一度は行ってみたい!世界のおすすめお祭り30選をご紹介
世界には面白いお祭りがいっぱい!海外には、その国ならではの文化や習わしを体現した、ユニークなお祭りがたくさんあります。この記事では、世界のお祭り30選をご紹介。世界的に有名なカーニバルや地域の特性を生かした芸術祭まで、多彩で魅力的な世界のお祭りをピックアップしたので、ぜひ参考にしてくださいね!
世界には面白いお祭りがいっぱい!海外には、その国ならではの文化や習わしを体現した、ユニークなお祭りがたくさんあります。この記事では、世界のお祭り30選をご紹介。世界的に有名なカーニバルや地域の特性を生かした芸術祭まで、多彩で魅力的な世界のお祭りをピックアップしたので、ぜひ参考にしてくださいね!
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世界には面白いお祭りがいっぱい!
日本のお祭りといえば、ねぶた祭や祇園祭が有名です。いずれも祈願や厄除けの習慣がきっかけであったり、昔から続く信仰が派生したものであったりします。
海外のお祭りもまた、世界最大の見世物であるリオのカーニバルや、独特の死生観を体現したメキシコの死者の日、喧嘩が発端で始まったスペインのトマト祭りなど、その土地の文化や宗教、歴史などが起源となるものがたくさんあります。各地のお祭りは、日本ではなかなか味わえない非日常的な世界観を体験できるのが魅力です。
この記事では、多彩な世界のお祭り30選をピックアップしてご紹介します。気になるお祭りを見つけて、次の旅行の計画を立ててみてくださいね。
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一度は行ってみたい世界のお祭り30選
ここからは、一度は行ってみたい世界の魅力的なお祭り30選をご紹介します。それぞれの見どころや開催日時などをまとめたので、気になるお祭りを見つけてみてくださいね。
リオのカーニバル (ブラジル)
世界最大の見世物のひとつ
ブラジルのリオのカーニバルは、世界最大の見世物として知られる活気に満ちた祝祭です。カーニバル期間中は、サンバスクールによるパレードがコンテスト形式で行われ、衣装、演舞、山車などの採点部門で競い合います。カラフルな衣装をまとい、優勝を目指す華やかできらびやかなパレードの数々を、観客席から鑑賞することができます。
開催時期は、毎年キリスト教の四旬節の直前となる、2月半ば〜3月上旬の4日間。四旬節とはキリストの復活祭、イースターの46日前の水曜日から前日までの期間のことで、イースターの日取りが毎年変わるのにともなって、カーニバルの開催時期も変動します。
会場はリオデジャネイロの中心部に位置する巨大施設、サンバドロームで、長さ700メートル、幅13メートルの会場に、8万人以上を収容できる観客席が設けられています。
パレードの鑑賞には、チケットの事前購入が必須です。公式サイトには推奨する購入先や、購入時の注意点などが記載されているので、必ず確認しましょう。
サンバドロームの最寄駅は地下鉄のプラッサ オンゼ駅ですが、鑑賞する座席の番号によってはセントラル駅の方が近い場合があります。その点も踏まえて、チケットを購入するのがおすすめです。
リオのカーニバル(Carnaval do Rio de Janeiro)の基本情報 | |
住所 | R. Marquês de Sapucaí - Santo Cristo, Rio de Janeiro - RJ, 20220-007 Brazil |
開催日 | 毎年2月半ば〜3月上旬の4日間 ※2024年は2月9日〜202月17日 |
アクセス | 地下鉄プラッサ オンゼ駅から徒歩約5分、セントラル駅から徒歩約15分 |
参加料金 | 日にち、座席によって異なる |
公式サイト |
トマト祭り(スペイン)
トマトを投げ合う収穫祭
トマト祭りは、スペイン東部バレンシア州の小さな町ブニョールにて、毎年8月の最終水曜日に開催される奇祭です。正式名称は、ラ・トマティーナ(La Tomatina)で、参加者はトマトまみれになりながら、ひたすらトマトを投げ合います。
現在は、世界中から約4万人が参加する一大イベントとなっていますが、起源は1945年に、町の守護聖人を祝う祭りの最中に起きた、若者同士のケンカであると言われています。トマト祭りが毎年8月の最終水曜日に行われるのは、このケンカが起きた日にちなんでいるからです。
祭りの前日には通りがイルミネーションで飾られ、一気にお祭りムードになります。大きな見どころは、当日の午前11時頃に通りの中心で行われる、パロ・ハボンと呼ばれる競技です。パロ・ハボンは、石鹸が塗られた長い棒の端に吊るされた骨付きの生ハムを取り合う競技で、その後本祭が始まります。
トマト祭りは、参加者の安全面を配慮する目的から、2013年以降は入場が有料になりました。参加料金は1人につき15ユーロで、公式サイトにて事前購入が可能です。当日現地で入場券を購入することもできますが、入場者数に上限が設けられているので、あらかじめオンラインで購入しておくのがおすすめです。
トマト祭り(La Tomatina)の基本情報 | |
住所 | 46360, Valencia, Spain |
開催日 | 毎年8月の最終水曜日 ※2024年は8月28日 |
アクセス | バレンシア空港から車で約30分 |
参加料金 | 約15ユーロ(約2,544円) ※2024年5月20日のレート、1ユーロ= 169.61 円で計算 |
公式サイト |
ソンクラーン(タイ)
タイの新年を祝う水かけ祭り
タイの正月を祝うソンクラーンは、毎年4月13日から15日の3日間にわたり開催される伝統的な水かけ祭りです。太陽の軌道が白羊宮に移動し、新年が始まることから、サンスクリット語で移るという意味を持つ、ソンクラーンという名前がつけられました。
もともとは、仏像や仏塔、年長者の手などに水をかけて敬意を表する風習に由来していて、現代ではそれが転じて、街中で通行人同士が水をかけ合う水かけ祭りとして世界的に知られるようになりました。
タイは年間を通して温暖な気候ですが、3月から5月までが1年で最も暑い時期なので、水をかけあうことで、真夏日の猛暑を和らげるという意味合いもあります。
特定のイベントなどを除き、予約や入場料などは不要。街中で自由に行われる水かけ合戦に、自由に参加することができます。タイ全土で行われますが、一番盛り上がるのはバンコクです。特に、バックパッカーの拠点として世界的に有名なカオサン通りや、歓楽街として知られるシーロム通り、涅槃仏で有名なワット・ポーや王宮周辺など、バンコクの観光名所周辺は、特に多くの人でにぎわいます。
ソンクラーン( Songkran Splendours Festival)の基本情報 | |
住所 | カオサン通り、シーロム通り、ワット・ポー、王宮周辺など |
開催日 | 毎年4月13日~15日 |
アクセス | スワンナプーム国際空港から車で約30〜40分、ドンムアン空港から車で約25〜35分 |
参加料金 | 無料 |
公式サイト |
ホーリー祭 (インド)
豊作や厄払いを願うヒンドゥー教のお祭り
ホーリー祭は、色粉や色水を掛け合うインドのヒンドゥー教のお祭りです。豊作祈願や悪魔祓いの意味があり、毎年3月の満月前後に2日間にわたって開催されます。カシミール地方には、悪鬼を追い払うために泥や汚物を投げつける習慣があり、色粉や色水をかけあうようになったのは、その習慣に由来しているといわれています。
インドには、カーストと言われる身分制度がありますが、ホーリー祭の期間は身分を越えて、誰に対しても色粉や色水をかけ合い楽しめるのが特徴です。
祭り期間中は街中に色粉や水鉄砲などを売る露店が立ち並び、大勢の人でにぎわいます。この時期だけは、ヒンドゥー教徒に禁止とされているお酒も解禁になるんだとか!
開催時期は毎年変わりますが、インド各地の市場では2週間ほど前から色粉や水鉄砲などの販売が始まり、祭りの準備が始まります。入場料や参加費は不要で、誰でも気軽に参加できますが、開催地域や宗派によって日程が異なるので、必ず事前に確認しておきましょう。
ホーリー祭(Holi)の基本情報 | |
住所 | インド国内の各地で開催 |
開催日 | 毎年3月の満月の前後2日間 |
アクセス | 各地によって異なる |
参加料金 | 無料 |
公式サイト |
ベネチアカーニバル(イタリア)
水の都を舞台にした、世界3大カーニバルのひとつ
ベネチアカーニバルは、イタリアのベネチアで行われる世界三大カーニバルのひとつです。毎年2月末から3月初めに約2週間にわたって開催され、期間中は街中が華やかな衣装や仮面を身に付けた人々で賑わいます。
世界で最も歴史のあるカーニバルで、アクイレイアとの抗争で勝利したことを祝う際、ベネチアの人々がサンマルコ広場に集まり踊りを楽しんだことが、始まりであるといわれています。
昔のべネチアは厳しい階級社会だったため、身分を隠すために仮面をつけてカーニバルに参加する人が多くいました。この風習が残るベネチアカーニバルでは、仮面や衣装に身を包んだ参加者全員が主役であるという起源に基づき、一般の人々が自由に参加できるのが特徴です。
期間中はサン・マルコ広場を中心に、水上パレードや仮面コンテストなど、さまざまなイベントが開催されます。正式なイベントのスケジュールは直前に決まるので、出発前に公式サイトで確認しておきましょう。
入場料は不要で自由に参加できますが、仮装コンテストに出場する場合は事前予約が必要です。仮装コンテストは国籍関係なく誰でも参加できるので、挑戦してみるのも良いでしょう。
ベネチアカーニバル(Carnevale di Venezia)の基本情報 | |
住所 | St. Mark's Square |
開催日 | 毎年2月末から3月初めにわたる約2週間 ※2024年は1月27日から2月13日 |
アクセス | マルコ・ポーロ空港から車で約20分、水上バスで約1時間15分 |
参加料金 | 無料 |
公式サイト |
死者の日(メキシコ)
死者の魂迎えるメキシコの伝統文化
死者の日は、毎年11月1日と2日に行われる、世界的に有名なメキシコの伝統行事です。亡くなった人々の魂を迎え入れ、一緒に楽しく過ごすというコンセプトのお祭りで、ユネスコの無形文化遺産にも登録されています。
1日は子どもの魂、2日は大人の魂がこの世に帰ってくると信じられていて、家族はお墓参りをしたり、オフレンダと呼ばれる祭壇を設けたりして、故人の写真や好物、マリーゴールドの花などを供えるのが一般的です。街中にはカラフルなガイコツの飾り付けがあふれ、独特の雰囲気に包まれます。
メキシコ全土で祝われる祭りですが、特にオアハカ、ハニツィオ島などの一部地域で盛大に開催されます。メキシコシティで行われる、大規模なパレードも見どころです。
入場料や参加費は不要で、誰でも自由に体験できます。死者への敬意を胸に、生と死を祝福する、独特の死生観や文化を味わうことができますよ。
死者の日(Día de Muertos)の基本情報 | |
住所 | メキシコ全土 |
開催日 | 毎年11月1日、2日 |
アクセス | 各地によって異なる |
参加料金 | 無料 |
公式サイト |
ランタン祭り(ベトナム)
毎月満月の夜に開催される、幻想的なお祭り
ベトナムのランタン祭りは、ベトナム中部の港町ホイアンで満月の夜に開催されるお祭りです。通常、ホイアン旧市街は夜になるとライトアップされ、きらびやかな雰囲気がただよいますが、お祭りの日は街全体にランタンの灯りのみが灯り、幻想的な雰囲気に包まれます。
ベトナム人にとってランタンは縁起物とされていて、幸福や邪気払いを願う風習があります。ランタン祭りは、元々は死者を弔う行事でしたが、1998年からホイアンの町おこしイベントとして開催されるようになりました。月とランタンの明かりだけで街が照らされる美しい光景を求めて、現在では多くの観光客が訪れています。
開催日は毎月旧暦14日の満月の日で、あらかじめその年の開催日が決められています。地元の人々はランタンの灯のもと、歌や踊り、ゲームなどをして楽しむんだとか。予約や入場料は不要で、自由に街を散策しながら、この幻想的な雰囲気に浸ることができます。
ランタン祭り(Hoi An Lantern Festival)の基本情報 | |
住所 | 443 Cửa Đại, Cẩm Châu, Hội An, Quảng Nam, Vietnam |
開催日 | 毎月旧暦14日 |
アクセス | ダナン国際空港から車で約40分 |
参加料金 | 無料 |
オレンジ祭り(イタリア)
オレンジを投げ合う小さな町のお祭り
オレンジ祭りは、イタリア北西部のイブレア市で毎年カーニバルの期間中に開催される奇祭です。イブレア市民が9チームの敵味方に分かれて、雪合戦のようにオレンジを投げ合います。
起源は1200年頃に起きた貴族と市民の戦いで、その歴史を現在に伝えるために始まったといわれています。当初は豆を投げ合っていましたが、時を経てオレンジが使われるようになりました。
開催時期は毎年変わりますが、だいたいカーニバル期間の週末を含む約4日間。祭りの最終日に決着がつき、勝敗が決まります。祭り期間中は、オレンジの投げ合い合戦以外にも、パレードや郷土料理のイベントなどが開催されるので、投げ合い合戦に参加しなくてもお祭り気分を味わえますよ。
予約は不要で、イヴレア駅から徒歩約5分のところに設置される入場ゲートにて、5ユーロ程度の入場料を支払い中に入ります。ベレットフリジオという赤い帽子を被った人には、オレンジを投げてはいけないという、ユニークなルールもあるんだとか!
オレンジ祭り(Battaglia delle arance)の基本情報 | |
住所 | 10015 Ivrea, Metropolitan City of Turin, Italy 付近 |
開催日 | 毎年謝肉祭(カーニバル)に合わせて週末を含めた約4日 ※2024年は2月10日〜13日 |
アクセス | トリノ空港から車で約40分、イヴレア駅から徒歩約5分 |
参加料金 | 約5ユーロ(約848円) |
公式サイト |
牛追い祭り (スペイン)
迫力満点!スペイン3大祭りのひとつ
牛追い祭りことサン・フェルミン祭は、スペイン北部ナバラ州パンプローナで毎年7月6日から2週間開催される、スペイン三大祭のひとつです。なかでもメインのイベントとなるのが、エンシエロと呼ばれる牛追いの行事。参加者は、約850メートルにわたるコースにて約3分間、雄牛12頭に追われながら逃げ続けるという、迫力のあるイベントです。
お祭りの起源は12世紀にさかのぼり、キリスト教以前に存在していた雄牛崇拝の名残りであるといわれています。エンシエロ以外にも、祭りの開始を知らせる花火やパレードなども見どころです。
予約は不要で、白い服と赤いスカーフさえ身につければ誰でも参加できます。エンシエロが行われるコース沿いには柵が設置されていて、そこから観覧することもできますが、柵内のスペースは限られているので、早朝から人で埋まってしまいます。
エンシエロを確実に観覧したい場合は、あらかじめ有料席を予約しておくのがおすすめ。上から見下ろせるバルコニー席は、140〜220ユーロ(約23,745〜37,314円)、迫力満点の闘牛場の席は200〜250ユーロ(約33,922〜42,403円)です。公式サイトで購入できますが、すぐに売り切れてしまうので、利用する場合は早めに予約しておきましょう。
サン・フェルミン祭(Fiesta de San Fermín)の基本情報 | |
住所 | Pl. Consistorial, s/n, 31001 Pamplona, Navarra, Spain付近 |
開催日 | 毎年7月6日から7月14日 |
アクセス | パンプローナ空港から車で約15分、パンプローナ駅から車で約5分 |
参加料金 | 【バルコニー席】140ユーロ〜220ユーロ(約23,745〜37,314円)、【闘牛場】200〜250ユーロ(約33,922〜42,403円) ※2024年5月20日のレート、1ユーロ=169.61 で計算 |
公式サイト |
アルバカーキ国際気球フェスティバル(アメリカ)
空一面が虹色に染まる熱気球の祭典
アルバカーキ国際気球フェスティバルは、アメリカ合衆国ニューメキシコ州アルバカーキにて毎年10月の第1土曜日から第2日曜日まで開催される、世界最大規模の気球のお祭りです。
世界中から5,500機以上の気球と操縦者が集まり、朝日が昇る頃には600機近くの気球が一斉に空へ放たれるマス・アセンション、夜になると気球が内側からライトアップされるバルーン・グローなどが行われます。その他にもバルーンコンテスト、チェーンソーカービングや花火など多彩なイベントが行われ、毎年100万人を超える観客が訪れます。
観覧には入場券の事前購入が必須です。一般的な入場券は15ドル(約2,344円)からですが、オプションによって料金が変わるので、詳細や最新情報は公式サイトで確認してくださいね。
アルバカーキ国際気球フェスティバル(Albuquerque International Balloon Fiesta)の基本情報 | |
住所 | Balloon Fiesta Park Albuquerque, NM 87121, United States |
開催日 | 毎年10月の第1土曜日から第2日曜日まで ※2024年は10月5日から13日 |
アクセス | アルバカーキ国際空港から車で約25分 |
参加料金 | 15ドル(約2,344円)〜 ※2024年5月20日のレート、1USドル= 156.28 円で計算 |
公式サイト |
コムローイ(タイ)
夜空に無数の灯りを放つ、豊作祈願のお祭り
コムローイ祭りことイーペン・サンサーイ祭りは、タイ北部チェンマイを代表する仏教の祭典です。毎年旧暦の12月、陽暦では10月〜11月の満月の夜に、2日間にわたって開催されます。
タイでは旧暦12月になると、農業の豊作と収穫に感謝するのが習わしとなっていて、コムローイ祭りも、天界にいる釈迦への感謝や厄払いを願うことを目的としています。
最大の見どころは、参加者がコムローと呼ばれるランタンを炎で膨らませ、一斉に満月の夜空に放つ光景です。この習慣は、かつてランタンが地上と天界を結ぶ通信手段だったと信じられていたことに由来しています。無数のランタンが空に浮かび上がる壮観な光景は、人生で一度は見ておきたい絶景です。
参加するには、公式サイトにてチケットを事前に購入しておく必要があります。料金は4,600バーツ(約19,936円)から6,400バーツ(約27,737円)と、シートの種類によって異なります。
コムローイ祭り(Yipeng Lantern Festival )の基本情報 | |
住所 | チェンマイ市内ピン川、チェンマイ市庁舎周辺 |
開催日 | 毎年10月~11月頃の満月の夜 ※2024年11月15日と11月16日 |
アクセス | チェンマイ国際空港から車で約15分 |
参加料金 | 【スタンダードシート】4,600バーツ(約19,936円)【VIPシート】5,900バーツ(約25,570円)【プレミアムシート】6,400バーツ(約27,737円) ※2024年5月20日のレート、1バーツ= 4.33 円で計算 |
公式サイト |
台湾ランタンフェスティバル(台湾)
光が街中を彩る、台湾最大のランタン祭り
台湾ランタンフェスティバルは、旧正月の最後の日となる元宵節を祝う伝統行事から発展した、台湾最大の冬季イベントです。1990年に台北市で始まり、現在は毎年2〜3月頃に台湾各地で順番に開催されています。2024年は2月3日から3月10日までの期間、台南の安平と高雄にて開催されました。
会場には数千個の大小様々なランタンが飾られ、夜空を華やかに彩ります。最大の見どころは、干支などをモチーフとした巨大な主燈と呼ばれるランタンです。そのほかにも、台湾の伝統音楽や踊り、台湾料理を扱う屋台など、台湾文化を存分に味わえるイベントが多数開催されます。参加費は無料なので、気軽に足を運べるのもうれしいポイントです。
台湾ランタンフェスティバル(台北燈會)の基本情報 | |
住所 | 毎年異なる |
開催日 | 毎年旧暦の1月15日から |
アクセス | 毎年異なる |
参加料金 | 無料 |
公式サイト |
オクトーバーフェスト(ドイツ)
ビールや伝統料理を楽しむ、世界最大規模の祭り
オクトーバーフェストは、ドイツ・バイエルン州ミュンヘンで毎年9月後半から約2週間開催される、世界最大規模のビール祭りです。起源は、ルードヴィヒ皇太子とテレーズ王女の結婚を祝うお祭りで、1810年に始まりました。現在では9月下旬から10月上旬にかけて開催されますが、もともと10月に始まったことから、オクトーバーフェストと呼ばれています。
会場は、東京ドーム9個分の広さを誇るテレージエンヴィーゼと呼ばれる広場です。祭り期間中は大小のテントが設営され、、各ビール醸造所が自社のビールや料理を提供します。ビールを飲めるのもこのテント内のみで、昼過ぎまでは自由に座席を確保できますが、夕方以降は予約制となるテントが多数あります。
入場は無料ですが、テントを確保するには事前予約が必要な場合があるので、希望する場合は確認しておきましょう。事前予約は一定以上の人数での利用や、一定量の食事とビールの注文などの条件つきが一般的です。公式サイトでは、各テントの出店情報なども確認できるので、あらかじめ行きたいところに目星をつけておくのがおすすめですよ。
オクトーバーフェスト(Oktoberfest)基本情報 | |
住所 | Bavariaring 5, 80336 München |
開催日 | 毎年9月下旬~10月上旬までの約2週間 |
アクセス | ミュンヘン中央駅から徒歩約15分 |
参加料金 | 無料 |
公式サイト |
アゲダの傘祭り(ポルトガル)
カラフルな傘が町を彩る芸術祭
アゲダの傘祭りは、ポルトガル北部の小さな町アゲダで毎年7月1日から9月30日まで開催される芸術イベントです。至る所の通りに色とりどりの傘が張り巡らされたり、ベンチやポストなどにカラフルなアートが施されたりと、町全体が芸術の空間に大変身します。入場料は無料で、気軽に立ち寄ることができるのがうれしいポイントです。
特に町の中心部に位置する、ルイス・デ・カモエンス通りは必見!約150メートルにわたって無数の傘が張り渡され、SNS映えする光景が広がります。期間中は音楽コンサートなどのイベントも開催されるので、散策するだけでもお祭りムードを楽しめますよ。
アゲダの傘祭り(Umbrella Sky Project)の基本情報 | |
住所 | 3750-103 Agueda, Portugal |
開催日 | 毎年7月1日~9月30日 |
アクセス | リスボンから車で約2時間40分、電車で約3時間半 |
参加料金 | 無料 |
公式サイト |
インティ・ライミ (ペルー)
太陽の祭りと呼ばれる、南米3大祭のひとつ
インティ・ライミは、ペルーのクスコで毎年6月24日の冬至の日に行われる、インカ時代から続く伝統的な太陽祭です。紀元1400年頃に行われていた、インカ帝国の皇帝がインカ最高神である太陽神インティと大地の神パチャママに、収穫への感謝と新年の豊作を祈願する重要な祭礼が由来となっています。
現在は、多彩な舞踊や行列などが目玉のお祭りとなりました。お祭り当日は、朝9時頃から行列がサントドミンゴ教会を出発し、1日かけて近郊のサクサイワマン要塞へ移動します。その後は、かつてインカ皇帝が行っていた、リャマの心臓を太陽神に捧げる儀式にちなんだパフォーマンスが行われます。
出演者は800人近くにまでのぼり、インカ時代の伝統的な衣装や舞踊が再現されます。使用される衣装には、クスコ市民による手作りのものもあるんだとか。その壮大で迫力のあるパフォーマンスを見に、年に10万人以上の観光客が世界中から集まっています。
観覧には、公式サイトにてチケットの事前購入が必要です。オレンジ、レッド、グリーンの3種類の座席が設定されていて、料金は255ドル(約39,851円)〜300ドル(約47,484円)となっています。
インティ・ライミ(The Inti Raymi)の基本情報 | |
住所 | Ahuacpinta 659-A, Cusco 08002, Peru |
開催日 | 毎年6月24日 |
アクセス | アレハンドロ・ベラスコ・アステテ国際空港から車で約15分 |
参加料金 | 255ドル(約39,851円)〜300ドル(約47,484円) ※2024年5月20日のレート、1USドル= 156.28 円で計算 |
公式サイト |
ニースのカーニバル(フランス)
毎年100万人以上が集まる、ヨーロッパ3大祭りのひとつ
ニースのカーニバルは、フランス南東部のニース市で毎年2月中旬から約2週間開催される、ヨーロッパ3大カーニバルのひとつ。約130年の歴史があり、毎年100万人以上の観客が訪れる大規模なイベントです。
カーニバルでは毎年テーマが決められ、高さ約8〜16メートルに及ぶ巨大フロートが、そのテーマにちなんだストーリーを表現しながらパレードを行います。フロートは伝統的な厚紙と小麦粉で作られていますが、最近では動く仕掛けが施されたり、空気で膨らむタイプが登場したりと、進化を遂げています。
パレードの見どころは、世界中から集まった1,000人を超えるミュージシャンとダンサーによるパフォーマンスや夜のネオンイルミネーション、マセナ広場周辺で行われる花合戦などバラエティ豊か!最終日に行われる、海に浮かべたフロートに火矢を放つ演出も必見です。
観覧には有料のチケットが必要です。一番安いカーニバルの観覧チケットは7ユーロ(約1,187円)からですが、エリアや座席の種類、返金の可否などによって価格が変わるので、詳細は公式サイトで確認してくださいね。
ニースのカーニバル(Carnaval de Nice)の基本情報 | |
住所 | Plassa Carlou Aubert, 06000 Nice, France |
開催日 | 毎年2月中頃から2週間開催 ※2024年2月17日から 2024年3月3日 |
アクセス | コート・ダジュール国際空港から車で約20分、ニース・ヴィル駅から徒歩約20分 |
参加料金 | 7ユーロ(約1,187円)から ※2024年5月20日のレート、1ユーロ= 169.61 円で計算 |
公式サイト |
バラ祭り(ブルガリア)
香り高いバラが咲き誇る、ロマンチックな国民の祭典
ブルガリアのバラ祭りは、ダマスクローズの産地、カザンラク市で毎年6月の第1週末に開催される伝統的なお祭りです。
メインのイベントは、金曜日に行われるバラの女王の戴冠式のコンサートと、日曜日に行われる華やかなパレードです。パレードは、世界各国の民族衣装をまとった踊り手たちが街を練り歩き、にぎやかな雰囲気に包まれます。
さらに見どころのひとつとして、バラ摘み体験があります。参加者は畑に集まり、手摘みでバラを収穫し、収穫後は民族音楽に合わせてみんなで踊りを楽しむのだとか。
バラ祭りの観覧自体は無料ですが、バラ摘み体験に参加したり、パレードの指定席を確保したりする場合、有料のチケットが必要です。チケットは、公式サイトから予約フォームを送信して購入する方法が一般的。日にちやエリア、パッケージなどによって価格が変わるので、公式サイトで確認しておきましょう。
バラ祭り(Rose Festival)の基本情報 | |
住所 | Kazanlak, Bulgaria |
開催日 | 毎年6月の第1週末 ※2024年は5月31日~6月2日 |
アクセス | ソフィア国際空港から車で約3時間 |
参加料金 | 入場は無料 |
公式サイト |
ハルビン氷祭り(中国)
氷や雪の彫刻を楽しめる、世界3大雪祭りのひとつ
ハルビン氷祭りは、中国の黒竜江省のハルビン市にて、毎年1月5日頃から2月末まで開催される大規模な冬季イベントです。1985年に始まった世界三大雪祭りのひとつで、毎年世界中から多くの人が訪れます。
主会場は太陽島公園、兆麟公園、氷雪大世界の3ヶ所です。期間中は、それぞれの会場に巨大な氷の彫刻や建造物などが置かれ、夜はライトアップにより色鮮やかで幻想的な世界が広がります。
予約は不要で、現地で入場料の328元(約7,079円)を支払えば、3つの会場を自由に行き来できます。
氷雪大世界に置かれる高さ40メートルを超える巨大な塔や、兆麟公園で開催される国際的な氷彫刻コンテストなど各会場ごとに見どころがあるので、せっかく行くのであれば、全部の会場を訪れたいですね!
ハルビン氷祭り(哈尔滨冰雪节大世界)の基本情報 | |
住所 | QHCH+9Q3, Songbei Blvd, 太阳岛 Songbei District, Harbin, Heilongjiang, China, 150010 |
開催日 | 毎年1月5日〜2月末 |
アクセス | ハルビン太平国際空港から車で約40分、 |
参加料金 | 328元(約7,079円) ※2024年5月20日のレート、1元=21.58 円で計算 |
公式サイト |
バレンシアの火祭り(スペイン)
世界遺産にも登録された、情熱あふれる火の祭典
バレンシアの火祭りは、スペインのバレンシアで行われる炎の祭典です。正式名称はサン・ホセの火祭りと呼ばれ、毎年3月15日から19日まで開催されます。最終日に行われる、ファヤという巨大な張子人形を燃やすイベントが有名で、2016年にはユネスコの無形文化遺産に登録されました。
お祭りの期間中は、街中の広場に700体を超える大小のファヤが設置されます。なかには高さ20メートルを超えるものや、数千万円の制作費をかけた巨大なものもあり、眺めているだけでも楽しめます。ファヤは、時事ネタや有名人などをユーモアたっぷりに風刺した作品が多く、注目しながら見てみると面白いですよ!
最終日の3月19日の深夜にはお祭りの最後を飾る、クレマと呼ばれる儀式が行われます。クレマは、最も人気があった作品1点を除きすべてのファヤを一瞬のうちに燃やしてしまう儀式で、その光景は圧巻の迫力です。
人気な作品の周りにはたくさん人が集まるので、事前に見学したいスポットを決めて、効率的に計画を立てておくのがおすすめ。基本的に予約や参加費は不要ですが、一部の観覧場所は有料となっています。
バレンシアの火祭り(Las fallas)の基本情報 | |
住所 | Pça. de la Reina, s/n, Ciutat Vella, 46003 València, Valencia, Spain |
開催日 | 毎年3月15日から19日 |
アクセス | バレンシア空港から車で約20分、ノルテ駅から徒歩約15分 |
参加料金 | 無料 ※一部有料の観覧場所あり |
公式サイト |
レモン祭り(フランス)
五感いっぱいにレモンを楽しむ祭典
マントンのレモン祭りは、フランス南東部コート・ダジュールの小さな町マントンにて、毎年2月中旬から3月初旬に開催されるレモンを使ったお祭りです。世界中から20万人以上が訪れる大きなお祭りで、主会場のビオヴェス公園を中心に、約145トンものレモンやオレンジを使った巨大な造形物が立ち並びます。
毎年テーマが決められていて、造形物はその年のテーマに沿って作られます。2024年のテーマは、古代から現代までのオリンピックでした。
ライトアップされるナイトガーデンや、カラフルな衣装をまとった踊り手たちによるカーニバルの行列など、造形物のほかにも見どころがたくさんあります。展示を見学するのは無料ですが、パレードの鑑賞には公式サイトにてチケットの購入が必要です。
レモン祭り(Fête du citron)の基本情報 | |
住所 | Av. Boyer, 06500 Menton, France |
開催日 | 毎年2月中旬から3月初旬 ※2024年は2月17日から3月3日 |
アクセス | コート・ダジュール空港から車で約40分、セントオーガスティン駅から電車で約45分、マントン駅から徒歩約8分 |
参加料金 | 見学は無料 ※パレードの観覧には別途料金がかかります |
公式サイト |
猫祭り(ベルギー)
3年に一度、中世から続く猫のお祭り
猫祭りことカッテンストゥッツは、ベルギーの小さな町イーペルにて3年に1度、5月の第2日曜日に行われるお祭りです。
お祭りの由来は中世に遡ります。当時イーペルでは毛織物の倉庫からネズミを追い払うために多くの猫が飼われていましたが、ペストが流行し猫が病原菌を運ぶと疑われるようになってから、生きた猫を繊維会館の塔から投げ落とす行事が1817年まで続きました。
現代の猫祭りは1938年から始まり、猫を悼む意味合いから、猫のぬいぐるみを塔から投げ落とす儀式が行われるようになりました。そのほかにも、猫の仮装をした住民たちによるパレードや、巨大な猫の山車の行進なども行われます。
猫祭りのパレードは無料で見学できますが、より見やすい場所を確保したい場合は、事前に有料観覧席のチケットを購入するのがおすすめです。詳細は公式サイトにて確認してくださいね。
猫祭り(Kattenstoet)の基本情報 | |
住所 | Belgium, Ieper |
開催日 | 3年おきの5月第2日曜日 ※2024年は5月12日 |
アクセス | ブリュッセル国際空港から車で約1時間半、ブリュッセルから電車約2時間 |
参加料金 | 無料 ※有料観覧席あり |
公式サイト |
パトラのカーニバル(ギリシャ)
180年以上続くギリシャ最大のカーニバル
パトラのカーニバルは、ギリシャのパトラという町で19世紀から続く、世界的に有名なカーニバルのひとつです。毎年1月中旬頃から、クリーンマンデーと呼ばれるギリシャ正教の四旬節が始まる日まで開催されます。
山車やダンサーによる、豪華なパレードが見どころです。最後の週末にはたくさんの山車が連なるパレード、最終日には山車を燃やす伝統行事が行われ、最もの盛り上がりを見せるのだとか!
約3万人にも及ぶ踊り手やスタッフたちは半数以上を市民が占めていて、まさに地域ぐるみの一大イベントとなっています。
そのほか、カーニバルクイーンによるセレモニーや、子どもから大人まで楽しめるアクティビティなどが行われます。参加にはチケットの事前購入が必須。チケットは24ユーロ(約4,071円)からで、詳細は公式サイトで確認できます。
パトラのカーニバル(Patras Carnival)の基本情報 | |
住所 | Patras 262 21, Greece |
開催日 | 毎年1月中旬頃からクーリンマンデーまで ※2024年は1月17日から3月18日 |
アクセス | アテネから電車で約3時間半、アラクソス空港から車で約50分 |
参加料金 | 24ユーロ(約4,071円)〜 169.61 円で計算 |
公式サイト | https://www.carnivalpatras.gr/ |
フラワーカーペット(ベルギー)
2年に1度開催される花の祭典
フラワーカーペットは、ベルギーの首都ブリュッセルにある世界遺産、グランプラス広場にて2年に1度、8月15日の週末に開催されるイベントです。広場には50万本以上の色とりどりのベゴニアや切り花が敷き詰められ、一面が花の絨毯になります。
毎回テーマが変わり、デザインやシンボルなどもそのテーマに沿って決定されます。夜には音や光のショーなどが行われ、1日楽しめるのが魅力です。
フラワーカーペット自体は無料で観覧できますが、市庁舎のバルコニーから観覧する場合は、入場料の7ユーロ(約1,187円)が必要です。有料にはなりますが、市庁舎のバルコニーから眺めるフラワーカーペットは格別の美しさを誇ります。
フラワーカーペット(Flower Carpet)の基本情報 | |
住所 | Grote Markt, 1000 Brussel, Belgium |
開催日 | 隔年の8月15日の週末 |
アクセス | ブリュッセル国際空港から電車、車で約40分、ブリュッセル中央駅から徒歩約5分 |
参加料金 | 7ユーロ(約1,187円) ※2024年5月20日のレート、1ユーロ= 169.61 円で計算 |
公式サイト |
ミリタリータトゥー(イギリス)
世界各国の軍楽隊が一堂に会する
ミリタリータトゥは、イギリス・スコットランドで開催される、世界最大規模の軍楽祭です。首都エディンバラにあるエディンバラ城の広場が会場となり、48カ国以上から800人を超える出演者が集まります。
開催期間は毎年8月上旬から下旬にかけての夜間で、城塞前に特設される大規模な観客席から、城を背景にパイプバンドの演奏やマーチングバンド、民族衣装の踊り手など、さまざまな芸能を鑑賞できます。特にスコットランドを代表するバグパイプの軍楽隊の演奏と、夜空に響き渡るパイプの音色は圧巻の迫力です。
もともとは、第二次世界大戦後に国民を励ます目的ではじまった、スコットランドとイングランドの連隊によるパレードがきっかけで、時を経て現在のミリタリータトゥになりました。
鑑賞には、事前のチケット購入が必須です。料金は35ポンド(約6,946円)から970ポンド(約192,497円)までと、日程や時間帯、座席などによって大きく異なるので、事前に公式サイトで確認しましょう。
ミリタリータトゥ(The Royal Edinburgh Military Tattoo)の基本情報 | |
住所 | Castlehill, Edinburgh EH1 2NG, United Kingdom |
開催日 | 毎年8月上旬~下旬の夜間 ※2024年は8月2日〜24日 |
アクセス | エディンバラ空港から車で約35分、電車で約40分、ウェーバリー駅から徒歩約10分 |
参加料金 | 35ポンド(約6,946円)から970ポンド(約192,497円) ※2024年5月20日のレート、1ポンド= 198.45 円で計算 |
公式サイト |
フラワーパレード(オランダ)
球根花で飾った祭り車のパレード
オランダのフラワーパレードは、毎年4月に開催される、80年近くの歴史を誇るお祭りです。チューリップやヒヤシンスなどの花で装飾された山車のパレードが、オランダ郊外のノールトウェイクからハーレムまで、1日がかりで40キロメートル以上の道のりを移動します。毎年、各地点で山車の目安到着時間が発表されますが、前後する可能性があることをお忘れなく!
入場料は10ユーロ(約1,696円)でパレードは立ち見が一般的ですが、観客席に入るには別途料金が必要です。
フラワーパレード(Bloemencorso)の基本情報 | |
住所 | Noordwijk, Netherlands |
開催日 | 毎年4月 |
アクセス | スキポール空港から車で約40分、アムステルダム市内から車で約55分 |
参加料金 | 【入場料】10ユーロ(約1,696円) ※観客席は別途料金が必要 ※2024年5月20日のレート、1ユーロ= 169.61 円で計算 |
公式サイト |
バーニングマン (アメリカ)
砂漠で行われる大規模な火祭り
バーニングマンは、毎年8月の最終月曜日から9月の第1月曜日、レイバー・デイまでの約1週間、アメリカ・ネバダ州のブラックロック砂漠で開催される世界最大の野外アートイベントです。イベントの最終日に、中央に据えられたザ・マンと呼ばれる巨大な人形を燃やすことから名づけられました。
期間中は、干上がった広大な平原に数万人が集まり、ブラックロックシティと呼ばれる一時的な街を作り上げます。商業活動は一切禁止されるので、参加者は全て自らが持ち込んだ食料や物資で生活しなくてはなりません。その間、音楽やアートパフォーマンスを披露し合いながら、自由でクリエイティブな1週間を過ごすという、過酷な環境の中で繰り広げられる芸術の祭典です。
バーニングマンの起源は、1986年にサンフランシスコで恋人と別れた若者たちが、人形のマンを燃やしたことに由来します。徐々にアーティストが加わり規模が拡大したことで、1990年にはブラックロック砂漠で開催されるようになりました。
参加には公式サイトで事前にチケットを購入する必要があります。2024年は入場チケットが575ドル(約89,861円)、乗り物パスが150ドル(約23,442円)です。
バーニングマン(Burning Man)の基本情報 | |
住所 | Nevada, USA |
開催日 | 毎年8月の最終月曜日〜9月の第1月曜日まで ※2024年は8月25日〜 2024年9月2日 |
アクセス | リノ・タホ国際空港から車で約3時間半 |
参加料金 | 575ドル(約89,861円)・乗り物パス150ドル(約23,442円) ※2024年5月20日のレート、1USドル= 156.28 円で計算 |
公式サイト |
チーズ転がし祭り(イギリス)
チーズと人が転げ落ちる!ユニークなお祭り
チーズ転がし祭りは、毎年5月の最終月曜日にイギリス・グロスターシャー州のクーパーズヒルという丘で開催される伝統行事。丘の頂上から約4キログラムのダブル・グロスター・チーズを転がし、それを参加者が全力で追いかけながら丘を駆け下りるという、とてもユニークなお祭りです。転がるチーズの速度は時速100キロメートルを超えることもありつかむのは困難であることから、最初にゴールした人が勝者とされています。
チーズ転がし祭りは200年以上前から続く伝統的なお祭りで、豊作を祈願する儀式だったという説や、宗教的な行事に由来するという説がありますが、正確な起源は定かではありません。
予約は不要で、観戦も参加も無料です。参加を希望する場合は、当日丘の上まで足を運んで参加を申し出るだけでOK!ぜひ一度体験してみてはいかがでしょうか。
チーズ転がし祭り(The Cooper's Hill Cheese-Rolling and Wake)の基本情報 | |
住所 | Coopers Hill Ongar CM5 9EF, UK |
開催日 | 毎年5月の最終月曜日 ※2024年は5月27日 |
アクセス | ロンドン市内から車で約45分 |
参加料金 | 無料 |
公式サイト |
ジャイサルメール砂漠祭り(インド)
砂漠でさまざまなイベントが行われる
ジャイサルメールの砂漠祭りは、インド・ラジャスタン州のタール砂漠にあるジャイサルメールで毎年2月、満月の3日間に開催される、伝統的なお祭りです。
期間中は、カラフルな民族衣装に身を包んだ演者による伝統的な民族公演、ラクダレースやターバン結び競争など、ラジャスタンの文化を体験できる多彩なイベントが目白押し。遊牧民や世界中から訪れた旅行者たちが朝から晩まで踊ったり歌ったりしながら、にぎやかな雰囲気に包まれます。
予約は不要で、入場料の20ルピー(約38円)を支払えば誰でも参加可能です。
ジャイサルメール砂漠祭り(Jaisalmer Desert Festival)の基本情報 | |
住所 | Dhibba Para, Manak Chowk, Amar Sagar Pol, Jaisalmer, Rajasthan 345001, India |
開催日 | ※2024年は2月22日から24日 |
アクセス | ジャイサメール空港から車で約20分 |
参加料金 | 20インドルピー(約38円) |
公式SNS |
ペラヘラ祭り(スリランカ)
新月から満月にかけて行われるパレード
ペラヘラ祭りは、スリランカの仏教の聖地キャンディにて毎年7月〜8月の新月から満月にかけて開催される、スリランカ最大の祭りです。
正式名称はエサラ・ペラヘラ祭りで、ペラヘラには行列という意味があります。主な見どころは、仏歯舎利を乗せた象を先頭に、音楽隊やダンサーたちがキャンディの街中を練り歩くパレードです。
期間中は毎晩大規模なパレードが行われ、装飾をまとった40頭から100頭もの象が参加します。お祭りは約10日間にわたり、最初の5日間がクンバル・ペラヘラ、次の5日間がランドリ・ペラヘラ、最終日がデイ・ペラヘラと呼ばれています。
もともとキャンディの守護神を祀る行事でしたが、1775年からは仏歯を祀る仏教のお祭りとなりました。現在はスリランカの有数の観光資源として知られ、アジア3大祭りのひとつに数えられています。事前にチケットの購入が必要なので、参加を希望する場合は公式サイトを確認してくださいね!
ペラヘラ祭り(Esala Perahera)の基本情報 | |
住所 | Dalada perahera, Kandy, Sri Lanka |
開催日 | 毎年エサラ月(7~8月)の新月から次の満月までの期間 |
アクセス | バンダラナイケ国際空港から車で約2時間半、キャンディ駅から徒歩約4分 |
参加料金 | 110USドル(約17,191円)〜 ※日程や座席、内容によって異なります ※2024年5月20日のレート、1USドル= 156.28 円で計算 |
公式サイト |
世界のお祭りを旅して楽しもう
この記事では、世界のさまざまなお祭りを紹介しました。華やかなカーニバルや美しい芸術の祭典、独自の文化が体現されたイベントや、食べ物を使ったユニークなお祭りなど、世界には日本ではなかなか体験できないお祭りがたくさんあります。行ってみたいお祭りを旅の目的として、旅行先を決めるのも良いですね。
ぜひ紹介したお祭り情報を参考に、次の旅行の計画を立ててみてはいかがでしょうか。
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