に餌やりしたりできる人気の動物園です。入場料は大人1名 A$36(約3,780円)です。
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パース旅行で使う通貨(オーストラリア・ドル)とレート情報
パース旅行の準備として、お金(通貨)にまつわる基本情報をチェックしておきましょう!
通貨
パースで使われる通貨は「オーストラリア・ドル(Australian Dollar)」です。一般的に「A$」や「$」と表記されます。
レート
為替レートは日々変動します。2025年11月時点では、1オーストラリア・ドル=約105円です。(※本記事では、分かりやすくこのレートで日本円換算をしています)
紙幣と硬貨
オーストラリアのお金は、カラフルなポリマー(プラスチック)製の紙幣が特徴です。紙幣は A$5, A$10, A$20, A$50, A$100 の5種類。硬貨は 5, 10, 20, 50セント、そして A$1, A$2 の6種類です。
両替
日本円からオーストラリア・ドルへの両替は、日本の空港や銀行でも可能ですが、一般的にはオーストラリア現地の空港や市内中心部にある両替所の方が、レートがいい(手数料が安い)傾向にあります。
チップ
オーストラリアには、アメリカのようなチップの文化は基本的にありません!これもうれしいポイントですね。高級レストランで特別なサービスを受けたり、ホテルのポーターに荷物を運んでもらったりした場合に、感謝の気持ちとして任意で渡すことはありますが、必須ではありません。カフェやタクシーでも支払いは表示金額のみでOKです。
チップが必要な国と比べて、旅行費用を抑えられる大きなメリットですね!
期間別!パース旅行の費用と予算の目安
では、実際にパースへ旅行するには、総額でどれくらいの予算(費用)を見込んでおけばいいのでしょうか?航空券やホテル代、現地での食費や観光ツアー代を含めた、旅行期間別の総予算の目安を紹介します!
【予算の前提条件】
- 航空券:東京(成田)からパースへの直行便(ANA) や、経由便(シンガポール航空など) を利用。エコノミークラスの往復で約12万円〜18万円(平均15万円と仮定)。
- ホテル:4つ星ホテルに宿泊。1泊1室2名利用で1名あたり約A$120(約12,600円)と仮定。
- 現地費用:食費(節約と外食をミックス)、交通費、オプショナルツアー代を含む。
2泊3日(弾丸)の場合
直行便を使っても、現地での滞在は実質1.5日ほどになる弾丸プラン。市内中心部の観光がメインになります。
- 航空券:約150,000円
- ホテル代(2泊):約25,200円
- 現地費用(食費・交通費など):約30,000円
- 総額目安:約20万5,000円〜
3泊4日(定番)の場合
市内観光に加えて、ロットネスト島でクオッカにも会える、パース旅行の定番プランです。
- 航空券:約150,000円
- ホテル代(3泊):約37,800円
- 現地費用(ロットネスト島ツアー代含む):約50,000円
- 総額目安:約23万8,000円〜
4泊5日(ゆったり)の場合
ロットネスト島に加え、ピナクルズへの日帰りツアーや、港町フリーマントル散策など、郊外にも足を伸ばせる満足プランです。
- 航空券:約150,000円
- ホテル代(4泊):約50,400円
- 現地費用(ツアー2回分代含む):約80,000円
- 総額目安:約28万円〜
【必見】物価が高いパースで賢く節約する5つのコツ
「やっぱりパースは物価が高いかも……」と心配になったあなたへ。大丈夫です!パースには、物価の高さをカバーできる、旅行者が使える最強の「節約術」がたくさんあります。これを知っているかどうかで、旅の費用(相場)が劇的に変わりますよ!
無料の「CATバス」と「FTZ」を乗りこなす!
パース観光で最強の節約術が、無料の交通機関の活用です!市内中心部には、旅行者の強い味方となる2つの無料乗車システムがあります。
CATバス(キャットバス)
パース市内中心部を循環する「CATバス」は、なんと誰でも、何回乗っても、完全に無料です!ルートは色分けされた Blue, Red, Green, Purple の4路線があり、主要な観光スポットや駅、ショッピング街を網羅しています。パース市内の観光なら、これだけでほぼ移動が可能です!
Free Transit Zone(FTZ/無料乗車区間)
CATバスだけでなく、市内中心部に設定された「Free Transit Zone(FTZ)」のエリア内であれば、通常の路線バスも無料で乗車できます。バス停に「FTZ」のロゴがあるか確認しましょう。
FTZ(電車)
さらに!「SmartRider」カードを持っている場合限定ですが、FTZ内の電車(City West駅、Elizabeth Quay駅、Claisebrook駅の区間)も無料で利用できちゃいます。
「SmartRider」で日曜日は「完全無料デー」に!
先ほど紹介した交通系ICカード「SmartRider」 のすごいところは、10%割引だけではありません。なんと、毎週日曜日は、SmartRiderを使って乗車するすべてのTransperthサービス(バス、電車、フェリー)が終日無料になります!
旅行の日程に日曜日が含まれるなら、このチャンスを逃す手はありません!例えば、通常なら往復 A$5.20(約550円/2ゾーン)以上かかる港町フリーマントルへの遠出も、日曜日に行けば交通費はタダ! これだけでSmartRiderのカード発行代(A$10)の半分以上の元が取れてしまいます。交通費を劇的に節約できる、まさに裏ワザです!
水は「水道水」か「スーパーの大型ボトル」で調達
オーストラリアは全体的に物価が高いですが、節約できるポイントもあります。それが「水」です。カフェや自動販売機でミネラルウォーターを買うと高くつきますが、パースの水道水は、オーストラリアの厳しい飲料水基準(ADWG)をクリアした「飲用可能な水」になります。
環境にも優しく、最大の節約になるのは、マイボトル(水筒)を持ち歩き、ホテルや空港、公園などにある公共の水飲み場で給水することです。もし水道水の味が気になる場合(塩素消毒の匂いがすることも)は、スーパーマーケットで2Lや5Lの大型ボトルウォーターを購入し、ホテルの冷蔵庫で冷やしておくのがおトクです。
食費はスーパー(ALDI, Coles)のデリ活用がカギ
旅行費用の大半を占める「食費」を抑える最大のカギは、スーパーマーケットの活用です。パースには「ALDI(アルディ)」「Coles(コールス)」「Woolworths(ウールワース)」といった大手スーパーがあります。特にALDIは低価格路線で知られています。
これらのスーパーは、デリ(お惣菜)コーナーが非常に充実!名物のローストチキンまるごと1羽(A$10前後)や、種類豊富なサラダ、パン、チーズ、生ハムなどを購入すれば、レストランで食べるより格段に費用を抑えることができます。
天気がいい日は、スーパーで買ったデリを持って、キングス・パークやビーチでピクニック気分でランチするのも、パースならではの最高のグルメ体験ですよ!
レストランは「ランチ」や「お得な曜日」をねらう
「せっかくの旅行だから、外食も楽しみたい!」という方も多いはず。ディナーは非常に高額なレストランも、平日のランチタイムなら、お得なセットメニューを提供していることがよくあります。
また、オーストラリアのパブやレストランでは、「Weekly Meal Deals(今週のお得な食事)」として、特定の曜日に対象メニューを安く提供する文化があります。例えば、「火曜日はステーキ・ナイト:25ドル」「水曜日はチキンパルミジャーナ:20ドル」といった具合です。
行きたいお店のウェブサイトやSNSを事前にチェックして、高いディナーを我慢するのではなく、賢く「おトクな日」を狙って、グルメも節約も両立させましょう!
まとめ:物価は高くても大丈夫!賢く節約してパース旅行を楽しもう
パースの物価は、正直に言って日本(東京)と比べると「高い」です。特にレストランやカフェでの外食費は、日本の感覚のままだと予算オーバーになってしまうかもしれません。
しかし、その一方でオーストラリアの主要都市の中では「物価が安い」都市であり、旅行費用で大きな割合を占めるホテル代は、日本と同等かそれ以上にリーズナブルに抑えられることが分かりました。
そして何より、パースには、
- 完全無料の「CATバス」
- SmartRiderで「日曜日の交通費が終日無料」
- 飲用可能な「水道水」
- 充実した「スーパーのデリ」
- お得な「曜日別レストラン割引」
など、物価の高さをカバーできる、旅行者が使える「節約術」がたくさん揃っています!
物価の「相場」をしっかり理解し、賢く「抑える」コツをマスターすれば、パースは海外旅行初心者でも安心して楽しめる、最高のデスティネーションです!
この記事で立てた予算を手に、西オーストラリアの美しい街並みと、世界一幸せな動物クオッカに会う旅へ出かけましょう!
※本記事は情報整理、ライティング補助、誤字チェックなどでAIを活用しています。構成と最終的な確認はNEWT編集部が行っています。
cover photo by PIXTA



















