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台湾・花蓮で心と体を整える。絶景・グルメ×文化体験のウェルネス旅

台湾東部の花蓮で、雄大な自然と温かなローカル文化を満喫するウェルネス旅行を体験。随所で出会える絶景スポット、地元食材を使ったヘルシーな食事、原住民の暮らし体験など、日々の喧騒を忘れて過ごせます。今まで知らなかった台湾の新たな魅力に触れた旅行でした!

ライター
Kanako
埼玉県在住。大学時代に旅行に魅了され、世界25カ国以上渡航経験あり。最近では国内旅行の魅力に気づき、全国各地を旅してきました。新卒で広告代理店に入社。フリーランスに転身してからは、1年の約1/3は自宅を離れ、全国各地・世界中で暮らすように旅をしています。旅行・グルメ・カメラが大好きです!
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台湾東部の花蓮で、雄大な自然と温かなローカル文化を満喫するウェルネス旅行を体験。随所で出会える絶景スポット、地元食材を使ったヘルシーな食事、原住民の暮らし体験など、日々の喧騒を忘れて過ごせます。今まで知らなかった台湾の新たな魅力に触れた旅行でした!

Contents

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台湾の花蓮ってどんなところ?

photo by Kanako

花蓮市は、台湾東部に位置し、台湾東海岸の中心都市。太平洋に面し、西側には中央山脈がそびえる自然豊かな地域で、台北とはまったく異なります。穏やかな空気感と自然に囲まれた環境は、日本の軽井沢を思わせます。

市内にはローカル色あふれる夜市、原住民文化、歴史的な建築物が点在し、素朴で落ち着いた雰囲気があります。周辺にはうつくしい海や山々が広がり、アウトドアアクティビティなども人気!

最近ではウェルネス旅行での行き先としても注目されていて、自然の中でリフレッシュしたい方や、台湾の“観光地じゃない魅力”を味わいたいという方にぴったりです!

台北からは鉄道で片道約2時間半でアクセスできます。日帰り旅行でも訪れられますが、せっかくなら宿泊してゆったり過ごすのがおすすめ。

花蓮旅行でやりたいこと5選

太平洋と中央山脈に抱かれた、自然と文化の宝庫。観光地としての派手さよりも、その土地の魅力がじんわりと染みてくる場所でした。実際に現地を訪れて感じた花蓮でやりたい体験をまとめました!

シーフードを中心にグルメを満喫

photo by Kanako

花蓮といえば、やっぱり海鮮。太平洋に面したこの街では、新鮮な魚介がたっぷりと楽しめます!滞在中、何度も海鮮をいただく機会があり、どれも新鮮で肉厚です。日本では食べたことがないような海鮮も多く、食事中は終始ワクワク感もありました。

海鮮系のお食事はどうしても臭みが気になることもありますが、花蓮ではその心配がなく、どの料理も新鮮そのものでした。川魚ですら臭みが一切ないことにびっくり!

レストランでの食事はもちろん、ローカルを体験するなら東大門夜市がおすすめです!B級グルメが集結していて、食べ歩きが楽しめます。活気はありながらも混雑しすぎていないので、自分のペースでグルメを満喫できるのが魅力。

雄大な自然に癒やされる

photo by Kanako

この街の一番の魅力は、なんといっても圧倒的な自然。街のすぐ近くには、息を呑むようなスケールの大自然が広がっています。朝、ホテルのカーテンを開けると目の前に広がっている、うつくしい風景に何度も心を打たれました。

都会では感じられない「自然に包まれている」ような感覚があり、山と海のエネルギーが五感を刺激してくるよう…。移りゆく風景を1時間でも2時間でも眺めていたくなります。

また、花蓮は太平洋沿いに位置しているため、車窓から眺める風景や朝日鑑賞など何気ない風景に癒やされました。

アウトドアアクティビティを満喫する

photo by Kanako

自然に恵まれた花蓮は、アクティブ派の天国!トレッキングやハイキングはもちろん、SUPやサイクリングなど、バリエーション豊かなアクティビティが楽しめます。海と山だけではなく、湖もあるため、アクティビティの幅がとにかく広いです。

がっつりアクティビティに参加するよりも、のんびりと自然を満喫したい方には、ピクニックやボートクルージングなどがおすすめ。

自分のスタイルにあわせて体験するアクティビティを選べるのが嬉しいポイントですね!

原住民の文化に触れる

photo by Kanako

台湾でも花蓮が位置する東部は、原住民の比率が高いエリアです。アミ族やタロコ族など、さまざまな部族が暮らし、その伝統文化を大切に守っています。

現地の集落や文化体験施設では、伝統料理を味わったり、民族音楽やダンスに触れたりできます。ただ観光地を見るのではなく、その地で生きる人々の生活や価値観に出会えるのはこの街ならではの面白さ。

今回は後山蕨起を訪れ、伝統的な料理作り体験や弓矢体験をしました。体験中は民族の暮らしや文化についても会話を通して紐解くことができ、とても興味深い時間でした。

ホテルで日々の喧騒を忘れてリラックス

photo by Kanako

花蓮には、豊かな自然や食文化を活かした宿泊施設が点在しています。オーシャンビューのリゾートホテルや山の中の隠れ家的なホテルなど、心安らぐ空間が魅力です。私も滞在したホテルに魅了され、何もせずにずっとここに居たいと思いました。

ホテルによっては、プールやスパ、レストラン、キッズルームなどの施設が充実していて、中にはホテルから一歩も出ることなく、1日中楽しめるところもあります!

ただ何もしない、ぜいたくな時間を過ごしたい時にぴったりです。

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花蓮+台北を楽しむウェルネル旅行のモデルコース

photo by Kanako

台北の都市カルチャーと花蓮の大自然、どちらも欲張りに楽しみたいという方におすすめなのが、ゆったり3泊4日のウェルネス旅行。無理のないスケジュールで、心と体を整えながら台湾の多彩な魅力を味わえます。

「定番」の台湾旅行を楽しんだことがあるリピーターの方にも、新たな発見を与えてくれます。日本からアクセスしやすい台湾なので、週末+有給で楽しめるのも魅力です。

1日目:台北到着(台北松山空港もしくは台湾桃園国際空港を利用)→台北市内のホテルにホテルチェックイン→台北市内を観光→夜市でグルメを満喫

2日目:台北から花蓮に鉄道で移動→昼食→花蓮市内のホテルにチェックイン→ホテルでのんびり

3日目:アウトドアアクティビティを体験→昼食→ホテルに戻ってスパやプールなどを満喫→東大門夜市でB級グルメに舌鼓

4日目:ホテルで朝食を楽しむ→花蓮から台北へ鉄道で移動→遅めのランチ・ショッピングを済ませて帰国(台北松山空港もしくは台湾桃園国際空港を利用)

花蓮ウェルネス旅行におすすめなホテル

旅の満足度を大きく左右するのが、滞在するホテル。とくに花蓮のように自然に囲まれた場所では、ホテルそのものが癒やしの場になります。

せっかくなら、景色がきれいなロケーション、リラックスできる客室、体にやさしい朝食やスパ施設など、のんびり過ごせるホテルを選びたいところ。

ここでは、実際に滞在してよかったホテルをご紹介します。ガイアヴィラ リゾートは女子旅やカップル、ファーグローリー ホテル 花蓮はファミリーにおすすめです!

ガイアヴィラ リゾート

photo by Kanako

中央山脈のふもとにひっそりとたたずむ、自然と調和したホテル。広大な敷地には、ハーブやプール、茶室、ヨガルームなどがあり、ウェルネスステイのためのホテルと言っても過言ではありません。毎日ヨガやDIY体験ができる教室も開催されていて、充実した時間が過ごせます。

さらに、このホテルは全室ハーブスチームサウナ付き。全室にハーブスチームサウナが付いているというのは、世界的にもめずらしく、リラックスするのにこの上ないホテルです。

都市の喧騒を離れ、自分を“整える”ための時間を過ごしたい人におすすめしたい場所。とくに女子旅やカップル向けでの滞在で訪れたいですね。

全室ハーブスチームサウナ付きの癒やし空間

photo by Kanako

ガイアヴィラ リゾートは、全室にハーブスチームサウナが完備されていて、広々としたバスルームが特徴的。

ハーブスチームサウナでじっくりと温まった後に、アメニティとして置いてあったバスソルト入りの湯船に浸かるのは最高のひとときです。一瞬にして1日の疲れが吹き飛ぶ感覚…。

入浴後も体の芯から温かさが続き、深いリラックス感に包まれました。ベットに入ったらほんの数分で熟睡してしまいました。

あまりの気持ち良さに感動し、わざわざ翌日に早起きをしてこのハーブスチームサウナに入ったくらい。朝は小鳥のさえずりや心地よい日差しが入ってきて、夜とはまた違う癒やしの時間が過ごせました。

野菜たっぷりの絶品ヘルシーグルメ

photo by Kanako

食材はすべて地元の有機農家から直送された新鮮なものを使用し、伝統的な中国の暦の二十四節気に基づいた健康的なメニュー展開です。シーフードにお肉、野菜などがカウンターにずらりと。盛り付けまでがうつくしく、食事へのこだわりが垣間見えます。

photo by Kanako

私も数々の海外ホテルに宿泊してきましたが、ここまでビュッフェのレベルが高いホテルにはなかなか出会ったことがありません。とくに幅広いメニュー展開と多種多様な野菜が使われているのが印象的。どれもハズレがなく、やさしい味付けなのも嬉しかったです!

ウェルネス料理と言われると、なんだか満足感の低い料理というイメージを持たれる方も多いと思います。しかし、ガイアヴィラ リゾートの料理はそのイメージを大きく覆してきます。

ガイアヴィラ リゾートの基本情報

住所

No. 100號, Gancheng 2nd St, Ji’an Township, Hualien County, 台湾 973

電話

+886 3 812 9168

チェックイン

15:30

チェックアウト

11:00

料金

36,066円~/1泊2名・1室あたり
※掲載料金は2025年2月26日時点での、1部屋の最低宿泊代金です。
ご予約時と異なることがありますので予めご了承ください。

アクセス

花蓮駅から車で約25分
※シャトルバスについては最新情報をご確認ください

公式サイト

https://www.gaeavilla.com/jp

ファーグローリー ホテル 花蓮

photo by Kanako

花蓮の太平洋沿岸に建つ5つ星ホテルで、圧倒的な景観美を誇るラグジュアリーリゾート。高台に位置していて、遮るものがなく、どこまでも広がる海が一望できます。少し早起きをすると水平線から昇る日の出を、夜は遠くにきらめく市街の灯りを一望でき、時間ごとに異なる表情を楽しめました!

ホテル周辺は市街地からほどよく離れており、喧騒とは無縁の静かな環境。リゾート気分を味わいながら、心も体もくつろぎの時間を過ごせます。

シーンに合わせて選べる豊富なお部屋

photo by Kanako

ファーグローリー ホテル 花蓮にはさまざまなお部屋があります。中でも特徴的なのが、キャンプをテーマにしたお部屋です。テレビはなくプロジェクターが設置され、子どもが大好きなミニテントも!ホテルに居ながら、まるでキャンプをしているかのような気分になれます。

お部屋によっては広めのテラスや2段ベットがあり、冒険心をくすぐられるような内装になっています!

4人以上で宿泊できる客室やコネクティングルームも完備されていて、大人数での宿泊にも対応。この日もファミリーで宿泊している人の姿を多く見かけました。

photo by Kanako

また落ち着いた雰囲気が魅力的なお部屋もあり、幅広いシーンにあわせてお部屋選びができます。

先ほどのキャンプテーマのお部屋からは、がらりと雰囲気が変わり、シックでトロピカルテイスト。

お部屋もベットも広々としていて、ゆったりとした滞在がかなえられます。細部まで清潔感があり、快適な時間を過ごせました。

朝起きて、お部屋の窓の外に広がっていた雄大な山々と、ホテル内のテラスから見た朝日は言葉を失うほどのうつくしさがありました。ふと、「なんだかいい1日になりそう」と思ったことをよく覚えています。

ファミリーにぴったりな充実の施設

photo by Kanako

広いホテルでありながら、大きすぎず、ちょうどいいサイズ感です。ホテル内にも屋内外のプール、キッズルーム、ゲームコーナー、スパ施設、ラウンジなど、子どもを中心に幅広い世代が快適に過ごせる設備が充実しています。さらに、海洋テーマパークの遠雄海洋公園からもすぐというファミリーには嬉しい立地。

広々とした客室やバルコニー付きの部屋も多く、小さな子ども連れでも快適な滞在を叶えられます。

リゾートとしての高級感を保ちながらも、ファミリーでの滞在にしっかり応えてくれるバランスの良さが、このホテルの大きな魅力だなと感じました。

ファーグローリー ホテル 花蓮の基本情報

住所

974 台湾 Hualien County, Shoufeng Township, 山嶺18號

電話

+886 3 812 3999

チェックイン

15:00

チェックアウト

11:00

料金

21,292円~/1泊2名・1室あたり
※掲載料金は2025年6月10日時点での、1部屋の最低宿泊代金です。
ご予約時と異なることがありますので予めご了承ください。

アクセス

花蓮駅から送迎シャトルバスにて約30分(事前予約制)

公式サイト

https://www.farglory-hotel.com.tw/

花蓮を台湾旅行の新たな選択肢に!

台湾旅行というと台北や台南などを思い浮かべがちですが、魅力的な都市はほかにも!花蓮には、広大な自然、ローカルな食文化、そして心を整える時間がそろっています。

都会の喧騒から離れ、山と海に囲まれた静かな空間で、自分のペースで過ごす旅行はぜいたくなひととき。そのなかには、観光地めぐりとは異なる、深い満足感がありました。

台湾リピーターはもちろん、はじめての台湾旅行にも、自信を持っておすすめしたい“もうひとつの台湾”。次の旅行先選びに、ぜひ花蓮を加えてみてください。

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