ウズベキスタンの物価は安いの？費用や予算、日本との比較も

＼ウズベキスタンのおトクなホテルをチェック！／
1泊1万円以下で泊まれる！
詳しくは「ホテルをみる」をクリックしてくださいね。

ウズベキスタンの物価は日本より安い！最新情報を徹底比較

ウズベキスタンの物価は、全体として日本よりかなり安いと言えますが、どこでお金を使うかによって体感は大きく変わります。

観光振興策の影響で、レギスタンなど主要観光地の入場料はここ数年で約4割値上がりした例もあり、ホテルや観光客向けサービスの価格は徐々に上昇しています。一方、ローカル食堂での食事は1食数百円程度、市内タクシーも数ドル以内で済むことが多く、日常的な飲食や交通費は依然として日本より圧倒的に安い水準です。

そのため、「観光客価格」と「ローカル価格」の差を理解してプランを組むことが重要です。観光地のチケットや中〜高級ホテルは日本と同等かやや安い程度と考えつつ、ローカル食堂や庶民的な足（タクシーアプリなど）を活用すれば、トータルの滞在費は日本の3分の1〜半分程度に抑えられます。

こうした前提を踏まえたうえで、このあと項目別の比較表を見れば、ウズベキスタンと日本の物価差をより具体的にイメージしやすくなるでしょう。

【ウズベキスタン vs 日本】主要物価 徹底比較表

※ウズベキスタンのレートは、10,000スム＝約118円（1円＝約85スム）で換算しています（2025年11月時点の目安）。

食費の物価情報（グルメ・カフェ代）

ウズベキスタン旅行の魅力のひとつは、グルメを思いきり楽しんでも食費をかなり安く抑えられる点です。

ローカル食堂（チャイハナ）や気取らないレストランでは、安いところで1食2〜3ドル（約300〜450円）、統計ベースの平均的な目安でも1食あたり約55,000〜60,000スム（おおよそ600〜700円前後）でしっかり食事ができます。

少しランクを上げた中級レストランでも、2人で前菜・メイン・デザートの3コースを楽しんで約300,000スム（日本円で3,500円前後）が相場で、日本なら1人分ディナーに近い価格で2人分のコースを堪能できます。

街中のカフェで飲むカプチーノは1杯約21,000スム（250円前後）と、日本のチェーン店よりやや安い水準です。

交通費・移動の費用の物価情報

ウズベキスタンの移動は、「都市間は鉄道」「市内はタクシー（配車アプリ）」を押さえておけば十分対応できます。

都市間移動の主役は、高速鉄道アフラシアブ号（Afrosiyob）で、タシケント〜サマルカンド間はエコノミークラス片道20〜30万スム台、タシケント〜ブハラ間でも40万スム前後と、日本の新幹線よりかなり抑えた価格で快適な移動が可能です。

このタクシーを海外旅行初心者でも安心して使うための鍵が配車アプリ「Yandex Go」で、事前に日本でアプリ設定を済ませておけば、現地では行き先を入力するだけで事前見積もり付きで配車ができ、料金交渉やぼったくりの心配をほぼ避けられます。

観光・ホテル・その他の物価情報

ウズベキスタンでは、ホテルも観光地も「どこにお金をかけるか」を決めて選ぶのが満足度アップのコツです。宿泊費は幅広く、バックパッカー向けの格安ホステルなら1泊8ドル前後から見つかり、清潔で快適な3つ星クラスのホテルでも平均約53ドルと、日本よりかなり抑えた価格帯で泊まることができます。

さらに5つ星ホテルの平均価格もおよそ86ドルとされており、予算次第では日本では高嶺の花になりがちな高級ホテルにも比較的手頃な料金で宿泊可能です。

一方、観光地の入場料は近年値上がり傾向にあり、特にサマルカンドなど主要都市ではここ数年で約4割程度料金が引き上げられたスポットもあります。レギスタン広場の入場料は現在10万スム前後、アミール・ティムール廟が6万5千スム前後、ヒヴァ旧市街イチャン・カラの共通券は15万スム程度が目安です。

日本円に換算しても決して極端に高額ではないものの、ローカルな食費や交通費の安さと比べると「観光地だけは別価格」という印象を持つ人も多いでしょう。それでも、いずれもウズベキスタン旅行のハイライトとなる場所なので、入場料分の価値は十分にあります。

＼ウズベキスタンのおトクなホテルをチェック！／
1泊1万円以下で泊まれる！
詳しくは「ホテルをみる」をクリックしてくださいね。

ウズベキスタンの通貨と為替レート、両替の基本

ウズベキスタンの通貨は「スム（UZS）」で、為替レートは変動しますが、2025年11月時点の目安としては「10,000スム≒130円前後（1円≒およそ75〜80スム）」と考えておくと計算しやすくなります。

かつては銀行の公定レートと街中の闇両替レートがほぼ2倍違うという時期がありましたが、この問題はすでに解消されており、公定レートは実勢レートとほぼ一致しています。そのため現在は、空港や市内の銀行、正規の両替所、ホテルなどで正々堂々と両替すれば問題ありません。​

注意点として、スムは桁数が非常に大きく、1万円を両替しただけでも大量の紙幣を受け取ることがあります。過去には、すべて1,000スム札で渡され「3キロの現金」と表現されるほどの束になったケースも報告されています。

ウズベキスタン旅行の費用相場は？期間別に解説！

では、実際にウズベキスタンを旅行するには、どれくらいの予算を見れば良いのでしょうか？

ここでは、航空券代（往復15万〜25万円が目安）を除いた、現地での滞在費の目安を期間別に紹介します。

日本からのフライトは直行便でも約9時間、経由便なら12時間以上かかるため、最低でも3泊4日は確保したいところです。

2泊3日（弾丸）の旅行費用相場

これは本当に弾丸プランです！タシケント市内の観光に絞るなら、この日数でも可能です。

• 費用目安: 30,000円〜
• 内訳（ホテル2泊、食費、市内交通、観光）

3泊4日（主要2都市）の旅行費用相場

タシケント＋「青の都」サマルカンドを巡る王道プラン。アフラシャブ号での鉄道旅も楽しめます。

• 費用目安: 45,000円〜
• 内訳（ホテル3泊、食費、都市間交通（鉄道）、観光）

4泊5日（人気ルート）の旅行費用相場

NEWTとして最も推奨する、満足度の高いプラン！タシケント、サマルカンド、そしてブハラまで足を伸ばす、シルクロード満喫ルートです。

• 費用目安: 60,000円〜
• 内訳（目安）:
  • ホテル代（3つ星 $53 x 4泊）: 約 31,800円
  • 食費（ローカル中心 $20 x 5日）: 約 15,000円
  • 交通費（鉄道・タクシー）: 約 8,000円
  • 観光地入場料: 約 5,000円
  • 合計: 約 59,800円

＼ウズベキスタンのおトクなホテルをチェック！／
1泊1万円以下で泊まれる！
詳しくは「ホテルをみる」をクリックしてくださいね。

ウズベキスタン旅行の費用を抑える節約のコツ

もともと物価の安いウズベキスタンですが、さらに賢く旅する節約のコツをお教えします！

ウズベキスタンでの節約の本質は、「観光地の入場料をケチること」ではなく、「ローカル価格に賢くアクセスすること」です。

タクシーは「Yandex Go」アプリ一択！

ウズベキスタンで市内移動のタクシー代を安く、安心して抑えたいなら、配車アプリ「Yandex Go」を使うのがおすすめです。流しのタクシーをその場でつかまえると、言葉の壁も相まって料金交渉が必要になり、観光客と分かった途端に相場より高く請求されるケースもあります。

一方、Yandex Goなら乗車前に概算料金が表示され、市内移動の多くはおおむね2ドル程度までに収まることが多いため、ぼったくりの心配を減らしつつローカル価格に近い料金で移動できます。

事前に日本でアプリをインストールして設定を済ませておけば、現地では行き先を入力して車種を選ぶだけで呼べるので、時間も手間も大きく節約できる「ウズベキスタン旅行の必須アプリ」と言ってよいでしょう。

食事はローカル食堂（チャイハナ）を活用

観光地の中心から少し離れた路地に入って、地元の人で賑わうローカル食堂「チャイハナ」を選ぶのがおすすめです。

こうした店では、プロフやラグマン、シャシリクなどのウズベキスタン料理が、1食およそ2〜3ドル（数百円）ほどで楽しめるケースが多く、観光客向けレストランよりぐっとお得に、かつ本場の味に近い食事を味わえます。

ガイドブックに載っていない店でも、店先に人が集まっている・メニューが現地語中心といった雰囲気を目印にすれば、安くて美味しいローカルごはんに出会いやすくなります。

鉄道チケットは早めにネット予約

鉄道チケットは、できるだけ早めにオンライン予約しておくのがおすすめです。特に人気の高速列車アフラシアブ号（Afrosiyob）は早々に満席になることが多く、直前だと希望の時間帯やクラスが売り切れている場合があります。

ウズベキスタン鉄道の公式サイト「railway.uz」や英語版の「e-ticket.railway.uz」から事前に購入でき、日程が決まっているなら出発の数週間〜1〜2か月前から空席をチェックしておくと安心です。

オンライン予約で座席を確保しておけば、現地で窓口に並ぶ手間や売り切れの心配を減らし、スムーズに移動計画を立てられます。

航空券は早割や経由便を狙う

ウズベキスタン行きの航空券は、物価水準に比べると割高になりやすい点を押さえておくと安心です。現地ガイドでも、中央アジアの中でウズベキスタン発着便は空港税などの影響で料金が高めとされています。

そのため、出発日が決まり次第、早割やセールを狙って早めに予約するとよいでしょう。​あわせて、近隣国を経由するルートも選択肢に入れると、総額を抑えられる可能性があります。

具体的には、カザフスタンのアルマトイやキルギスのビシュケク、タジキスタンのドゥシャンベなどへ比較的安いフライトで飛び、そこから陸路や短距離フライトでウズベキスタンに入るルートが紹介されています。

お土産はバザールで（交渉も楽しんで！）

お土産探しには、タシケント最大の市場「チョルスー・バザール」をはじめとしたローカルバザールを活用するのがおすすめです。巨大な青いドームの下や周辺エリアには、スパイス、ドライフルーツ、ナッツ、ナン、陶器、刺繍雑貨など、ウズベキスタンらしい名物が一通りそろい、観光客向けのお土産店も多数並んでいます。​

一部では最初の提示価格が相場より高めなこともあるため、値段交渉（ディスカウント交渉）を楽しみつつ、いくつかの店を見比べてから購入すると安心です。

賑やかな雰囲気や、売り手とのやり取りそのものが旅の思い出になるので、「チョルスー・バザールでお土産＋市場散策」をセットで楽しむプランがおすすめと言えます。

ウズベキスタンの物価を理解して、お得に旅しよう！

ウズベキスタンの物価は、観光地の入場料など一部を除けば、日本と比べて総じてかなり安い水準です。特にローカル食堂での食事や「Yandex Go」を使った市内タクシーは数百円〜数ドル程度で済み、日常的な出費は旅行者にとって大きな負担になりにくいでしょう。​

かつて問題だった闇両替レートも現在は解消され、公定レートで安心して正規の両替ができるようになっています。治安も中央アジアでは比較的良好とされますが、夜間は旧市街の暗い路地を避け、大通りやタクシーを利用するなど基本的な安全対策は必要です。

本記事の予算感を参考に、ぜひ「青の都」への旅を計画してみてくださいね！

※本記事は情報整理、ライティング補助、誤字チェックなどでAIを活用しています。構成と最終的な確認はNEWT編集部が行っています。

cover photo by Unsplash