エジプトの主要都市はどこ?基本情報や特徴なども解説
エジプトには、首都カイロをはじめ、ルクソール、アレクサンドリア、アスワンなど魅力的な都市がたくさんあります。古代エジプトの遺跡や神殿、美しい地中海の景色、ナイル川クルーズの拠点など、それぞれの都市に見どころが満載です。今回は、エジプト旅行を計画している方のために、主要な4都市の基本情報や特徴をご紹介します。
エジプトには、首都カイロをはじめ、ルクソール、アレクサンドリア、アスワンなど魅力的な都市がたくさんあります。古代エジプトの遺跡や神殿、美しい地中海の景色、ナイル川クルーズの拠点など、それぞれの都市に見どころが満載です。今回は、エジプト旅行を計画している方のために、主要な4都市の基本情報や特徴をご紹介します。
\NEWTでおトクに旅行しませんか✈️/
エジプトの主要都市の概要
エジプトの主要都市は、下記4都市です。
- カイロ
- ルクソール
- アレクサンドリア
- アスワン
首都カイロは人口約1,000万人を擁する大都市です。古代遺跡で有名なルクソールは北エジプトの中心地にあり、地中海に面したアレクサンドリアはエジプト第二の都市になります。ナイル川沿いのリゾート地・アスワンは南部の玄関口として有名です。それぞれの都市に独自の魅力があるので、詳しくご紹介します。
都市名 | 位置 | 人口 | 主な見どころ |
---|---|---|---|
カイロ | 北部 | 約1,000万人 | ギザのピラミッド、エジプト考古学博物館 |
ルクソール | 南部 | 約130万人 | カルナック神殿、ルクソール神殿、王家の谷 |
アレクサンドリア | 北部 | 約526万人 | アレクサンドリア図書館、ポンペイの柱 |
アスワン | 南部 | 約38万人 | フィラエ神殿、未完成のオベリスク、ナイル川クルーズ |
\NEWTでおトクに旅行しませんか✈️/
エジプトの首都カイロ
カイロは喧騒とした雰囲気の中に、イスラムの文化と古代エジプトの遺産が融合する魅力的な都市です。
ギザのピラミッドやスフィンクスをはじめ、見どころが盛りだくさん。カイロの基本情報や特徴、観光スポットについて詳しくご紹介します。
カイロの基本情報・特徴
カイロは、エジプトの首都であり、アフリカ最大の都市です。人口は約1,000万人に達し、ナイル川の東岸に位置しています。「中東のパリ」とも称される美しい街並みが特徴です。
カイロには、ギザのピラミッドやエジプト考古学博物館など、古代エジプトの遺跡など見どころが多数存在。また、イスラム建築の美しいモスクや、活気あるバザールも多くあります。
カイロは、古代と現代が融合する魅力的な都市です。観光地としてだけでなく、エジプトの政治・経済の中心地としても重要な役割を果たしています。
カイロ市内の移動手段
カイロ市内には、地下鉄が3線走っており、主要な観光スポットへのアクセスに便利です。また、バスやトラムも発達しているので、地下鉄と組み合わせれば市内のほとんどの場所へ行くことができます。
市内の移動にはタクシーも便利ですが、渋滞がひどいので時間に余裕を持って利用しましょう。渋滞をさけるなら、地下鉄の利用がおすすめです。さらに、カイロ中央駅からは国内の主要都市へ鉄道が運行されているので、他都市への移動にも便利な交通手段でもあります。
カイロの主な観光スポット
カイロには数多くの見どころがありますが、下記スポットはとくにおすすめです。
- ギザの三大ピラミッド
- スフィンクス
- エジプト考古学博物館
- 城塞都市シタデル
- メンフィス
- サッカラ
古代エジプト文明の象徴であるギザの三大ピラミッドとスフィンクスは、カイロ観光の目玉スポットです。カイロ近郊のメンフィスとサッカラには、古代の王朝時代の遺跡が点在しています。
古代文明について深く知りたい方は、エジプト考古学博物館に立ち寄ってください。ツタンカーメンの黄金のマスクをはじめ、古代エジプトの貴重な遺物を見ることができます。
イスラム地区にある城塞都市シタデルは、イスラム建築の美しいモスクが立ち並ぶスポットです。
おすすめスポットを巡ることで、カイロの歴史と文化に触れることができます。
カイロの気候
カイロは年間を通して乾燥した砂漠気候です。夏は日中40度を超えることが多く、非常に暑くなります。旅行には不向きな季節かもしれません。
一方、冬は比較的過ごしやすく、12月から2月にかけては気温が低めで旅行に最適です。ただし、夜は気温が下がるので上着を忘れないでください。
冬にはスコールのような雨が降ることもありますが、基本的にカイロの降水量は多くありません。
古代エジプトの遺跡が集中するルクソール
ルクソールは、エジプト南部のナイル川沿いに位置する都市です。古代エジプト新王国時代の首都があった場所でもあり、現在でも多くの遺跡が残されています。「世界最大の野外博物館」とも呼ばれるルクソールは、古代エジプト文明に興味がある方には外せない観光地です。ルクソールの基本情報や見どころについて詳しくご紹介します。
ルクソールの基本情報・特徴
ルクソールは、エジプト南部のナイル川東岸に位置する都市です。古代エジプト新王国時代の首都テーベがあった場所で、下記のような歴史的な遺産が集中しています。
- カルナック神殿
- ルクソール神殿
- 王家の谷
古代エジプト文明の遺産が集まるルクソールは、歴史好きにはたまらない観光地です。
ルクソール市内の移動手段
ルクソール市内の移動には、馬車、バス、タクシーが利用できます。遺跡間の移動にはタクシーが便利です。ナイル川の西岸へ渡る際は、ボートを使います。運賃は安く、ナイル川の景色を楽しみながら移動できるので、おすすめです。また、ルクソール国際空港からはカイロやシャルム・エル・シェイクなどの主要都市へ飛行機が運航しており、他都市へのアクセスも便利です。
ルクソールの主な観光スポット
ルクソールは、古代エジプトの遺跡が集中する観光地です。とくに有名なのが、カルナック神殿複合体とルクソール神殿になります。カルナック神殿は、古代エジプトの神々を祀った壮大な神殿で、スフィンクスの参道や大列柱室が圧巻です。ルクソール神殿も美しく、夜のライトアップが幻想的なことでも知られています。
また、王家の谷には、ツタンカーメンなどの王族の墓が点在。中でもハトシェプスト女王葬祭殿は、断崖絶壁に建てられた美しい神殿です。ナイル川西岸には、ラムセス2世の葬祭殿「ラムセウム」もあります。
ルクソールは古代エジプト文明に触れられる観光スポットが、多数集まる魅力的な都市です。
ルクソールの気候
ルクソールは典型的な砂漠気候になります。夏は非常に暑く、5月から9月にかけては日中の気温が45度近くまで上がることもあり、旅行には不向きな時期です。
一方、冬は過ごしやすく、12月から2月にかけては気温が低くなります。古代エジプトの遺跡を巡るなら、暑さをさけて冬に訪れるのがおすすめです。ただし、夜間は気温が下がるので羽織れる上着などを忘れないでください。
また、ルクソールは年間を通して降水量がごくわずかで、雨はほとんど降りません。
地中海に面した港町アレクサンドリア
アレクサンドリアは、エジプト北部の地中海沿岸に位置する港湾都市です。古くから地中海世界の中心地として栄えました。現在もエジプト第二の都市として発展しており、地中海の美しい景色や古代遺跡、現代的な街並みが魅力的です。ここでは、アレクサンドリアの基本情報や見どころについて詳しくご紹介します。
アレクサンドリアの基本情報・特徴
アレクサンドリアは、エジプト北部の地中海沿岸に位置する港湾都市です。人口は約526万人で、エジプト第二の都市でもあります。紀元前332年にアレクサンドロス大王が建設した歴史ある都市で、古代には地中海の中心地として重要な役割を果たしました。現在でも古代エジプトの歴史を感じさせる遺跡や建物が多く残っています。観光地としても人気があり、毎年、多くの観光客が訪れることでも有名です。
アレクサンドリア市内の移動手段
アレクサンドリア市内には、路面電車が走っています。路面電車は市内の主要な観光スポットへのアクセスにぴったりです。また、バスやタクシーも発達しており、移動手段に困ることはありません。とくに、タクシーは市内の移動に便利ですが、料金交渉が必要な場合もありますので注意してください。
アレクサンドリアには、アレクサンドリア・ヌーザ国際空港があり、カイロやシャルム・エル・シェイクなどへの国内線が運航されています。国内旅行の際にも便利です。公共交通機関を利用する際は、事前に路線や運行時間を確認しておくとスムーズに移動できます。
アレクサンドリアの主な観光スポット
アレクサンドリアには、歴史的な遺跡や美しい景色がたくさんあります。とくに有名なのが、下記スポットです。
- 古代アレクサンドリア図書館跡
- ポンペイの柱
- カタコンベ
- 新アレクサンドリア図書館
古代アレクサンドリア図書館跡やポンペイの柱は、古代エジプトとギリシャ・ローマの文化が融合した証です。また、かつての共同墓地であるカタコンベも見逃せません。さらに、新アレクサンドリア図書館は、古代の図書館を再現した壮大な建築物なので、ぜひ、あわせてお立ち寄りください。
アレクサンドリアの気候
アレクサンドリアは地中海性気候に属します。夏は暑く湿度が高いのが特徴です。日中の気温は30度を超えることが多く、湿度も高いため、体感温度はさらに上がりますが、冬は比較的温暖で過ごしやすくなります。12月から2月にかけてが最も気温が低く、平均気温は15度から20度程度です。旅行を計画する際は、冬の訪問をおすすめします!
年間の降水量はカイロなどと比べると多く、冬季には雨が降ることもあるので、注意してください。
ナイル川沿いのリゾート地アスワン
アスワンは、エジプト南部のナイル川沿いに位置するリゾート地です。古代エジプトでは、ヌビア地方の玄関口として栄えました。現在はナイル川クルーズの起点となっており、美しい景色と歴史的な遺跡が楽しめます。そんなアスワンの基本情報や見どころについて詳しくご紹介しますので、ぜひチェックしてください。
アスワンの基本情報・特徴
アスワンはエジプト南部のナイル川沿いに位置するリゾート地です。人口は約38万人。ナイル川クルーズの起点でもあり、多くの観光客が訪れます。アスワン・ハイ・ダムやフィラエ神殿など、見どころが豊富です。ナイル川の美しい景色と、歴史的な遺跡が融合する魅力的な都市でもあります。治安が比較的いいため、観光客も安心して訪れられる点が魅力です。
アスワン市内の移動手段
アスワン市内の移動には、馬車、バス、タクシーが利用できます。遺跡間の移動にはタクシーが便利です。ナイル川の島々へ渡る際はボートを使ってください。ボートは運賃が安く、ナイル川の美しい景色を楽しめるのでおすすめです。また、アスワン国際空港からはカイロやルクソールなどへの国内線が運航されています。市内や近郊の移動手段が充実しているので、観光もスムーズに楽しめますよ!
アスワンの主な観光スポット
アスワンには多くの見どころがありますが、とくに人気を集めるのが下記のスポットです。
- フィラエ神殿
- 未完成のオベリスク
- ヌビア博物館
- アスワン・ハイ・ダム
- ナイル川
フィラエ神殿は、イシス神を祀る美しい神殿で、ナイル川の中洲に位置しています。未完成のオベリスクは、古代エジプトの石工技術を垣間見ることができる巨大な石柱です。ヌビア文化の歴史や遺物を学びたい方には、ヌビア博物館もおすすめになります。
また、アスワン・ハイ・ダムも見逃せません。エジプトの国家事業として建設されたアスワン・ハイ・ダムは、ナイル川の水量を調整し、エジプト全土に電力を供給している重要なインフラです。
ナイル川沿いにはヌビア人の村も点在しており、伝統的な生活様式や手工芸品を楽しむことができます。
アスワンの気候
アスワンは典型的な砂漠気候です。夏は非常に暑く、5月から9月にかけて日中の気温が50度近くまで上がることもあります。乾燥しているため、日中の暑さは非常に厳しいです。冬は比較的過ごしやすく、12月から2月が最も気温が低くなるので、旅行に最適です。降水量は年間を通してほとんどなく、雨が降ることは稀になります。アスワンを訪れる際は、夏の暑さをさけて冬に訪れるのがおすすめです。冬でも夜は冷えるので、上着を持参してくださいね。
エジプトのさまざまな都市を知って、旅行を楽しもう!
エジプトには、下記のような魅力的な都市がたくさんあります。
- カイロ
- ルクソール
- アレクサンドリア
- アスワン
それぞれの都市には、古代エジプトの遺跡や美しい景色、豊かな文化が詰まっています。エジプト旅行を計画する際は、それぞれの都市の特徴を理解して、日程を立てるのがおすすめです。各都市独自の魅力を再確認し、エジプト旅行を楽しんでください!
※本記事は情報整理、ライティング補助、誤字チェックなどでAIを活用しています。構成と最終的な確認はNEWT編集部が行っています🙋
cover photo by PIXTA