エアーズロックの物価は高い？旅行費用や予算、日本との比較も紹介

エアーズロックの物価情報

エアーズロックの観光拠点となる「エアーズロック・リゾート（ユララ）」の物価といえば、「リゾート価格」です。オーストラリア自体が日本より物価が高い傾向にありますが、エアーズロックはその上を行きます。

ここは最寄りの主要都市アリス・スプリングスからでも車で約5時間かかる、陸の孤島。水や食料、燃料などあらゆるものを遠方から運んでくるため、どうしても価格が高くなってしまいます。

特にレストランでの食事やアルコール類は、日本の感覚だと「高い！」と感じることが多いでしょう。一方で、リゾート内にはスーパーマーケット（IGA）もあり、そこなら比較的常識的な価格で買い物ができます。

エアーズロックの最新物価情報！全体的に日本より高め

それでは、具体的な物価を日本と比較しながら見ていきましょう。エアーズロック・リゾート（ユララ）での価格を基準にまとめています。

なお、通貨レートは変動しますが、本記事では1オーストラリアドル（AUD）＝約100円として計算しています（2025年12月時点の目安）。

※エアーズロック（ユララ）には一般的な流しのタクシーや市内鉄道はありません。リゾート内の移動は無料シャトルバスが基本となります。

食費の物価情報

旅行の楽しみといえば、現地の食事です。ただし、エアーズロック・リゾート内のレストランは基本的に観光地価格です。

例えば、カジュアルな雰囲気で人気の「ゲッコーズ・カフェ（Gecko's Cafe）」でも、ハンバーガーやピザ、パスタなどのメイン料理は一皿30ドル（約3,000円）前後します。ドリンクと合わせると、ランチでも1人4,000〜5,000円くらいは見ておいたほうがよいでしょう。

「もっと安く済ませたい！」という方におすすめなのが、リゾート内のスーパーマーケット「IGA」です。ここではパンや惣菜、サラダ、カップ麺などが売られており、レストランの半額以下で食事を調達できます。

ちなみに、オーストラリアといえばコーヒー文化が有名ですが、カフェでのコーヒー1杯は5.50〜6.50ドル（約550〜650円）ほど。日本より少し高めですが、砂漠の景色を眺めながら飲む一杯は格別です。

交通費・移動の費用の物価情報

エアーズロック・リゾート内の移動には、嬉しいニュースがあります。リゾート内を巡回するシャトルバスは無料です。

ホテル、キャンプ場、スーパーマーケット、ビジターセンターなどを約20分間隔で結んでいるので、リゾート内の移動でお金がかかることは基本的にありません。また、エアーズロック空港とリゾート間の送迎バスも、リゾート内のホテル宿泊者なら無料で利用できます。

ただし、リゾートから出て「ウルル（エアーズロック）」や「カタ・ジュタ（マウント・オルガ）」へ行くには、国立公園への移動手段が必要です。これには「ウルル・ホップオン・ホップオフバス（Uluru Hop On Hop Off Bus）」などの有料バスや、レンタカー、または現地ツアーを利用することになります。

レンタカーを借りる場合、ガソリン代が日本よりも高い（リッター約260〜300円！）ので注意してくださいね。

その他、エアーズロック旅行に行く人が気になる項目の価格

エアーズロック観光で絶対に外せないのが、現地ツアーやアクティビティです。まず必須なのが「ウルル＝カタ・ジュタ国立公園」の入園料（パークパス）です。

これはツアーに参加する場合でも個人で行く場合でも必ず必要になります。18歳以上は3日間有効で38ドル（約3,800円）。事前にオンライン購入しておくとスムーズです。

また、人気のイルミネーションイベント「フィールド・オブ・ライト」や、絶景を見ながら食事を楽しむ「サウンズ・オブ・サイレンス」などのツアー料金は以下の通りです。

• ウルル＝カタ・ジュタ国立公園入園料（3日間有効） : 38ドル（約3,800円）
• フィールド・オブ・ライト（基本入場チケット・送迎付） : 大人 49.50ドル（約4,950円）
• フィールド・オブ・ライト・スターパス（カナッペ・ドリンク付） : 大人 135ドル（約13,500円）
• フィールド・オブ・ライト・ディナー（ビュッフェディナー付） : 大人 355ドル（約35,500円）

人気ツアーはすぐに満席になるので、早めの予約がおすすめです！

通貨・為替レート情報

オーストラリアの通貨は「オーストラリアドル（AUD）」です。

2025年11月現在、1オーストラリアドル＝約100円前後で推移しています。計算しやすいレートですが、数年前の80円台や90円台の頃と比べると、やや円安傾向が続いています。

エアーズロック・リゾート内では、ホテルやレストラン、スーパーマーケットはもちろん、ほとんどの場所でクレジットカードが利用可能です。

むしろ、現金よりもカード決済（タッチ決済）が主流。VisaやMastercardなど主要な国際ブランドのカードを1〜2枚持っていくと安心です。現金はチップや小さな買い物用に少し持っていれば十分でしょう。

エアーズロック旅行の費用相場

「結局、いくらあればエアーズロックに行けるの？」という疑問にお答えするために、旅行期間別の費用相場をまとめました。航空券、ホテル、食費、現地ツアー代などを含んだ概算です（お土産代は除く）。

2泊3日のエアーズロック旅行の費用相場

弾丸でエアーズロックのハイライトを楽しむプランです。

エアーズロックへの航空券は、シドニーやケアンズを経由するのが一般的。航空券代が費用の大部分を占めます。現地滞在時間が短いので、効率よく回るツアーに参加するのがおすすめです。

3泊4日のエアーズロック旅行の費用相場

少しゆとりを持って、サンライズやサンセット、星空観賞などを満喫するプランです。

3泊あれば、カタ・ジュタの散策や「キングスキャニオン」への日帰りツアー（別料金）などを組み込むことも可能。リゾート内のプールでのんびりする時間も作れます。

上記の費用はあくまで目安です。航空券のセール時期や、ホテルのランク（ドミトリーにするか高級ホテルにするか）によって大きく変わります。予算に合わせて調整してみてください。

費用を抑えるコツ

「物価が高いのはわかったけど、できるだけ安く楽しみたい！」という方のために、エアーズロック旅行で費用を抑えるための3つのコツをご紹介します。

1. スーパーマーケット（IGA）をフル活用する

スーパーマーケットがおすすめの節約術です。リゾート内の「タウン・スクエア」にあるスーパーマーケット「IGA」では、パン、ハム、チーズ、ヨーグルト、フルーツ、飲み物などが手に入ります。

朝食やランチをスーパーで買ったサンドイッチやフルーツで済ませれば、レストランで食べるよりも1日あたり5,000円以上節約できることも珍しくありません。

特にミネラルウォーターは、レストランで頼むと高いので、スーパーで大きなボトル（1.5Lなど）を買って、持ち歩き用のボトルに詰め替えるのがおすすめです。

2. 宿泊は「アウトバック・パイオニア・ロッジ」のドミトリーで

リゾート内のホテルは高級なところが多いですが、「アウトバック・パイオニア・ロッジ（Outback Pioneer Lodge）」には、バックパッカー向けのドミトリー（相部屋）があります。

1泊1ベッドあたり約38〜46ドル（約3,800〜4,600円）から宿泊可能。共用のキッチンやバスルームを使うことになりますが、世界中の旅行者と交流できるのも魅力です。

「寝るだけだから安くていい！」という方には最適な選択肢です。

3. 無料のアクティビティを楽しむ

お金をかけなくても楽しめるプログラムが用意されています。

例えば、各ホテルの展望台から眺めるウルルのサンライズやサンセットは無料です（国立公園内に入らず、リゾート内から見る場合）。

また、リゾート内のガーデンウォークや、アボリジニ文化を学べる「マニ・マニ・インディジェナス・カルチュラル・シアター（Mani-Mani Indigenous Cultural Theatre）」の一部プログラムなど、無料で体験できるものを上手く組み合わせましょう。

まとめ

エアーズロックの物価について紹介しました。確かに日本と比べると物価は高めですが、砂漠という特別な環境のためです。

「水が高いなあ」と感じる瞬間も、「今、自分は過酷な大自然の中にいるんだ」と実感できる貴重な体験になるでしょう。

• 基本物価：日本より高い（特に外食・宿泊）
• 移動：リゾート内は無料シャトルを活用
• 食事：スーパー（IGA）とレストランを使い分ける
• 必須費用：国立公園入園料は忘れずに用意

予算のメリハリをつけて、最高の感動体験を味わってきてくださいね！

※本記事は情報整理、ライティング補助、誤字チェックなどでAIを活用しています。構成と最終的な確認はNEWT編集部が行っています🙋

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