大阪の気温をエリア別に紹介！観光におすすめの服装や持ち物は？

大阪の気温の特徴やベストシーズンは？

大阪の気温・気候は、日本の気候分類では瀬戸内式気候に分類され、雨が少なく夏は晴れて暑い日が多いのが特徴的です。 東京と比較すると、大阪の方が一年を通してやや気温が高い傾向にあります。

また、降水量は東京より多く、夏はジメジメとした蒸し暑い気候となるので、熱中症に注意。大阪市内は特に都心部ほど気温が高くなるヒートアイランド現象の影響を受けやすく、高層ビルが建ち並んでいるため暑さがこもります。冬は最低気温が氷点下になるほど寒くなりますが、雪はほとんど降りません。

以下では2023年の大阪の主要な都市と東京の年間平均気温、年間最高気温、年間最低気温、年間降水量についてまとめています。

この記事では、大阪の気温や観光におすすめの服装について、季節ごとにわかりやすく解説します。都市別の平均気温や降水量などをまとめているので、大阪旅行の参考にしてくださいね。

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春の大阪（3月～5月）の気温・気候・服装

まずは、大阪の春の気温を都市別にご紹介します。2023年の平均気温、最高気温、最低気温、降水量を表でまとめた上で、春の大阪の気候の特徴や、春に大阪へ行く際におすすめの服装などを解説します。

春の大阪の平均気温

春の大阪は過ごしやすく、観光のベストシーズン！特に4月から5月は気温が穏やかで晴れの日が多く、まさに行楽日和の天気と言えるでしょう。ただし、春の大阪の気温では朝晩冷え込むことがあるので、上着があると安心です。特に3月から4月にかけては気温が安定しておらず、日中も肌寒い日も。また、春一番と呼ばれる強風が吹くこともあるので注意が必要です。

3月の大阪はまだ冬の気配が残りますが、雪が降ることは極めて稀です。桜のシーズンは例年3月下旬から4月上旬で、大阪府内の地域によって大きな差はありません。5月のGWシーズンあたりから気温がぐっと上がり、30度を超える夏日もみられます。気温の急激な変化で体調を崩さないように、こまめな休憩や体温管理をしっかり行いましょう。

春の大阪旅行におすすめの服装は？

春の大阪の平均気温は16.3℃と、過ごしやすい気温です。日差しがある日中は暖かく感じるため、スウェット生地のものや薄手のニット、カーディガンなどがおすすめ。パンツはジーンズなどで春らしくまとめるといいでしょう。スカートを履くなら、ストッキングや薄手のタイツなどがあると安心です。

また、朝晩の冷え込みに備えてトレンチコートやジャケットなどのスプリングコートも準備しておきましょう。3月の大阪の気温ではまだ冬の気配が残るため、寒がりさんはマフラーや冬用のコートがあると安心。夏に近づいている5月はコートの必要がない日も多く、さらっとした長袖のシャツやTシャツでも十分な日もあります。

春は紫外線が強いので、日焼け対策もお忘れなく。日焼け止めやサングラス、日傘などがあると外でのレジャーでも安心です。春は気温が安定しないため、大阪旅行の前に天気予報をチェックして平均気温と見比べながら持ち物を用意してみてくださいね。

夏の大阪（6月～8月）の気温・気候・服装

続いて、大阪の夏の気温・気候の特徴についてご紹介します。暑い夏の大阪の平均気温、最高気温、最低気温、降水量を2023年のデータをもとに表でまとめた上で、夏に大阪を観光する際の注意点、おすすめの服装などもまとめているので、是非参考にしてみてくださいね。

夏の大阪の平均気温

夏の大阪の気温は、とにかく暑いのが特徴。最高気温を東京と比較しても、大阪の方がやや暑くなっているので熱中症に注意しましょう。特に7月と8月は非常に暑くなり、最高気温が35℃を超える猛暑日の日も。また、都市化が進んでいる大阪市内では、ヒートアイランド現象によって、昼間の猛暑が夜でも続きます。夜間の最低気温が25度以上である熱帯夜となることも珍しくありません。

降水量は、6月から7月にかけて梅雨の影響で増加し、まとまった大雨が降ることがあります。8月になると梅雨は抜けますが、台風の影響を受けることがあります。近年では、夕立やゲリラ豪雨も目立っているので、緊急用に傘を持っていると安心です。

夏の大阪旅行におすすめの服装は？

夏の大阪の最高気温は38.6℃、枚方では39.8℃とかなりの暑さです！夏の大阪の気温に合わせるための服装は、涼しいTシャツやタンクトップにさらっとした生地のシャツなどが良いでしょう。女性はワンピースなどもおすすめです。パンツはハーフパンツなど風通しの良いものを選びましょう。靴はスニーカーでも構いませんが、サンダルも涼しく快適です。

暑さが本格的な7月や8月はもちろん、ジメジメと蒸し暑い6月も熱中症には要注意。こまめに水分を取るようにしてください。屋外でレジャーを楽しむ場合は、定期的に日陰や屋内で休むなどの対策を取るようにしましょう。帽子やネッククーラーの使用もおすすめ。室内と屋外の気温の差が激しいので、クーラーが苦手な方は薄手のパーカーなどがあると便利です。

夏は紫外線が強いので、日焼け対策として日焼け止めやサングラス、日傘なども用意しておきましょう。突然の雨に備えて雨具や、お子さんの長靴などもあると安心です。

秋の大阪（9月～11月）の気温・気候・服装

ここからは、大阪の秋の気温・気候の特徴についてご紹介します。紅葉が綺麗な秋の大阪は気温が穏やかになり観光にぴったり。平均気温、最高気温、最低気温、降水量を2023年のデータをもとに表でまとめ、秋の大阪観光におすすめの服装までまとめているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

秋の大阪の平均気温

大阪の秋は、気温が穏やかになり過ごしやすく、観光のベストシーズン！ ただし、秋といっても9月と11月で気温がかなり変化するので注意しましょう。9月はまだ夏の暑さが残り、近年は夏と変わらない猛暑日や真夏日になることもしばしば。11月には平均気温が15°C前後に下がり、紅葉のシーズンとなっていきます。例年11月中旬ごろ〜11月下旬ごろが見頃とされています。

9月から10月にかけて台風シーズンとなるため、旅行に行く際は事前に台風情報をしっかり確認しておきましょう。秋の大阪では、ゲリラ豪雨は夏に比べて減流傾向ですが、10月ごろは秋の長雨と呼ばれる雨が降ることがあります。ゲリラ豪雨のように大雨が突発的に降るというよりは、一日中しとしとと雨が降る日が多くなるので、雨具を持参しましょう。

11月になると秋晴れで気持ちのいい日が多くなり、観光に最適といえます。ユニバーサルスタジオジャパンなど、屋外で一日過ごしても快適に過ごせますよ。

秋の大阪旅行におすすめの服装は？

秋の大阪は、時期により気温の変化があるので、事前にしっかり確認しておきましょう。まずは、9月。上旬はまだ残暑が厳しいので、半袖で快適に過ごせます。下旬になってくると、気温が下がりはじめ秋の気配を感じ、朝晩は肌寒く感じることがあるでしょう。

そのため、薄手のパーカーやカーディガンなどがあると便利です。10月は長袖のTシャツやポロシャツがベスト。足元もサンダルからスニーカーに変えて、カラーソックスなどでおしゃれを楽しむのもいいですね。11月には、重ね着をしたり、トレンチコートやデニムジャケットなどの薄手のコートを着たりすると良いでしょう。

紅葉シーズンには長時間外にいることで体が冷えてしまうことがあるので、重ね着ができる上着や風を通しにくいジャケットなどがあると安心です。寒がりさんはマフラーや手袋などの防寒対策もしましょう。10月以降は、寒さや秋の長雨に備えてブーツを履くのもおすすめです。

冬の大阪（12月～2月）の気温・気候・服装

続いて、大阪の冬の気温・気候の特徴についてご紹介します。冬の大阪の平均気温、最高気温、最低気温、降水量の平年値を表にまとめ、冬に大阪を観光する際の注意点、おすすめの服装などもまとめています。ぜひ参考にしてみてくださいね。

冬の大阪の平均気温

冬の大阪は、基本的に降水量が少なく、冬晴れになることが多いです。晴れの日が多い冬の大阪ですが、東京と比べると、湿度が保たれているので、気温のわりには過ごしやすく感じるでしょう。ただし、冬型の気圧配置が強まる際には風が強く、体感温度がグッと下がることが予想されるので防寒対策はきっちりしておきましょう。

同じ関西の京都や滋賀と比べても寒さは穏やかで、気温が0℃以下になることは数日程度です。雪はほとんど降ることはなく、スキーやスノーボードなどのウィンタースポーツをするなら京都や滋賀の方がメジャーとなっています。

冬の大阪は天気が崩れることが少ないので、観光の予定が立てやすく、クリスマスシーズンのイルミネーションや年末年始のイベントも安心です。

冬の大阪旅行におすすめの服装は？

冬の大阪の気温は比較的穏やかですが、最底気温は-2.0℃と、氷点下になる日も。12月から2月は真冬の服装を選びましょう。例えば、ニットやセーター、厚手のパーカーなどがおすすめです。パンツやスカートも裏地がついたものだと風を通しにくいので暖かく過ごせます。厚手のコートやダウンジャケットなどのアウターもしっかり準備しておきましょう。足元は、ムートンブーツやロングブーツなど冬ならではの装いでおしゃれを楽しみましょう。

イルミネーションや屋外のレジャースポットに行く場合は、かなり冷え込むことが予想されるので防寒対策もお忘れなく。マフラーや手袋、ニット帽などで暖かくしましょう。インナーにヒートテックなどを着るのもおすすめです。防寒対策だけでなく、保温対策もしっかり行うことで、寒さに負けずに観光を楽しめます。寒がりさんは、カイロも強い味方になるのでおすすめですよ。

大阪旅行の気温・服装に関する注意点は？

最後に、大阪旅行の際の注意点について天気や気候の側面から解説します。事前にしっかりチェックしておきましょう。

大阪の地域ごとの気温差に注意する

大阪市内は発展しており、まさにコンクリートジャングル。緑が少なく、コンクリートで舗装された道路が多い大阪の中心部では、夏にヒートアイランド現象が発生する可能性が極めて高いです。高層ビルが多いため、熱が逃げにくく、アスファルトによる輻射熱でかなり気温が上がります。一方で、大阪府と和歌山県の県境にある犬鳴山は避暑地として有名で、夏でも最高気温は25℃〜30℃ほどです。

このように地域によって気温が変わってくるので、お出かけの際はご自身がどのエリアに行くか事前にチェックしましょう。

1日の寒暖差に注意する

 観光のベストシーズンとされる春や秋は寒暖差が激しい傾向にあり、日中は暖かくても、朝晩になると肌寒く感じることがあります。特に桜や紅葉のシーズンで、夜のライトアップを見に行く場合は、長時間外にいることで体が冷えてしまうことも。パーカーやカーディガンなどの羽織れるものを持参したり、ウィンドブレーカーなどの風を通しにくいものを着たり工夫しましょう。

また、夏場はかなり暑いため、店内や電車などの公共交通機関内ではかなりクーラーが効いていることもあります。温度調整ができるように夏でも薄手の上着を持っていくと安心です。上着は紫外線対策にもなり、一石二鳥ですよ。

大阪の気温・服装をチェックして観光を楽しもう！

この記事では、大阪の気温と観光におすすめの服装を季節別に紹介しました。観光のベストシーズンとされる春や秋は、1日の気温差が激しいため、最適な服装や持ち物を用意するのが大切です。ぜひ事前に気温や気候をチェックして、大阪旅行を快適に楽しんでくださいね。

※この記事の情報は、2024年7月25日現在のものです。紹介した平均気温と降水量、気候は年により異なるため、旅行前には最新情報を確認してください。

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