【2024年最新】オーストラリアの物価は日本と比べると?費用や予算を解説
海外旅行を計画する際、旅行先の物価を知ることは非常に重要です。とくにオーストラリアは物価が高いことで知られていますが、実際のところどうなのでしょうか? この記事では、オーストラリアの最新の物価情報を詳しく紹介します。日本との比較や、旅行にかかる費用の目安なども解説するので、旅行の予算を立てる際にぜひ参考にしてください。
海外旅行を計画する際、旅行先の物価を知ることは非常に重要です。とくにオーストラリアは物価が高いことで知られていますが、実際のところどうなのでしょうか?
この記事では、オーストラリアの最新の物価情報を詳しく紹介します。日本との比較や、旅行にかかる費用の目安なども解説するので、旅行の予算を立てる際にぜひ参考にしてください。
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オーストラリアの最新物価情報!日本より高い?
オーストラリアの物価は、先進国の中でも比較的高めです。とくに、大都市シドニーやメルボルンでは、物価が日本よりも高くなっています。最低賃金の高さや物流コストなどが原因といわれています。
中でも観光客向けのレストランや観光スポットの料金は、とくに高額になりがちです。一方で、ローカル向けの食堂やスーパーマーケットでは、比較的リーズナブルな価格で食事や日用品を購入できますので、安心してください。オーストラリア旅行の費用を抑えたい方は、ローカル向けの施設を利用するのがおすすめです。
日本とオーストラリアの物価を下記の表で比較してみました。
商品・項目 | オーストラリア価格 | 日本価格 |
---|---|---|
家賃(1ベッドルームアパート、市中心部) | 約200,000円/月 | 約100,000円/月(東京) |
ミネラルウォーター(500ml) | 約250円 | 約100円 |
レストランでの食事(2人分) | 約8,000円 | 約4,000円 |
ローカルな食堂などでの食事 | 約1,500円 | 約1,000円 |
タクシー初乗り | 約500円 | 約500円(東京) |
公共交通機関(片道) | 約300円 | 約180円~ |
動物園の入場料 | 約4,000円(タロンガ動物園) | 約600円(上野動物園) |
このように、オーストラリアの物価は全般的に日本より高めです。住居費や外食費の差が顕著ですね。ただし、公共交通機関の料金は大きく変わりません。物価情報をもとに予算を立てるのがおすすめです。
オーストラリアの通貨・レート情報
オーストラリアの通貨は「オーストラリアドル(AUD)」です。2024年8月現在、1オーストラリアドル=約95円前後で推移しています。
流通している通貨は下記11種類です。
種類 | 金額 | 日本円 |
---|---|---|
紙幣 | 100ドル | 約9500円 |
50ドル | 約4750円 | |
20ドル | 約1,900円 | |
10ドル | 約950円 | |
5ドル | 約475円 | |
硬貨 | 2ドル | 約190円 |
1ドル | 約95円 | |
50セント | 約47円 | |
20セント | 約19円 | |
10セント | 約9円 | |
5セント | 約4円 |
両替は、日本で行うよりも現地で行う方が、レートがいいことが多いです。オーストラリアの主要都市には両替所が多くあり、空港や観光地でも両替が可能です。ただし、空港の両替所は手数料が高いことが多いので、市内の両替所を利用することをおすすめします。
多くの店舗やレストランでクレジットカードが使用できます。ただし、小さな店舗や市場では現金が必要な場合もあるので、ある程度の現金を持ち歩くようにしましょう。
オーストラリアの平均給与と物価の関係性
オーストラリアの平均年収は約100,000豪ドル(約1000万円)です。これは世界的に見ても高水準になります。業種別では、鉱業や金融業がとくに高く、年収150,000豪ドル(約1,500万円)を超えることも。一方、最低賃金は時給24.10豪ドル(約2,482円)と、日本の約2倍です。この高い給与水準が、オーストラリアの物価の高さにつながっています。
都市部では、家賃や食費が高めなので、旅行者にとっては少し割高に感じるかもしれません。ただ、質の高いサービスを受けられる点はメリットです。旅行の際は、訪れる地域の特性を考慮して予算を立てましょう。
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オーストラリア旅行の費用相場
オーストラリア旅行の費用は、様々な要因によって大きく変わります。一般的に、1日あたりの予算は15,000円〜30,000円程度が目安となります。
ピークシーズン(12月〜2月)は物価が上昇するため、予算を多めに見積もってください。一方、オフシーズン(6月〜8月)は比較的安く旅行できるでしょう。また、シドニーやメルボルンなどの大都市は地方都市よりも物価が高い傾向にあります。
宿泊費は旅行予算の大きな部分を占めます。ホステルやAirbnbを利用すれば節約できますが、快適さを求めるなら中級ホテルでの宿泊がおすすめです。食事は、地元のマーケットや食堂を利用すれば、1食1,000円〜2,000円程度で済みます。
交通費や観光アクティビティの費用も忘れずに計上しましょう。公共交通機関を利用すれば、1日1,000円〜2,000円程度で移動できます。観光スポットの入場料は、場所によって3,000円〜20,000円程度とさまざまです。
2泊3日のオーストラリア旅行の費用・予算はいくら?
オーストラリアの2泊3日旅行の費用は、1人あたり約20万円〜25万円が目安です。ただし、この予算は旅行スタイルや時期によって大きく変動します。具体的な費用項目を見てみましょう。
費用項目 | 費用(概算) |
---|---|
往復航空券 | 7万円〜25万円 |
宿泊費(2泊) | 3万円〜8万円 |
食費 | 1.5万円〜3万円 |
交通費 | 3,000~6,000円 |
観光・アクティビティ | 1.5万円〜4万円 |
その他(お土産など) | 1万円〜3万円 |
コストを抑えるためのヒントをいくつかご紹介します。
- オフシーズンの旅行を検討する
- 航空券は早めに予約し、セールをチェックする
- ホステルや民泊を利用する
- 公共交通機関を活用する
- フリーの観光スポットを組み込む
- スーパーマーケットで食材を購入し、自炊を取り入れる
2泊3日の短期旅行では、効率的に観光地を回ることが大切です。事前に行きたい場所をリストアップし、効率的な動線を考えておくと、交通費の節約にもつながります。また、現地ツアーをうまく活用すると、移動や入場料がセットになっていてお得な場合も。予算と相談しながら、自分に合った旅行プランを組み立ててください。
3泊4日のオーストラリア旅行の費用・予算
3泊4日のオーストラリア旅行では、1人あたり15万円〜25万円の予算を見込んでおきましょう。もちろん、旅行スタイルによって費用は大きく変わります。具体的な費用の内訳は下記の通りです。
費用項目 | 予算(目安) |
---|---|
航空券(往復) | 8万円〜15万円 |
宿泊費(3泊) | 3万円〜9万円 |
食費 | 2万円〜4万円 |
交通費 | 4,000円~6,000円 |
観光・アクティビティ | 1万円〜3万円 |
その他(お土産など) | 1万円〜2万円 |
3泊4日の滞在となると、2泊3日に比べて余裕のある旅程を組めます。その分、観光やアクティビティにかける費用が増える可能性がありますね。
例えば、シドニーを拠点に周辺の観光地を巡る場合、以下のような予算配分が考えられます。
- 1日目:市内観光(オペラハウス、ハーバーブリッジなど)
- 2日目:ブルーマウンテンズ日帰りツアー
- 3日目:ボンダイビーチでのんびり&ショッピング
- 4日目:動物園訪問後、帰国
滞在日数が増えることで、ゆとりある観光が可能になります。予算に応じて、自分らしい旅のプランを立ててくださいね。
オーストラリアの物価を知って旅行を満喫しよう!
オーストラリアの物価は確かに高めですが、それを知った上で賢く旅行すれば、素晴らしい体験ができます。この記事では、オーストラリアの物価事情や旅行にかかる費用について詳しく紹介しました。
日本と比べて高い物価ですが、ローカルな食事スポットを探したり、無料の観光施設を活用したりすることで、予算を抑えることができます。また、滞在日数が長くなるほど1日あたりの費用が下がる傾向にあるので、余裕があれば少し長めの滞在を検討してみるのもおすすめです。
美しい自然、フレンドリーな人々、そして多様な文化。オーストラリアには、お金では買えない素晴らしい経験がたくさん待っています。自分なりのオーストラリア旅行を満喫してくださいね。きっと忘れられない思い出になるはずです!
※2024年8月現在、1豪ドル=約95円で計算しています。
cover photo by Unsplash