カイロは高い？費用や予算、日本との比較も

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カイロの物価は安い？高い？日本と比較！

まずは、カイロの物価がどれくらいなのか、日本（東京）の価格と徹底比較した表を見てみましょう！カイロの物価は、ものによって「高い」ものと「安い」ものの差が非常にはっきりしているのが特徴です。

特に2024年から2025年にかけては、エジプト国内の経済状況により物価上昇（インフレ）の傾向が見られますが、同時に為替レート（エジプト・ポンド安）が調整されたことで、日本円を持つ旅行者にとっては、ローカルな生活にかかる費用が依然として非常に安く感じられる「カイロ・パラドックス」とも言える状況が続いています。

ここでは、2025年1月現在の為替レート、1エジプト・ポンド（EGP）＝約3.0円を目安に換算して比較します。

どうでしょう？この表を見ると、カイロの物価の二面性がはっきりとわかりますよね！

水やローカルフード、そして特にタクシーやメトロといった交通費は、日本の「10分の1」近く安いものもあって、驚くほどの安さです。

一方で、旅行者が利用する中級以上のホテルや、観光地にあるレストランの価格は、日本と比べてそこまで大きな差はありません。特に5つ星の高級ホテルになると、カイロでも日本と同じか、それ以上の出費になることもあります。

この「安い」部分と「高い」部分をどう組み合わせるかが、カイロ旅行の予算を左右する最大のポイントになります！

カイロ旅行でかかる費用【項目別】

カイロの物価の全体像がわかったところで、次に「グルメ（食費）」「交通費」「観光費」の3つの主要な支出項目について、さらに詳しく見ていきましょう！

食費の物価情報

カイロ旅行の最大の楽しみの一つが、エキゾチックなエジプトグルメ！そして、この食費こそが、カイロ旅行で最も節約できるポイントです！

カイロの食費には、大きく分けて3つのレベルがあります。

ローカルフード（激安！）

カイロ市民のソウルフードであり、旅行者の心も掴んで離さないのが「コシャリ」です。コシャリは、ご飯、パスタ、レンズ豆、ヒヨコ豆をミックスし、フライドオニオンと特製のトマトソースをかけて食べる国民食。安くておいしくて、ボリューム満点です！
専門店では、一杯（並サイズ）で30〜100 EGP（約90〜300円）ほど。これ一杯でお腹いっぱいになります！
もう一つの定番は、ソラマメで作るエジプト風コロッケ「ターメイヤ」。これをパンに挟んだサンドイッチは、22〜30 EGP（約66〜90円）ほどで食べられます。朝食や軽食にぴったりです！

中級レストラン（お手頃）

観光客が入るような少しきれいなレストランでは、ケバブやタジン（煮込み料理）などのメインディッシュを頼んで、一食あたり200〜400 EGP（約600〜1,200円）が相場です。日本で外食するのと比べると、かなりお手頃ですよね！

高級レストラン・ホテル（日本並み〜）

5つ星ホテル内のレストランや、ナイル川沿いの高級レストランでのディナーは、一人あたり800 EGP（約2,400円）を超えることも多く、日本でリッチなディナーをするのと同等か、それ以上の予算が必要になります。

食費を安く抑えたいなら、ぜひローカルフードに挑戦してみてください！驚きの安さとおいしさに、きっと感動するはずです。

交通費・移動の費用の物価情報

カイロ市内の交通費は、日本と比べて劇的に安いです！2024年後半から2025年にかけて、エジプト政府は燃料費の値上げに伴い、公共交通機関の運賃を10〜15％程度引き上げましたが、それでも日本人の感覚からすると「タダ同然」と感じるほどの安さです。

タクシー vs 配車アプリ（Uber／Careem）

海外旅行初心者がカイロで最も不安に感じるのが、タクシーのメーター交渉や「ぼったくり」かもしれません。
2025年10月の運賃改定で、カイロのタクシーの初乗り料金（最初の1km）は13.5 EGP（約41円）、その後1kmごとに3 EGP（約9円）が加算されるようになりました。しかし、この料金で乗るためにはドライバーとの交渉が必要になる場面も。

そこでおすすめなのが、スマホ世代の必須アイテム、配車アプリの「Uber（ウーバー）」と中東で強い「Careem（カリーム）」です！これらは事前に行き先と料金が確定するので、面倒な交渉は一切不要。カイロ市内（5km程度）の移動なら、40〜70 EGP（約120〜210円）ほどで快適に移動できます。

【注意点】アプリでカード決済をえらんでも、ドライバーから「現金で払ってくれ」と言われることもあります。少額の現金は常に用意しておくとスムーズです。

最強の移動手段「カイロメトロ」

カイロの悪名高い交通渋滞をさけ、安く早く移動する最強の手段が「地下鉄（カイロメトロ）」です！
運賃はゾーン制で、2024年8月に値上げされましたが、それでも9駅までの乗車でわずか8 EGP（約24円）、10〜16駅で10 EGP（約30円）、17〜23駅で15 EGP（約45円）です。

東京の初乗りが180円であることを考えると、信じられない安さですよね！駅の表示もわかりやすく、旅行者にとって非常に便利な足となります。

市バス

市バスも非常に安いですが（通常のバスで9〜12 EGP程度）、路線が複雑で旅行者には難易度が高めです。メトロかUber/Careemの利用がおすすめです。

観光・オプショナルツアーの費用

食費や交通費が驚くほど安いカイロですが、ピラミッドや博物館などの「観光地の入場料」は別！ここは「高い」と感じる部分です。

エジプト政府は、貴重な観光収入を確保するため、外国人観光客向けの入場料を頻繁に値上げしています。そのため、ローカル物価とは切り離して考える必要があり、予算には余裕を持って計上しましょう。

以下は、2025年時点での主要な観光スポットの入場料の目安です。

• ギザのピラミッド地区（Giza Plateau）
  • 入場料：700 EGP（約2,100円）
  • これには、スフィンクスやピラミッドの外観の観光が含まれます。
• クフ王のピラミッド内部（Inside Khufu）
  • 追加料金：1,500 EGP（約4,500円）
  • ピラミッドの中に入るには、地区の入場料とは別に追加チケットが必要です。
• 大エジプト博物館（Grand Egyptian Museum, GEM）
  • 入場料：1,200 EGP（約3,600円）
  • ※2024年に一部開館した新しい博物館。ツタンカーメンの秘宝などが展示されます。
• エジプト考古学博物館（カイロ博物館・タフリール）
  • 入場料：550 EGP（約1,650円）
  • ※従来の博物館です。
• サッカラ遺跡地区（Pyramid of Djoserなど）
  • 入場料：600 EGP（約1,800円）

これら主要スポットを回るだけで、入場料だけで軽く1万円を超えてしまうことも。特にギザでクフ王のピラミッド内部にも入る場合、それだけで2,200 EGP（約6,600円）がかかります。

オプショナルツアーに参加する場合、これらの入場料に加えてガイド代や交通費が上乗せされます。カイロ旅行の予算を立てる際は、この「観光費」をしっかり確保しておくことが大切です！

カイロの通貨と為替レート

カイロ旅行の前に、お金に関する基本情報と、おトクな両替のコツを知っておきましょう！

通貨はエジプト・ポンド（EGP）

カイロの通貨は「エジプト・ポンド（EGP）」です。「ギニー」と呼ばれることもありますが、表記はEGPが一般的です。

為替レートの目安

為替レートは日々変動しますが、2025年1月現在は「1 EGP ≒ 3.0円」となっています。
計算を簡単にするために、「エジプト・ポンドの価格を3倍したら日本円」と覚えておくと、現地での買い物がスムーズになりますよ！

両替はどこでするのがおトク？

海外旅行初心者の人が悩むのが両替のタイミングですよね。カイロで絶対にさけるべきは、空港の「両替キオスク」です！

空港のキオスクはレートが非常に悪いか、高額な手数料を取られることがほとんど。ここで両替するのは、本当に緊急で現金が必要な場合（SIMカード代やタクシー代など）の最小限、20〜50ドル程度にしておきましょう。

最もレートがよく、安全でおすすめな方法は、「カイロ市内の銀行ATMで、国際キャッシュカードやデビットカード（VisaやMastercard）を使って必要な分だけ現地通貨を引き出す」ことです。カイロ市内には銀行ATMが至る所にあり、レートも公平です。

カイロは「Cash is King（現金こそ王様）」

カイロ旅行では、クレジットカードと現金の使い分けが重要です。高級ホテルや大型レストラン、お土産物屋ではクレジットカードが使えることが多いですが、ローカルな食堂、タクシー（Uberなどは除く）、スーク（市場）での買い物、観光地のトイレチップなどは、基本的に現金（EGP）しか使えません。

ATMで引き出した現金のなかでも、お釣りが出やすいように10、20、50 EGPといった少額紙幣を多めに持っておくと、とても便利です！

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カイロ旅行の費用相場【期間別】

さて、これまでの物価情報を踏まえて、カイロ旅行には一体いくらくらいかかるのでしょうか？航空券やホテル代を含めた、期間別の費用相場をシミュレーションしてみました。

• 航空券の相場
  日本（成田・羽田）からカイロへの往復航空券は、旅行時期や経由地によって大きく変動します。
  • オフシーズン（閑散期）：約12万円～19万円
  • ハイシーズン（繁忙期）：約18万円～29万円
  • 日系や中東系の航空会社（エミレーツ航空、カタール航空など）を利用すると、16万円台からが目安となります。
    ここでは、往復航空券代を15万円として計算します。
• ホテル代の相場
  ホテル代もピンキリですが、ここでは観光に便利で清潔な中級ホテル（1泊8,000円）を想定します。

3泊5日のカイロ旅行の費用相場

カイロとギザの主要スポット（ピラミッド、博物館）を効率よくめぐる、弾丸ツアーのプランです！

4泊6日のカイロ旅行の費用相場

カイロ市内に加え、少し足を延してサッカラの階段ピラミッドなども楽しめる、比較的余裕のあるプランです。

4泊6日でも、航空券代を除いた現地費用は約6万5,000円が目安です。ローカルグルメを上手に活用すれば、食費はさらに抑えることが可能です！カイロは滞在費が安いので、航空券代が許せば、長めに滞在するほどおトク感が増す旅行先とも言えます。

カイロ旅行の費用を安く抑える節約のコツ

最後に、カイロ旅行の費用をさらに安く、賢く抑えるための節約術を5つご紹介します！

食費は「コシャリ」と「ターメイヤ」で賢く節約！

カイロの物価でご紹介した通り、最大の節約ポイントは食費です。毎食観光客向けのレストランに入るのではなく、ローカルな食堂でコシャリやターメイヤを試してみてください。1食100円〜300円程度で、おいしくお腹いっぱいになれますよ！

移動は「カイロメトロ」を使いこなす！

カイロ市内の移動は、タクシーやUberも安いですが、最安は「カイロメトロ」です。渋滞知らずで、1回24円程度から乗れるメトロを使いこなせば、交通費を大幅に節約できます。

観光パス「カイロパス」は元が取れるか要検討！

たくさんの遺跡や博物館をめぐる予定の人には、「カイロパス（Cairo Pass）」という観光パスがあります。これは130USドル（学生は70USドル）で、5日間有効。ギザのピラミッド地区や考古学博物館など、カイロ市内の多くの観光スポットに入場できます。

ただし、注意点が！このパスはUSドル（またはユーロ）建てで販売されています。一方で、各施設の入場料はエジプト・ポンド（EGP）建てです。

もし為替レートがエジプト・ポンド安に振れている場合、130ドル（約19,500円 ※1ドル150円換算）を払うよりも、行きたい場所のEGP建ての入場料を個別に払った方が、合計金額が安くなる可能性があります。

水はスーパーでまとめ買い！

観光地でミネラルウォーターを買うと割高になります。街なかのスーパーマーケットやキオスクで、大きなボトル（1.5Lなど）を買って、ホテルの冷蔵庫で冷やしておくのがおトクです。

通信は現地SIMかeSIMを活用！

スマホ世代の旅行に通信は不可欠。日本のキャリアの国際ローミングは高額になりがちです。

カイロ国際空港に到着したら、Vodafone、Orange、Etisalatなどのカウンターで旅行者向けのプリペイドSIMカードを購入しましょう。プランにもよりますが、10GBのデータ通信（30日間有効）が約8〜9USドル（約900〜1,350円）ほどで手に入ります。

SIMカードの入れ替えが面倒な人は、日本でeSIMを準備していくのも良いでしょう。

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カイロ旅行はメリハリが大事！

カイロの物価は、ご紹介した通り「安い」部分と「高い」部分が非常にはっきりしています。

ローカルフードや交通費は驚くほど安いので、そこを賢く利用すれば、旅行費用はぐっと抑えられるでしょう！一方で、ピラミッドや博物館の観光、そして快適なホテルステイには、ある程度の予算をしっかり確保しておく必要があります。

この記事を参考に、あなただけのカイロ旅行の予算を立てて、憧れの古代遺跡への旅を実現させてくださいね！

※本記事は情報整理、ライティング補助、誤字チェックなどでAIを活用しています。構成と最終的な確認はNEWT編集部が行っています🙋

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