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ブラジルのスーパーマーケットで何を買う?おすすめチェーンも紹介!

この記事ではブラジルのスーパーマーケットを特集します。旅行中にも行きやすい人気のチェーン店や、日本にはない売り場や買い方の特徴を解説。そしてお土産としてスーパーでぜひ買いたい注目商品についても紹介します。

ライター
Satoshi Nakamura
日本と世界を旅する釣り大好きアウトドア系ライター。テレビのリサーチ&構成作家として鍛えたスキルを活かして、旅先の歴史やみどころ、おいしいものを徹底調査してから訪れるのがモットー。これまでにアメリカのルート66走破とグランドサークルドライブ旅(2周)、日本の47都道府県ドライブ旅を達成し、現在は47都道府県での釣果達成にも挑戦中!
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この記事ではブラジルのスーパーマーケットを特集します。旅行中にも行きやすい人気のチェーン店や、日本にはない売り場や買い方の特徴を解説。そしてお土産としてスーパーでぜひ買いたい注目商品についても紹介します。

Contents

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ブラジルのスーパーマーケットは楽しい!

By Simplus Menegati - Own work, CC BY-SA 4.0

旅先でその国や地域の生活がよくわかるのが、スーパーマーケット。地元で人気の商品やご当地グルメが見つかるので、ぜひ行っておきたい場所のひとつです。現地の物価で買い物ができるので、観光地価格ではないおトクな商品が見つかるのも大きな魅力。お土産選びにも欠かせません。ではブラジルのスーパーマーケット事情はどのようになっているのでしょうか?

バラエティゆたかなスーパーマーケット

ブラジルのスーパーマーケットはバラエティゆたか。ハイパーマーケットとも呼ばれる大型店舗が多い一方で、格安を売りにしたスーパー、地元に根ざしたスーパー、高級食品を中心に扱うスーパー、オーガニック食材に特化したスーパーもあります。

スーパーマーケットを選ぶときはどのタイプなのかを調べておくことが大切です。とくに高級食材のスーパーやオーガニック食材のスーパーに行くと値段が高くて驚くこともあるので、食材にこだわりがある人以外は注意してください。

スーパーマーケットチェーンのだいたいの傾向を知っておけば、ブラジルでのお買い物が楽しくなりますよ。

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ブラジルで人気のスーパーマーケット

ではブラジルにはどのようなスーパーマーケットがあるのでしょうか。観光客でも入りやすい主なスーパーマーケットチェーンを紹介しましょう。

カルフール(Carrefour)

いろいろな大きさの店舗を展開するNo1チェーン

By Eole99 - Own work, CC BY-SA 3.0

カルフールは日本に出店していたこともあるフランスのスーパーマーケットチェーンです。日本からは大型店の規制などの影響もあって5年で撤退してしまいましたが、ブラジルでは大成功しており、今ではブラジルで最大のスーパーマーケットチェーンになっています。ちなみにポルトガル語での発音はカルフールではなくカヘフーです。

カルフール ブランドにはいろいろな種類の店舗があるのも特徴で、たとえば以下のようなお店があります。

カルフール ハイパー

広大なハイパーマーケット。日本のアウトレットモールのように郊外で展開し、車で行くのが一般的です。ブラジル国内に約170店舗もあります。

カルフール バイロ

地域密着型のスーパーマーケット。さまざまな地域に展開しています。オーガニック商品を豊富に取り揃えているのも特徴です。

カルフール エクスプレス

サンパウロ州だけで展開しているスーパーマーケット。主に都会の商業地域のミニマーケットとして人気を集めています。

カルフール マーケット

生鮮食品や既製品の販売に力を入れているスーパーマーケット。こちらもサンパウロ州だけに出店しています。

その他のカルフール店舗

カルフールではほかにもドロガリア カルフールという名前のドラッグストアや、カルフール・ステーションという名前のガソリンスタンドも展開しています。

パンデアスカル(Pão de Açucar)

高級住宅地で展開するおしゃれなスーパー

By Carina Caracol - Own work, CC BY-SA 4.0

パンデアスカル(Pão de Açucar)は、リオデジャネイロやサンパウロを中心に展開しているスーパーマーケットです。リオの観光名所になっている巨大な岩のパンデアスカル(ポン・ヂ・アスーカル)と同じ名前で、岩をかわいくアレンジしたマークが目印になっています。ちなみに、もともとパンデアスカルは砂糖パンという意味で、砂糖の塊に岩が似ていることから名付けられたものです。

そんなパンデアスカルは地域密着型のスーパーマーケットです。治安のいい高級住宅街に店舗を構えていることが多いので、観光客も入りやすくなっています。商品の種類が豊富で品質やサービスがいいのも特徴的です。ただし少し高級路線なので、激安店舗よりは価格が高めになります。

アサイ(ASSAI)

卸売もしているお値打ちなスーパーマーケット

By Carla Fernandez Escaleira - Own work, CC0

アサイは卸売と小売の両方を行っている会社です。そのためアサイのスーパーは一般的なスーパーマーケットやハイパーマーケットよりも低価格なのが特徴です。約50年前にサンパウロで創業し、現在ではブラジルの5つの州に302の店舗を展開しています。

レストランや小型の食料品店、ミニマーケットなども顧客としているお店なので、日本でいえばコストコや業務スーパーのような感覚といえます。大容量のお買い得商品も多いので、まとめ買いをするのに最適ですよ。おトクなアプリもあるので、利用する際は事前にチェックしておきましょう。

ビッグ(BIG)

ウォルマート系列の大型スーパー

By Carlírio Neto - Own work, CC BY-SA 4.0

BIGはアメリカのウォルマート系列のスーパーです。ウォルマートといえばとにかく広大で、食品からタイヤまで幅広く売っているスーパーとして有名!BIGの店舗もかなり広いのが特徴です。

お店に入ると、まずはスーパーマーケットなのに家電コーナーが大きいのに驚くはずです。激安な大型スピーカーなど、日本にはないタイプの家電もたくさん並んでいます。そして店内には大きなカートで大量に食材を買い込んでいる人がいっぱい!海外らしいスーパーを体験したい人にはぴったりですよ。

その他のスーパーマーケットチェーン

By Yeuxpapilon - Own work, CC BY-SA 4.0

ほかにもブラジルにはたくさんのスーパーマーケットチェーンがあります。その一部を紹介しましょう。

ザファリ(Zaffari)

赤いリスが目印のチェーン。品質のいいスーパーとして人気です。ザファリを中心とした大型ショッピングモールのブルボンも展開しています。

ゾナスル(Zona Sul)

リオデジャネイロ南部の高級エリアを中心に展開している高級スーパー。値段は少し高いものの、高品質な商品がそろっています。

グアナバラ(Guanabara)

リオデジャネイロ郊外を中心に展開している大型スーパー。まとめ買いでお得になる商品が豊富です。

スーペルプリックス(Super Prix)

コパカバーナなどの観光地にも出店しているスーパーチェーン。比較的コンパクトサイズで、観光客も入りやすいと評判です。

ソンダ(sonda)

サンパウロを中心に30店舗以上を展開している大型スーパー。高品質&低価格で知られ、地元の人にも支持されています。

ブラジルのスーパーマーケットの特徴と注意点

By Linsensuppe - Own work, CC BY-SA 4.0

スーパーマーケットは、国民性がストレートに現れるスポットといえます。スーパーに行けば、ブラジルがどんな国かよくわかるでしょう。では、ブラジルのスーパーマーケットにはどんな特徴があるのでしょうか?

野菜や果物がとても豊富

ブラジルは農業が盛んな国です。スーパーマーケットに入ると、まずは野菜と果物の豊富さに驚くはずです。日本ではあまり見られないケールやキャッサバ、パースニップといった野菜が並んでいるほか、日本でもおなじみのトマトや玉ねぎ、ピーマンなどもあります。歴史的に日系人が多かったこともあり、大根やごぼう、枝豆なども売っていますよ。

果物もいっぱい売っています。とにかく大量のバナナのほか、スイカやキウイ、チェリーなどが山のように並んでいます。ブラジルらしい果物では、アサイーもおすすめ。また、日本ではかなり高額なマンゴーも、ブラジルでは激安です。100円以下で売っていることもあるので、ぜひ食べてみてくださいね。

野菜や果物は量り売り

ブラジルの野菜は形や大きさがバラバラです。そのためか野菜や果物に関して、きれいに揃ったパック売りという考えはブラジルにはありません。基本は量り売りで、何個か買うときはビニール袋にそれぞれの種類別に入れて計量してもらいます。レジで計量することもあれば、その場で計量して金額シールを貼ってもらうところもあります。売り場で計量するお店で、シールを貼ってもらうのを忘れると面倒なので、最初に確かめてから買うようにしてくださいね。

ビールが安い

ブラジルは日本と比べればビールが安い国です。ただし、一般の小売店で買うと意外に高いこともあります。そこで狙い目なのがスーパーマーケットです。ビールが1箱単位で特売品になっていることが多いので、たくさん飲むならまとめ買いがおトクになります。

お米が安い

日本よりもお米が安く、ブラジルではお米が5kgあたり400円から500円台で売られています。お米の種類が違うとはいえ、この安さはうらやましいですね!

お肉はその場で切ってもらう

ブラジル人は肉が大好きです。肉のコーナーには、牛、豚、鶏肉に加えて羊肉もあります。一方で、パック包装されたお肉は売っていません。お肉コーナーでは番号札を取って順番を待ち、自分の番になったら希望の肉と部位、厚さを伝えて、その場でカットしてもらいます。

薄切り肉がない

photo by PIXTA

ブラジルのお肉は、日本人の感覚でいうと極厚です。好き焼きやしゃぶしゃぶのような薄切り肉の概念はなく、薄くスライスしてくれと伝えても1cmくらいになります。また、霜降り肉がおいしいという感覚もないので、基本は赤身のみです。それでも、安いのに分厚い赤身肉を食べると、そのおいしさに驚きますよ。

干しタラは食べ方に気をつけたい

ブラジルのスーパーでよく売られているのが、Bacalhau(発音:バカリャウ)という干したタラです。これはブラジル名物のひとつで、タラを保存するために大量の塩をつけて干したものです。

料理に使う際には、半日ほどかけて塩抜きする必要があるので注意してください。知らずにそのまま食べたらあまりの塩辛さに卒倒しそうになりますよ。

賞味期限のチェックが必須

日本よりも商品管理が甘いスーパーも多いので、賞味期限は自分でしっかりチェックしましょう。

ブラジルでの賞味期限は、ポルトガル語で「validade」または「prazo de validade」と書いてあります。日付の表記は、日、月、年の順で、たとえば2025年7月15日なら「15/07/2025」と表記されています。日本とは表記の順番が逆なので、注意して見てくださいね。

月初めに混むことが多い

ブラジルのスーパーは月初めにとても混みます。それは給料日の後に買い溜めをする人が多いからです。ブラジルでは月初めが給料日という会社が多く、大型スーパーでは買い溜めのために大量の商品を買う人が訪れるので、会計には長蛇の列ができます。買い物に時間がかかってしまうので、旅行のタイミングによっては少し注意してくださいね。

スピードレジがある

ブラジルのスーパーには、Caixa Rápido(スピードレジ)というレジがあります。これは、買い物をする品数の上限が決められているレジです。買い物の量が少ない人のレジの待ち時間を短縮するアイデアですね。

Caixa RápidoまたはMÁXIMO 15 VOLUMES(最大15個まで)などと書いてある場合はスピードレジなので、買い物する品数が多いときには並ばないようにしてください。逆に、品数が少ないときに積極的に利用すると、貴重な観光の時間を節約できますよ。

レジでは自分で商品を並べる

ブラジルのスーパーのレジは、ベルト式で動くようになっているのが主流です。ベルト台の上に自分で商品を並べていきます。コストコと同じ方式なので、最近は慣れている人も多いのではないでしょうか。

ただしブラジルでは商品を並べる順番に注意します。日本のコストコでは、商品を適当に置いても、安定して潰れないように工夫してバッグに入れてくれます。しかしブラジルでは、店員さんがバッグ詰めしてくれる場合、下に入れたいものが先に行くように自分で考えて置きます。そうしないと、とんでもない順番で詰められてしまい、下の方に詰められた軽いものや柔らかい商品が潰されてしまうこともあるので、注意してくださいね!

レジ台に返却ポケットがある

会計の前に買うのをやめようと思ったら、日本では元のスペースに返却しにいきます。しかしブラジルでは、レジ台に返却したい品物を入れるポケットがあるのが基本です。ここに入れておけば、店員さんが回収して戻してくれるという仕組みになっています。日本人の感覚では店員さんに申し訳ない気がしますが、いい加減な場所に返されることが多い海外ではこの方が手間が少なく、食品ロスも減らせるのです。

セルフレジのスキミングに注意

クレジットカードを利用する場合は、セルフレジを利用しない方が無難です。理由はスキミングが横行しているからです。セルフレジのカードを挿入する場所に特殊なチップをつけて、カード情報を盗む犯罪が多いのです。スキミングを自分で見つけるのは難しいので、セルフレジでは現金を使うようにしてくださいね。

買い物は明るいうちが基本

スーパーマーケットのなかには、深夜まで営業しているお店も増えています。しかしブラジルでは、犯罪に巻き込まれないために、スーパーや商店での買い物は明るいうちに済ませるのが基本です。とくに暗い駐車場は危険が多いので、安全のためにも明るいうちに買い物をするようにしてくださいね。

スーパーで買えるブラジル土産

スーパーマーケットはお土産の宝庫です。その国らしい品物を安く買おうと思ったら、観光地のお土産店に行く前に、まずはスーパーをチェックするのがおすすめです。ここでは、スーパーマーケットで買えるブラジルのお土産を紹介しましょう。

コーヒー

クセも少なく飲みやすい定番のお土産

photo by Pixabay

ブラジルといえばコーヒーの生産量が世界一の国です。味が整っていてクセがなく、飲みやすいのがブラジルコーヒーの特徴です。スーパーマーケットの棚にもコーヒーがいっぱい売っており、ロースト前のコーヒー豆から挽いたものまであって、種類も充実しています。しかも、日本で買うよりずっと安いのがうれしいところです。

お土産に便利なのは、ガッチリ固まった密封パック。あまりにも種類が多いので、迷わないように有名なブランドをいくつか覚えておくといいかもしれません。

ピロン(Pilao )

ブラジルで最も人気のあるコーヒーブランドのひとつ。スーパーでも簡単に購入できます。赤い箱が目印です。

トレス・コラソン(3 Coracoes )

こちらも現地の人に大人気のブランド。スーパーでもよく売っています。ハートマークが目印です。

カフェ・ド・セントロ(Café do Centro )

産地別のシリーズなど、ちょっと特別なコーヒーも扱っているブランドです。

スプリシー(Suplicy)

焙煎別シリーズやオーガニックコーヒーなど、こちらもこだわりのコーヒーが人気のブランドです。

マテ茶

ロースト・マテ茶がブラジル名産

By Lucash - Own work, CC BY-SA 3.0

マテ茶はブラジルやアルゼンチン、パラグアイで生産されている飲み物です。モチノキ科の木の葉や枝を乾燥して砕き、精製して作ります。基本のグリーン・マテ茶は、主にアルゼンチンやパラグアイ、ウルグアイで飲まれるもので、鉄分とカルシウム、ビタミンAとB、葉緑素も豊富に含んでいるため、飲むサラダと呼ばれています。

一方、ブラジルで人気が高いのはグリーン・マテ茶を焙煎したロースト・マテ茶です。焙煎することで香ばしさが加わって飲みやすくなるのが特徴です。ブランドは「Matte Leão」がおなじみで、ライオンが目印です。スーパーでもたくさん売られているので、ぜひ探してみてくださいね。

お酒

カシャッサやワインがおなじみ

photo by Pixabay

ブラジルの大型スーパーはお酒がとても充実しています。なかでもブラジルらしいお酒といえば、カシャッサ。サトウキビの蒸留酒で、別名ピンガとも呼ばれています。実は蒸留酒としては、消費量が世界第2位という有名なお酒なのです。度数が40度とかなり強いので、そのまま飲むというよりは、カイピリーニャというカクテルを作る際に使うのが一般的です。

カイピリーニャはカシャーサとレモン、砂糖を使ったブラジルを代表するカクテルです。ブラジルでカイピリーニャを体験した人が日本でも作りたいとカシャッサを買っていくことがよくあります。カシャッサは日本の焼酎感覚でスーパーにもたくさん並んでいるので、見つけるのは簡単ですよ。定番は「51」という商品です。

また、スーパーで南米産ワインを買うのもおすすめ。大きなスーパーなら、人気が上昇しているブラジルワインのほか、評価が確立しているチリワインやアルゼンチンワインもたくさん並んでいます。値段も激安なものから高いものまで幅広くそろっていますよ。

ビーチサンダル

人気のハワイアナスやイパネマが激安

photo by PIXTA

ブラジルに着いたらまず買いたいのがビーチサンダルです。ブラジルには、ハワイアナス(Havaianas)とイパネマ(IPANEMA)という大人気のサンダルブランドがあります。

ハワイアナスは1962年にブラジルで誕生し、世界中で愛用されているブランドです。快適な履き心地と耐久性、そしてなによりカラフルでかわいいカラーが人気です。このハワイアナスは日本では3,000円ほどしますが、ブラジルでは普通にスーパーで売られていて、値段も数百円。お土産にしても喜ばれますよ。

また、ちょっとシックなデザインが人気のイパネマもスーパーで売っています。とくに発祥の地であるリオデジャネイロでは、イパネマが人気です。こちらも安く買えるのでチェックしてみてくださいね。

石鹸

自然由来の石鹸が人気

photo byPixabay

ブラジルは歴史ある石鹸メーカーがたくさんある国です。植物オイルやハーブなど、自然由来の成分を使用して保湿力に優れている石鹸が人気を集めています。スーパーにも、ココナッツやパッションフルーツ、アサイー、ブラジルナッツなどの原料を使用した石鹸が充実しています。なかには「アマゾンの香り」というタイプもありますよ。どの原料の石鹸を選んでも、独特な香りで帰国後にブラジル気分を再現できますよ。

有名なブランドは日本でも人気のフェーボ(PHEBO)です。スーパーなら日本よりかなり安く買えるので、ばらまき用にもぴったりですよ。

ブラジルナッツ

栄養豊富な話題のナッツ

photo by Pixabay

ブラジルナッツは、現地ではカスターニャ・ド・パラ(Castanha do Pará)と呼ばれています。アマゾン川流域の高温多湿の地域で500年以上育ち、樹高が40~50mになった巨木から収穫しています。

1粒の大きさがアーモンドの2倍ほどもあるのが特徴です。細胞の酸化を予防するセレンというミネラルやビタミンE、タンパク質や食物繊維を豊富に含むことから、ダイエットやアンチエイジング、生活習慣病の予防に効果があるといわれています。

スーパーでもよく売っているので、見つけたら買って食べてみてくださいね。ただしブラジルナッツは1日2粒程度が目安。食べ過ぎには注意しましょう。

プロポリス

特別な成分を含むアマゾン産のプロポリスが人気

photo by Pixabay

プロポリスは、みつばちが植物の新芽や樹脂などと唾液を混ぜて作るものです。巣を外敵や細菌から守るために使われるもので、抗菌作用や抗炎症作用などがあるといわれています。みつばちが集めてくる植物の種類によって成分が異なり、ブラジルはほかの地域にはない、高品質なプロポリスが取れるといわれています。

その理由は、ブラジルの自然林に多様な植物が育っているからです。またアフリカから持ち込まれた蜂が、西洋みつばちと交配して誕生したブラジル独特の蜂はとても頑強で、ほかの蜂が行くことができない場所からも、プロポリスの原料を集めてくるといわれています。そのため、高い抗菌作用を持つアルテピリンCなど、ブラジルのプロポリスだけの成分も多いのです。

そんなブラジル産の高品質なプロポリスは、日本ではかなり高額ですが、ブラジルのスーパーなら約半額で購入可能です。大きなスーパーのドラッグストアなどには、プロポリスの喉スプレーなども売っていて、痛んだ喉のケアにも便利ですよ。

フルーツジャム

南国らしいフルーツのジャムがいっぱい

photo by Pixabay

ブラジルのスーパーには、前述のようにたくさんの果物がありますが、そのまま日本に持ち帰ることはできません。でもジャムならOKです。ブラジルのスーパーには、トロピカルフルーツを使ったジャムがたくさんあり、パイナップルやパッションフルーツのジャムなどが人気ですよ。ほかにも、ココナッツが原料のコカーダや、バナナが原料のバナナーダもあります。

なかでもブラジルらしいのは、グアバを砂糖で煮詰めたゴイアバーダというジャムです。羊羹のように固めて売られているものもあり、お菓子感覚で食べることができます。チーズと一緒に食べるのもブラジル流です。溶かして、ケーキやデザートに合わせることもありますよ。

ゴイアバーダはブラジルを代表するジャムで、どこのスーパーでも売っています。冷蔵されているものと常温の棚に並んでいるものがあるので、お土産には冷蔵不要のものを探してください。フルーツやナッツ入りのものなど、いろいろなゴイアバーダがありますよ。

ポンデケージョ

自宅でも楽しめるミックス粉がおすすめ

By Murilo manzini - Own work, CC BY-SA 4.0

ポンデケージョはブラジル発祥のチーズパンです。​ポルトガル語でポン(Pão)はパン、ケージョ(queijo)はチーズという意味です。もちもちの食感は、キャッサバの根茎から作られるタピオカ粉を使っているからです。生地にたっぷりとチーズを練り込むことで、チーズの風味が楽しめます。

ブラジルで食べるなら、焼きたてが最高!スーパーにいけば、ホットケーキミックスのようにポンデケージョミックスも売っています。これをお土産にするのもおすすめです。タピオカ粉を用意しなくても、帰国後に本場のポンデケージョが再現ができますよ。価格も約200円ほどと安いので、料理好きな人へのお土産にしてもいいかもしれませんね。

チョコレート

原産国ならではのバラエティゆたかなラインナップ

photo by PIXTA

コーヒー豆が採れる地域を表す、コーヒーベルトという言葉があります。同じように、カカオ豆が採れる地域を表すカカオベルトもあり、実はカカオベルトとコーヒーベルトはほぼ同じエリアにあります。ブラジルの北東部は有名なカカオ豆の原産地となっているため、ブラジルはチョコレートが安くておいしい国としても有名なのです。人気のチョコレートブランドもたくさんありますよ。

たとえばルイーザ・アブラム(LUISA ABRAM)は、アマゾンの森に生息する野生のカカオ豆で作るチョコレートで知られるブランドです。いくつかある商品には、カカオ豆が採れた川の名前がついています。

ほかにも、スーパーにはアマゾンの果物のクプアスー入りチョコや、ブラジルナッツ入りチョコ、ココナッツ入りチョコなど、いかにもブラジルらしいチョコレートがいっぱい!ブラジルらしいユニークなチョコはお土産にもぴったりですよ。

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ブラジルのスーパーに行こう!

ブラジルのスーパーマーケットは、広大なハイパーマーケットからこだわりのオーガニック食材専門スーパー、激安スーパーまであってバラエティゆたか。ブラジルの人たちの生活と文化を反映したおもしろい商品がたくさんそろっています。品によってはかなりお買い得なのもうれしいポイントです。

ブラジルを訪れたら、ぜひいろいろなタイプのスーパーマーケットに行ってみてくださいね。きっと新鮮な発見がありますよ!

cover photo by PIXTA

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