【2024年最新】タンペレでおすすめの観光地10選!自然や歴史を堪能しよう
フィンランド第二の都市タンペレは、魅力的な観光スポットが豊富にある街です。今回は、タンペレを訪れる際に絶対に外せない観光スポット10選をご紹介します。自然豊かな公園から歴史ある建造物まで、多彩な魅力を持つタンペレの観光地をぜひ参考にしてください。
フィンランド第二の都市タンペレは、魅力的な観光スポットが豊富にある街です。中でも、世界中で愛されるムーミンの世界観を楽しめるムーミン美術館は、タンペレを代表する人気観光地です。今回は、タンペレを訪れる際に絶対に外せない観光スポット10選をご紹介します。自然豊かな公園から歴史ある建造物まで、多彩な魅力を持つタンペレの観光地をぜひ参考にしてください。
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タンペレで絶対行きたいおすすめ観光地10選
フィンランド第二の都市タンペレには、魅力的な観光スポットが豊富にあります。自然豊かな景観、歴史的建造物、そして現代的な文化施設まで、多彩な魅力が詰まっています。
ムーミン好きにはたまらないタンペレムーミン美術館をはじめ、街を一望できるナシンネウラ展望台、荘厳なタンペレ大聖堂など、見どころ満載です。また、サーラハリ公園での自然散策や、ヴァプリーキ博物館センターでの歴史探訪も楽しめます。
家族連れには、ピュニッキ遊園地がおすすめです。芸術愛好家にはタンペレ市立美術館が見逃せません。さらに、中世の雰囲気が漂うハットゥラ教会や、産業の歴史を学べるタンペレ労働者博物館ヴェルカスなど、多様な観光スポットがあなたを待っています。
タンペレムーミン美術館
ムーミンの世界に浸れる魅力的な美術館
タンペレムーミン美術館は、フィンランドが誇る人気キャラクター「ムーミン」の世界を堪能できる素敵なスポットです。2017年にタンペレホール内に移転し、以前の3倍以上の規模でリニューアルオープンしました。
美術館では、ムーミンの原作者トーベ・ヤンソンの貴重な原画や、ムーミンの世界を再現したジオラマなどが展示されています。常設展示では、ムーミンシリーズの誕生秘話や、キャラクターたちの成り立ちを知れるでしょう。
また、ムーミンが描かれ始めた当初の姿から現在の姿に変わっていく過程も見ることが可能です。館内は撮影禁止ですが、入り口付近に記念撮影スポットがあるので、ムーミンファンは要チェックです。
展示の説明は日本語でも用意されているので、日本人観光客も安心して楽しむことができます。美術館内にはショップがあり、ムーミングッズのお土産を購入可能です。
また、タンペレホール内にはレストラン「Tuhto」があり、ムーミンの世界観を楽しみながら食事をすることもできます。所要時間は、さっと見て回る場合で約1時間、じっくり見学する場合は2時間程度です。ムーミンの世界観に浸りながら、フィンランドの文化も感じられる素敵な美術館です。
タンペレムーミン美術館(Tampere Moomin Museum)の基本情報 | |
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住所 | タンペレホール内, Yliopistonkatu 55, 33100 Tampere, Finland |
アクセス | タンペレ中央駅から徒歩約10分 |
公式サイト |
ナシンネウラ展望台
タンペレの街並みを一望できる絶景スポット
ナシンネウラ展望台は、タンペレ市内を一望できる絶景スポットです。高さ168メートルの展望台は、スカンジナビア一の高さを誇ります。展望台からは、タンペレの街並みや周辺の湖、森林地帯まで360度のパノラマビューを楽しむことができます。
特に、ネシ湖やタンペレ駅周辺、そしてFinlaysonエリアの整然としたレンガ造りの建物群などが見渡せるでしょう。展望台はサルカンニエミ遊園地内にあります。遊園地には他にも様々なアトラクションがあり、家族連れでも楽しめるスポットです。
タンペレはフィンランド第2の都市(人口ではエスポーに次ぐ第3位)で、かつては繊維産業で栄えた「フィンランドのマンチェスター」と呼ばれていました。現在は、IT産業やIT関連の機械工業が主要産業となっています。
タンペレ観光の際は、この展望台から街の歴史と現在の姿を一望してみてください。ただし、展望台の営業時間や季節による変動があるため、訪問前に最新の情報を確認することをおすすめします。
ナシンネウラ展望台(Näsinneula Observation Tower)の基本情報 | |
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住所 | Laiturikatu 1, 33230 Tampere, Finland |
アクセス | タンペレ中央駅からバスで約15分 |
公式サイト |
タンペレ大聖堂
国民的画家の壁画が魅力のルーテル教会
タンペレ大聖堂は、1907年に完成したルーテル教会で、タンペレの象徴的な建物の一つです。国民的画家として知られるフーゴ・シンベリの壁画が特に有名で、多くの観光客を魅了しています。教会の内部は、国民ロマン主義様式の建築と装飾が特徴的です。
天井や壁面には、シンベリによる「死の園」や「傷ついた天使」などの壁画が描かれており、その独特な世界観と色彩豊かな表現に圧倒されます。また、マグヌス・エンケルによる祭壇画「復活」も注目です。
教会内部のステンドグラスも美しく、光の加減によって様々な表情を見せてくれます。静寂な雰囲気の中で、芸術作品としての教会建築を堪能することができます。タンペレ大聖堂は、宗教施設であると同時に芸術鑑賞の場としても人気です。
フィンランドの文化と芸術に触れることができる貴重なスポットなので、タンペレを訪れた際はぜひ足を運んでみてください。なお、教会は通常、毎日10時から18時まで開館しており、入場は無料です。
タンペレ大聖堂(Tampere Cathedral)の基本情報 | |
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住所 | Tuomiokirkonkatu 3A, 33100 Tampere, Finland |
アクセス | タンペレ中央駅から徒歩約15分 |
サーラハリ公園
遊園地や水族館がある家族向けレジャースポット
サーカンニエミ(Särkänniemi)は、タンペレ市内にある人気の家族向けレジャースポットです。遊園地、水族館、プラネタリウム、ドッグヒル・フェアリーテイル・ファーム、ナシンネウラ展望台など、さまざまなアトラクションが集まっており、一日中楽しむことができます。
公園内の遊園地には、スリル満点のジェットコースターや観覧車など、子供から大人まで楽しめるアトラクションが30以上揃っています。水族館では、フィンランドの淡水魚から熱帯の海の生き物まで、さまざまな水生生物を観察できるでしょう。
また、プラネタリウムでは、美しい星空や宇宙の神秘を体験できます。ナシンネウラ展望台は高さ168メートルで、タンペレの街並みを一望可能です。展望台には回転レストランもあり、景色を楽しみながら食事ができます。
サーカンニエミは、家族連れはもちろん、カップルや友人同士でも楽しめる、タンペレの人気観光スポットの一つです。夏季には全てのアトラクションが利用可能ですが、遊園地とドッグヒル・フェアリーテイル・ファームは季節限定の営業となっています。一方、ナシンネウラ展望台と水族館は年間を通して楽しめるでしょう。
サーラハリ公園(Särkänniemi Amusement Park)の基本情報 | |
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住所 | Laiturikatu 1, 33230 Tampere, Finland |
アクセス | タンペレ中央駅からバスで約15分 |
公式サイト |
タンペレホール
コンサートや展示会が開かれる文化の中心地
タンペレホールは、北欧最大級のコンベンションセンターであり、タンペレの文化の中心地として知られています。コンサートホール、会議室、展示スペースなどを備え、年間約1,000もの多様なイベントが開催中です。
メインホールは、優れた音響設備を誇り、クラシック音楽のコンサートや演劇公演など、質の高い文化イベントが行われています。タンペレ・フィルハーモニー管弦楽団の本拠地でもあり、定期的に素晴らしい演奏を聴くことが可能です。
また、タンペレホール内には、世界で唯一の公式ムーミン美術館が併設されています。文化イベントを楽しんだ後に、ムーミンの世界に浸ることもできる、まさに一石二鳥のスポットです。
建物自体も現代的でスタイリッシュなデザインが特徴的で、タンペレの街並みに彩りを添えています。イベントがない日でも、レストラン・カフェTuhtoでくつろいだり、Tampere Hall Shopでお土産を購入したりすることができます。
さらに、環境に配慮した運営を行っており、屋上には太陽光発電パネルや屋上庭園、養蜂場まで設置中です。タンペレホールは、文化と持続可能性が融合した、タンペレを代表する施設となっています。
タンペレホール(Tampere Hall)の基本情報 | |
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住所 | Yliopistonkatu 55, 33100 Tampere, Finland |
アクセス | タンペレ中央駅から徒歩約10分 |
公式サイト |
ヴァプリーキ博物館センター
タンペレの歴史と文化を学べる総合博物館
ヴァプリーキ博物館センター(Vapriikki Museum Centre)は、タンペレの歴史と文化を総合的に学ぶことができる博物館です。タンメルコスキ急流のほとりにある絵画のような場所に位置し、かつての工場建築を利用した広大な展示スペースには、様々なテーマの展示が集められています。
博物館内には、タンペレ自然史博物館、鉱物博物館、フィンランド・ホッケー殿堂、郵便博物館、フィンランド・ゲーム博物館など、多彩な常設展示があります。これらに加えて、毎年約12の企画展が開催され、歴史、技術、自然科学など多岐にわたるテーマが扱われています。
特に注目すべき展示は、「日本のロマンスゲーム」「ファンタスティック・フェイリャー」「ダンジョンズ&ドラゴンズの50年」「マンセロック」などです。これらの展示を通じて、フィンランドの文化や世界の芸術、技術の発展などを学ぶことができます。
施設内には、ミュージアムレストラン「Valssi」とミュージアムショップがあり、訪問者はゆっくりと時間を過ごせるでしょう。ショップでは幅広い書籍、ギフト、お土産を取り揃えています。アクセシビリティにも配慮されており、車椅子の貸し出しや聴覚障害者用の誘導ループなども用意されています。
ヴァプリーキ博物館センターは、タンペレの文化と歴史を深く知りたい方や、家族連れにも人気のスポットです。何度訪れても新しい発見があり、タンペレを訪れる際には必見の博物館といえるでしょう。
ヴァプリーキ博物館センター(Vapriikki Museum Centre)の基本情報 | |
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住所 | Alaverstaanraitti 5, 33100 Tampere, Finland |
アクセス | タンペレ中央駅から徒歩約20分、または市内バスで約10分 |
公式サイト |
ピュニッキ遊園地
ノスタルジックな雰囲気の小さな遊園地
ピュニッキ(Pyynikki)は、タンペレ市内にある自然豊かな公園で、地元の人々や観光客に人気のスポットです。1868年に一般公開された美しい公園で、レクリエーションエリアとしても親しまれています。
公園内には1929年に再建された26メートルの展望塔があり、タンペレの街並みとナシヤルヴィ湖、ピュハヤルヴィ湖の絶景を楽しめるでしょう。ピュニッキは、世界最高の砂礫丘(エスカー)とされる丘の上にあり、周囲には美しい森が広がっています。
地元の人々がジョギングや散歩を楽しむ姿がよく見られ、夏季には近くのビーチで泳ぐこともできます。また、世界初の野外劇場があり、夏には演劇公演が行われることも珍しくありません。展望塔の下にはカフェがあり、「フィンランドで最高のドーナツ」として知られる名物のムンッキ(munkkis)を味わえます。
このドーナツは、20年以上同じ家族が経営しているカフェの看板商品です。ピュニッキは、自然を楽しみたい観光客や地元の人々の憩いの場として人気があり、タンペレの日常を感じられる貴重なスポットです。美しい景色と地元の雰囲気を楽しむことができ、タンペレを訪れる際には必見の観光地となっています。
ピュニッキ遊園地(Pyynikki Park)の基本情報 | |
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住所 | Jalkasaarentie 1, 33230 Tampere, Finland |
アクセス | タンペレ中央駅から徒歩約20分、または市内バスで約10分 |
公式サイト | https://www.tampere.fi/en/culture-and-leisure/parks-and-green-areas/pyynikki-ridge |
タンペレ市立美術館
フィンランドの現代アートを楽しめる美術館
タンペレ美術館は、フィンランドで2番目に大きなコレクションを誇る美術館です。約15,000点の作品を所蔵し、19世紀初頭からの主にフィンランドの美術作品を展示しています。
国際的に最も有名なのは、トーベ・ヤンソンのムーミン谷コレクションです。ヤンソンのオリジナル挿絵やトゥーリッキ・ピエティラのタブローが含まれています。美術館では、フィンランドや国際的な現代アートに関連するテーマや現象を紹介する展示を行っています。
毎年「今年の若手アーティスト」を紹介する展示や、タンペレ現代美術館のコレクション展示も行われているのが特徴です。また、美術館はタンペレ市のコレクションも管理しており、これらの作品は市のオフィスや施設、学校、幼稚園、病院などに展示されています。
タンペレ市内の多くのパブリックスカルプチャーやモニュメントもこのコレクションの一部です。美術館は、アートに興味がある人々にとって魅力的な場所であり、フィンランドの美術の発展と多様性を理解する上で貴重な機会を提供しています。
常に変化する展示と豊富なコレクションにより、リピーターも楽しめる内容です。タンペレを訪れた際には、ぜひ足を運んでみることをおすすめします。
タンペレ市立美術館(Tampere Art Museum)の基本情報 | |
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住所 | Puutarhakatu 34, 33230 Tampere, Finland |
アクセス | タンペレ中央駅から徒歩約15分 |
公式サイト |
ハットゥラ教会
中世の雰囲気が漂う石造りの教会
ハットゥラの聖十字教会は、タンペレ近郊にある中世の赤レンガ造りの教会で、フィンランドで最も古い教会建築の一つとして知られています。この教会は1472年から1490年にかけて建設され、その歴史的価値と独特の建築様式で多くの観光客を魅了しています。
フィンランドの中世の建築物で赤レンガ造りは珍しく、トゥルク大聖堂、ハメーンリンナ城、そしてこの聖十字教会の3つのみです。教会の内部には、16世紀初頭(1510年頃)に描かれた約200点の壁画が残されており、当時の宗教芸術を垣間見ることができます。
これらの壁画は、おそらくフィンランド人、possibly修道女たちによって描かれたと考えられています。特に、天井に描かれた聖十字架の伝説は見応えがあるでしょう。また、14世紀前半に作られた40点以上の木彫りの聖人像も保存されています。
教会には2つの説教壇があり、小さい方は1550年に寄贈されたフィンランド最古の現存する説教壇です。もう一つは18世紀のものです。どちらもフィンランドの職人の手作りです。
ハットゥラ教会(Hattula Church)の基本情報 | |
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住所 | Hattulan Pyhän Ristin kirkko, 13720 Parola, Finland |
アクセス | タンペレから車で約1時間 |
公式サイト | https://www.hattulanseurakunta.fi/kirkot-ja-tilat/pyhan-ristin-kirkko |
タンペレ労働者博物館ヴェルカス
タンペレの産業史と労働者の生活を学べる博物館
タンペレ労働者博物館ヴェルスタス(Työväenmuseo Werstas)は、「フィンランドのマンチェスター」と呼ばれたタンペレの産業史と労働者の生活を紹介する博物館です。旧フィンレイソン工場の建物内に位置し、フィンランド最大の無料博物館として知られています。
博物館では、タンペレの産業革命から現代までの労働環境の変化や、労働者の日常生活、労働運動の歴史などを、実物資料や再現展示を通じて学ぶことができます。展示は工場都市の生活、人々の喜びや悲しみといった日常も含め、タンペレで作られた製品や各業界で雇用されていた人々についても紹介しています。
特筆すべき展示は、1800年代のフレンケル製紙工場の鐘や、1928年までフィンレイソン工場で使用されていたイギリス製の機械などです。また、大きなスクリーンで労働の様子を映し出す展示は、子供から大人まで印象的な体験を提供します。
博物館内には産業博物館コーナーや蒸気機関博物館もあり、タンペレの産業遺産としての価値も高い傾向です。歴史好きの方はもちろん、フィンランドの社会や文化に興味がある方にもおすすめの博物館です。
タンペレ駅から徒歩で約15分の場所にあり、近くにはスパイ博物館やヴァプリーッキ博物館センター、タリピハなど、観光や休日を過ごすのに適したスポットが集まっています。
タンペレ労働者博物館ヴェルカス(Finnish Labour Museum Werstas)の基本情報 | |
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住所 | Väinö Linnan aukio 8, 33210 Tampere, Finland |
アクセス | タンペレ中央駅から徒歩約15分 |
公式サイト |
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タンペレの魅力的な観光スポットを満喫しよう!
タンペレは、フィンランド第二の都市ながら、多彩な魅力にあふれた観光地です。ムーミン美術館や展望台、歴史的な教会、美しい公園など、様々な観光スポットがあります。自然と文化が融合した街並みは、訪れる人を魅了します。
タンペレ旅行を楽しむコツは、計画的に観光することです。美術館や博物館巡りと自然散策をバランスよく組み合わせると、充実した旅になりますよ。また、地元のカフェでフィンランドの食文化を味わうのもおすすめです。
フィンランドの魅力が詰まったタンペレで、忘れられない思い出を作ってくださいね。季節によって異なる景色も楽しめるので、ぜひ訪れてみてください!
※本記事は情報整理、ライティング補助、誤字チェックなどでAIを活用しています。構成と最終的な確認はNEWT編集部が行っています🙋
cover photo by pixabay