蔵王温泉
東北屈指の温泉地「蔵王温泉」は西暦110年開湯と長い歴史を誇り、日本でも有数の古湯として有名です。蔵王山のふもとにあり、蔵王温泉街には歴史ある宿が立ち並び、昔ながらの温泉情緒を感じることができます。蔵王温泉のお湯は白い濁りが特徴の硫黄なので、疲労回復や肌を滑らかにしてくれる効果があるので女性にも人気です。周辺には温泉宿だけでなく足湯もあるので散策するだけの観光もおすすめ。また、蔵王山に東北地方最大規模となる「蔵王温泉スキー場」がオープンしてからは総合リゾート地として季節を問わず、若い世代からお子様連れまで幅広い年代の方が訪れるスポットです。
スポット情報
山形旅行におすすめの観光スポット
銀山温泉
山形を代表する観光地・銀山温泉は観光誘致のポスターに採用されたり、ドラマやアニメの舞台に使われたりと東北地方の中でも有名な観光スポットです。大正時代から続く歴史的な温泉街で、風情ある景観とノスタルジックな建物が最大の魅力。夜になるとガス灯が灯ることで一層ロマンチックで幻想的な世界観を堪能できます。銀山温泉は、特に冬の季節に訪れるのがおすすめで、ノスタルジックな温泉街が雪景色に包まれた景色は思わず言葉を失ってしまうほどの綺麗さです。温泉街には足湯や公共浴場、ショップなどが立ち並び景色だけでなく観光も楽しめます。
御釜
御釜(おかま)は、ちょうど山形県と宮城県にまたがるように佇む蔵王連峰にある火口湖です。御釜の直径は325mにも及ぶとされ、「御釜」という名称はその形状が大釜に似ていることが由来していると言われています。御釜の見どころはエメラルドグリーンに輝く湖水で、天候や太陽の光が差し込む角度によって色調も変化し、別名「五色沼」の名前でも親しまれています。御釜へは蔵王エコーラインや蔵王ハイラインを利用してアクセスでき、ドライブやハイキングも楽しめるのが嬉しいポイントです。冬の期間は蔵王エコーライン・ハイラインが通行止めになるので注意しましょう。
鶴岡市立加茂水族館
鶴岡市立加茂水族館は、山形にある唯一の水族館で、中でもクラゲの展示が有名です。世界一の数を誇るクラゲが展示されている「クラゲドリームシアター」は圧巻で、美しいクラゲたちがライトアップによって彩られ幻想的な空間となっています。クラゲドリームシアターは、直径5mと世界最大級の大きさを誇り「クラゲドリーム館」という愛称で親しまれ、50種類以上のクラゲが1度に見れるのも特徴です。他にも館内にはクラゲラーメンやクラゲアイスなど、クラゲをモチーフにしたグルメやお土産もたくさんあり、お子様連れの家族旅行にもおすすめです。
蔵王の樹氷
蔵王は温泉も有名ですが、冬になると姿を見せる「樹氷」が有名です。樹氷は、寒風にさらされた木々に霧氷が付き、それが積み重なって巨大な氷の彫刻のようになることで形成され、蔵王山周辺で冬のみ見られる自然現象を指します。別名「スノーモンスター」とも呼ばれており、樹氷が作り出す独特な世界観は絶景そのもの。蔵王ロープウェイを利用し山頂付近から見渡す景色は圧巻で世界中から観光客が訪れるのも特徴です。特に、晴れた日には青い空と真っ白な樹氷のコントラスト楽しめます。蔵王山周辺ではスキーやスノーボードも楽しめるので樹氷の景色と一緒に一石二鳥な時間を過ごせます。
立石寺
立石寺(りっしゃくじ)は、通称「山寺」で知られており周辺と融合した景色の美しさと歴史的価値で有名な観光スポットです。正式名称は「宝珠山立石寺」といい、貞観2年(860年)に天台座主慈覚大師円仁が開いた霊山で、修行と信仰の場としても親しまれています。また松尾芭蕉が「閑さや岩にしみ入る蝉の声」と詠んだ場所としても有名で、周辺には四季折々で違った美しい景色が広がっているのが立石寺の魅力。1,000段以上の石段で構成された石段には、多くの仏像、祠が点在しており、お寺までの道中も観光を楽しむことができます。
羽黒山五重塔
羽黒山五重塔は、鶴岡市にある高さ約30mにも及ぶ優美な五重塔です。長い軒は飛び立つ白鳥の翼に例えられるほど美しく、平将門が平安時代に建立し、今から約600年前に再建され今の姿になったとされています。羽黒山五重塔は山形県内の建造物の中で、唯一日本の国宝にも指定されており、歴史的価値があると有名な観光スポットです。季節ごとに異なる景色を楽しめるのも羽黒山五重塔の魅力の1つで、特に雪景色とコラボした冬の時期の景色は絶景そのもの。他にも、塔の近くにある樹齢約1,000年の「爺杉」も有名です。山形に行く際にはぜひ足を運んでみてください。